「ロスト・バケッジ④」

最後に滞在したマドリードのプラザホテルは荷物がロストした話をしておいたら
何度もイベリア航空に電話してくれて、ロビーを通る度その報告をしてくれたけど
逆にすっかり諦めモードになって、最後になって着替えとか買っちゃいましたよ！

その翌日にもチューリヒに向う為マドリード空港のスイスエアーでチェックIN
する時、カウンター業務の係員に「荷物は1個？」と聞かれ、ロストなのと訴えたら
彼女も「私の荷物も昨日ロストしたのヨ！出て来ると良いわね？」というお返事！

その職員曰く「日本は荷物を機材に運ぶカートに網をかけてるのは良い事だ」と
言って「欧州ではそのまま曲る度、コロコロ荷物が落ちる場面を目撃する」とか
「だから私も出きれば預けたくなかったのよ」と言うのを聞いて倒れそうでした

チェックイン後に時間があるので、すぐ空港のイベリアの係員にロストバケッジ
の件を訴えて、状況を聞き出したんですが「手懸り無し」という事でした(T○T)
私が執拗に問い正したせいか？最後は諦めて荷物置場で自分で探す事になって

空港の端っこにある倉庫の様な処に行くと、2重の鍵で厳重に警備されてました。
中を見ると・・山積みにされた荷物が軽く200個以上はあって・・それより何より
生ゴミやチーズが腐ったかの様な匂いがビンビンして、鼻がもげそうに臭かった～

おい、おーい！(￣◇￣;)

これぢゃ～「待っても絶対見つからない」と、部屋を見て確信しちゃいました。
だって「山吹色のオーストリッチ鞄」や新品の「メッセージ付ゆりかご」まで
どう考えても「真面目に探せば見つかるハズ」と思える荷物まで放置されてて

他に「破裂したらしいビニールBagの残骸」とかもあって・・それが３部屋も
続いてるんですから！!それでも時間ギリギリまで頑張って探して諦めました。
ＩＢは日本就航がありませんが、乗継ぐＡＦで今後も確認できるとの話でした。


保険の手続きその他は・・その⑤に続きます！