今回は、自分で自覚している症状「不随意運動」「記憶力低下」「発音がしにくい(ろれつが回りにくい)」の緩和を目的に、短期入院&治療を受けた。
<投薬>
1日目:就寝前:不随意運動抑制の経口薬
2日目:朝:ステロイドの点滴、就寝前:不随意運動抑制の経口薬
3日目:朝:ステロイドの点滴、就寝前:不随意運動抑制の経口薬
4日目:朝:ステロイドの点滴
<投薬の結果>
☆ステロイドの点滴治療が、すぐに効果が出た。
私としては、「記憶力低下」「発音のしにくさ」が改善することを望んでいたのだが、自分で自覚していなかった、「認知機能の低下」に対し、効果があった。
今回入院して説明を聞くまで、「自分の認知機能が低下している」ことに全く気付いていなかったのだが、実のところは、かなり低下していたのだ。
今現在は投薬により、認知機能が一部戻ってきた状態なため、「投薬前はかなり色んなことが出来なかった」ことが、今は分かる。
入院3日目の夜と、4日目の朝に、私の身に起きたことを記録しておきたいと思う。
~入院3日目の夜に起きたこと~
① 3日目の夕食後、「明日は退院だから準備をしよう」と考えることが出来、翌日の退院に向けて、実際に準備が出来た。
投薬前は、全てのものが区別がつかず、全く「分類」が出来ないし、「分類しよう」とも思えなかった。
入院しに来た時は、荷造りできず、「要りそうなものをグチャグチャに入れて来ただけ」のカバンで来たが、投薬により、「どれとどれが仲間で、どの順に置いておけば良いか」が分かった。
例えば、「明日着て帰るもの」「今晩まだ使うもの」「明日の朝だけ使うもの」「もう出さないもの」というように、荷物を見て区別をすることが出来るようになった。
~入院4日目の朝に起きたこと~
② 入院中、いつも食事についていた、「薄いビニール袋に入った紙のおしぼり」
毎回、ビニール袋を端から端から一気に切るので、その上に紙のおしぼりを置こうと思っても、テーブルに直接触れてしまう。
だが、最終日の朝食についてきた、同じおしぼりを見たとき、「ビニール袋は途中まで切れば、中の紙のおしぼりも出せるし、テーブルにおしぼりが直接触れることなく、ビニール袋の上に収まりよく置ける」ことが分かった。
<この時点での所感>
自分の認知機能がかなり低下していたことも驚きだったが、そのショックよりも、いろんなことが分かるようになって、衝撃だった。(今まで「分かっていない」ことに気づいていなかったことにも。
3日目の今日は、検査と治療が沢山あって、病院に居ながらハードスケジュールだった笑
認知機能のテストがあった。