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「家づくり」の周辺で感じることを、建築士がなんとなくつぶやき解説しながら・・・自由に語るかも

ネットコンペ-工事中-

2008-04-22 22:29:34 | ネットコンペ

ネットコンペ-工事中-

久々に、ネットコンペの話題です。これまでの経過は右下のカテゴリ「ネットコンペ」をどうぞ(笑)

という事で、工事が始まっているようです。

ネットコンペ参加13社以外で、施主がコンペ以前に勉強会に参加し、コンペ前・コンペ中に平行してプランと見積を取り、途中、「そこと契約するから・・・と」コンペ不成立になりかけた原因の会社が建築中です(難)。

それはそれで、ドーデも良いことですが・・・

誰が一番の強心臓なのか(笑)?

顔が見えない「家づくり」の恐ろしさを感じずにはいられないのです。

それは・・・


ネットコンペ-その後-

2008-01-15 21:38:42 | ネットコンペ

ネットコンペ-その後-

昨年、ネットコンペに初参加して見事・・・落選!したところまではお伝えしたのですが、途中で終わる感じも気持ちが悪いので・・・それでは、つづきです。

仕切り直し後、当選した設計事務所が面談を開始しました(一先ずは施主がやる気になったので良かった♪)。当選プランは見たけれど、なかなか好きなプランでした(笑)、打合せも数回行い最終プランと見積書を提出したそうです。

が!が!が!書類(金額)を見て施主がビックリしたそうな(主催者談)。

施主いわく「設計監理料が高いので基本プランのみ買取したい」とお安く申し出た。

こ、これって?プラン提出時に提出義務があった金額提示ではないか?参加10数社の見積書を見ても学習は出来たはずである。この期におよんで、この言い方は凄くおかしい!と感じたのは私だけではないはずだ!

建築家や設計事務所がからんでくると、アカラサマニ設計監理料が上乗せしているように見えるかもしれないが・・・仕事としての行為に対する代償として当然かかる費用でして、普通に何処で建てても何処かに含まれているものなのです。

そう言えば・・・私に決まりかけた(コンペの成り行き上)時も、主催者からそんな誘いを受けたのだが・・・これって、主催者がコンペ成立を仕掛けた?っと疑ってしまう(難)。

施主に対しても、最初ッからドロンしようと考えていたのかはさだかでないが、収拾がつかなくなって渋々と手討にしたかったのか?と思ってしまう。

もうひとつは、どんな理由にせよコンペに勝てなかったという事実は避けられない。

その後・・・

家はまだ建っていない。こちらでの同社ネットコンペの募集があったが1日たらずで削除された事実・・・どう考えればいいのだろう?

こんなこと書いてたら「凄くシツコイ人に思われるかもしれない」と思いながら・・・「家づくり」を取り巻く環境に、なんでも有の人々が群がり自分だけの一人勝ちを狙っているのかも知れない。

昔は・・・もっと神聖なものだったに違いないのだが・・・


ネットコンペ~最終選考

2007-08-21 22:03:47 | ネットコンペ

8-11:ネットコンペ~最終選考

前回の損得抜きのまでをお伝えしましたが・・・

本日、最終選考のお知らせがありました。結果は・・・ダメでした(笑)。もう一つの設計事務所さんが当確です。

何となく後味の悪いネットコンペでしたが(汗;)、結果としてはこれで良かったのだと思います。

「施主と響きあえなかった」からかな~って思います。

いろいろあるけど、人として魅力が無かったんだろうな~って思って

尖った性格に反省もしたりして・・・まだまだ出来ていないなと・・・

もう少し、詳細が見えてきたらレポートをまとめる事にしようと思います。

それでは・・・


ネットコンペ~損得抜きの

2007-08-10 22:08:02 | ネットコンペ

8-6:ネットコンペ~損得抜きの

こういうネタの場合、過去の経験として記事にする方が賢いかもしれないと思いながら・・・なぜか、リアルタイムでお届けしています。よって、微妙な気持ちの変化やボカシタ表現も多々あります(ペコ)。

状況としては、もうひとつの設計事務所が近々、面談を開始するらしい。

ここで、ネットコンペに参加する方たちについて感じたことを少しお話しましょう。狭いエリアでのコンペであるために、名前だけでどこの誰だかわかってしまうのです(笑)。掲示板の質疑応答の言いまわしを観ていると、さらに確信に変わり「作風」や「らしさ(お人柄)」も伝わってきます(笑)。

で、わかった事は「そうとうな建築バカ」です。もちろん、私もその部類に分類されるでしょう(笑)。いやいや、そうでない人もいらっしゃいます(汗;)。ドッチなんだ~!

感じたことは「建築バカ」でないと戦えないのです(難?)。

「経営」的な方は、損をしてまですることないし、「営業」的な方は、利益が出ない収支計画はしないのです。「大幅な変革(宣伝効果)」を狙っている方は、ギャンブル(低金額)に策をあずけます。・・・家、以外の事を考えながらでは戦えないのです。そう!魅力が半減してしまうののだと思います。

それが全てだとは言いにくいのですが・・・そんな気がします。

「損得抜きの建築バカ」は「算盤ずくの施主」の気持ちを動かすことが出来るのだろうか?いや、動かしてみたいのです(笑)


ネットコンペ~算盤ずく

2007-08-09 22:44:14 | ネットコンペ

8-5:ネットコンペ~算盤ずく

ここまで、ネットコンペの途中経過をお伝えしているわけですが・・・施主から見たネットコンペってどのように見えているのだろうか?

立場が逆なので正確ではないが感じたままに・・・

1.顔が見えない不安がある。→参加者も全く同じですが、逆にHPをたどっていくとある程度は知られているのでしょう。写真なんかで、「気難しそう」とか「アホ丸出し」などと思われているのでしょうか?(笑)

2.一度に幾つものプランを手に入れることが出来る。→これは、その通り同じものは存在しません、ありすぎて選考に一苦労しそうですね(笑)。「好き嫌い」や「感」みたいなものもフル稼働させて選ぶ事も必要な気がします。出来ることなら、選考に立ち会ってみ観たい?(苦笑)

3.オリジナル性の高い建物が期待できる。→そうでなければコンペなんてする意味がありません。でも、それぞれに設計の趣きが違うので、デザインに優れたものもあるでしょうし、居住性の場合もあるでしょうし、期待通りと行かない場合も当然ありうる話なのです。

4.その割りにお徳である。→いろいろなネットコンペが開催されていますが、施主側には随分と有利な条件です。それは、家の値段がお徳な訳ではなく、「家づくり」をスタートさせるためのレールを敷くにはリアルで安い教材と言えるでしょう。

大体こんな所でしょうか?

ネットコンペというところは、「好み」や「相性」、「感性」を確認する場所だと思うのです。もちろん、デザインや間取り、コストという項目も判断材料になるのでしょうが、先ずは「誰と建てたいか?」を決める場所ではないかと・・・

で、今日のお題「算盤ずく」ですが・・・

ネットコンペという媒体から始まった顔の見えない打合せに、勝手な妄想や独りよがりな打算を含み過ぎ、「算盤ずく」な考えが勝りすぎると・・・「本質」が見えなくなるばかりでなく、孤立してしまうのです。これでは非常にオモシロくない家づくりになりそうな気がします。入口はネットかもしれないが、だからこそ「家づくり」の仲間を見方に付けるべきでは無いだろうか?

つづく・・・