goo blog サービス終了のお知らせ 

日常のちいさな旅

平 川 渚 Hirakawa Nagisa

作ったもの、見たもの  記録、お知らせ、報告

上映中

2011年01月16日 | exhibition
1/15日から、大分県日田市にある映画館「日田シネテーク・リベルテ」で、展示をしています

「SCREEN」というタイトルで、600cm×115cmのパノラマスクリーンと、10色の毛糸を用意しました。

この映画館を訪れた人々が自由に糸を足していき、映画の場面が移り変わるように、3週間のあいだに画面が変化していきます。
映画になぞらえると、参加してくれたみなさんが出演者、私は監督、カメラマンは会場のスタッフさん、といったところでしょうか。けれどドキュメンタリーなので、どんなものが出来上がるのか、まだ誰にもわかりません。楽しみです。
ぜひ、参加してください。



「SCREEN」 
会期:2011/1/15~2/6
場所:日田シネテーク・リベルテ
住所:大分県日田市三本松2丁目6-25 日田アストロボール2F
時間:10:00~22:00(※閉館時間は上映作品により変更する場合があります)
問い合わせ:0973-24-7534
定休日:金曜
http://www.hita-liberte.com/index.html

よろしくお願いいたします。



「糸の輪」おわりました

2011年01月16日 | exhibition
1/13日を以って、「ゆふいん三世代物語」第二部が終わり、御霊社に作った「糸の輪」の展示も、終了しました。






御霊社からの景色。由布院盆地と、由布岳。ここからの眺めが好きでした

搬出は、御霊社お隣の、花合野美術館の館長さんと近所の方が手伝ってくださり、ものの数分で終わりました。制作~展示中も、色々な方にご協力いただき、とても感謝しています。その後館長さんと共に地区の区長さん、神社総代さんのお宅へお礼のご挨拶に行きました。最後にお社にお礼をして展示が終了しました。

とても貴重な機会を与えていただきました。ありがとうございました。


2010-2011年越し

2011年01月10日 | exhibition
由布院駅アートホール20周年記念企画「ゆふいん三世代物語」の第二部「駅からつながるアートの散歩道」の企画で作品を展示中の神社「御霊社」で私は新年を迎えました


鳥居の奥に作品があります


「糸の輪」という作品です。この場所で糸をかぎ針で編んで制作しました


0時を越えると、近所の方々が初詣に訪れ、糸の輪の下をくぐって参拝されていきました


↑制作の際、軽トラックを出してくださった近所のおじさん。「きれいなのができたね」と言ってくれてとても嬉しかった。

神社で作品を展示中に新年を迎えるというまたとない機会に、年越しの瞬間をぜひ写真に収めておこうと、大晦日の夜、御霊社に向かいました。前日から湯布院は大雪が降り、道路も凍結したため、片道40分ほどの御霊社まで歩いて向いました。

外は吹雪、田んぼに響く除夜の鐘を聞きながら、あぁ、なんの因果で、この大晦日という誰もが家族や大切な人と過ごすべき時に、私は一人寒い暗い雪道を歩いておるのか。来年は、あったかい場所で年を越したい。そんなことを考えながら歩いているともう新年まで15分きってる!まさか、間に合わないのではないか!と急に焦り、雪道を全力疾走、半泣きになりながらやっと辿り着いた御霊社は、まだ年が明けてなくて、シーンとしていてとても綺麗でした。

写真を撮り終わって、お社に手をあわせた際には「一年健康で無事に過ごせますように」という願いしか湧いてきませんでした。後の事は自分でなんとかします。と心の中でつぶやきました。

帰り道は、さっきまでの吹雪がうそのように止んで、星空がひろがっていました。オリオン座がきれいに見えて、行きがけの感傷的な気持ちはどっかへ消え失せて、下校途中の小学生のように道々に積もった雪を傘の先でつつき壊しながら、楽しい気分で帰りました。
この2010年から2011年の年越しのことは、ずっと忘れない、と思いました。

この作品は、1/13まで展示しています。場所は、湯布院町川南「花合野美術館」隣です。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。



大きいドリームネット

2010年12月04日 | exhibition
「夢の繭」会場の由布院駅アートホールは、JR由布院駅の、待合室も兼ねています。

会場には、電車を待っている旅行客の方や駅を訪れた方が誰でも参加できる、大きいドリームネットも用意しています。
大きい竹の輪のまわりに、糸と針があります。それを自由に使って、糸を縫っていきます。


竹の輪に、軸となる白い糸をとりつけています。この糸を巻きつけてある糸車も、大橋さんが作ってくれました







私が思っていたよりずっと、糸と針、って、人にとって馴染みが深いものなのだなぁと思いました。
それと、作りたい意欲、というのを、実はみんな持っているんだなぁと実感しました。

ここで使ってある糸はすべて、湯布院町内の方が提供くださったものです。
さまざまな場所から訪れた人々によって、どんどん色が足されて、どんどん変化していっています。



新聞に載りました

2010年12月03日 | exhibition
西日本新聞(11/29)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/212683
文中一ヶ所あやまりがあります。繭で夢をつかまえるのではなく、ドリームネットで夢をつかまえます。それが集まって、夢の繭になりました。

大分合同新聞(12/1)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_129116601094.html

朝日新聞(11/22)はリンクが見つからないのですが、九州版の一面に載りました!


夢の繭の展示も、残すところあと数日。

みなさま、ぜひぜひぜひ見に来てください。