10-12:マニュアルはナイ
「家づくりにおいて、マニュアルはナイ!」などと言ってしまうと・・・
HMの営業さん、工務店さん、大工さん、その他大勢の関係業者の方々には、「いいえそんな事はありません!チャンとマニュアルが存在します」って言われそうだし、マニュアルのおかげで、うまく回っているのかも知れないです。・・・もちろん、私も設計の進め方にはそれなりのルートがあったりします(汗;)
が、あえて・・・
そもそも、マニュアルって言うものは、造り手側がスムーズにやり易いようにシステム化された流れなのだと思います。
家を建てようと行動を起こしたとき、知らずのうちに乗せられている場合がほとんどです。
家を建てた先輩は、何でも知っているかのように「次はこれを決めて・・・」「次にこうすれば・・・」などというアドバイスをくれたりします。
それはそれで、役に立つ情報ですが・・・何となく、無難な「家づくり」でこじんまりとなってしまうものです。
それで良いのか?
今の時代、建築雑誌にインターネット、情報誌、ファッション誌など等、情報源は膨大です。施主はそれなりに勉強し研究し、感じているのだと・・・
そこから生まれるそれぞれの「理想の家のカタチ」を無駄にしてはいないだろうか?
施主の思いをマニュアルに当てはめるのは勿体ナイ!カモシレナイ♪(笑)