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備忘録【9/29】 VS 西武 ≪69勝63敗6分≫

2024年09月30日 06時52分50秒 | マリーンズ2024
≪2024/9/29≫

【西武0ー2ロッテ ( 2024年9月29日    ベルーナD )

≪対L:21勝4敗≫

 ロッテは29日、西武戦に2―0で2連勝を飾り、CS進出を争う楽天とのゲーム差を3に広げた。小島和哉投手(28)が7回4安打無失点に抑え、自己最多の12勝目を挙げ、西武戦は11連勝とした。30日からは敵地で楽天との直接対決2連戦。連勝すれば10月1日に2年連続9度目のCS進出が決まる。

 小島は埼玉県鴻巣市の生まれ。西武を相手に無敵の強さを発揮する理由は「埼玉出身なんで、気持ちが入ってるんじゃないですか」と笑った。この日は母校・浦和学院の後輩が観戦。なぜか西武側のスタンドから応援していたといい「僕はロッテですけど…。いいところを見せられて良かった」と胸を張った。

 西武戦は22年8月6日から破竹の11連勝。2年以上負けておらず、その間の1試合平均失点は1・23点だ。ここ3試合の登板は全て西武戦で、時折クイックを交えて間を変えるなど工夫。4回1死一、二塁では「イメージ通り」と4番・佐藤龍を初球フォークで三ゴロ併殺打に仕留めた。

 「僕は2回8失点からプロ野球が始まった。あの時は1、2年で(現役生活が)終わると思ったぐらい。それを考えたら頑張ってるなって」。今でも忘れない19年4月4日のデビュー戦。この日と同じ球場で西武を相手に2回8失点でKOされ、プロの洗礼を浴びた。その「原点」の地で7回4安打無失点。自己最多を更新する12勝目を手にした。

 8回途中1失点だった前日の西野に続く快投。「すた丼の誓い」を果たした。28日に都内の宿舎近くにある「伝説のすた丼屋」を訪れ、スタミナ満点の食事でパワーチャージ。その際に「おっさん2人で頑張って、右投手2人につなごう!」と熱く誓い合った。見事に2連勝。そして「2人」である種市、佐々木にバトンを渡した。

 30日からの楽天2連戦に連勝すれば、2年連続9度目のCS進出が決まる。種市に続き、あす10月1日には自身初の2桁勝利を懸けて佐々木が先発。この日ブルペンで28球投げた右腕に、小野投手コーチも「あさっては大一番。そこに向けて気持ちの準備はしてくれていると思う」と期待した。10・1。もうすぐ舞台は整う。(鈴木 勝巳)


 ロッテ先発の小島が「すた丼の誓い」を果たした。
 7回4安打無失点の好投で自己最多を更新する今季12勝目。西武戦は22年8月6日から実に11連勝となった。

 前日に8回途中1失点で9勝目を挙げた西野に続く好投。実は2人は「すた丼の誓い」を交わしていた。

 今回の西武2連戦を迎える前日の28日。2人は都内のチーム宿舎の近くにある「伝説のすた丼屋」を訪れ、スタミナ満点の食事でパワーチャージ。「すた丼」は西野の好物だといい、その席で「おい、オジ(小島)。おっさん2人で頑張るか!しっかり2試合勝って、右投手2人につなごう」と誓い合った。

 そして見事に連勝。「2人」である種市、佐々木にバトンを渡した。

 30日からの敵地での楽天2連戦に連勝すれば、ロッテは2年連続9度目のCS進出が決まる。

 種市に続き、10月1日には自身初の2桁勝利を懸けて佐々木が先発。この日ブルペンで28球を投げた右腕に、小野投手コーチも「あさっては大一番。そこに向けて気持ちの準備はしてくれていると思う」と期待を寄せた。


 ロッテの4年目左腕・鈴木が節目の50試合登板を果たした。

 2―0の8回、先発・小島の後を受けて2番手でマウンドへ。先頭の代打・山野辺に左中間二塁打を許すも、その後の打者を抑えて無失点で切り抜けた。

 これまでは新人だった21年の23試合登板が最多。今季はその倍以上の試合に投げるなど、リリーフ陣を支える一人として奮闘している。

 試合後、節目の登板について聞かれた鈴木は「終わってから、そういや50やったなと。本当に一試合一試合やった結果だと思う」と振り返った。

 この日で26ホールド目。防御率0・74と抜群の成績を残している。「それ(防御率)を言っちゃうと次の試合から打たれそうなので」と笑った左腕は「チームがクライマックスにいければそれでいいです」と話した。


 ロッテの岡が見事なバント安打で決勝の先制点をもぎ取った。

 0―0の6回2死三塁で「(三塁手が)前に来ていなかったので、チャンスはあると思った」。好投の与座に対して「確率がどっちが高いか。バントに懸けてもいい」と判断し、初球を三塁側に転がして内野安打となった。

 西武戦では7月30日にも小川が9回2死満塁で三塁前へのサヨナラバント安打を決めている。吉井監督は「昨日の朝5時半からあれを練習していたらしいね」と冗談交じりに喜んだ。


 ロッテの1番・岡が見事なバント安打で先制点をもぎ取った。

 0―0の6回。2死二塁でのネクストバッターズサークルから頭の中で考えていたといい、「2死三塁になった瞬間に(セーフティーバントを)決めた」という。

 1打席目からバントの構えをしていたが、西武の三塁・佐藤龍は前に来ていなかった。「チャンスはあると思った。三塁側に(打球が)転がればなんとかなるという感じだった」。

 同時に西武先発・与座が好投を続け、岡もそれまで2打数無安打で1三振。普通に打ちにいくより「確率がどっちが高いか。バントに懸けてもいい」と判断し、初球を三塁側に転がした。これが内野安打となり、決勝の1点をもぎ取った。

 西武戦では7月30日にもバント安打で決勝点を奪った。6―6の9回2死満塁で小川が三塁前にセーフティーバント。この安打でサヨナラ勝ちを決めた。

 もはや十八番ともいえる必殺技。吉井監督は「三塁がかなり深いところを守っていた。狙ってましたね」と振り返り、「(岡は)昨日の朝5時半からあれを練習していたらしいね」と冗談交じりに喜んだ。


 ロッテ・種市篤暉投手が、30日にCSを争う4位・楽天との直接対決に先発する。

 舞台は敵地・楽天モバイルのマウンド。右腕は今月1日のソフトバンク戦で右足内転筋の筋損傷で離脱しており、約1カ月ぶりの登板に「自分の持っているもの全てをこの試合で出して、全てをぶつける気持ちで投げきりたい」と力を込めた。

 防御率3・16はリーグ9位で、残り2/3回でシーズン規定投球回にも到達する。右腕は「CS争いをしている相手との直接対決。しっかりチームに貢献できるよう頑張る」と勝利を見据えた。


 10月1日の楽天戦(楽天モバイル)に先発予定のロッテ・佐々木朗希投手が29日、ベルーナドームのブルペンで投球練習を行った。

 スライダーなど変化球も交えて28球を投げた。

 佐々木は1日が今季のレギュラーシーズン最後の登板となる見込み。プロ5年の今季はここまで17試合に登板して9勝5敗、防御率2・47。

 CSを争う4位・楽天との直接対決となる試合で、自身初の2桁10勝目を狙う。


 イースタン・リーグは29日、今季の全日程を終了した。
 DeNAが優勝し、2位以下は巨人、西武、日本ハム、ヤクルト、ロッテ、楽天、今季から参加したオイシックスの順となった。
 個人タイトルは次の通り。

 ▽首位打者 知念大成(オイシックス) ・323
 ▽最多本塁打 山本大斗(ロッテ) 19
 ▽最多打点 山本(ロッテ) 66
 ▽最多盗塁 小森航大郎(ヤクルト) 24
 ▽最高出塁率 安田悠馬(楽天) ・383
 ▽最優秀防御率 阪口皓亮(ヤクルト) 2・24
 ▽最多勝利 阪口(ヤクルト) 9
 ▽最多セーブ 上村知輝(オイシックス) 20
 ▽勝率第1位 阪口(ヤクルト) ・750


 DeNAはロッテ戦(横須賀)に5―2で逆転勝ち。先発・小園は3回2安打3奪三振1失点で、5番手・三浦が1回無安打1奪三振無失点で2勝目(1敗)。ロッテ先発・高野脩は3回1安打3奪三振で無失点。1番・山本が3安打を放った。
(以上 スポニチ)



すた丼パワー気合マシマシで、キャリアハイをさらに更新した。ロッテ小島和哉投手(28)が7回無失点で自己最多を更新する12勝目を挙げた。西武戦は22年8月6日から11連勝と好相性。前日好投した西野から託されたバトンをつないでチームの2連勝に貢献。CS圏を争う4位楽天とのゲーム差を3に広げる、大きな1勝をたぐり寄せた。
   ◇   ◇   ◇
投手戦となった試合で、小島はフィールディングも光った。4回、正面のライナーに素早く反応してキャッチ。6回は先頭打者に出塁を許したが、後続のバント処理で二塁に送球し進塁を許さなかった。さらに併殺崩れで残った一塁走者をけん制でアウトにし、チャンスの芽を摘んだ。7回無死一塁でも投-遊-一の併殺で、相手に反撃の隙を与えなかった。

高校時代から守備練習は多く行い、苦手意識は全くない。それとともに「常にノーアウト一塁とかワンアウト一塁の、バントあるなっていう場面だったら、絶対セカンド狙おうと思って投げてる。1個でいいやっていう感覚はない」と高い意識を持っている。

4位楽天と僅差でCS圏を争う中、1戦目先発の西野と東京・立川の「すた丼」で決起集会。「しっかり2試合勝って右投手2人(種市、佐々木)につなごうって話しました。『おっさん2人で頑張るか』って言われたんですけど、僕まだ28なんですけど…」と若干の不満も吐露したが、見事に2人で有言実行して見せた。

今では“お得意様”となった西武戦だが、苦い思い出もある。19年、新人ながら開幕ローテーション入りし、プロ初登板でベルーナドーム(当時はメットライフドーム)のマウンドに上がったが、2回7安打4四球8失点と炎上。「あの時は本当に1、2年で終わるなって思ってた」と振り返る。「そこから比べたらちょっと頑張ってるなっていう自分に思うこともありますし。いや、まだまだだなって痛感することも多い」と語った。それでもチームトップの12勝。「防御率も2点台っていうのも掲げたのにいってないので満足はできてないですけど。今チームがいい位置にいるので、しっかりCS投げられるように準備したい」と軽快な口調で先を見据えた。【星夏穂】

▼小島が22年8月6日から西武戦11連勝。ロッテ投手の同一カード11連勝以上は、近鉄戦でマークした58~60年小野13連勝、69~70年成田12連勝、51~55年榎原11連勝に次ぎ4人目で、近鉄戦以外では初めて。西武相手に11連勝は他球団を含めても12~16年武田(ソフトバンク)に並び2人目の最長連勝となった。

▼ロッテは今季西武戦を21勝4敗で終了。ロッテが同一カードでシーズン21勝は61年近鉄戦(7敗)、95年ダイエー戦(5敗)、03年オリックス戦(6敗1分け)に並ぶ球団最多。


<とっておきメモ>
すた丼パワー気合マシマシで、キャリアハイをさらに更新した。ロッテ小島和哉投手(28)が7回無失点で自己最多を更新する12勝目を挙げた。

西武戦は22年8月6日から11連勝と好相性。前日好投した西野から託されたバトンをつないでチームの2連勝に貢献。CS圏を争う4位楽天とのゲーム差を3に広げる、大きな1勝をたぐり寄せた。
   ◇   ◇   ◇
シーズンを通してけがなくローテーションを支える小島の強靱(きょうじん)な体には鍵がある。吉井監督から「いつもローテーションでミスしないで守ってくれますし、イニングもしっかり投げてくれるので、ありがたい」と感謝され、ベテランの西野からも「球数、イニング投げても必ず中6日でまわれて体が強いところがすごい」と尊敬のまなざしを向けられる。幼少期から大きなけがをしてこなかった小島は「小さいときから気をつけてる食生活とかはあまりない。食べたいものを食べる」ときっぱり。「今でも冷やし中華のキュウリは抜くし、チョレギサラダのキュウリも抜きます」と意外にも野菜が苦手。「自分も大人になってきたので、最近はタマネギとかキャベツとかは食べるようになってきた。レタスはちょっと厳しいけど」とストレスフリーな食事が鍵なのかも知れない。【ロッテ担当=星夏穂】


ロッテ岡大海外野手(33)がセーフティーバントを決め、貴重な先制点を生んだ。

0-0の6回2死三塁で「ネクストの時から考えていて、2アウト三塁になった瞬間に決めました」と三塁前に決めた。キャリア初のシーズン100安打も達成したが「単純にうれしいですけど、まだまだシーズン、順位も決まってないですし、そこに向けてしっかりやるだけ。自分たちができる野球をしっかり集中してやっていきたい」と気を引き締めた。


ロッテ種市篤暉投手(26)が30日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)に向けて意気込みを語った。

右足内転筋の筋損傷で3日に出場選手登録抹消となった右腕は、1カ月ぶりの復帰登板に向けて「久々の登板になりますが、自分の持っているもののすべてをこの試合に出せるように、もっているもののすべてをぶつける気持ちで投げ切りたいと思います」と気合十分だ。

4位楽天との負けられない戦いに向けて「チームとしてもCS争いをしている相手との直接対決の大事な試合となりますので、しっかりとチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と力を込めた。
(以上 日刊)



 ロッテのエース・小島が粘投で価値ある勝利をもたらした。7回4安打無失点で自己最多を更新する12勝目。22年途中から西武戦11連勝となった。応援に訪れた浦和学院の野球部後輩が見守る前で“西武キラー”ぶりを発揮した左腕は「たまたまです。(西武戦は)埼玉出身なので、気持ちが入ってるんですかね、わからないです」と目を細めた。

 移動日だった27日には「西野さんが好きなので」と、28日の西武戦に先発した先輩右腕とともに「スタミナ丼」を食べた。西野が中継ぎだった14年5月から西武戦負けなしと知り、「上には上がいた。10年負けてないのはすごい…。『おっさん2人で頑張るか』って言われた。僕まだ28歳ですけど…」と笑顔で会話の一部を明かした。

 今季の西武戦は21勝(4敗)となり、このカードでは球団最多を更新。4位・楽天と3ゲーム差とした。30日からの直接対決2連戦(楽天モバイル)に連勝すれば3位が確定し、2年連続のCS進出が決まる。「目の前の試合、プレーに集中してもらいたい。選手が活躍できる環境をしっかりと作りたい」と吉井監督。一気に“CS切符”をつかみにいく。(竹内 夏紀)

 ◆記録メモ
 ▼…ロッテは西武戦に21勝4敗。このカードで21勝は最多になるが、ロッテが同一カードで21勝は、61年近鉄戦(7敗)、95年ダイエー戦(5敗)、03年オリックス戦(6敗1分け)に並ぶ最多勝利。一方、21敗の西武は、95年オリックス戦の21敗(5勝)に並ぶワースト記録。


 ロッテの小島和哉投手が、7回4安打4四球ながら無失点の粘りの投球を見せ、自己最多12勝目&自身の22年途中から続く対西武戦11連勝を飾った。応援に訪れた浦和学院高の野球部後輩が見守る前で力投した左腕は、「今回3週連続だったので、ちょっといろんなパターンも想定しながらっていうのはあった。まっすぐが立ち上がりからよかったので、早めにインコースにどんどん行って意識させようという話を(佐藤)都志也としてたので。うまくできたかなと思います」とうなずいた。

 小島は初回から安定した投球で3回まではランナーを出さなかった。4回には1死一、二塁のピンチを招いたが、1番・長谷川を三併殺打に仕留めるなど、要所を締めた。打線は0―0の6回2死三塁の場面で、1番・岡のセーフティーバントが適時内野安打となって先制。1点リードの8回には2死から連打で一、二塁とすると、藤岡の左中間への適時二塁打でさらに1点を援護した。

 4位・楽天とは3ゲーム差に開き、翌30日からの最終2連戦(楽天モバイル)に連勝すれば3位が確定し、2年連続のCS進出が決まる。今シーズンも残りは4試合。頼れるエースは、「とりあえず明日明後日、しっかりチームが勝てるようにしっかり応援する立場ですけど、しっかりチーム一丸となって勝てたらなと思います」と、意気込んだ。


 ロッテの20年ドラフト1位左腕・鈴木昭汰投手が2点リードの8回を無失点で抑え、自身初の50試合登板に到達した。防御率は驚異の0・74。節目の登板を無失点でしのぎ、「(マウンドに)行くまでは知らなかった。本当に1試合1試合やった結果だと思うのでよかった」と、かみしめた。

 8回のマウンドに上がり、先頭の代打・山野辺には二塁打を許したが、長谷川を一邪飛、源田を二ゴロで2死三塁。最後は西川を150キロの力強いストレートで空振り三振に斬ると、マウンド上で拳を握りながらほえた。

 今季は自身初めて勝ちパターン入りし、開幕から46試合まではわずか自責2と抜群の安定感を見せた。だが、その後の今月16日の西武戦、23日の楽天戦と、今季初めて2試合続けて失点し、「やっぱ、2回続けて失敗しないように、ずっと今年からやってきた中で、それが出てしまった。その時は悔しかった」。それでも、以降の2戦は無失点で切り抜け、成長著しい左腕は「割り切って、シーズン長くやっていれば、そういうときもあるという、“無責任ポジティブ”で投げた。それでも次の登板は絶対に抑えないといけないのがあったし、それで抑えられたので、ここからまたいけたら」と、うなずいた。

 4位・楽天を3ゲーム差に引き離し、翌30日からの2連戦(楽天モバイル)に連勝すれば3位が確定し、2年連続のCS進出が決まる。今シーズンも残りは4試合。50試合登板以上&防御率0点台の偉業も現実味を帯びてきたが、頼れる26歳は「チームがクライマックスシリーズにいければ、それでいいです」と、チームファーストの精神を貫いた。
(以上 報知)



ロッテ・小島和哉投手(28)が7回4安打無失点で、自己最多の12勝目をマーク。2022年8月6日から続く球団記録の西武戦の連勝を11に伸ばした。

直球を軸に、ストライク先行で三回まで無安打投球。走者を許しても2併殺を取るなど要所を締めた。母校、埼玉・浦和学院高の後輩たちが観戦に訪れた中で快投し「真っすぐが立ち上がりから良かった。(ピンチでも)イメージ通りにできた」とうなずいた。


ロッテ・鈴木昭汰投手(26)が、4年目で初の50試合登板を果たした。八回に登板し1回1安打無失点に抑えた。

「本当に1試合1試合やった結果だと思う」

八回は先頭の代打・山野辺に二塁打を打たれたが、長谷川を一邪飛、源田をニゴロ、西川を空振り三振に仕留めた。しっかりとゼロで抑え「2点差だったので、もう割り切って1点はしょうがないぐらいの気持ちで、1人1人アウトを取っていく思いで投げました」と息をついた。

2021年に法大からドラフト1位で入団。今季は開幕から27試合連続で自責点なしに抑えるなど抜群の安定感をみせて2勝2敗25ホールド、防御率0・76。昨季までは1年目の23登板が最多だったが飛躍を遂げ、今では主に八回を担い、チームに欠かせない存在へと成長を遂げた。


思い切った策で空気を変えた。0―0の六回2死三塁。ロッテ・岡大海外野手(33)がセーフティーバントを決めた。均衡を破るバント安打に、普段はポーカーフェースを貫く男がガッツポーズ。残り1枠のクライマックスシリーズ進出へ、一歩近づけた。

「打席に立つ前から考えていて、2死三塁になった瞬間に(やろうと)決めていました。チャンスはあると思っていた」

布石はあった。一回の第1打席。三塁手・佐藤龍が深めに守る中、セーフティーバントのそぶりを見せた。このときの佐藤龍は「前に来ていなかった。(勝負どころで)バントに賭けてみてもいいかな」と考えを巡らせた。そして六回は強めのバントで三遊間に転がして先制点をもたらした。

2021年に2本のサヨナラ本塁打、今季も2度のサヨナラ打を放つなど勝負強さを発揮。得点への嗅覚にも優れ、「昨日の朝5時半から、あれを練習していたらしい」とは吉井監督の冗談だが、「岡の判断でよくやってくれた。狙っていましたね」とたたえた。

3位のチームは4位楽天に3ゲーム差をつけ、30日からは敵地での直接対決2連戦。2連勝すれば2年連続のクライマックスシリーズ進出が決まる。「一番一番、目の前の試合に集中して、選手たちが活躍できる環境をつくっていきたい」と吉井監督。選手に主体性を持たせ勝利を目指す理想の〝吉井野球〟が体現された瞬間でもあった。(森祥太郎)


右脚をけがしていたロッテ・種市篤暉投手(25)が30日の楽天戦(楽天モバイル)で復帰登板を果たす。3位のチームと2ゲーム差でクライマックスシリーズ進出を争う4位楽天との直接対決2連戦の初戦を担うことになった。

「歩くのはだいぶ痛かった。階段も登れないくらいでしたが、思ったよりも早く復帰できてよかった。けが前くらいの感覚で投げられている。やれることは全部やってきました」

種市は今月1日のソフトバンク戦で右足内転筋の筋損傷で離脱。その後は酸素カプセルに入るなどやれるケアをすべてこなし、20日にはイースタン・リーグ、オイシックス戦で実戦復帰。球団の計測では153キロを記録し、2回36球を投げ4安打2失点に抑えていた。

今季は22試合に登板し7勝8敗、防御率3・16。プロ8年目で初となる規定投球回到達(143回)まで残り⅔回に迫っている。「いつも通りに、できないことはやらないように頑張っていきたい。昨年も終盤にけがをしていなくなっていたので、2年連続で同じようにはならないようにCSにいけるように頑張りたい」と力を込めた。
(以上 サンスポ)



 エース左腕が自己最多12勝目を挙げた。ロッテ・小島が7回4安打無失点の好投で試合をつくり、2022年8月6日から西武戦11連勝。「まっすぐが良くて早めにインコースをどんどんいこうと(捕手の佐藤)都志也と話していた。うまくいった」と振り返った。

 三回まで無安打。四回以降も走者を置いても要所を締める投球で得点を許さなかった。七回には先頭に四球を与えたが、自らの好守も光り、平沼を併殺打に仕留めた。無失点に抑え「イメージしていた通りになった」とうなずいた。

 27日には西武2連戦の初戦に先発した西野と外食に出かけ「『おじ、一緒に頑張るか』って言われた」。大先輩と気合を注入し、マウンドに立った。チームも連勝で4位・楽天と3ゲーム差。30日からの直接対決2連戦へ弾みをつけ「チーム一丸となって勝てれば」と気を引き締めた。


 ロッテ・小島和哉投手が7回4安打無失点の好投で自己最多の12勝目を挙げた。「まっすぐが立ち上がりから良かった。早めからインコースをどんどんいって意識させようと都志也と話していたので、うまくできた」と話した。

 三回まで無安打。四回からも、走者を置いても要所を締める投球で得点を許さなかった。七回には先頭に四球を与えたが、平沼を1-6-3の併殺打でピンチを回避。またしても2死一、二塁とされたが無失点に抑えた。「イメージしていた通りになった」とうなずいた。

 吉井監督は「初回から全力でいってくれた。100(球)前でへばってしまったんですけど、1-0のなかなかしまった厳しい、しかも負けられないゲームでよく頑張った」と話した。


 ロッテは2連勝。4位・楽天はオリックスに敗れたため3ゲーム差となった。

 先発の小島が好投で試合をつくった。三回まで毎回三者凡退。四回には1死一、二塁としたが、佐藤龍を三塁への併殺打に打ち取り無失点。六回、七回には、ともに2死一、二塁のピンチを背負ったが要所を締める投球で切り抜けた。

 7回4安打無失点とし、自己最多の12勝目。西武戦には2022年8月6日から11連勝とした。

 2番手で登板した鈴木は1回無失点で今季50試合登板を達成した。

 打線は五回まで西武先発与座に苦しんだが、0-0の六回、1死から安田が右中間二塁打でチャンスメーク。2死三塁からは岡が三塁へバントヒットを決め、先制適時打となった。1-0の八回には、2死から3連打で追加点を奪った。
(以上 デイリー)



 ロッテは5回まで西武先発・與座海人の前に1安打に抑え込まれていたが、6回に先制点を奪った。

 一死走者なしから安田尚憲の右中間を破る二塁打でチャンスメイクすると、続く友杉篤輝が一ゴロで安田を三塁へ進める。ここで打席には1番・岡大海。與座が投じた初球、岡は内野陣が後ろに守っていたのを見てか、三塁へ絶妙なセーフティバント。これが内野安打となり、三塁走者の安田が先制のホームを踏んだ。

 岡は球団を通じて「とにかくなんとかランナーを返すことだけを考えていました!」とコメントした。


 種市は球団を通じて「久々の登板になりますが、自分の持っているもののすべてをこの試合に出せるように、もっているもののすべてをぶつける気持ちで投げ切りたいと思います。チームとしてもCS争いをしている相手との直接対決の大事な試合となりますので、しっかりとチームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。

 故障で離脱していた種市は、9月1日のソフトバンク戦以来の一軍先発登板。楽天戦は今季3試合・17回2/3を投げ、0勝1敗、防御率6.11。楽天モバイルパークは19年4月29日にプロ初勝利、昨季8月18日の楽天戦では自身初の二桁10勝目を挙げるなど縁起の良い球場でもある。

 クライマックスシリーズ進出へ絶対に負けられない試合。ワクワクするような投球に期待したいところだ。 
(以上 ベースボールキング)



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