~25/04/28 受診日のことと、そのあと考えたこと~
受診時に、主治医の先生に質問したことの一つが、
同じハンチントン病 軽症の母との病状の進み具合の差についてだった。
先生は、遺伝子検査の結果と実際の私たちの問診から、
母と私の病状は「典型的なハンチントン病の症状で、同程度での進行具合です」との回答だった。
私自身は、自分の方が母より進行具合が早いのでは?と感じていたのだが、医師からの回答に、納得することにした。
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<私と母が同じくらいと感じる症状>
- ①記憶障害、
- ②注意力障害で話が転換すする
※ ① 普通の単語が思い出せないので、主語が抜けたりす
② 注意がいろんな場所に反れるので、話が変わることが多かった。
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<日々の努力で、母の方が優れていたこと>
- 私を含め複数人の子育てをしていたので、身体の動きなどは、今の私より多彩な動きをしていたと思う。
※ 私はたまにしか料理をしない。たまに調理器具に触れるため、落としたり思った場所に置けなかったり危険な行動をしてしまう。
※ 毎日家事に子育てに奔走していた母の方が、明らかに危険な動きも日々やっていたため、私より優れていたのではと感じる。
- パッキング、荷造り
※私は40代でもできなかった。一方母は、70代前半で一緒に旅行した時、帰宅時は私の分までパッキングしてくれた。
※これも、子育てと家事をする中で、保管されていたのではと感じる
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<逆に、私の方が母より優れていると思うこと>
- ろれつと発音は、母より私の方が優れていると思う。
※通訳になりたいと声に出して勉強をしていたこと、
そして現在は通訳本番も含め普段使わない文章を発生する必要があり訓練になっているのではと感じる
- 字を書くこと(字の書き間違いと、字を書くときに少しずつきたなくなっていく)
※母は以前から「自分は字が汚いのが嫌だ」と言っていた。それで私の書道に力が入っていたほどだ。
※私はまだパソコンが完全に普及する前から勤めに出ていて、ずっと字を書くことが多かった、
※ただ、書き間違いや字のバランスが取れない、メモ書きの字が以前より更に崩れていることに最近気づいた。
だがそれでも、私の方が母より文字を書いてきた分、同じ年の母を比べると、今の私の方が字がきれいに書けていると感じる。
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<所感>
上に書いたのはすべて私の仮説だが、これが正しいとすると、
A. 不随意運動) 身体にの動きのコントロール「訓練することで現状を維持出来できる」かもしれない。
B. 認知機能低下については、「知恵をつける」ことで失敗しながら、危ないことが分かるようになると感じる。