≪2025/7/21≫
【ロッテ2―0オリックス ( 2025年7月21日 ZOZOマリン )】
≪対B:6勝10敗≫
ロッテ・益田が2―0の9回を3者凡退に抑え、4月23日の西武戦以来、89日ぶりの今季4セーブ目を挙げた。名球会入りとなる通算250セーブまで、あと「3」と迫った。
35歳のベテランは先頭の福田を右邪飛に仕留め、代打・杉本と広岡を連続三振に斬った。「抑えられて良かった。1イニングって本当に長いなと思いながら投げていました」と笑った。サヨナラ負けした5月2日のソフトバンク戦以来のセーブシチュエーションでの登板で完璧な投球を見せた。
吉井監督は「(9回は)誰が出るかは分からない」と今後について明言しなかったが、中森、鈴木が故障や再調整のため、出場選手登録を外れている。チームは約3カ月ぶりとなる3連勝で前半戦を締めた。(大内 辰祐)
吉井監督は「(9回は)誰が出るかは分からない」と今後について明言しなかったが、中森、鈴木が故障や再調整のため、出場選手登録を外れている。チームは約3カ月ぶりとなる3連勝で前半戦を締めた。(大内 辰祐)
千葉ロッテマリーンズは22日正午からマリーンズオンラインストア限定で、中森俊介投手、寺地隆成捕手、藤原恭大外野手、山本大斗外野手、球団マスコット・マーくんの「マイナビオールスターゲーム2025」選出を記念したグッズの受注販売を開始すると発表した。
中森、寺地、藤原、山本の4選手はオールスター初出場。今回、記念グッズにはフェイスタオルやアクリルスタンド、トートバックなど計8商品がラインナップされている。
<「マイナビオールスターゲーム2025」選出記念グッズ商品詳細>
・フェイスタオル:1,900円
・ハンドタオル:800円
・アクリルスタンド:3,800円
・ミニアクリルスタンド:1,600円
・Tシャツ(サイズ:S、M、L、XL):3,200円
・アクリルキーホルダー:700円
・トートバッグ:2,000円
・タペストリー:1,800円
※価格は全て税込み。販売はマリーンズオンラインストアで7月22日(火)12時00分から27日(日)23時59分まで受注する。
<「マイナビオールスターゲーム2025」選出記念グッズ商品詳細>
・フェイスタオル:1,900円
・ハンドタオル:800円
・アクリルスタンド:3,800円
・ミニアクリルスタンド:1,600円
・Tシャツ(サイズ:S、M、L、XL):3,200円
・アクリルキーホルダー:700円
・トートバッグ:2,000円
・タペストリー:1,800円
※価格は全て税込み。販売はマリーンズオンラインストアで7月22日(火)12時00分から27日(日)23時59分まで受注する。
(以上 スポニチ)
先発の石川柊太投手(33)は6回2死まで無安打投球、7回103球無失点の力投でチームトップタイの4勝目を挙げた。「前回(日本ハム戦)は本当に情けなくて、その気持ちをぶつけるつもりで投げた」と振り返った。9日の日本ハム戦で5回8失点と苦しみ、吉井理人監督から「最低ですね」と厳しい指摘を受けた。中11日のマウンドで、見事に雪辱を果たした。
試合前に「悪かったところは整理して、良かった部分は伸ばすように調整してきた」と語っていた通り、140キロ台後半の直球と120キロ台中盤のカーブで相手打線を翻弄(ほんろう)。今季初めて田村とバッテリーを組み、持ち味の緩急を引き出された。風速9メートルのセンターからの海風も武器となり、カーブがさえわたった。「風が味方してくれた。ZOZOマリン、ありがとうって感じです」と笑顔を見せた。
打線も石川柊を援護した。2回には西川史礁外野手(22)、安田尚憲内野手(26)の連続タイムリーで先制し、主導権を渡さなかった。2回2死一、二塁から左前へ先制適時打を放った西川は「打ったのはシュート。カウント3-1でシュートが続いていたので、ストライクを狙って打ちにいきました」と冷静に対応した。
続く安田も「打ったのはカットボール。史礁が点を取ってくれて、気持ち楽に打てた」と中前適時打で続き、試合の流れを決定づけた。
吉井監督は「ここまでうまくいかないことが多かったが、若い選手が成長してきている。ここからさらに突き抜けて、パ・リーグをかき回す存在になりたい」と話した。後半戦へ確かな足取りで歩み出す。
ロッテが投打のかみ合った試合運びで、3連勝で前半戦を締めくくった。
先発の石川柊太投手(33)が6回2死まで無安打、6奪三振の快投。2回には西川史礁外野手(22)、安田尚憲内野手(26)の連続タイムリーで先制し、主導権を渡さなかった。
石川柊は、前回登板した9日の日本ハム戦で5回8失点と苦しみ、吉井理人監督から「最低ですね」と厳しい指摘を受けた。中11日のマウンドで、見事に雪辱を果たした。試合前には「悪かったところは整理して、良かった部分は伸ばすように調整してきた」と語っていた通り、140キロ後半の直球と120キロ台中盤のカーブを軸に、緩急を使った投球で相手打線を翻弄(ほんろう)。風速9メートルのセンターからの海風も利用し、6奪三振中5つをカーブで奪った。
「悪い中でも良かった部分を見つけて整理することが大事、という気づきはありました」と語った石川。吉井監督や投手コーチとの対話を通じて再起の糸口をつかみ、この日の快投につなげた。
打線も石川柊を援護した。2回2死一、二塁から西川が左前へ先制適時打。「打ったのはシュート。カウント3-1でシュートが続いていたので、ストライクを狙って打ちにいきました」と冷静に対応した。続く安田も「打ったのはカットボール。史礁が点を取ってくれて、気持ち楽に打てた」と中前適時打で続き、試合の流れを決定づけた。
吉井監督は「ここまでうまくいかないことが多かったが、若い選手が成長してきている。ここからさらに突き抜けて、パ・リーグをかき回す存在になりたい」と話した。後半戦へ確かな足取りで歩み出す。
プロ野球は21日、オールスター前の前半戦が終了した。パ・リーグでは日本ハムが新庄剛志監督(53)就任後、初の首位ターン。2ゲーム差に迫る2位ソフトバンクとの首位争いからは、後半戦も目が離せない。パ6球団の監督が前半戦を総括した。
◇ ◇ ◇
【日本ハム新庄監督】 野手は1人3つぐらい守らせて調子が悪いところに埋める作業が、完璧にハマった。先発投手も8、9枚目まで前半戦で試せたのはでかいし、それに応えてくれた。
【ソフトバンク小久保監督】 主力がこれだけケガをするかと想定外のシーズン。日本ハムは予想通り強いなという印象。それでも優勝争いからはみ出さずに追い上げられる位置にいる。
【オリックス岸田監督】 順調にいった試合も多くあるけど、課題は残っている。ケガ人が多く出ている中で、カバーする選手も出ているのは確か。それはすごくチームにとって良いところ。
【西武西口監督】 交流戦くらいまでは早い回に点を取って逃げ切ることができたが、そのあと打線が沈黙する期間が長くなってしまった。貯金で終わりたかったけど残念。後半戦はもうちょっと打ってほしいな。
【楽天三木監督】 課題、改善するべき点はたくさんある。選手とコーチたちであぶり出してもらって、後半しっかり巻き返しできるように、やれることは最大限の準備をして臨みたい。
【ロッテ吉井監督】 残念ながらチームとしてはうまくいかないことが多かった。若い選手は突き抜けてもらって、みんなが刺激し合い、後半戦はパ・リーグをかき回す存在になりたい。
(以上 日刊)
ロッテ・石川柊太投手が先発し7回103球を投げて1安打、6奪三振、1四球で6月28日のソフトバンク戦以来となる4勝目の権利を得て降板した。
立ち上がりから的を絞らせない投球でオリックス打線を手玉に取った。3回にディアスのゴロを遊撃の小川が、4回は広岡の飛球を右翼の山本が好捕するなど、味方の守備にも助けられて6回2死まで完全投球で、2回にもらった先制の2点を守った。客席のファンもざわつき始めた中で、6回2死走者なしから福田に右前打を許して、大記録達成はならなかった。
7回2死から太田に初の四球も、続く中川は遊ゴロに仕留めた。8回からは2番手の横山が登板した。
(報知)
汚名返上の快投だ。ロッテ・石川柊太投手(33)はオリックス戦(ZOZOマリン)に先発し、7回1安打無失点で4勝目。前回9日日本ハム戦では初回に満塁弾を浴びるなど、5回8失点KOで吉井理人監督(60)から「最低ですね」と痛烈な一言があったが、別人のような投球で相手打線を翻弄した。
今季初めて田村とのバッテリーで臨んだ石川柊は立ち上がりから制球抜群。決め球のパワーカーブを効果的に駆使しながら五回までパーフェクトピッチを展開。六回2死から福田に右前打を浴びて完全試合はなくなったが、7回を1安打1四球、無失点でチームトップタイの4勝目を挙げた。
お立ち台では「前回、凄まじいピッチングで、本当に情けなくて、その気持ちをぶつけるつもりで投げました」と石川柊。左手の使い方を変えてフォームを調整したことでカーブが打者に近いポイントで曲がるように改善されたという。
チームに4月22-25日以来の3連勝をもたらした右腕は「熱い夏に、熱い男で、熱いピッチング頑張ります」と声を張り上げた。(片岡将)
汚名返上の快投だ。ロッテ・石川柊太投手(33)はオリックス戦(ZOZOマリン)に先発し、7回1安打無失点で4勝目。前回9日日本ハム戦では初回に満塁弾を浴びるなど、5回8失点KO。吉井理人監督(60)からは「最低ですね」と痛烈な一言があったが、フォローの助言を生かして好投につなげた。
今季初めて田村とのバッテリーで臨んだ石川柊は立ち上がりから制球抜群。一回1死から広岡を3球で空振り三振に切ると、続く宗にはカウント1-2からインコースに146キロの直球をズバリで見逃し三振。その後も決め球のパワーカーブを効果的に駆使しながら快投。味方の好守もあり、五回までパーフェクトピッチを展開。六回2死から福田に右前打を浴びて完全試合はなくなったが、7回1安打1四球、無失点でチームトップタイの4勝目を挙げた。
前回登板後、吉井監督から「良かった部分を本当に細かく抽出してもらえたことで、また新たな気づきがあった」と石川柊。いいところなく終わったように見える投球の中でも、指揮官は良かったところは良かったと認めてくれたという。
これで気持ちを切り替えられた右腕は今季初めてバッテリーを組む田村と入念に打ち合わせを重ね、打者と対峙。いかんなく実力を発揮してチームに4月以来の3連勝をもたらした。(片岡将)
ロッテの益田が九回を完璧に抑え、4月23日以来のセーブを挙げた。「すごい歓声を頂いているので、抑えられて良かった。1イニングって本当に長いなと思いながら投げていた」と笑顔で汗をぬぐった。
中森、鈴木らが離脱するなど救援陣は苦しい台所事情が続く。通算250セーブまであと3に迫る35歳のベテランは「何とか下から支えられるように」と話した。
(以上 サンスポ)
ロッテ・石川柊が六回2死まで相手打線を完璧に封じた。1安打を浴びたが、7回無失点の好投でチームを約3カ月ぶりの3連勝に導いた。「今日みたいな感じで次も投げられれば、もっといいものが出るのかな」。
シーズン序盤は苦しんだが6、7月に4勝をマーク。最下位からの巻き返しには、今季加入した右腕の存在が欠かせない。
ロッテが快勝。3連勝で前半戦を終えた。
先発の石川柊が7回11安打無失点で4勝目(3敗)。打者23人に103球を投げ、6三振を奪った。
石川柊は六回2死まで走者を一人も出さない完璧な投球だったが、福田に中前打を浴びた。「意識していないと言ったら嘘になっちゃうので、してましたが、とにかくチームに勝ちをもたらせるように。打たれた後もしっかり投げようと思いました」と快投を振り返った。
九回は3番手の益田が締めた。
打線は二回2死一、二塁、西川、安田に2者連続タイムリーで2点を奪った。
(以上 デイリー)
ロッテ・石川柊太が21日のオリックス戦、6回二死走者なしまで無安打に抑えるなど、7回・103球を投げ、1被安打、6奪三振、1与四球、無失点で4勝目を手にした。
この日、バッテリーを組んだのは寺地隆成ではなく、経験豊富な田村龍弘だった。吉井理人監督は試合後、田村の起用意図について「まず寺地がオールスターに出るので休ませたいというのがあったのと、石川とのコンビネーション、配球がカギになるかなと思ったので、経験のある田村でということになりました」と説明。
石川は移籍後公式戦では初バッテリーを組んだ田村と抜群のコミュニケーションで、スコアボードに0を並べていく。試合序盤はストレートとカーブを中心にした投球も、5回は9球中8球、6回は26球中21球が変化球と、変化球主体の投球に。
田村とのコミュニケーションの中で、5回以降は変化球主体になったのだろうかーー。
石川は「そうですね、自分的にはまっすぐをいきたいと言っていたところを“こっちでいきましょう”という話もありましたし、そこは任せてしっかり投げられるようにというところは話しながら投げられました。うまくリードしてくれたなというところですね」と田村に感謝した。
7回を無失点に抑え4勝目。チームも3連勝でオールスター前の戦いを終えた。石川柊太、そしてチームもこの勢いを後半戦に繋げたい。
取材・文=岩下雄太
ロッテ・田村龍弘の存在感が際立つ一戦だった。
23日、24日に開催される『マイナビオールスターゲーム2025』に寺地隆成捕手が選出されたため、休養となった21日のオリックス戦、田村は7月12日の西武戦以来となる『8番・捕手』でスタメン出場した。
先発投手は今季からFAで加入した石川柊太。移籍後公式戦初バッテリーとなったが、石川の良さを引き出す好リードで、6回二死まで1人も走者を出さず。試合序盤はストレートとカーブ主体も、5回は9球中8球、6回は26球中21球が変化球と、変化球主体の投球となった。
石川は「自分はまっすぐをいきたいと言っていたところを“こっちでいきましょう”という話もありましたし、そこは任せてしっかり投げられるようにというところは話しながら投げられました。うまくリードしてくれたなというところですね」と田村に感謝した。
田村は石川を7回1安打無失点、2-0の8回は横山陸人、9回はこれまで何度もバッテリーを組んできた益田直也と、オリックス打線を1安打無失点に抑える好リード。
バットでも、0-0の2回先頭の宮崎竜成がセンター前安打を放ち、無死一塁で迎えた第1打席、エスピノーザの初球をきっちりとピッチャー前に送りバント。西川史礁、安田尚憲の適時打につなげた。得点には繋がらなかったが、2-0の8回一死一、二塁の第4打席、マチャドの初球をサード前に転がしチャンスを広げた。
7月12日以来の出場となったが、攻守に貢献するあたりは流石だ。6月29日の取材で田村は「現状自分の立場としては、寺地がずっと試合に出ているわけなので疲れが溜まる時期だと思うし、寺地の調子が落ちてくる時があると思うので、その時にパッといけと言われた時に、当たり前のようにできるようにというところですかね」と話していたように、いつ出番が来てもいいように準備した結果が完封劇に繋がったといえる。
スタメン出場した7月12日の西武戦は1-5で敗れたが、その試合に先発した種市篤暉は、「西武戦でタムさん(田村龍弘)が大事なカウントの時に使ってくれて、カウントが取れましたし、ああいう使い方をしたら見逃してくれるんだなと分かったので、オリックス戦もカーブを試合の力感でどうやってカウントが取れるのかというのを勉強しながら投げたいと寺地と話をしました」と同試合は7回1/3を投げ5失点も、寺地とバッテリーを組んだ19日のオリックス戦は序盤からカウント球でカーブを有効的に使い7回無失点で4月23日の西武戦以来となる3勝目を手にした。
さらに、7月9日の日本ハム二軍戦で田村とバッテリーを組んだ育成・吉川悠斗も「いつも通りやっていたら大丈夫だと話はもらいましたね」という言葉をかけてもらい、同試合で2試合連続6イニングを投げた。
高卒2年目の寺地がメインに被っていることもあり、出場機会は限られているが21日のオリックス戦だけでなく、6月13日のヤクルト戦、4-4の5回からマスクを被り、八木彬(1回・無失点)、横山陸人(3回・無失点)、鈴木昭汰(1回・無失点)の5イニングを無失点に抑える好リードを見せれば、6月22日のDeNA戦は序盤から乱打戦となり、10-9となった6回裏からマスクを被り、横山(2回・無失点)、鈴木昭汰(1回・無失点)、中森俊介(1回・無失点)のリレーで、4回と5回に3点ずつ挙げていたDeNA打線を、6回以降無安打と完璧に封じ込んだ。
培ってきた経験と技術でマリーンズを支える重要なピース。後半戦も、必ずチームの勝ちに貢献してくれるだろう。
取材・文=岩下雄太
(以上 ベースボールキング)
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