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車窓から夕焼け堪能 夕陽ノロッコ号

2025-06-06 | 北海道話題

車窓から夕焼け堪能 夕陽ノロッコ号、【釧路市】

オレンジ色の空を背に走る夕陽ノロッコ号  細岡駅付近
 世界三大夕日に数えられる釧路の夕日を列車内から楽しめる「夕陽(ひ)ノロッコ号」JR北海道の人気観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」のバリエーションの一つで、昨年から運転日を拡大し、30日まで計10日間運転される。初日は往復ともに指定席が満席、自由席も立ち席が出るほどで、多くの乗客が車窓から釧路湿原を照らす夕日や夕焼けを堪能した。
 夕陽ノロッコ号は2020年から毎年運行している。夕日が見られるのは釧網線の塘路発釧路行きの下り列車で、塘路駅を午後5時2分に発車する。釧路市の日没時間は21日が午後5時22分で、1日ごとに1~2分ほど早まる。
 初日は団体予約も入り、往復ともに満席の好調なスタート。オリジナルデザインのヘッドマークと側面行先標(サボ)を装着し、車内では上りと下りで異なるデザインの限定乗車証明書を配布した。限定プリンや夕日グッズの販売も行われた。沿線にも多くの鉄道ファンがカメラを手に待ち構え、夕焼けをバックに湿原を走る列車に向けシャッターを切っていた。
 指定席は24日まで満席。通常のノロッコ号の運転は10月6日までとなっている。



映画で地域PR 「標津物語」10月に完成【標津】

2025-01-30 | 北海道話題
2024.09.18釧路新聞
映画で地域PR 「標津物語」10月に完成【標津】
  • ニュース
 【標津】町の魅力を発信し、全国的な知名度向上やふるさと納税、移住定住などにつなげようと、地域PR映画の制作や海産物の通販、ウェブマーケティングなどの事業を手掛ける「ふるさと物語」(宮成秀治社長、札幌市)が、同町を舞台にした映画を制作している。主演は人気アイドルグループAKB48のメンバーで道内出身の成田香姫奈(こひな)さん(20)。17日には宮成社長、成田さんらが山口将悟町長を表敬した。
 映画のタイトルは、北海道標津町発地方創生ふるさと映画「標津物語」。札幌生まれの主人公「川華(せんか)」が、友人が出身の同町を訪れ自然に魅了されて移住し就職。サケの不漁など町のさまざまな課題に触れ、友人たちと奔走して町民も巻き込み地域を盛り上げていく内容で、観光地や食など標津の魅力がふんだんに紹介される。
 15~19日に町役場や標津サーモン科学館、ポー川史跡自然公園、地元企業で撮影するなど完成予定は10月下旬。プロデュースは映画制作など行うモバコン(東京都)が担い、大橋孝史社長が監督も務める。作品は12月に東京・秋葉原で開催の「ふるさと映画祭」で上映され、Amazonプライムなどで配信される。
 また、ふるさと物語は地方の特産品を掘り起こし、ブランド化してPRし、自社のEコマースなどで販売している。映画は商品や生産地をPRする一環で、これまで札幌市と小樽市、紋別市、熊本県などを舞台に制作してきた。今回は6作目となり、宮成社長と地元建設会社「上田組」の上田修平社長が共通の知人を介して知り合い、町の全国的な認知度向上や雇用促進などの地域課題解決につなげたいと実現した。上田組を先頭に地元の約20社が協賛し、町は約400万円の補助金を拠出する。
 この日は役場庁舎内で撮影が行われ、合間に町長室で宮成社長、成田さん、大橋監督、上田社長が山口町長と懇談。成田さんは「川華のまちおこしに奔走する姿から、特に若い人に、自分から動いたらこんなに大きな力になるというメッセージを伝えたい」と抱負を語った。山口町長は「景観や食を含め、本町には魅力がたくさんあり、映像作品を通じて全国の皆さんに伝われば」と期待を寄せた。

橋監督(左)から演技指導を受けて撮影に臨む成田さん(右)