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コラム記事 【3/18~3/19】

2022年03月19日 07時00分24秒 | マリーンズ2022

≪3/18≫

ロッテ“三塁・遊撃”のレギュラー争いを盛り上げる平沢大河

 ロッテの“三塁・遊撃”の競争はエチェバリア、藤岡裕大の2人がレギュラー本命かと思われたが、高卒7年目の平沢大河もオープン戦終盤に入っても必死に食らいついている。

 平沢は18年に112試合に出場し、19年に51試合に出場したが、20年と21年は一軍の公式戦出場なし。今年は2019年以来となる春季キャンプを一軍で迎える予定だったが、新型コロナウイルスに感染しB組スタート。2月23日のオリックス戦から一軍に合流すると、昇格後初打席となった同戦でいきなりセンター前に適時打を放った。

 2月の対外試合は、ドラフト2位・池田来翔(国士舘大)が二塁、三塁でスタメン出場しバットで存在感を見せていたが、平沢も打率.333(12-4)、0本塁打、2打点、出塁率は.469とアピール。

 3月に入ると1日のオリックス戦から藤岡裕大、8日の日本ハム戦からエチェバリアが一軍のオープン戦に出場した。レギュラー候補の選手や期待の新戦力がスタメン出場し、平沢は1日のオリックス戦から4日のソフトバンク戦にかけて3試合連続でベンチスタートだったが、途中出場した1日のオリックス戦、6回の第1打席に四球を選ぶと、続く8回の第2打席で右安、2日のオリックス戦も代打で登場して四球を選んだ。

 途中出場からでも結果を残し、5日のソフトバンク戦で『9番・遊撃』でオープン戦初スタメン出場を果たすと、0-0の6回無死走者なしの第2打席、育成・藤井皓哉が3ボール2ストライクから投じた9球目のやや外寄りの149キロストレートを左中間フェンス直撃の二塁打。0-1の8回無死二塁の場面では、きっちりと初球で送りバントを決めた。

 『9番・遊撃』でスタメン出場した翌6日のソフトバンク戦でも、0-0の3回無死走者なしの第1打席、左の和田毅が1ボール1ストライクから投じた外角139キロのストレートをセンター前に弾き返す。0-0の5回二死二塁の第2打席は、2ボール2ストライクから4球連続ファウルで粘ると、9球目の外角のストレートを冷静に見送り、最後は10球目の低めのチェンジアップを見極め、持ち前の選球眼の良さでしっかりと四球を選んだ。

 エチェバリアが合流した8日の日本ハム戦はベンチスタートも、3回の守備から途中出場し、5-1の6回無死走者なしで迎えたこの日の第1打席、日本ハムの2番手・吉田輝星が2ボール1ストライクからの4球目の144キロストレートをライト前に3試合連続安打を放つと、続く5-1の8回一死走者なしの第2打席は、2球で追い込まれるも吉田輝が投じた3球目のストレートをライト前に弾き返す安打でマルチ安打を達成。この日は2月の対外試合以降では初めて三塁の守備にもついた。

 右の高橋光成が先発した11日の西武戦では、無安打に終わったが『9番・三塁』で先発出場。右の渡邉勇太朗が先発した13日の西武戦、右の九里亜蓮が先発した15日の広島戦はいずれもスタメン出場と、ここ最近の起用のされ方を見ると、右投手が先発のときはスタメンもありえる起用法となっている。

 15日の広島戦では得点に繋がらなかったが、8-5の6回にこの回先頭の9番・平沢が四球で出塁すると、続く1番・髙部瑛斗がバント安打、2番・藤原恭大がきっちりと送って、クリーンナップに繋げるという攻撃もあった。昨季の後半は8番・藤岡が出塁して、9番・加藤匠馬が送って、1番ということもあったが、仮に平沢が9番を担当することになれば、選球眼もあり四球、あるいは打って上位につなげることも可能だ。攻撃面でも好影響を与えそうだ。

 オープン戦では途中出場から安打を放つことが多く、16日の広島戦でも9回無死走者なしの場面に代打で登場し、守護神・栗林良吏のストレートをライト前に放ち出塁。柿沼友哉の犠牲フライでホームに還ってきた。打席数は少ないがオープン戦、代打で2試合・2打席で1安打、1四球だ。

 3月のオープン戦に入ってからも、変わらず結果を残し続け、開幕一軍、開幕スタメンが見える位置にいる。まずは自身3年ぶりとなる開幕一軍を掴み、充実の1年を送って欲しいところだ。

▼ 平沢大河の今季対外試合成績
2月:4試 率.333(12-4)、本0 点2 四3 出塁率.469
OP戦:12試 率.368(19-7)本0 点0 四5 出塁率.500

文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪3/19≫

【イースタン・ロッテ注目】中森俊介の一本立ち期待 西川僚祐スラッガーとして天性の資質

1軍より一足早く、19日にイースタン・リーグが開幕! 各球団の注目若手選手をピックアップしました。

【ロッテ編】

ロッテ2軍は昨季、60勝42敗6分けでイースタン・リーグ優勝を果たした。10勝を挙げてオフに支配下選手契約を勝ち取った森遼大朗投手(22)をはじめ、育成選手も含めた若手の活躍が目立った。

今季は、中森俊介投手(19)の一本立ちが大きく期待される。明石商(兵庫)時代に甲子園に3度出場し、20年ドラフト2位で入団。1学年先輩の佐々木朗の過程をなぞるように、プロ1年目の昨季は1、2軍とも公式戦登板がなかった。肉体強化、フォーム修正に費やし、今シーズンは「2軍でしっかり(先発)ローテーションで回って投げられたら」と目標を掲げる。オフには目標とする石川歩投手(33)の自主トレに同行し、1年間の礎を作った。

打者ではプロ2年目を迎える西川僚祐外野手(19)のレベルアップが注目される。東海大相模(神奈川)時代には1年冬までに30本塁打を放つなど、スラッガーとして天性の資質を持つ。昨季はイースタン・リーグで開幕早々にプロ1号弾を放つも、その後は三振を量産。秋にようやく盛り返してきた。チームには、山口やドラフト1位松川ら、若い右の強打者が増えてきた。着実な成長を示したい1年になる。【金子真仁】

(日刊)

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