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かなり軽症のハンチントン病 / 通訳者の闘病記録

24/09 病気の診断を受け、 話しにくい症状が、病気のためと判明。出来ることを最大限するための記録

今の職場にどうにかして留まりたい理由(通訳業)

2025-04-01 18:58:00 | 通訳関連

今の職場に何とかして留まりたい理由が、実はある。

 

答えは明快で、

他のところでは、通訳者として全く使い物にならないからだ。
 
通訳の勉強をしている時に、通訳者に必須能力と言える短期記憶力が悪く、”どう頑張っても通訳にはなれないかも”と思った。
 
その頃に脳内科を受診、MRIや痴呆症のテスト等の検査を受けたが、全く異常は見られず,
「アルツハイマー病でもないし、“全く異常なし”としか言えません」と、医師から言われた。
 
自分がハンチントン病だと分かったのは、最初に脳内科を受診してから約15年経ってからだ。
 
話が逸れたが、通訳者になりたいと勉強していたころは、短期記憶が壊滅的に悪いのは、自分のトレーニング不足のせいだと思っていた。
 
その後、運と周りの人に恵まれたとしか思えないが、通訳/翻訳業務で今の職場に採用して貰えた。
 
記憶力障害はずっとあるが、部署専属の通訳/翻訳であるため、何年もかけて専門用語や技術を勉強し、短期記憶でなく長期記憶に転換することができて、今に至る。
 
最初の方は本当に、通訳としてはかなり使い物にならなかったのに、良い方々と環境に恵まれて、今の職場で5年以上、通訳/翻訳者として仕事をしている。
 
毎日新しい専門用語が出て来るが、時間をかけて勉強して来た背景知識や技術知識があるため、
内容を,理解しやすい。
 
ただもし今後,通訳のパフォーマンス不足で今の職場をクビになったとら、今これだけ色々な症状か進んでいる以上、他のところでは全く役に立たないことが明白だ。
 
これが今の職場にどうしても留まりたい理由である。
 


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