ロッテ、BC武蔵・白嗟承投手獲得へ 元オリックス
ロッテがルートインBCリーグ武蔵の白嗟承(ベク・チャスン)投手(35)の獲得を検討していることが26日、分かった。
当初は、同リーグ福島のカルロス・ペレス投手(23)もリストアップ。ただ、林球団本部長は「独立リーグの選手は複数見ている。戦力になる人じゃないと」と説明。即戦力が獲得の条件となる。マイナー経験しかないペレスは見送られる公算が大きくなった。それに対し、韓国出身の白嗟承はメジャー通算16勝右腕。1軍登板はなかったが、12年にオリックスに在籍しておりNPBを経験しているのも強みだ。新戦力獲得期限は今月31日。近日中に結論を出す。
(日刊)
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【パ・リーグ 楽天0-10ロッテ (7月26日 コボスタ宮城) 】
「今までにないアウトの取り方」/伊東監督
ロッテ大嶺祐が無四球完封。伊東勤監督のコメント。
初回、3人をわずか6球で処理。
「今までにないアウトの取り方。インコースを上手に使っていた。いつも話していたこと。昨日まで2つ勝ったけど、攻め切れていなかった。初回を見て、今日はいけるなと」。
(日刊)
ロッテ 3連戦いずれも2桁安打 伊東監督「西武戦にいい流れ」
ロッテ打線も大嶺祐を強力援護した。3回の鈴木の先制ソロを皮切りに12安打10得点。
2年前の7月26日にもコボスタ宮城で本塁打を放っている鈴木は「いい流れできている」と表情を緩めた。この3連戦はいずれも2桁安打をマークし計23得点。25日から4番・デスパイネも復帰しており、伊東監督も「(28日からの)西武戦にいい流れで入っていける」と手応えを感じていた。
大嶺祐が自身4度目完封!ロッテが今季2度目のカード3タテ!
ロッテが3連勝で今季2度目のカード3タテを決めた。
ロッテは2回に鈴木の右越え3号ソロで先制。中盤の5回には伊志嶺の犠飛でリードを広げ、続く6回には田村の走者一掃となる3点適時三塁打などで5得点を挙げ、勝負を決めた。
先発の大嶺祐は124球8安打無四球という内容で自身4度目の完封勝利。5月31日のDeNA戦以来となる白星で今季4勝目を手にした。
楽天は先発の菊池が6回途中、5回2/3を投げて4安打4失点と試合をつくることができずに3敗目。2番手の福山も3失点と悪い流れを断ち切ることができなかった。打線は大嶺祐を攻めあぐね、今季7度目の完封負け。なお、通算2000安打にあと2本としていた松井稼はこの試合で1安打を記録し、偉業にリーチをかけた。
(以上 スポ二チ)
ロッテ・伊東監督、楽天戦5連勝も借金4に「一つずつこつこつ行くだけ」
ロッテが3試合連続の2桁安打で楽天戦5連勝を飾った。この3連戦の前まで4勝8敗と分が悪かった相手に敵地で3連戦3連勝。ただ、借金4を抱えるだけに、伊東監督は「まだまだマイナスがあるので、一つずつこつこつ行くだけ」と表情を引き締めた。
28日からは本拠地QVCマリンフィールドで3位西武を迎え撃つ。上位争いに加わるため、伊東監督は「カードの頭が大事になる」と闘志を燃やした。
(共同)
ロッテ大嶺祐、松井稼頭央に記録許さず初無四球完封
1人で投げ切った。ロッテ大嶺祐太投手(27)が楽天打線を8安打無失点に抑え、2年ぶりの完封で4勝目を挙げた。無四球完封はプロ9年目で初。初回からテンポよく、外国人打者にも臆さない内角攻めが効いた。チームは今季2度目の同一カード3連勝。最大7まで膨らんだ借金は4に減り、次カードは3ゲーム差で追う3位西武。連勝が続けば、Aクラスが近づく。
異様な空気にも、大嶺祐は動じなかった。9回2死走者なしで楽天松井稼。4回に内野安打を打たれ、日本通算2000安打に王手をかけられていた。10-0と勝負は決していたが、偉業達成を期する敵地のファンから地鳴りのような拍手。マウンドで「自分自身、限界に近い。打たれるならしょうがない」と開き直った。低めのフォークを引っかけさせて二ゴロ。駆け寄ってきた捕手の田村と喜んだ。
今日は、いける。初回から指揮官に思わせた。3人をわずか6球で処理。伊東監督が注目したのは、ウィーラー、ペーニャへの攻めだった。どちらも内角への直球で差し込ませた。「今までにないアウトの取り方。インコースを上手に使っていた。いつも話していたこと。昨日まで2つ勝ったけど、攻め切れていなかった。初回を見て、今日はいけるなと」と、バッテリーに厳しい指揮官をうならせた。
本人は少し違う。大嶺祐は「初回3者凡退だと、その後に失点する確率が高いイメージがあった。だから2回も先頭を取ることを意識しました」。実際は、今季13度目の先発で初回の3者凡退は初めて。最高の滑り出しにも油断しなかった。8回109球で交代を打診されたが「中継ぎの方に助けてもらっているので」と続投志願。「点差を気にするな」という一塁大松の声にも支えられ、その結果の無四球完封だった。
チームに3連勝をもたらし、西武追い上げの舞台を整えた。「火曜日は五右衛門(石川)が良い投球をしてくれると思います」。次カード初戦先発の同い年右腕に託した。【古川真弥】
ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封 伊東監督も絶賛
ロッテが今季2度目の同一カード3連勝を果たした。
先発の大嶺祐太投手(27)の好投が光った。楽天打線を8安打無失点に抑え、プロ9年目で初となる無四球完封で4勝目を挙げた。打線の大量援護も受け、「いつも通り、試合をつくるイメージを持って投げました。浮く球だけはないように。途中から点差を考えずに投げました」と1人で投げきった。
伊東勤監督(52)は「大嶺の好投に尽きる」と手放しで褒めた。一時は借金が7までふくらんだが、そこから3連勝。次カードは本拠地QVCマリンで、目の上の西武が相手。連勝が続けば、Aクラス浮上が近づく。「3連戦の頭が大事。良い流れで本拠地に戻れる」と、気を引き締めていた。
(以上 日刊)
ロッテ大嶺祐 9年目やっと初無四球完封「打たれても後悔しない球を」
10―0と大量リードした9回も2死走者なし。ロッテ・大嶺祐は、日本通算2000安打に王手をかけていた松井稼を迎えた。コボスタ宮城が異様な雰囲気に包まれる中、124球目は外角低めのフォークで二ゴロに仕留めた。13年5月19日の広島戦(QVCマリン)以来、2年ぶり4度目の完封。無四球となるとプロ9年目で初めてだ。
「球数も少なかったし、最後まで投げたかった。完封できたことは凄くうれしいです」
コボスタ宮城は異様な雰囲気だった。4回、松井稼に内野安打を許して「あと1」とされた。その後の2打席は、楽天ファンの悲鳴にも似た歓声に包まれた。前日に「正直、自分がその(記録達成の)場面では投げたくない。打たれたくないし、打たれても後悔しない球を投げて勝負したい」と話していた。その言葉通り、7回無死一塁の場面では外角直球で二ゴロ併殺に打ち取り「外角に決めて併殺を取るイメージで投げた」。まさに狙い通りに手玉に取った。
いつもは四球で崩れるパターンが多いが、この日は違った。「毎試合、四球が多かった。四球だけは出さないようにと思っていた」。外国人打者が相手でもきわどいコースでかわすのでなく、果敢に内角を攻めた。伊東監督も「ストライクを優先して投げていた。自分のペースを崩さずに投げてくれた」と絶賛した。
チームはコボスタ宮城で3年4カ月ぶりに同一カード3連勝となった。後半戦初の3連勝でチームは確実に勢いを取り戻しつつある。 (重光 晋太郎)
ロッテ・大嶺祐 無四球で2年ぶり完封「打者に向かって投げられた」
ロッテの大嶺祐が13年5月19日の広島戦以来となる自身4度目の完封で、今季4勝目を挙げた。
実に安定感のある124球だった。8安打を許したが、要所をしっかりと締めて、無四球で2年ぶりの完封勝利。「いつも通り、試合をつくることとテンポを意識した」。そうこの日の投球を振り返る大嶺祐は久々に9回を投げ切り「すごく疲れました」と苦笑い。
試合は打線が爆発して10―0とワンサイドゲームになったが、「点差を気にせずに、1イニングずつ大事に投げた」と集中力を切らさなかった大嶺祐。沖縄県石垣市出身の熱き琉球侍は「打者に向かって投げられた」と胸を張った。
(以上 スポ二チ)
ロッテ・大嶺祐、2年ぶり完封!楽天・稼頭央の偉業阻み4勝目
ロッテは26日、楽天15回戦(コボスタ宮城)に10-0で完勝し、この3連戦3連勝。大嶺祐太投手(27)が8安打で2年ぶりの完封勝利で、今季4勝目(4敗)を挙げた。
日本通算2000安打を目指す松井稼には内野安打1本を許したが、九回二死で二ゴロ。「僕自身も限界に近かった。打たれるならしようがない」と外角低めに落ちる球を決めた。記録達成を阻むと同時に勝利を手にし「投げたいところに投げられた」。充実の124球に胸を張った。
「完封はうれしいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」。8安打を許したものの、今季初の無四球で隙を与えず、走者をためなかったことで大量リードで大味になりかねない試合を引き締めた。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージした」とうなずいた。
チームは3試合連続の2桁安打で、この3連戦の前まで4勝8敗と分が悪かった相手に敵地で3連勝。借金を4に減らした伊東監督は「まだまだマイナスがあるので、一つずつこつこつ行くだけ」。28日からは本拠地・QVCマリンで3ゲーム差で追う3位・西武を迎え撃つ。指揮官は「カードの頭が大事」と闘志を燃やした。
大嶺 祐太(おおみね・ゆうた) 1988(昭和63)年6月16日生まれ、27歳。沖縄県出身。八重山商工高3年時に春夏連続で甲子園出場。2007年高校生ドラフト1巡目でロッテ入団。通算成績は75試合に登板、21勝25敗、防御率4・71(26日現在)。1メートル84、80キロ。右投げ左打ち。独身。年俸1820万円。背番号11。弟・翔太もロッテ内野手。
ロッテ・大嶺祐、約2年ぶりの完封勝利「すごく疲れました」
ロッテ・大嶺祐太投手(27)が楽天戦に先発し、8安打無四球で2013年5月19日以来となる完封で4勝目(4敗)を挙げた。
中13日のマウンドとなった大嶺祐は一回を3人で終わらせると、その後も走者を背負いながらも要所を締める投球で、スコアボードに0を並べた。味方の大量援護もありテンポよくアウトの山を築くと、九回は3人斬りで約2年ぶりの完封勝利を収めた。
ヒーローの大嶺祐は「すごく疲れました。点数差は気にせずに1イニング、1イニング大事に行こうと投げていたので完封できてよかったです」と笑顔。中13日の先発に「いつも通りゲームを作るという気持ちでマウンドに上がりました。フォアボールを出さずにバッターに向かって投球したので(無四球で)本当に嬉しいです」と振り返った。
伊東監督
「大嶺の好投に尽きる。制球も良かったし、いい流れを攻撃につなげてくれた」
田村(六回に約1カ月ぶりの安打となる3点三塁打)
「ファウルで粘ろうとしていたら、入ってきたボールにうまく反応できた。やっとヒットを打つことができた」
(以上 サンスポ)
【ロッテ】大嶺祐、“なでしこ効果”で2年ぶり完封
記録の重圧に負けなかった。大嶺祐は9回2死、日本通算2000安打に王手をかけた松井稼を、低めのフォークで二ゴロに仕留めた。「最後は自分も限界に近かったけど、思ったところに投げられた」。13年5月19日の広島戦(QVC)以来、2年ぶりの完封で4勝目。無四球完投は自身初だった。
初回からいつもと違った。「右打者の内角も思った通りに投げられた」と、2番ウィーラー、3番ペーニャを、ともに内角寄りの直球で打ち取るなど、わずか6球で3者凡退。終盤になっても制球は乱れなかった。
「大胆に行くところでストライクが取れたし、直球もフォークも、低めにいけた」と、奪三振はわずか2つながら、ゴロで18のアウトを重ねた。
“なでしこ効果”があった。大のサッカー好きで、女子サッカーW杯で準優勝したなでしこジャパンの試合も可能なときは観戦した。「あれだけパスをつないでいて、見ていて楽しかった」と興奮しながら「つないでくる打者は嫌だ…」と野球に置き換えたという。この日、許した連打は4回の1度だけ。得点に結び付く“つなぎ”を許さなかった。
チームは今季2度目の同一カード3連勝。28日から直接対決を控える3位・西武に3ゲーム差と迫った。「火曜日は五右衛門がいい投球をしてくれると思います」と初戦に登板する同級生の石川へ、最高の形でバトンを渡した。(宮内 宏哉)
(報知)
ロッテ大嶺祐2年ぶり完封「うれしい」
ロッテ大嶺祐が2年ぶりの完封勝利。「完封はうれしいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」と充実した表情を見せた。8安打を許したが、今季の先発試合では初めての無四球。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージしていた」。打者の内角を果敢に突いたことも快投につながった。
ロッテ3連勝!大嶺祐2年ぶり完封
ロッテが大勝で3連戦3連勝を飾った。
三回、鈴木の右越え3号ソロで先制。五回、伊志嶺の犠飛で2点目。六回には田村の3点三塁打などで一挙5点。その後も小刻みに得点を重ねて計10点を奪った。
大嶺祐は13年5月19日・広島戦以来の完封で今季4勝目。8安打を浴びながら無四球の制球力で要所を締めた。
楽天は投打ともに精彩を欠き、3タテを食らった。5番・右翼でフル出場した松井稼は、四回の第2打席で二塁内野安打を放ち、日本通算2000安打まであと1本とした。
試合後、敵地でのヒーローインタビューに呼ばれたロッテ・大嶺祐は「点数は気にせず、1イニング1イニング大事にいこうと思って投げたので、本当に完封できてよかったです」と笑顔を見せた。
「毎回、四球ばかり出しているので、なるべく出さずに打者に向かっていけたらいいと思っていたのでよかった」と無四球の124球を振り返り、「野手に助けられてよかったです」と大量10点の援護をもらったバックに感謝していた。
(以上 デイリー)
ロッテ鈴木「当たりも完璧」先制3号ソロ
ロッテ鈴木大地内野手(25)が3号ソロで先取点を挙げた。先頭で迎えた3回、2ボールから138キロの直球をとらえて右翼スタンドへ運んだ。
6月13日の巨人戦以来となる本塁打に「昨日はチームに貢献できず、何もできなかったので今日は何とかしたいと思っていました。タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした。チームがいい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった。今日も勝って3連勝で千葉に帰りたいですね」とコメントした。
(日刊)
ロッテ・鈴木「当たりも完璧」 1カ月ぶりソロ弾を自賛
ロッテの鈴木が3号本塁打などで2打点を挙げた。三回、内に入ってきた菊池の速球を一振りで仕留め、先制の右越えソロ。6月13日以来の本塁打を「タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした」と自賛した。2-0の六回2死満塁でも遊撃内野安打で追加点をもたらした。
チームは3連勝。「いい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった」と手応えを口にした。
(共同)
ロッテ田村「反応できた」7月初安打は3点三塁打
ロッテが2-0の6回に5点を加えた。
まずは、2死満塁で鈴木大地内野手(25)が遊撃への適時内野安打を放った。「ドン詰まりで手の感覚がありません。みんなで作ったチャンスだったので、どんな形でもいいからランナーをかえしたかった。とにかく一塁まで全力で走りました」と話した。
押し出し四球で1点追加し、なお2死満塁で田村龍弘捕手(21)が右中間を破る三塁打で3点を加えた。「正直、フォアボールを狙っていました。ファウルで粘ろうとしていたら、入って来たボールにうまく反応できました。7月やっとヒットが打つことが出来ました」と、今月初安打を喜んだ。
(日刊)
ロッテ福浦「来年に期待」母校習志野の後輩ねぎらう
ロッテ福浦和也内野手(39)が26日、後輩たちをねぎらった。
母校・習志野が高校野球千葉大会の決勝で、専大松戸に逆転負け。3-0の7回に一挙7点を失った。
福浦は大会中、母校の結果をチェックしてきた。この日の楽天戦(コボスタ宮城)前に残念な結果を知った。感想を問われ「しょうがないね。Cシードから決勝までよくいった。4番は、まだ1年生だし、来年に期待だね」とエールを送った。
(日刊)
【ロッテ】脇本、母校の甲子園出場に祝福メッセージ
ロッテの脇本直人外野手(19)が26日、甲子園出場を決めた母校・高崎健康福祉大高崎(群馬)に祝福のメッセージを送った。
同校は桐生第一を5―4で下し、3季連続での甲子園を決めた。「出場が決まったと聞いてとてもうれしく思います。甲子園はとても貴重な経験、体験ができる場所。思う存分、野球を楽しんでください」と球団を通じてコメントした。
自身も出場した14年夏は8強まで進出。「自分たちが成し得なかった全国制覇を期待しています」と話した。
(報知)
【楽天目線】
投壊10失点…楽天、3連勝後3連敗
8安打を放ちながら、今季8度目の零封負け。大久保監督は「俺も悔しいけど、選手はもっと悔しい。外国人が走者をかえしてくれないと、こういう結果になる」と振り返った。投手陣も4投手で12安打10失点。3連勝後に3連敗となり、重苦しいムードが漂った。
(サンスポ)
楽天、投手陣崩れ3連敗…大久保監督「責められない」
楽天はまた投手陣が踏ん張れず、ロッテに3連戦3連敗となった。
0-2の六回。菊池が2死から安打と四球でピンチを招くと、大久保監督はすかさず福山を投入した。前日に先発投手を続投させて裏目に出た反省から「点を取られる前にいった」というが、福山が踏ん張れずにこの回に5点を失った。
ここまで大車輪の働きをしている救援右腕が2試合連続で失点。監督は「責められない」とかばった。
菊池(六回途中4失点)
「もっと大事にいけば良かったのではないかと反省が残る」
相沢(2年目でのプロ初登板は3番手で2回3失点)
「最初は緊張した。丁寧にコースに投げれば大丈夫だと思った」
(共同)
楽天菊池6回途中4失点KO「調子は良かったが…」
楽天の先発、菊池保則投手(25)が6回途中4安打4失点でKOされた。
3回にソロ被弾で先取点を献上。5回に犠飛で2点目を失うと、6回は2死から中前打、四球と走者を2人許してマウンドを降りた。「調子自体は良かったんですが…。簡単に点を取られてしまいましたし、もっと大事にいけば良かったんじゃないかと反省が残ります。ランナーを残してマウンドを降りる形になってしまい、最後まで投げることができなかったので、自分にとっても悔しいですし、チームにも申し訳ないです」とコメントした。
(日刊)
稼頭央 日本2000安打王手 本拠達成ならず…28日秋田で決める
楽天の松井稼が金字塔に王手をかけた。4回2死二塁で大嶺祐の低めフォークにバットを合わせると、打球は高く弾み、二塁への内野安打。日本通算2000安打まで残り1本とした。大台到達の期待がかかった9回2死の第4打席は、2万3713人の観客から「稼頭央」コールの大声援を送られたが、惜しくも二ゴロに倒れて試合終了。
それでも0―10と大敗の中、最後の最後まで観客の視線を独占した39歳は「これだけ声援を頂いている中で打ちたかった。勝負事なので仕方ない」と残念そうだった。28日からのソフトバンク2連戦は年に1度の秋田、岩手での主催試合。本拠・コボスタ宮城での快挙はならなかったが、同じ東北での達成に向け「あした(27日)1日、ゆっくり休んで頑張ります」と気持ちを切り替えた。
松井稼 1安打で日本通算2000安打リーチ「打ちたかった」
楽天の松井稼は1安打にとどまり、本拠地3連戦での日本通算2千安打達成はならなかった。4回に高く弾んだ打球を二塁内野安打とし、大台まであと1本に。しかし7回は二ゴロ併殺打。9回2死無走者で回ってきた4打席目は二ゴロに倒れた。
0―10の一方的な展開にもかかわらず、多くの観客がスタンドに残って最終打席を見届けた。松井稼は「これだけ声援をいただいた中で打ちたかった。勝負事だから仕方ない」と悔しそうに話した。
(以上 スポ二チ)
楽天・稼頭央、2000安打王手! 28日鷹戦で決める
2万3713人の観衆は最後まで球場に残った。九回二死。日本通算1999安打(日米通算2614安打)の松井稼が、勝負の打席へ向かう。結果は二ゴロで試合終了。節目の安打は持ち越された。
「これだけ大勢のファンの前で、何とか打ちたかったね。でも、これが勝負ごとだから、そう簡単に思い描いた通りにならないね」
四回の第2打席で二塁内野安打を放ち“王手”をかけたが、七回の第3打席も二ゴロ併殺打に倒れていた。
偉業の瞬間を祝おうと後輩たちも駆けつけた。2軍調整中の藤田と西田はスーツ姿で見つめた。美緒夫人、長女(中3)と長男(小1)の姿もあった。
「あした(27日)ゆっくりして、頑張るわ」。チームは3連敗。家族と過ごす時間をパワーに変え、ソフトバンク戦(28日=秋田、29日=盛岡)で記録達成を目指す。 (山田結軌)
楽天・松井稼「打ちたかった…」 日本通算2000安打まであと1安打
楽天の松井稼は1安打にとどまり、本拠地3連戦での日本通算2000安打達成はならなかった。四回に高く弾んだ打球を二塁内野安打とし、大台まであと1本に。しかし七回は二ゴロ併殺打。九回2死無走者で回ってきた4打席目は二ゴロに倒れた。
0-10の一方的な展開にもかかわらず、多くの観客がスタンドに残って最終打席を見届けた。松井稼は「これだけ声援をいただいた中で打ちたかった。勝負事だから仕方ない」と悔しそうに話した。(共同)
(以上 サンスポ)
【楽天】稼頭央、本拠地で「打ちたかった」日本2000安打達成逃し無念
松井稼の大記録達成を期待する雰囲気が、球場全体を包んでいた。9回2死。日本通算2000安打に王手をかけて臨んだ打席で二ゴロに倒れた。本拠地コボスタでの達成を逃し、「あれだけの声援を頂いて、その中で打ちたかった。これは勝負事やからね」と残念そうな表情を見せた。
1999本目のヒットは、代名詞の一つである俊足でもぎ取った。4回2死二塁、大嶺の変化球をたたきつけて、高いバウンドの打球は二塁内野安打に。塁上では表情を変えなかったが、ファンからは大きな拍手が沸いた。
この日は、自宅のある東京から美緒夫人と2人の子供が応援に駆けつけた。「野球第一に考えてやらせてもらっている」と、日頃から愛する家族への感謝を胸に戦っている。藤田や銀次、西田ら故障で2軍調整中の選手たちもコボスタに姿を見せるなど、みんなが快挙達成を待ちわびていた。
チームは今季8度目となる零封の大敗で3連敗も、試合終了時まで多くのファンが残っていた。「また頑張ります」と松井稼。28日のソフトバンク戦(秋田)こそ決めてみせる。(坂本 達洋)
(報知)
楽天松井稼、本拠地で日本通算2000安打お預け
楽天松井稼頭央内野手(39)が日本通算2000安打まであと1安打に迫った。
4回2死二塁の第2打席で二塁へ内野安打を放った。この日は5番右翼でフル出場して4打席回ったが、第1打席は空振り三振、第3打席は二塁併殺打。マジック1で迎えた9回も二ゴロに倒れた。
本拠地での大記録到達を期待した観衆の声援が大きく「ほんま打ちたかった。これだけの声援をいただいた中で打ちたかった」と悔やんだ。
28日からのソフトバンク戦はコボスタ宮城を離れ、秋田、岩手遠征となる。
(日刊)
ロッテがルートインBCリーグ武蔵の白嗟承(ベク・チャスン)投手(35)の獲得を検討していることが26日、分かった。
当初は、同リーグ福島のカルロス・ペレス投手(23)もリストアップ。ただ、林球団本部長は「独立リーグの選手は複数見ている。戦力になる人じゃないと」と説明。即戦力が獲得の条件となる。マイナー経験しかないペレスは見送られる公算が大きくなった。それに対し、韓国出身の白嗟承はメジャー通算16勝右腕。1軍登板はなかったが、12年にオリックスに在籍しておりNPBを経験しているのも強みだ。新戦力獲得期限は今月31日。近日中に結論を出す。
(日刊)
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【パ・リーグ 楽天0-10ロッテ (7月26日 コボスタ宮城) 】
「今までにないアウトの取り方」/伊東監督
ロッテ大嶺祐が無四球完封。伊東勤監督のコメント。
初回、3人をわずか6球で処理。
「今までにないアウトの取り方。インコースを上手に使っていた。いつも話していたこと。昨日まで2つ勝ったけど、攻め切れていなかった。初回を見て、今日はいけるなと」。
(日刊)
ロッテ 3連戦いずれも2桁安打 伊東監督「西武戦にいい流れ」
ロッテ打線も大嶺祐を強力援護した。3回の鈴木の先制ソロを皮切りに12安打10得点。
2年前の7月26日にもコボスタ宮城で本塁打を放っている鈴木は「いい流れできている」と表情を緩めた。この3連戦はいずれも2桁安打をマークし計23得点。25日から4番・デスパイネも復帰しており、伊東監督も「(28日からの)西武戦にいい流れで入っていける」と手応えを感じていた。
大嶺祐が自身4度目完封!ロッテが今季2度目のカード3タテ!
ロッテが3連勝で今季2度目のカード3タテを決めた。
ロッテは2回に鈴木の右越え3号ソロで先制。中盤の5回には伊志嶺の犠飛でリードを広げ、続く6回には田村の走者一掃となる3点適時三塁打などで5得点を挙げ、勝負を決めた。
先発の大嶺祐は124球8安打無四球という内容で自身4度目の完封勝利。5月31日のDeNA戦以来となる白星で今季4勝目を手にした。
楽天は先発の菊池が6回途中、5回2/3を投げて4安打4失点と試合をつくることができずに3敗目。2番手の福山も3失点と悪い流れを断ち切ることができなかった。打線は大嶺祐を攻めあぐね、今季7度目の完封負け。なお、通算2000安打にあと2本としていた松井稼はこの試合で1安打を記録し、偉業にリーチをかけた。
(以上 スポ二チ)
ロッテ・伊東監督、楽天戦5連勝も借金4に「一つずつこつこつ行くだけ」
ロッテが3試合連続の2桁安打で楽天戦5連勝を飾った。この3連戦の前まで4勝8敗と分が悪かった相手に敵地で3連戦3連勝。ただ、借金4を抱えるだけに、伊東監督は「まだまだマイナスがあるので、一つずつこつこつ行くだけ」と表情を引き締めた。
28日からは本拠地QVCマリンフィールドで3位西武を迎え撃つ。上位争いに加わるため、伊東監督は「カードの頭が大事になる」と闘志を燃やした。
(共同)
ロッテ大嶺祐、松井稼頭央に記録許さず初無四球完封
1人で投げ切った。ロッテ大嶺祐太投手(27)が楽天打線を8安打無失点に抑え、2年ぶりの完封で4勝目を挙げた。無四球完封はプロ9年目で初。初回からテンポよく、外国人打者にも臆さない内角攻めが効いた。チームは今季2度目の同一カード3連勝。最大7まで膨らんだ借金は4に減り、次カードは3ゲーム差で追う3位西武。連勝が続けば、Aクラスが近づく。
異様な空気にも、大嶺祐は動じなかった。9回2死走者なしで楽天松井稼。4回に内野安打を打たれ、日本通算2000安打に王手をかけられていた。10-0と勝負は決していたが、偉業達成を期する敵地のファンから地鳴りのような拍手。マウンドで「自分自身、限界に近い。打たれるならしょうがない」と開き直った。低めのフォークを引っかけさせて二ゴロ。駆け寄ってきた捕手の田村と喜んだ。
今日は、いける。初回から指揮官に思わせた。3人をわずか6球で処理。伊東監督が注目したのは、ウィーラー、ペーニャへの攻めだった。どちらも内角への直球で差し込ませた。「今までにないアウトの取り方。インコースを上手に使っていた。いつも話していたこと。昨日まで2つ勝ったけど、攻め切れていなかった。初回を見て、今日はいけるなと」と、バッテリーに厳しい指揮官をうならせた。
本人は少し違う。大嶺祐は「初回3者凡退だと、その後に失点する確率が高いイメージがあった。だから2回も先頭を取ることを意識しました」。実際は、今季13度目の先発で初回の3者凡退は初めて。最高の滑り出しにも油断しなかった。8回109球で交代を打診されたが「中継ぎの方に助けてもらっているので」と続投志願。「点差を気にするな」という一塁大松の声にも支えられ、その結果の無四球完封だった。
チームに3連勝をもたらし、西武追い上げの舞台を整えた。「火曜日は五右衛門(石川)が良い投球をしてくれると思います」。次カード初戦先発の同い年右腕に託した。【古川真弥】
ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封 伊東監督も絶賛
ロッテが今季2度目の同一カード3連勝を果たした。
先発の大嶺祐太投手(27)の好投が光った。楽天打線を8安打無失点に抑え、プロ9年目で初となる無四球完封で4勝目を挙げた。打線の大量援護も受け、「いつも通り、試合をつくるイメージを持って投げました。浮く球だけはないように。途中から点差を考えずに投げました」と1人で投げきった。
伊東勤監督(52)は「大嶺の好投に尽きる」と手放しで褒めた。一時は借金が7までふくらんだが、そこから3連勝。次カードは本拠地QVCマリンで、目の上の西武が相手。連勝が続けば、Aクラス浮上が近づく。「3連戦の頭が大事。良い流れで本拠地に戻れる」と、気を引き締めていた。
(以上 日刊)
ロッテ大嶺祐 9年目やっと初無四球完封「打たれても後悔しない球を」
10―0と大量リードした9回も2死走者なし。ロッテ・大嶺祐は、日本通算2000安打に王手をかけていた松井稼を迎えた。コボスタ宮城が異様な雰囲気に包まれる中、124球目は外角低めのフォークで二ゴロに仕留めた。13年5月19日の広島戦(QVCマリン)以来、2年ぶり4度目の完封。無四球となるとプロ9年目で初めてだ。
「球数も少なかったし、最後まで投げたかった。完封できたことは凄くうれしいです」
コボスタ宮城は異様な雰囲気だった。4回、松井稼に内野安打を許して「あと1」とされた。その後の2打席は、楽天ファンの悲鳴にも似た歓声に包まれた。前日に「正直、自分がその(記録達成の)場面では投げたくない。打たれたくないし、打たれても後悔しない球を投げて勝負したい」と話していた。その言葉通り、7回無死一塁の場面では外角直球で二ゴロ併殺に打ち取り「外角に決めて併殺を取るイメージで投げた」。まさに狙い通りに手玉に取った。
いつもは四球で崩れるパターンが多いが、この日は違った。「毎試合、四球が多かった。四球だけは出さないようにと思っていた」。外国人打者が相手でもきわどいコースでかわすのでなく、果敢に内角を攻めた。伊東監督も「ストライクを優先して投げていた。自分のペースを崩さずに投げてくれた」と絶賛した。
チームはコボスタ宮城で3年4カ月ぶりに同一カード3連勝となった。後半戦初の3連勝でチームは確実に勢いを取り戻しつつある。 (重光 晋太郎)
ロッテ・大嶺祐 無四球で2年ぶり完封「打者に向かって投げられた」
ロッテの大嶺祐が13年5月19日の広島戦以来となる自身4度目の完封で、今季4勝目を挙げた。
実に安定感のある124球だった。8安打を許したが、要所をしっかりと締めて、無四球で2年ぶりの完封勝利。「いつも通り、試合をつくることとテンポを意識した」。そうこの日の投球を振り返る大嶺祐は久々に9回を投げ切り「すごく疲れました」と苦笑い。
試合は打線が爆発して10―0とワンサイドゲームになったが、「点差を気にせずに、1イニングずつ大事に投げた」と集中力を切らさなかった大嶺祐。沖縄県石垣市出身の熱き琉球侍は「打者に向かって投げられた」と胸を張った。
(以上 スポ二チ)
ロッテ・大嶺祐、2年ぶり完封!楽天・稼頭央の偉業阻み4勝目
ロッテは26日、楽天15回戦(コボスタ宮城)に10-0で完勝し、この3連戦3連勝。大嶺祐太投手(27)が8安打で2年ぶりの完封勝利で、今季4勝目(4敗)を挙げた。
日本通算2000安打を目指す松井稼には内野安打1本を許したが、九回二死で二ゴロ。「僕自身も限界に近かった。打たれるならしようがない」と外角低めに落ちる球を決めた。記録達成を阻むと同時に勝利を手にし「投げたいところに投げられた」。充実の124球に胸を張った。
「完封はうれしいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」。8安打を許したものの、今季初の無四球で隙を与えず、走者をためなかったことで大量リードで大味になりかねない試合を引き締めた。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージした」とうなずいた。
チームは3試合連続の2桁安打で、この3連戦の前まで4勝8敗と分が悪かった相手に敵地で3連勝。借金を4に減らした伊東監督は「まだまだマイナスがあるので、一つずつこつこつ行くだけ」。28日からは本拠地・QVCマリンで3ゲーム差で追う3位・西武を迎え撃つ。指揮官は「カードの頭が大事」と闘志を燃やした。
大嶺 祐太(おおみね・ゆうた) 1988(昭和63)年6月16日生まれ、27歳。沖縄県出身。八重山商工高3年時に春夏連続で甲子園出場。2007年高校生ドラフト1巡目でロッテ入団。通算成績は75試合に登板、21勝25敗、防御率4・71(26日現在)。1メートル84、80キロ。右投げ左打ち。独身。年俸1820万円。背番号11。弟・翔太もロッテ内野手。
ロッテ・大嶺祐、約2年ぶりの完封勝利「すごく疲れました」
ロッテ・大嶺祐太投手(27)が楽天戦に先発し、8安打無四球で2013年5月19日以来となる完封で4勝目(4敗)を挙げた。
中13日のマウンドとなった大嶺祐は一回を3人で終わらせると、その後も走者を背負いながらも要所を締める投球で、スコアボードに0を並べた。味方の大量援護もありテンポよくアウトの山を築くと、九回は3人斬りで約2年ぶりの完封勝利を収めた。
ヒーローの大嶺祐は「すごく疲れました。点数差は気にせずに1イニング、1イニング大事に行こうと投げていたので完封できてよかったです」と笑顔。中13日の先発に「いつも通りゲームを作るという気持ちでマウンドに上がりました。フォアボールを出さずにバッターに向かって投球したので(無四球で)本当に嬉しいです」と振り返った。
伊東監督
「大嶺の好投に尽きる。制球も良かったし、いい流れを攻撃につなげてくれた」
田村(六回に約1カ月ぶりの安打となる3点三塁打)
「ファウルで粘ろうとしていたら、入ってきたボールにうまく反応できた。やっとヒットを打つことができた」
(以上 サンスポ)
【ロッテ】大嶺祐、“なでしこ効果”で2年ぶり完封
記録の重圧に負けなかった。大嶺祐は9回2死、日本通算2000安打に王手をかけた松井稼を、低めのフォークで二ゴロに仕留めた。「最後は自分も限界に近かったけど、思ったところに投げられた」。13年5月19日の広島戦(QVC)以来、2年ぶりの完封で4勝目。無四球完投は自身初だった。
初回からいつもと違った。「右打者の内角も思った通りに投げられた」と、2番ウィーラー、3番ペーニャを、ともに内角寄りの直球で打ち取るなど、わずか6球で3者凡退。終盤になっても制球は乱れなかった。
「大胆に行くところでストライクが取れたし、直球もフォークも、低めにいけた」と、奪三振はわずか2つながら、ゴロで18のアウトを重ねた。
“なでしこ効果”があった。大のサッカー好きで、女子サッカーW杯で準優勝したなでしこジャパンの試合も可能なときは観戦した。「あれだけパスをつないでいて、見ていて楽しかった」と興奮しながら「つないでくる打者は嫌だ…」と野球に置き換えたという。この日、許した連打は4回の1度だけ。得点に結び付く“つなぎ”を許さなかった。
チームは今季2度目の同一カード3連勝。28日から直接対決を控える3位・西武に3ゲーム差と迫った。「火曜日は五右衛門がいい投球をしてくれると思います」と初戦に登板する同級生の石川へ、最高の形でバトンを渡した。(宮内 宏哉)
(報知)
ロッテ大嶺祐2年ぶり完封「うれしい」
ロッテ大嶺祐が2年ぶりの完封勝利。「完封はうれしいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」と充実した表情を見せた。8安打を許したが、今季の先発試合では初めての無四球。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージしていた」。打者の内角を果敢に突いたことも快投につながった。
ロッテ3連勝!大嶺祐2年ぶり完封
ロッテが大勝で3連戦3連勝を飾った。
三回、鈴木の右越え3号ソロで先制。五回、伊志嶺の犠飛で2点目。六回には田村の3点三塁打などで一挙5点。その後も小刻みに得点を重ねて計10点を奪った。
大嶺祐は13年5月19日・広島戦以来の完封で今季4勝目。8安打を浴びながら無四球の制球力で要所を締めた。
楽天は投打ともに精彩を欠き、3タテを食らった。5番・右翼でフル出場した松井稼は、四回の第2打席で二塁内野安打を放ち、日本通算2000安打まであと1本とした。
試合後、敵地でのヒーローインタビューに呼ばれたロッテ・大嶺祐は「点数は気にせず、1イニング1イニング大事にいこうと思って投げたので、本当に完封できてよかったです」と笑顔を見せた。
「毎回、四球ばかり出しているので、なるべく出さずに打者に向かっていけたらいいと思っていたのでよかった」と無四球の124球を振り返り、「野手に助けられてよかったです」と大量10点の援護をもらったバックに感謝していた。
(以上 デイリー)
ロッテ鈴木「当たりも完璧」先制3号ソロ
ロッテ鈴木大地内野手(25)が3号ソロで先取点を挙げた。先頭で迎えた3回、2ボールから138キロの直球をとらえて右翼スタンドへ運んだ。
6月13日の巨人戦以来となる本塁打に「昨日はチームに貢献できず、何もできなかったので今日は何とかしたいと思っていました。タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした。チームがいい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった。今日も勝って3連勝で千葉に帰りたいですね」とコメントした。
(日刊)
ロッテ・鈴木「当たりも完璧」 1カ月ぶりソロ弾を自賛
ロッテの鈴木が3号本塁打などで2打点を挙げた。三回、内に入ってきた菊池の速球を一振りで仕留め、先制の右越えソロ。6月13日以来の本塁打を「タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした」と自賛した。2-0の六回2死満塁でも遊撃内野安打で追加点をもたらした。
チームは3連勝。「いい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった」と手応えを口にした。
(共同)
ロッテ田村「反応できた」7月初安打は3点三塁打
ロッテが2-0の6回に5点を加えた。
まずは、2死満塁で鈴木大地内野手(25)が遊撃への適時内野安打を放った。「ドン詰まりで手の感覚がありません。みんなで作ったチャンスだったので、どんな形でもいいからランナーをかえしたかった。とにかく一塁まで全力で走りました」と話した。
押し出し四球で1点追加し、なお2死満塁で田村龍弘捕手(21)が右中間を破る三塁打で3点を加えた。「正直、フォアボールを狙っていました。ファウルで粘ろうとしていたら、入って来たボールにうまく反応できました。7月やっとヒットが打つことが出来ました」と、今月初安打を喜んだ。
(日刊)
ロッテ福浦「来年に期待」母校習志野の後輩ねぎらう
ロッテ福浦和也内野手(39)が26日、後輩たちをねぎらった。
母校・習志野が高校野球千葉大会の決勝で、専大松戸に逆転負け。3-0の7回に一挙7点を失った。
福浦は大会中、母校の結果をチェックしてきた。この日の楽天戦(コボスタ宮城)前に残念な結果を知った。感想を問われ「しょうがないね。Cシードから決勝までよくいった。4番は、まだ1年生だし、来年に期待だね」とエールを送った。
(日刊)
【ロッテ】脇本、母校の甲子園出場に祝福メッセージ
ロッテの脇本直人外野手(19)が26日、甲子園出場を決めた母校・高崎健康福祉大高崎(群馬)に祝福のメッセージを送った。
同校は桐生第一を5―4で下し、3季連続での甲子園を決めた。「出場が決まったと聞いてとてもうれしく思います。甲子園はとても貴重な経験、体験ができる場所。思う存分、野球を楽しんでください」と球団を通じてコメントした。
自身も出場した14年夏は8強まで進出。「自分たちが成し得なかった全国制覇を期待しています」と話した。
(報知)
【楽天目線】
投壊10失点…楽天、3連勝後3連敗
8安打を放ちながら、今季8度目の零封負け。大久保監督は「俺も悔しいけど、選手はもっと悔しい。外国人が走者をかえしてくれないと、こういう結果になる」と振り返った。投手陣も4投手で12安打10失点。3連勝後に3連敗となり、重苦しいムードが漂った。
(サンスポ)
楽天、投手陣崩れ3連敗…大久保監督「責められない」
楽天はまた投手陣が踏ん張れず、ロッテに3連戦3連敗となった。
0-2の六回。菊池が2死から安打と四球でピンチを招くと、大久保監督はすかさず福山を投入した。前日に先発投手を続投させて裏目に出た反省から「点を取られる前にいった」というが、福山が踏ん張れずにこの回に5点を失った。
ここまで大車輪の働きをしている救援右腕が2試合連続で失点。監督は「責められない」とかばった。
菊池(六回途中4失点)
「もっと大事にいけば良かったのではないかと反省が残る」
相沢(2年目でのプロ初登板は3番手で2回3失点)
「最初は緊張した。丁寧にコースに投げれば大丈夫だと思った」
(共同)
楽天菊池6回途中4失点KO「調子は良かったが…」
楽天の先発、菊池保則投手(25)が6回途中4安打4失点でKOされた。
3回にソロ被弾で先取点を献上。5回に犠飛で2点目を失うと、6回は2死から中前打、四球と走者を2人許してマウンドを降りた。「調子自体は良かったんですが…。簡単に点を取られてしまいましたし、もっと大事にいけば良かったんじゃないかと反省が残ります。ランナーを残してマウンドを降りる形になってしまい、最後まで投げることができなかったので、自分にとっても悔しいですし、チームにも申し訳ないです」とコメントした。
(日刊)
稼頭央 日本2000安打王手 本拠達成ならず…28日秋田で決める
楽天の松井稼が金字塔に王手をかけた。4回2死二塁で大嶺祐の低めフォークにバットを合わせると、打球は高く弾み、二塁への内野安打。日本通算2000安打まで残り1本とした。大台到達の期待がかかった9回2死の第4打席は、2万3713人の観客から「稼頭央」コールの大声援を送られたが、惜しくも二ゴロに倒れて試合終了。
それでも0―10と大敗の中、最後の最後まで観客の視線を独占した39歳は「これだけ声援を頂いている中で打ちたかった。勝負事なので仕方ない」と残念そうだった。28日からのソフトバンク2連戦は年に1度の秋田、岩手での主催試合。本拠・コボスタ宮城での快挙はならなかったが、同じ東北での達成に向け「あした(27日)1日、ゆっくり休んで頑張ります」と気持ちを切り替えた。
松井稼 1安打で日本通算2000安打リーチ「打ちたかった」
楽天の松井稼は1安打にとどまり、本拠地3連戦での日本通算2千安打達成はならなかった。4回に高く弾んだ打球を二塁内野安打とし、大台まであと1本に。しかし7回は二ゴロ併殺打。9回2死無走者で回ってきた4打席目は二ゴロに倒れた。
0―10の一方的な展開にもかかわらず、多くの観客がスタンドに残って最終打席を見届けた。松井稼は「これだけ声援をいただいた中で打ちたかった。勝負事だから仕方ない」と悔しそうに話した。
(以上 スポ二チ)
楽天・稼頭央、2000安打王手! 28日鷹戦で決める
2万3713人の観衆は最後まで球場に残った。九回二死。日本通算1999安打(日米通算2614安打)の松井稼が、勝負の打席へ向かう。結果は二ゴロで試合終了。節目の安打は持ち越された。
「これだけ大勢のファンの前で、何とか打ちたかったね。でも、これが勝負ごとだから、そう簡単に思い描いた通りにならないね」
四回の第2打席で二塁内野安打を放ち“王手”をかけたが、七回の第3打席も二ゴロ併殺打に倒れていた。
偉業の瞬間を祝おうと後輩たちも駆けつけた。2軍調整中の藤田と西田はスーツ姿で見つめた。美緒夫人、長女(中3)と長男(小1)の姿もあった。
「あした(27日)ゆっくりして、頑張るわ」。チームは3連敗。家族と過ごす時間をパワーに変え、ソフトバンク戦(28日=秋田、29日=盛岡)で記録達成を目指す。 (山田結軌)
楽天・松井稼「打ちたかった…」 日本通算2000安打まであと1安打
楽天の松井稼は1安打にとどまり、本拠地3連戦での日本通算2000安打達成はならなかった。四回に高く弾んだ打球を二塁内野安打とし、大台まであと1本に。しかし七回は二ゴロ併殺打。九回2死無走者で回ってきた4打席目は二ゴロに倒れた。
0-10の一方的な展開にもかかわらず、多くの観客がスタンドに残って最終打席を見届けた。松井稼は「これだけ声援をいただいた中で打ちたかった。勝負事だから仕方ない」と悔しそうに話した。(共同)
(以上 サンスポ)
【楽天】稼頭央、本拠地で「打ちたかった」日本2000安打達成逃し無念
松井稼の大記録達成を期待する雰囲気が、球場全体を包んでいた。9回2死。日本通算2000安打に王手をかけて臨んだ打席で二ゴロに倒れた。本拠地コボスタでの達成を逃し、「あれだけの声援を頂いて、その中で打ちたかった。これは勝負事やからね」と残念そうな表情を見せた。
1999本目のヒットは、代名詞の一つである俊足でもぎ取った。4回2死二塁、大嶺の変化球をたたきつけて、高いバウンドの打球は二塁内野安打に。塁上では表情を変えなかったが、ファンからは大きな拍手が沸いた。
この日は、自宅のある東京から美緒夫人と2人の子供が応援に駆けつけた。「野球第一に考えてやらせてもらっている」と、日頃から愛する家族への感謝を胸に戦っている。藤田や銀次、西田ら故障で2軍調整中の選手たちもコボスタに姿を見せるなど、みんなが快挙達成を待ちわびていた。
チームは今季8度目となる零封の大敗で3連敗も、試合終了時まで多くのファンが残っていた。「また頑張ります」と松井稼。28日のソフトバンク戦(秋田)こそ決めてみせる。(坂本 達洋)
(報知)
楽天松井稼、本拠地で日本通算2000安打お預け
楽天松井稼頭央内野手(39)が日本通算2000安打まであと1安打に迫った。
4回2死二塁の第2打席で二塁へ内野安打を放った。この日は5番右翼でフル出場して4打席回ったが、第1打席は空振り三振、第3打席は二塁併殺打。マジック1で迎えた9回も二ゴロに倒れた。
本拠地での大記録到達を期待した観衆の声援が大きく「ほんま打ちたかった。これだけの声援をいただいた中で打ちたかった」と悔やんだ。
28日からのソフトバンク戦はコボスタ宮城を離れ、秋田、岩手遠征となる。
(日刊)
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