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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【6/23~6/24】

2025年06月25日 09時35分08秒 | マリーンズ2025
≪6/23≫


 「(ファームで取り組んできた部分が)出ている部分もありますし、もう少しのところもあります」。

 ロッテ・安田尚憲は5月15日に一軍再昇格してから1ヶ月以上が経過し、6月5日に交流戦が始まってからは17試合中15試合でサードのポジションでスタメン出場している。

 『3番・サード』でスタメン出場した22日のDeNA戦、0-0の初回一死一塁の第1打席、先発・バウアーが1ボール1ストライクから投じた3球目の134キロチェンジアップをセンター前に弾き返し、続く山本大斗の先制3ランに繋げた。 

 5-3の2回無死一、二塁の第2打席は、「みんなの勢いに乗って打つことができました」と、バウアーが投じた1ストライクからの2球目のカーブをライト前に適時打を放った。

 安田は同日のDeNA戦、2安打1打点で勝利に貢献した。

◆ 左投手の打率.313

 今季の安田は、昨季まで苦手にしていた“左投手”に対して、ここまで打率.313(32-10)と打っている。

 10日の広島戦は、玉村昇悟、塹江敦哉、長谷部銀次と3人の“左投手”から安打を放ったのが良かった。

 安田は「1本目詰まったあたりだったんですけど、あの1本でいい感じが出たので」と、0-0の2回一死一塁の第1打席、玉村が2ストライクから投じたインコースのシュートを詰まりながらもライト前に運ぶ安打をきっかけに、「その後の打席も左ピッチャーに対して内容のある打席があったんじゃないかなと思います」と振り返る。

 左投手から打っている理由については「今年は左ピッチャーの時も数多く、試合に出させてもらっているので、慣れという部分もあると思いますし、ファームでやっていた時も左ピッチャーとの対戦も多かった。その辺の慣れの部分もあるのかなと思います。今はまだ打席数も少ないので、なんとも言えないですけど」と説明した。

 “左投手”から打っているとはいえ、安田に求められるのは、“得点圏”での一打。「まだ、チャンスで仕事ができていないので、そこの部分をしっかりと。相手バッテリーの配球も変わってきますし、状況によってしっかりそういうバッティングができるようにやっていきたいと思います」。

 プロ入りからたくさんのノックを受け守備力を大きく向上させたサードの守備に関しては、「守備の部分も色々コーチと相談しながら試行錯誤しながらやっているんですけど、あとは反応の部分のところで守備範囲を広げていけるようにとやっています」と、ここまで1失策と安定している。

 今はサードでの出場機会が増えているが、ポジションを勝ち取るためには、継続的に打つことが重要になってくる。「バッティングで貢献していかないといけないと思うので、チャンスでしっかり仕事ができるように準備していきたいと思います」。この先も、打って貢献していく。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪6/24≫



 奇麗な放物線を描き、打球はレフトスタンドに消えていった。本拠地ZOZOマリンスタジアムで迎えた6月12日のカープ戦。池田来翔内野手が3号ソロを放ち先制した。2ストライク2ボールと追い込まれながらの厳しい状況でも気持ちで負けなかった。ストレート待ちで打席に立っていたが、ストライクゾーンに入ってきたスライダーを猛然と打ち返す。以前であれば凡退することが多かったシチュエーションだ。しかし今は狙い球が違えど、対応する。プロ4年目、成長が垣間見えるアーチとなった。

 「今は変化球とかに泳がされなくなりつつある。2ストライクからでも打てたのは、打ちにいきながらも下半身をしっかりと我慢して、間が取れているからだと思う。うれしいホームランでした」と池田。この翌日もヒットを放ち、交流戦で10試合連続安打を記録した男は充実した表情を見せた。

 石垣島キャンプではなく、宮崎県都城キャンプスタートとなった2月に今の土台が作られた。「打ち込むぞ。覚悟しといてくれ」。サブローヘッドコーチ(当時2軍監督)にそう宣言されて挑んだキャンプだった。全体練習が終わると、室内練習場に移動して徹底的にバットを振った。「めちゃくちゃ、きつかったっス。人生で一番バットを振ったと思う」と池田は当時を振り返る。

 「その日の課題をクリアするまで終わらない。それができるまで練習は終わらなかった。毎日、4時間以上はずっと振っていたと思う」と池田。手の皮も足の皮もむけた。それでもバットを振り続けた。苦しくても耐え続けられたのは、サブローヘッドがいつもそばで見守り、アドバイスをくれたから。キャンプ前に打ち込むと約束したからだ。「自分と安田(尚憲)とペアで練習をしていたのですけど、ずっと見てくれた。マンツーマンで指導してくれた。安田と2人で『こんな幸せなことはないよな。だから頑張ろう』と言いながら練習に取り組んでいた。これだけ付きっ切りで指導をしてくれる期待に応えたい。その想いでやっていた」と話す。
 長年の課題は投手とのタイミングの取り方だった。池田は「ボールを見過ぎていた。自分の間に呼び込んで打つ。自分の間を作る練習をした。そのために左足の使い方、足の上げ方、下半身の使い方を徹底的に振り込んで覚えた。今はタイミングが取りやすくなってきているし、待ち球でなくても対応できるように少しずつなってきている」と前を向く。

 特訓はキャンプを終えてからも続いた。2軍の本拠地・浦和球場の室内練習場で継続的に行われ、バットを振り続けた。そしてその成果が今へとつながっていく。サブローヘッドコーチも「池田もきっと2月にやってきたことが今、少しずつ実を結んでいると実感してくれているのではないかな」と目を細めて、その背中を静かに見つめ続ける。

 春にまいた種が少しずつ、しかし確実に花咲かせようとしている。努力は報われる。これだけバットを振ってきたのだから、やれるはず。池田は自信を持って打席に入る。大輪の花を咲かせるために貪欲に打っていく。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

(千葉日報)

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≪6/24≫


 ロッテは交流戦に入ってから“若手主体”のオーダーを組み、その若手野手がレギュラーを掴もうと必死に戦っている。

 1番・藤原恭大、2番・寺地隆成、3番・池田来翔、4番・山本大斗は交流戦が始まった6月4日の巨人戦から6月21日のDeNA戦にかけて16試合連続でこの並びで戦った。

 藤原は1番で意識していることについて「特にないですけど」としながらも、「(塁に)出るか出ないかで変わるので、チームに勢いつけられたらいいなと思います」と意気込む。2番という打順に固定されていることに関して寺地は「任された打順で打っている感じです」と自身の役割を全うする。池田は「今3番を打たせてもらっているので、より結果を出してチームに必要とされる存在になって、チームに貢献したい」と話せば、4番を打つ山本は「一つのポジションを僕がまずは奪うことと、今は4番に座らせてもらっていますけど、しっかり自分ができることを全て毎試合100%の結果を出せるようにやっていきたい」と覚悟を示した。

 若手選手が多く出場していることについて、池田は「ファームで寺地と大斗はずっとやってきて、お互い切磋琢磨しながらやっていたので、あいつらに負けないようにやっています。みんなでそういう話をしています」とギラギラしている。

 山本も「今は若い選手が出ているので、若い人たちが活躍したら勢いがつく。そういったところで若い選手が思い切ったプレーしていったらいいなと話してはいますし、そうなっていければいいなと思います」と話した。

 池田、山本、寺地に比べ、一軍での出場経験が多い藤原は「若い選手がとずっと言われてきたので、このタイミングでちょうどそういう風になりましたし、ここから、今年から若い人間が力を出さないと優勝できないと思います。そういう年にできたらいいなと思います」と中心選手としての自覚を感じさせる。

 安田尚憲も「これまでとは違った雰囲気でやれていますし、今はこういうチーム状況ですけど、若手が勢いを持ってやっていかないといけないと思うので、その勢いに乗れるようにというか、自分も作れるように頑張っていきたいと思います」と明かした。

 若手・中堅どころでは髙部瑛斗、佐藤都志也、茶谷健太、小川龍成、和田康士朗、立松由宇、石垣雅海、友杉篤輝、山口航輝、宮崎竜成、上田希由翔、西川史礁、松川虎生と名前がたくさん出てくる。

 佐藤は昨年ベストナインを受賞し、シーズン終了後にはプレミア12の日本代表に選出されれば、髙部は22年に盗塁王、ゴールデン・グラブ賞、和田は21年に盗塁王のタイトルを獲得し、山口は22年にチーム最多の16本塁打を放った経験もある。

 若手・中堅選手が1年活躍してその後続かないケースが多く、“育っているようで育っていない”、“育っていないようで育っている”という状況が続く。経験豊富な中堅・ベテラン選手たちの復調も必要だが、長い目を見ると、1人でも多く一人前の選手が出てきて欲しいというのが本音だ。その中でも、現在一軍で経験を積んでいる若手・中堅野手が期待の若手を卒業し、不動のレギュラーになった時に長年課題となっている若手の育成問題、貧打が解消されるだろう。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪6/24≫


交流戦の勝率5割以上を確定させたロッテ。課題だった得点力不足は上位打線に若手有望株を固定することで徐々に解消されつつある。一方で開幕からあえて固定してこなかった試合終盤の継投だが、セーブシチュエーションの九回に中森俊介投手(23)が投入されるケースが増えてきた。

22日のDeNA戦(横浜)では1点差の九回に登板し牧、筒香、宮崎と実績ある主軸打者に対して150キロ前後の直球で積極的にストライクを先行させた。牧と筒香を空振り三振、宮崎を三飛に打ち取って危なげなく試合を締めくくった。

目下、8試合連続無失点で防御率は1・42。奪三振率は11・01と頼もしい。ブルペンを担当する黒木知宏投手コーチ(51)は「コントロールを間違えない。ストライクゾーンで勝負できる直球の強さもある。安心して見ていられる存在です」とうなずく。

22日の試合後に中森は「デーゲームのセーブシチュエーションが初めてだったので、夕日がきれいだなと思っていました」と余裕のコメント。そういえば、初セーブを挙げた12日の広島戦(ZOZOマリン)ではリリーフカーが故障のため、急遽走ってマウンドに向かうことになったが「風が気持ちよかったですね」と表現した。若き新守護神はロマンチストでもあるらしい。(片岡将)

(サンスポ)

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≪6/24≫


<番記者プロデュース>

「いつかZOZOマリンで始球式をしてみたいです」。そう目を輝かせるのはアイドル界屈指のロッテファンで知られる乃木坂46の柴田柚菜さん。

スポーツ記者界屈指のアイドルオタクのロッテ番記者がインタビューを敢行し、柴田さんにロッテ愛を思う存分語ってもらいました。【取材・構成=星夏穂】

   ◇   ◇   ◇

-幼少期にマリーンズダンスアカデミーに通っていた。その頃からロッテファン

確かにそれのおかげでよく球場に行くようになったので、それから好きになりました。今は月1回は行ってると思います。多くて月に3回は行ってますね。

-球場行くときの席は

真ん中か一塁寄りの内野です。でも内野で席が取れなかったら外野に行ったりしたこともありますよ。ジャンプとかしない方の。そこで静かに見たこともありますね。

-スタジアムグルメのおすすめは

もつ煮ですかね。冬は絶対食べてます。あとは、枝豆とかも食べてます。

-ファームは見に行ったりする

行ったことはないですね。でも去年、一昨年とか、宮崎のなんかフェニックスリーグとかチェックしたりしてます。

-好きな選手は

荻野選手が好きです。ちっちゃい頃から見てるからなのか、やっぱり一番応援しちゃいますね。

-ロッテのいいなと思うところは

え~、いっぱいあります! 応援はまず一番で。やっぱりあそこまでまとまった球場が一体となる応援ができるのってロッテだけだなと思います。あとは球場自体も野外なのが私は好きで。海風浴びられるのがすごい楽しいです。

-メンバーとも野球の話はする

しますね。同期の黒見明香ちゃんはすごい野球詳しいので、ロッテのニュースを一番近くで共有できるので何かあったらいつもしゃべったりしてます。

-久保史緒里さんも楽天ファンで有名

YouTubeの企画で1回一緒に行かせていただいたんですけど、やっぱり(応援する球団が)敵同士だとなかなか一緒に行こうってならなくて。プライベートでは一緒にまだ行ったことがないんです。いつか行きたいなとは思うんですけど、どういう風に見ていいかわからない(笑い)。いつか行けたらうれしいですね。

-柴田さんの影響で乃木坂ファンがロッテを見にいったり、ロッテファンが乃木坂好きになったりも

ありますね。どっちもあって、私がロッテ好きだからっていうので、ユニホーム来て、握手会とかに来てくれて、試合も実際見に行ってくださった方も何人もいらっしゃいます。あとは、元々少しだけ球場で売り子のアルバイトをさせていただいてたので、その時のお客さんが私が乃木坂受かったのを何かで見たのか、握手会とかに来てくれたりとかします。

-ファンの人とロッテを語れる

ミーグリ(対面イベント)の日にちょうど試合があることが結構多いんですね、日曜日とか。皆さん速報みたいな感じで「岡が打ったよ」とか教えてくれて。勝った時は一緒に喜べますし、すごくうれしいです。

-今まで見てきた中で印象に残っている試合は

やっぱり一昨年の藤岡選手の「幕張の奇跡」ですね。あのときは現地にいて。しかもバックネット裏からおじいちゃんと見ていたんですよ。やっぱりすごい印象に残ってます。おじいちゃんのうれしそうな笑顔を見られて、ファン同士で知らない人とハイタッチとかしていたので、そういうおじいちゃんの姿を見て、行ってよかったなって思いました。

-いつかは優勝の瞬間を見たい

小学2年生の時だったか、チアやってた時に日本一になって。1回経験してるので、もう1回っていうのはすごい何年も思ってますね。

-球場に行くのは急に決まる

明日休みだ、行こうみたいな感じ。でも、チケットが取れないんですよね。私がいつも行く席がすぐ埋まっちゃってて。人気だなって。どんどん人気になっていくから、遠くにいっちゃうちょっと寂しさもありますね。

-アイドルとして舞台に立つ時と、野球ファンとして応援する立場をどちらも経験している

確かに野球選手とか見てると、見られたりファンの方から応援してもらったり、ちょっとアイドルと似てる部分もあるのかなと思いながら見てます。

-今季はどう応援していきたい

やっぱり現地にたくさん足を運びたいですし、同世代の方が本当にたくさん活躍しているなっていうのをすごく感じるので、刺激ももらえます。私も一緒に頑張っていけたらいいなと思います。

-同世代だとどの選手

西川(史礁)選手とか中森(俊介)投手とか、山本大斗選手とかみんな同じぐらいです。本当にすごいなと思います。同い年でこんなに活躍していて。

-野球を見て勇気をもらう

全力でプレーしてる姿とか見てると、こうやって頑張ってるから、私も頑張ろうっていう気持ちになります。プレーを見て元気もらうことはたくさんあります。

◆柴田柚菜(しばた・ゆな)2003年(平15)3月3日生まれ、千葉県出身。
2018年(平30)「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に応募し合格。乃木坂46に四期生として加入した。29thシングル「Actually」で選抜メンバーに初めて選ばれた。25年3月26日に発売された38thシングルのアンダー楽曲「交感神経優位」でセンターを務めた。

■幕張の奇跡 CS藤岡同点3ラン

2023年クライマックスシリーズのファーストステージ、ソフトバンクと1勝1敗で迎えた第3戦。0-0の10回表にソフトバンクに3点を先制されたが、その裏に藤岡が起死回生の同点3ランを放った。その後、安田がサヨナラ二塁打で決着をつけた。土壇場からの逆転劇に「幕張の奇跡」として語り継がれる。

<取材後記>

元から乃木坂46のファンだったということもあり、取材日が近づくにつれて、かなり緊張していた。インタビュー当日、普段ステージに立って、自分は客席から見ているキラキラとした人が目の前にいるという信じがたい光景に冷静さを失いそうになりながらも、必死に取材をしていた。「ロッテのYouTubeとかもよく見てるんですよ、本当に充実していて、多分他のどこの球団よりも楽しいんじゃないかと思います」と語る柴田さんの姿はロッテファンとしての素顔を見せてくれたような気がした。入社したばかりで、ガチガチだったカメラマンにも「緊張しなくて大丈夫ですよ~」と笑顔を向けた。ステージで見せる美しい歌声やダンスはもちろん、自然体な人柄もファンを引きつける魅力なんだろうと感じた。これからも記者としてロッテを、ファンとして乃木坂46を追っていきたい。

(日刊)


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