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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

区間エントリー発表

2012年12月30日 11時13分09秒 | スポーツあれこれ
区間エントリーが発表されましたね。

…とは言え、各校まだまだ手の内は隠したまま。

早大・大迫くんや、東洋大・設楽悠くん、服部くん青学大・出岐くんとか…
多くの有力選手が補欠名簿に載ったまま。

絶賛応援中の駒大撹上くん、久我くん、千葉くんを補欠に回しています。
特にワタシ一押しの(千葉)健太くんは、おそらく4年連続の6区山下りが濃厚。
東洋大・市川くんも、これまた4年連続の山下りで、(千葉)健太くんの区間記録を塗り替えようと闘志を燃やしております。
チーム内のレベルが高くて、出雲・全日本で走ることが叶わなっていた(千葉)健太くん
学生最後の大会で、自分自身の集大成を魅せて欲しいです!!

健太ぁ~頑張れ~~o(≧Д≦)o

当日のエントリー変更で、各校どういった勝負をかけてくるのか、名簿を見ながら予想するのもまた楽しみですね。

…そう言えば、早大・大迫くん
早くも卒業後の進路が日清食品グループに決定しましたね。
その前に、来年は練習拠点をアメリカに置いて練習をするそうで、
見る度にドンドンストイックになっていく表情からも、
既に一流のアスリートの風格さえ漂っております。
ところで日清食品グループと言えば、佐久長聖高の先輩で、今年のロンドン五輪代表の佐藤悠基くんがいますし、
また来春は、同じく佐久長聖高の先輩、東海大・村澤くん(箱根で見られないのはやっぱり寂しい)の入社も決まっています。

より高い意識とレベルで、お互い切磋琢磨しながら世界を目指す姿が近い将来見られることを楽しみにしていますo(^ー^)o

“箱根NO1快足男”早大エース・大迫、来春から米留学
 来年1月2、3日の箱根駅伝(報知新聞社後援)に出場する早大が25日、埼玉・所沢市内で練習を公開。渡辺康幸駅伝監督(39)は、14年春から日清食品グループへの入社を表明した大迫傑(3年)を来春から米国に短期留学させる考えを明かした。米オレゴン州ポートランドに練習拠点を置き、渡辺監督の恩師・瀬古利彦氏(56)が現役時代ライバルだったアルベルト・サラザール氏(54)に師事する予定。学生NO1のスピードランナーが異例の留学で箱根から世界へ羽ばたく。
早大が誇る学生NO1ランナー大迫が、英才教育を受けることになった。渡辺監督はこの日「大迫を来年から、米国を拠点に練習をさせたい」と明言した。留学先はオレゴン州ポートランドの「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」。大迫自身来年は大学の長距離ブロック長も担うことから、学生のうちは短期留学の形を取る。また、卒業後は日清食品グループ入社を明言、拠点を米国に置く考えも示した。
 世界を目指すには最高の環境が整っている。チームをまとめるのは、瀬古氏が現役時代にしのぎを削ったサラザール氏。ロンドン五輪長距離2冠のモハメド・ファラー(29)=英国=、非アフリカ系選手ながら1万メートル26分台を記録し、同五輪でも銀メダルを獲得したゲーリン・ラップ(26)=米国=らが所属する。
 大迫は今年の日本選手権1万メートルで、佐久長聖高の先輩でもある佐藤悠基(26)=日清食品グループ=に0秒38差の2位で敗退。五輪出場を逃した。来夏のモスクワ世界陸上や4年後のリオデジャネイロ五輪に向けた思いは強く「世界と戦うために、トラックの強いチームで練習したい」と決意を見せている。
 かつて瀬古氏が大学浪人時代に米国の南カリフォルニア大へ留学していたことはあるが、大学に籍を置きながら海外を拠点に活動する長距離選手は極めて異例だ。それは期待の表れでもある。5000メートル(13分13秒20)、1万メートル(27分35秒09)の日本記録更新も期待できる逸材に「本気で世界を狙える選手。1万メートルで26分台を目指す練習をさせたい」と渡辺監督。自身も大迫に同行し、長距離選手育成のノウハウを学ぶ考えだ。
 夢を実現させる前に控えるのが、正月の箱根路だ。過去2年は1区で区間賞を獲得。各ライバル校が大迫の動向を警戒しているなか、渡辺監督が「1、2区のどちらか」と話せば、大迫は「できれば2、3区のいずれか。任された区間で区間新記録を狙いたい。チームの雰囲気は3冠を取ったとき(11年大会)と同じくらい良いので、流れを作りたい」と言い切った。Wのエースとして重責を果たし、世界に挑む。

 ◆学生陸上選手の海外留学 長距離選手は夏休みを利用するのが一般で、通年はまれ。ほかの種目では、やり投げのディーン元気(早大)が12年2月から約1か月間、フィンランドに留学。同国ナショナルチームの練習やスペイン合宿に帯同し、4月に84メートル27を記録。ロンドン五輪でも決勝に進出し、10位に入った。アテネ五輪男子110メートル障害代表の谷川聡は、筑波大大学院時代の2年間、米国に留学。卒業後はミズノに籍を置き、五輪で13秒39の日本記録を樹立。

 ◆大迫 傑(おおさこ・すぐる)1991年5月23日、東京・町田市生まれ。21歳。早大スポーツ科学部3年。金井中1年から陸上を始め、長野・佐久長聖高2年時の2008年全国高校駅伝で優勝に貢献した。10年に早大へ入学し、11年の中国・深センユニバーシアードでは1万メートルで金メダル。12年の日本選手権では、1万メートル2位。1万メートルの自己ベストは27分56秒94。170センチ、51キロ。家族は両親と兄、弟。
(報知)



***************************:箱根駅伝記事いろいろ**************************


東洋大・定方“山の新星”初出場で大役!…箱根駅伝区間エントリー
 来年1月2、3日に行われる第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=報知新聞社後援)の区間エントリーが29日、発表された。往路5連覇と総合連覇を狙う東洋大は“新・山の神”柏原竜二(23)=富士通=が抜けた5区に定方俊樹(3年)を登録した。父の次男さん(48)も86年大会の2区など箱根路を3度走り、東洋大では史上初の親子出場となる。山上りには前回2位の明大・大江啓貴(4年)、同3位の早大・山本修平(2年)、駒大・村山謙太(2年)ら実力者がそろい、「神」の後継者に名乗りを上げた。
 新・山の神の後継者に指名されたのは初出場の3年生、定方だった。前回大会まで4大会連続で東洋大の柏原が区間賞を獲得し、往路のゴールテープを切った。抜てきした酒井俊幸監督(36)は「不安はありません。1時間20~21分台、区間5、6位でまとめてほしい」と期待を込めた。
 毎年8月に新潟・長岡市山古志地区で行われる山対策合宿に3年連続で参加。柏原の背中を追い続けて力を蓄えた。偉大な先輩が卒業した今年は積極的にチームを引っ張った。「3年間分の思いを込めて走りたい」。満を持しての出場に、定方の言葉は力強い。
 「東洋大の5区」は嫌でも柏原と比較され、注目されるが、定方にとっては運命ともいえる。父の次男さんはOBでもあり、箱根路を3回走った。息子が出場すれば東洋大では初の親子鷹となる。父は3年生だった86年大会で花の2区を走り、区間最下位。区間賞は今回、優勝争いの最大のライバルとなる駒大の大八木弘明監督だった。長い歴史がある箱根駅伝ならではの因縁だ。息子は長崎・大村市立桜が原中で陸上を始めた時から、父が走った箱根路を意識してきた。
 「当日に選手変更で走らないこともありますし…」。各大学の駆け引きを知る父は複雑な心境を明かしつつ、親心をのぞかせる。「戦う相手は自分自身だ。柏原君も前年の自分と戦って勝ったからこそ毎年、素晴らしい走りをしたんだ」と息子に熱いエールを送った。
 1区に田口雅也(2年)、2区に設楽啓太(3年)を投入し、序盤から主導権を握るのが東洋大の戦略。「5区まで2分のリードがほしい」と酒井監督。史上初の往路5連覇へ。定方は父や柏原がつないだ鉄紺のタスキをかけ、箱根の山に挑む。


駒大・村山もエース!2区窪田と往路で貯金だ…箱根駅伝区間エントリー発表
 来年1月2、3日に行われる第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=報知新聞社後援)の区間エントリーが29日、発表された。往路5連覇と総合連覇を狙う東洋大は“新・山の神”柏原竜二(23)=富士通=が抜けた5区に定方俊樹(3年)を登録した。父の次男さん(48)も86年大会の2区など箱根路を3度走り、東洋大では史上初の親子出場となる。山上りには前回2位の明大・大江啓貴(4年)、同3位の早大・山本修平(2年)、駒大・村山謙太(2年)ら実力者がそろい、「神」の後継者に名乗りを上げた。
 東洋大の対抗馬とされ、5年ぶりの総合王者を目指す駒大は、世界ジュニア選手権1万メートル6位の実力者、村山謙太(2年)を5区に登録した。2区には窪田忍(3年)を配し、往路から勝負をかける態勢を整えた。大八木弘明監督(54)は「出遅れたらダメ。往路で先行したい」と前半の貯金で勝つ考えだ。
 城西大に双子の弟・紘太がいる村山謙は前回、区間9位ながら2区を走った期待の若手。指揮官は「走力もあるし、気持ちが強い選手。本人もいい記録を出してやろうという気で練習している」と自信を持って起用した。2区に登録された弟との直接対決は、お預けとなった。
 「2区の窪田には1時間8分、5区の村山謙には1時間20分を切るタイムでの走りを期待したい」と大八木監督。ライバルも一目置く2人のエースが、駒大の命運を左右しそうだ。


早大、エース隠し!前田、大迫が補欠登録…箱根駅伝区間エントリー発表
 来年1月2、3日に行われる第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=報知新聞社後援)の区間エントリーが29日、発表された。往路5連覇と総合連覇を狙う東洋大は“新・山の神”柏原竜二(23)=富士通=が抜けた5区に定方俊樹(3年)を登録した。父の次男さん(48)も86年大会の2区など箱根路を3度走り、東洋大では史上初の親子出場となる。山上りには前回2位の明大・大江啓貴(4年)、同3位の早大・山本修平(2年)、駒大・村山謙太(2年)ら実力者がそろい、「神」の後継者に名乗りを上げた。
 2年ぶりの頂点を狙う早大は、過去2年連続1区区間賞の“超エース”大迫傑(3年)と前回9区2位の前田悠貴の主力2人を補欠登録。渡辺康幸駅伝監督は「もちろん駆け引きです。(2人は)1区と3区です」と煙幕を張った。
 各大学が注目する大迫の起用については「そろそろ1区に飽き飽きしている」と話し、3区に初めて投入する可能性も示唆した。2区には3年連続で平賀翔太(4年)を配置。指揮官は「1区は団子状態になるので、2区から(実質的な)スタートになる。3、4区で抜け出したい」とレースプランを描いた。
 東洋大の設楽悠太(3年)、青学大の出岐雄大(4年)も補欠登録となり、各校がエースを隠してレース当日まで腹の探り合いを続ける。渡辺監督は「昨日の時点で本人には区間を伝えている。想像してください」とニヤリ。情報戦でもライバルを揺さぶった。


日大、2区にベンジャミン…箱根駅伝区間エントリー
 来年1月2、3日に行われる第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=報知新聞社後援)の区間エントリーが29日、発表された。
 大会史上初の往路5連覇と総合2連覇を目指す東洋大は、“新・山の神”柏原竜二(23)=富士通=が卒業した5区山上りに定方俊樹(3年)がエントリーした。日大は、エースのベンジャミン(4年)を2年前と同様に2区にエントリー、4年ぶりのシード権獲得を狙う。
 早大は、学生NO1のスピードランナー大迫傑(3年)を補欠登録。レース当日の補欠との交代は2日間で4人までは認められており、当日変更での起用が濃厚だが、腹の探り合いが続きそうだ。

 ◆選手変更 正選手と補欠選手のみの入れ替えが可能で、区間変更は認められない。変更する場合は、当日(往路は2日、復路は3日)の午前6時50分までに申告しなければならない。なお、交代は往路・復路を通じて4人までとなっている。
(以上 報知)



柏原抜けても連覇!東洋大“神隠し”
 来年1月2、3日の第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する20チームの区間エントリーが29日発表され、総合2連覇と史上初の往路5連覇を目指す東洋大は、山上りの5区(23.4キロ)で4年連続区間賞の“山の神”柏原竜二(23)=現富士通=の後継者に定方俊樹(3年)を配置した。一方で前回大会7区(21.3キロ)で区間新記録の設楽悠太(3年)、11月の全日本大学駅伝でアンカーを務めた服部勇馬(1年)を当日変更可能な補欠に回す“神隠し”とも取れる陽動作戦も。豊富な駒で柏原の穴を埋め、再び頂点を狙う。
 あなたは神を信じますか? その答えはNOだった。この日、都内で行われた監督会議に出席した酒井俊幸監督(36)が、数々の伝説を残した柏原の後任を明かした。その名は、1年時に出雲駅伝4区(6・2キロ、8位)を走っただけの定方だった。
 「定方? 不安はない。合宿のときはアップダウンが激しいコースを走らせてきた」
 出雲、全日本、箱根の学生3大駅伝のうち、定方はデビュー戦となった2010年10月の出雲駅伝を最後に大舞台から遠ざかっている。5000メートルのタイムも14分6秒36でチーム11位。目立った成績は残しておらず、まさに“隠し玉”といえる存在だ。
 さすがに“神がかり”的な活躍までは期待していない。前回大会で柏原は1時間16分39秒で走り抜け、自身3度目の区間新で箱根路を締めくくった。定方に求めるのは大崩れのない無難な走り。酒井監督も「1時間21、22分で区間5、6位で来てくれれば」と“庶民”的な目標を掲げた。
 ならばどこで爆発的なリードを築くのか。その鍵は控えに回った大物2人が握っている。まずは双子の設楽兄弟の弟・悠太(3年)だ。兄・啓太(3年)が3年連続でエース区間、花の2区(23・2キロ)に名を連ねたのとは対照的に、7区の区間記録保持者はエントリーから外れた。酒井監督がライバルと見なす駒大と早大は、往路に主力メンバーを投入。レース当日に補欠との交代を2日間で4人まで認められるルールを最大限に生かし、もう一人の設楽を勝負どころでつぎ込む。
 残るジョーカーは、仙台育英高出身の期待のルーキー・服部だ。10月の出雲駅伝で3大駅伝デビューを飾ったが、翌月の全日本大学駅伝では最終8区(19・7キロ)で駒大のエース窪田忍(3年)に逆転され、涙をのんだ。指揮官は「その経験を無駄にしないように主要区間にぶつける。そのために全日本に出した」と先行投資だったことを認めた。
 「卒業生の穴は確かに大きい。伸びている力にかけたい。当日変更を楽しみにしてほしい」
 酒井監督は陽動作戦に自信をみせた。前回大会のような2位に9分2秒もの大差をつける圧勝Vなど、考えていない。柏原が抜けた東洋大の運命は、神のみぞ知る。 (江坂勇始)


駒大、村山5区に抜擢!窪田は2区
 第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する20チームの区間エントリーが29日発表された。5年ぶりの優勝を狙う駒大は、山下り6区(20・8キロ)区間記録保持者で、3年連続で同区を担当した千葉健太(4年)らを控えに回すなど、東洋大ばりの陽動作戦に出た。山上りの5区(23・4キロ)に村山謙太(2年)を抜擢(ばってき)した大八木弘明監督は「5区は上りが速い村山しかいない」と当日変更なしを明言した。全日本大学駅伝を制した力を箱根でもみせつける。

明大・大江、3年連続5区
 第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する20チームの区間エントリーが29日発表された。前回大会で3位と躍進した明大は、山上りの5区(23.4キロ)で柏原に次ぐ区間2位をマークした大江啓貴(4年)が、3年連続で重要区間に挑む。西弘美監督は「1区から3区まででどこまで行けるか。できれば3区でトップに立ちたい」と大江頼みからの脱却を誓った。「故障者は一人もいない」と豪語。東洋大と駒大の2強を脅かす存在になる。

大迫は控え…早大監督、往路投入示唆
 第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する20チームの区間エントリーが29日発表された。2年ぶりの優勝を目指す早大は、1区(21.4キロ)で2年連続区間賞の大迫傑(3年)が控えに。渡辺康幸監督は「復路メンバーの仕上がりはいい。なんとか初日でトップに立ちたい」とエースの往路投入を示唆した。2014年春卒業予定ながら、すでに実業団の日清食品グループ入りが内定しているエリートの活躍が、覇権奪還の鍵を握りそうだ。

青学大、初Vは出岐の“デキ”次第
 来年1月2、3日の第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する20チームの区間エントリーが29日発表され、初優勝を目指す青学大は前回大会で花の2区(23・2キロ)区間賞の出岐雄大主将(4年)が当日変更が可能な補欠に回った。全日本大学駅伝覇者の駒大は2区にエースの窪田忍(3年)を配し、5大会ぶりの優勝を狙う。
 前回5位で、10月の出雲駅伝を初制覇した青学大は、エースで主将の出岐雄大(4年)を補欠に回した。原晋監督は「出岐は上り調子。状態は8、9割。2区を含めて考えている」と話し、当日変更で主要区間に起用する作戦だ。前回大会の2区で9人抜きを演じて青学大初の区間賞を獲得した出岐の走りが、東洋大、駒大の2強を追うカギとなる。
(以上 サンスポ)



東洋大 脱「新・山の神」
第89回箱根駅伝(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日、発表された。
 東洋大は、連覇へ脱「新・山の神」で行く。前回まで5区山登りで圧倒的な強さを誇った柏原の後継には定方(3年)が選ばれた。ただ、酒井監督は従来との違いを強調。「これまでと違ってつなぐイメージ。区間5、6位を目安に1時間20分台。悪くても1時間21分台でまとめてほしい」と、柏原より4、5分ほど遅いタイムを設定した。4区までに逃げ切り、史上初の往路5連覇とV2に挑む。


復路の駒大“往道”を行く/戦国駅伝
<箱根駅伝連載 戦国駅伝:(5)区間エントリー発表>
 第89回箱根駅伝(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日、発表された。選手層の厚さでV最右翼とされる駒大・大八木弘明監督(54)は、宣言通りに往路重視の区間配置。エース窪田忍(3年)を2区、期待の村山謙太(2年)を5区に配した。一方、“3大ブランド”の残る東洋大は設楽悠、早大は大迫のエース級を“様子見”の補欠に回した。
 これぞ“往道”。各校の思惑がオブラートに包まれる区間エントリーで、大八木監督は手の内を堂々と明かした。長距離2種目で駒大歴代最高記録保持者の油布を1区に配置。ロケットスタートで先行し、2区は絶対エースの窪田。そして山登りの5区は「将来のエースとして経験を積ませたい」と前回はルーキーながら2区に起用した村山。補欠に回した撹上、久我も3、4区に当日エントリーのカードとして残す。
 復路を重視してきた従来のVパターンでは勝てなくなって以降、大八木監督は方向転換した。「他に候補はいたけど一番安定していた者(窪田)を2区に置きました。村山はガッツを出して走ってくれれば」と同監督。淡々とした口調は自信の裏返しに聞こえた。山下りのスペシャリスト千葉も「どこでも走れる」とジョーカーとして補欠に。5年ぶり7度目のV奪回-の青写真がストレートに描かれた。
 駒大の熱気を、連覇を目指す東洋大・酒井監督は「往路を取ろうという意気込みが伝わって、特に村山くんの5区にはビックリした」の言葉で表した。自身はダブルエースの一角、設楽悠を「他大学(のエントリー)を見て総合的に判断したい」と模索する。早大・渡辺監督も大迫本人に1区か3区は伝えているが「ちょっと遊び心かな」と他校の出方をうかがい補欠に回した。直球勝負の駒大か、けん制球を入れ探りを入れた東洋、早大か-。3日後の号砲で、最初の答えが出る。

 ◆復路の駒大 過去6度の総合優勝のうち、4度は往路2位で折り返しながら復路で逆転優勝を飾った。往路優勝は過去3度しかないが、復路は8度も優勝。「復路」の強さが際立っていた。だが、優勝から遠ざかる最近4大会の往路は前回4位が最高順位で、15位と大きく出遅れた年もあった。優勝パターンからの“脱却”も求められている。


明大 監督会議一番乗り
 第89回箱根駅伝(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日、発表された。
 明大の西監督が1位でゴール? 監督会議が開始される約1時間前、誰よりも早く会場入りした還暦の指揮官は、「レースもだけど、監督会議でも1番を取っておかないと」とニヤリ。前回3位は49年ぶり3位以内と躍進したが、今回狙うのは64年ぶりの総合優勝になる。主将の菊地らを配した往路に「1秒でもいいからトップで箱根にゴールしたい」と期待した。


出来いまいち 青学大・出岐は補欠登録
第89回箱根駅伝(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日、発表された。
 青学大は、昨年2区で区間賞を取った主将の出岐雄大(4年)を補欠登録とした。今年はいまいち調子が上がらないエースについて、原監督は「(体調は)9割まできました。状態は今年1番で、問題はありません。まだ区間は決めてません」と説明した。2区か7区などの復路か…、可能性を口にしながら「残り4日間で本人がその気になることですね」と直前まで配置を見極める意向を示した。
(以上 日刊)



東洋大 “山の神”柏原抜け5区は3年・定方起用
 4年連続区間賞だった柏原が抜けた注目の5区に、東洋大・酒井監督は箱根初出場の3年の定方を抜てきした。「合宿では山対策をしてきた。不安はない」と予定通りの投入で「前年までと違って、つなぐイメージ。4区までで(2位以下と)2分ほしい」と4区までにリードをつくって、それを保つレースプランを考えている。
 史上初の往路5連覇、総合2連覇へ向け、エース格の設楽悠、期待のルーキー服部も往路投入のカードとして持っている。


出遅れ阻止へ…駒大 往路重視「前に行きたい」
 駒大は1区に1万メートルチームトップの油布、2区にエース窪田、5区には前回2区を走った村山を配置し、往路重視の姿勢をはっきり示した。
 これまでは復路にも主要選手を配置してきたが、最近は往路での出遅れを挽回できずに終わることが多かっただけに、大八木監督は「とにかく往路で前に行きたい」ときっぱり。撹上、久我ら4年生の実力者も控えに回ってスタンバイしており、王座奪回へ準備は万全だ。


早大 エース大迫隠し!箱根1区か3区も“補欠”登録 
 2年ぶりV奪回は往路制覇から始まる。来年1月2、3日に行われる第89回東京箱根間往復大学駅伝競走の区間エントリーが29日、発表された。11年大会総合優勝の早大はエース・大迫傑(すぐる、3年)を当日変更が可能な補欠に回したが、渡辺康幸監督(39)は1区(21・4キロ)か3区(21・5キロ)への投入を明言。大迫が登場する区間でトップに立ち、そのままゴールまで突っ走る。
 完全に手の内は明かさなくても、もう覚悟は決まっている。この日、発表された区間エントリーで、早大のエース・大迫は当日変更可能な補欠。駒大、東洋大、青学大など他校も有力選手を補欠に回す中、渡辺監督は「他の大学はだいたい予想通り。(大迫は)1区か3区ですよ。本人にはきのう(28日)伝えている。想像してください」と不敵に笑った。
 箱根駅伝という枠を超え世界での活躍を見据える大迫は、大学4年の来年からトラック強豪選手が集まる米国でトレーニングする予定。早大のエースには“花の2区”を任せたいという思いが、自身も2区を駆けた渡辺監督にはあった。2区か、それ以外か。「大迫の2区も考えた」。悩んだ指揮官だったが、3年連続で平賀(4年)にエース区間を託した。
 2年連続1区で区間賞を獲得している大迫は「抜いたり駅伝の醍醐味(だいごみ)を味わいたい」と話しており、「大迫は1区に飽き飽きしているんじゃないですか」と渡辺監督。現実的には3区登場が最有力だが、昨年のエントリー時は指揮官が「大迫の1区はない」と言いながら、本番では1区に起用している。どちらにせよ、大迫の区間でトップに立つことが往路制覇、総合V奪回への最低条件だ。「3区、4区では抜けていたい」と渡辺監督。大迫の激走が、初夢を現実に変える。


骨折から復帰の青学大エース出岐 出場へ
 青学大は前回2区でチーム史上初の区間賞を獲得したエース出岐は控えに回った。4月に左足首を疲労骨折し、調整不足が心配されたが、原監督は「出来は8~9割。今季では一番いい。走りますよ」と投入を明言した。
 しかし、再び2区に入るかは「あとは本人の自覚次第」と微妙な言い回し。出雲では学生3大駅伝で初優勝を飾りチームは勢いに乗っているが、懸念材料が残った。
(以上 スポニチ)
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