今年も天皇杯(浦和にとっての)緒戦には、色々と考えて参戦しませんでした。
天皇杯では大学生や地域リーグ、そしてJ2のチームと戦う事になるワケで、
当然の様にJ1チームは「快勝」や「圧倒的な勝利」を義務づけられるけど、
実際にはそうも行ず「下克上」や「ジャイアントキリング」が大抵見られる。
彼らにとって「格上チームに死に物狂いで喰らいついてくる相手」は厄介だ。
今年も鹿島が大学生相手に2-2で延長PK戦にまで縺れ込んでヒヤヒヤの勝利。
試合後のスタジアムでは鹿島ゴール裏から国士舘大のコールがされたそうだ。
勿論これは相手へ敬意であると同時に不甲斐ない鹿島への叱責に他ならない。
天皇杯は一発勝負カップ戦の醍醐味満載で浦和に関しても良い思い出がない。
今迄も「J2降格が決った年のセレッソ」に負けたり、負ければムカつくし、
勝ったとして今年の様に「やっとPKで」と、勝ってもストレスが溜まるだけ。
昔は新人を起用したり「天皇杯なりの楽しみ」を見つけられた時期もあるが、
今年は監督が「ベストメンバー宣言」をする等、すっかり崖っぷち対応だし、
今では天皇杯の緒戦は浦和にとって「一番の鬼門」にさえなりつつある(汗)
その最たる例として、去年「J2下位に低迷してた愛媛」に2-0で敗退!
そのまま坂を転げ落ちる様にリーグ最終節最下位横浜FCに負け優勝を逃した。
そして今期は2戦目にして「オジック解任」という異常事態に突入したワケ。
去年、愛媛に負けた試合も参戦せず「行かなくて良かった」と思ったのだか、
今となっては「その兆し」は、この天皇杯から始まっていたと言えるだろう。
こうして去年の失速は私達サポーターにとっての「トラウマ」にさえなった。
記事によると「昨日光っていた細貝はボランチで前目に位置取って、35分に
強烈ミドル、57分もエジのこぼれ球に素早く反応しする当動きは際立ったが
延長前半、相手DF裏に抜け出すと反則覚悟で止めた相手に報復で一発退場」
「必勝のプレッシャーで固さが目立つ浦和に対し愛媛は捨て身で懸命に戦い
典型的な天皇杯の戦いだったが延長に入って足が止り僅差が結果に表われた
浦和が幾つかの決定機を決めきれない事が課題だが結果的に勝利を収めた」
今年はかろうじて勝ったがサポーター達は不満を爆発させて居座ったとか?
世間は去年負けて行動しなかったのに今年勝ったのに何故?と思うらしいが
去年は「まだリーグ優勝の目が残っていた」から我慢して揉めなかったダケ
それに去年は「選手の状態がボロボロ」なのは誰の目にも明らかだったから
誤魔化しつつ、なだめスカしても「何とか優勝して欲しい!」と願っていた
だから今年は「勝った」からとはいえ、そんな事は何の免罪符にもならない!
やはり「ゲルトの限界」と思えてならないのは・・私だけなんでしょうか?
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