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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【5/10~5/11】

2024年05月12日 02時19分45秒 | マリーンズ2024
≪5/10≫


 「怪我する前に戻れるようにまずはそこを目指して頑張っています」。

 昨年5月19日に右肘鏡視下クリーニング手術を受けたロッテ・小野郁は、一軍復帰を目指し、ファームで実戦を積んでいる。

 小野は19年オフに楽天へFA移籍した鈴木大地の人的補償選手として入団し、移籍1年目の20年に40試合、2勝2敗4ホールド、防御率3.23の成績を残すと、同年から3年連続40試合以上に登板。22年は自身初となるオールスターゲームに出場するなど、150キロを超えるストレート、縦横に曲がる2種類のスライダーを武器にパ・リーグの強打者たちをねじ伏せ、同年44試合に登板して0勝0敗18ホールド、防御率1.99をマークした。

 昨季は初登板となった4月2日のソフトバンク戦で失点すると、らしくない投球が続き、10試合に登板して、0勝1敗4ホールド、防御率4.66と5月4日に一軍登録抹消。同月19日に右肘の手術を受けた。

 復帰を目指す過程で「怪我しない体づくり、ウエイトをちょっと増やしてやっています」と、力を入れた。

 リハビリを経て今年4月6日の西武二軍戦で実戦復帰。この日のストレートは最速152キロを計測し、仲三河優太に投じた初球、空振りを奪ったインコースの129キロスライダー、さらに3ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた136キロのスライダーも縦に落ちる良い球だった。スライダーに関しては「ぼちぼち投げられているので、いいかなと思っています」と好感触。

 その後は、4月17日のオイシックス戦で今季2度目の登板を果たし、4月25日の楽天との二軍戦で1回を無失点に抑え、ZOZOマリンスタジアムで行われた5月2日の日本ハムとの二軍戦では、昨年4月23日のソフトバンク戦以来となる本拠地のマウンドに上がり、1イニングをゼロに抑えた。小野はここまでファームで4試合・4イニングを投げ、0勝1敗、5奪三振、防御率9.00。

 右肘手術から戻ってきてからの投球について「1年くらい空いているので試合の感覚を取り戻す感じで投げています」と明かし、現状は「5、6割くらいだと思います。もうちょっと(状態を)上げたいと思います」とのこと。

 ストレートの強さについては「まだまだファウルもあまり取れていないので、もう少し強く投げられたらいいかなと思います」とまだ納得がいくボールが投げられていないようだ。

 マリーンズに移籍してからはビハインドゲーム、勝ち試合と様々な役割をこなし、一軍のブルペンを支えてきた。「任されたところをしっかり抑えられるように少しずつ怪我前くらいの信用を取り戻せるように頑張りたいと思います」。長いシーズンを考えれば、小野の力は絶対に必要だ。ファームで登板数を重ねていき、1日も早く一軍のブルペンを支えて欲しいところだ。マリーンズファンも小野が一軍のマウンドに帰ってくることを待っている。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)

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≪5/11≫


 「今はこの間一軍に上がって、ああいう結果になってしまったので、フィードバックして対応できるようにやっています」。

 ロッテの池田来翔は再昇格を目指し、バットを振っている。

 池田は開幕二軍スタートも打率.400、2本塁打、3打点、4月2日の巨人二軍戦、4日の巨人二軍戦で2試合連続本塁打を放ち、満を持して4月5日に一軍昇格。『8番・二塁』で先発出場した4月7日のオリックス戦、2-2の4回無死二塁の第2打席、「ランナーを進める事だけ考えてとにかく食らいついていきました。結果的にタイムリーになってくれて良かった」と、曽谷龍平が1ボール2ストライクから投じたフォークをライト前に弾き返す決勝の適時打。池田にとって嬉しい今季初安打となった。

 これで勢いに乗っていきたいところだったが、この安打を最後に9打席安打がなく、4月15日に一軍登録抹消。再びファームで技術を磨くことになった。 

 「まずはタイミングを取るのが下手くそなので、どんなピッチャーにも対応できるタイミングの取り方を今は意識してやっています」。

 「いろんな工夫をしています」と、5月2日の日本ハム二軍戦の第1打席、左の根本悠楓に対して突っ立ち気味で左足のタイミングの取り方がいつもと違うフォームで打っていたこともあった。

 タイミングの取り方を工夫しながら、昇格するためには結果も求められる。

 「そうですね、結果を出さないと上には上がれないので、結果を出しながら試合が終わって練習しながら、試合と練習の感覚を同じようにできればなと思います」。

 タイミングの取り方は、ファームの試合の中で手応えを掴めているのだろうかーー。

 「良いときも悪い時もあるので、波は一緒にしていきたいですね」。

 タイミングの取り方以外で、一軍の投手に対応するために課題はあったのだろうかーー。

 「ピッチャーが変わるというよりかは自分の考え方、ファームでやってきたことがそのままできなかったりするので、自分の問題かなと思います」。

 安打が出なかったとはいえ、一軍でも持ち味である初球から積極的な打撃を披露していた。

 「積極的にいく中で自分のスイングができているか、できていないか、打つべきボールを打てているか、打てていないかというのもあるので、初球から振りに行くのは誰でもできる。いい時は打ちにいけたり、見逃したりができていた。この間はただただ呆然と打ちに行っていたかなと思います」。

 降格後はファームで17試合に出場して、打率.294(68-20)、2本塁打、11打点。10日のヤクルト二軍戦では適時打を含む3安打の活躍を見せた。

 「次は上がったらそのまま一軍に定着できるくらいの思いじゃないと、また同じような結果になってしまう。僕も3年目であとがないので、そういう思いでやっていきたい」。次回昇格した時に“違った姿”を見せるため、今は課題と向き合い、そして結果を残していく。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪5/11≫


 ロッテOBの初芝清氏(57)と小林雅英氏(49)がBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。千葉移転後に初芝氏が悩まされた本拠地の「強風」を振り返った。

 強風はすぐに千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリンスタジアム)の名物になった。

 その影響に悩まされたのが初芝氏。「三塁のファウルフライ上がったらボールを追ってもダメ」というほど落下地点が動いた。

 初芝氏を心配して遊撃手の小坂誠氏は常に真後ろでバックアップしていた。

 初芝氏はその頃を振り返り、「ピッチャー陣に小坂の邪魔はするなと言われた」と明かした。

 球団からも「お前の守備にはお金を払っていない」と見放されたという。

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 ロッテOBの初芝清氏(57)と小林雅英氏(49)がBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。ボビー・バレンタイン監督が「万年Bクラス」のロッテで選手にやらせなかったことを明かした。

 初芝氏は「まず練習したら注意された」と明かした。

 やらせなかったのはまさかの「練習」だった。

 8年連続Bクラスに低迷していたロッテをバレンタイン監督は2005年に31年ぶりの日本一に導いた。

 試合ではとくに作戦もなかった。だが、打ち込み、特守をやろうとすると「何でするの?疲れるじゃないですか」と注意されたという。

 初芝氏は「(それでも不安で)選手は隠れて練習していた」と懐かしそうに振り返った。 

(以上 スポニチ)


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