びまん性脱毛で受診された例を紹介します。同じびまん性脱毛といっても前回の方とは内容が異なり、抜け始めにびまん性に抜けたということでひどくなると全頭になってしまうと思われます。2015.7.15の記事に赤で加筆しました。
37才女性 OL
初診:H00年8月30日
経過:4ヵ月前から多忙な日が続いた。6月に発症し病院でステロイドを処方されたが、1日飲んだら胃痛が起こったので中止。HPで検索して . . . 本文を読む
びまん性脱毛はパラパラと頭部全体の毛が抜けていくタイプの脱毛です。びまん性脱毛にアクセスが多いので、2回分を更新します。赤字で加筆しますので、参考にしてください。
今日は「び漫性全頭型脱毛症」女性を紹介します。(2015.4.5の記事です)
初診:H00年3月1日
経過:5年前に初発、治癒せず繰り返していました10cmくらいの細い毛が全体に生えているが、カツラははずせない状態です。本人もその . . . 本文を読む
よく見られている症例がありますので、紹介していきたいと思います。2015年の記事ですが、いくつかの興味深い点がありますのでポイントを書き込んでみました(下線がその部分です)。
女性 39才 主婦
初診:H01年6月16日
経過:11年前に初発したが治癒。H00年9月に再発し、H01年3月に全頭になる
治療経過:頭皮全体に産毛で止まってしまい、伸びてこない状態であった。再発後全頭になって半年 . . . 本文を読む
前回はどの様に症例の仕分けについての基本的な話をしました。
ではどのように治療効果を判定したのでしょうか?
全頭脱毛になってから受診するまでの期間を
1)1年未満(14例)
2)1年〜3年未満(13例)
3)3〜6年未満(20例)
4)6〜10年未(13例)
5)10年以上(15例) に分けました。
治療効果の判定
完治(略治)完全治癒もしくはカツラが不要になった状態
. . . 本文を読む
前の4回は円形脱毛症の皮膚科治療について詳しく見てみました。その結果、皮膚科治療ではあまり良い結果が出ていませんでした。
今回から、私のクリニックで併用している“鍼治療”の効果を紹介したいと思います。これまで説明した脱毛症の原因から考えると東洋医学的治療が有効なことは容易にわかります。鍼治療を併用した治療は4年前までで、現在は「気ながし法」と波動水との併用治療になっていま . . . 本文を読む