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天然記念物シマフクロウの保護・増殖事業 環境庁 

2021-06-22 | サハリン話題
シマフクロウ保護、ひなから根気よく 環境省の増殖事業 1羽ごと標識、移動や寿命調査
シマフクロウ
1.概要
(1)分類
  • フクロウ目 フクロウ科
  • シマフクロウ
  • 学名  Ketupa blakistoni blakistoni
  • 絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 国内において、北海道及び北方領土に分布
  • 北海道では、道東地域を中心に生息を確認
  • 北海道内でおよそ165羽程度と推定
  • そのうちのおよそ半数が知床半島に分布
    (釧路総合振興局、根室振興局、オホーツク総合振興局、十勝総合振興局、上川総合振興局、日高振興局など道東を中心に生息を確認)


 環境省が国の天然記念物シマフクロウの保護増殖事業を進めている。かつて道内に広く生息したシマフクロウは、森林伐採などの影響で激減し、専門家らによる2017年度の生息数調査ではわずか165羽。同省は毎年5~6月、生まれて間もないひな1羽ごとに標識を付けて個体調査を続ける。根室管内の森林で5月に行われた調査に同行した。
 高さ約20メートル、胸高直径約50センチのヤチダモの木。地上から約7メートルの部分に繊維強化プラスチック(FRP)でできた円柱形の巣箱が取り付けられている。


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