自助具

昨日当会の会員さんと、広島県介護予防研修センターへ行ってきました。
ここは当会ホームページの「ちょこっとユニバーサル情報」（ここ1年以上
更新していない・・・(/_;)）に2回にわたってご紹介しています。


会員さん宅は６年前に設計士さんと相談されながら、快適なバリアフリーに改築
されたらしいのですが、障害の進行により不便が出てきたということで、その
相談です。

そのとき「毎日ズボンをはくのに時間がかかるんです」という言葉に、芳谷
所長さんと室賀作業療法士さんが、ソックスエイドならぬズボンエイドをささっと
作ってくれました。

それがこの写真です。

我々がはくズボンは,着脱が楽ということで、ほとんどウエスト部分がゴムを
選びます。
そのウエスト部分に、文具の下敷きのような少し柔らかいプラスチックを入れ
輪っかを作り、両サイドにひも（黄色い部分）で引っ張りながら足を入れるって
感じです。

最初は「無理かも」と言われていましたが、案ずるよ産むがやすしで難なく
足入れができました。

これで毎日20分～30分はかかっていたズボンをはく動作のストレスから
解放されると、大変喜ばれて帰られました。

福祉の用具はどれも高価ですが、ちょっとした専門職のアイデアで簡単に
作れるものだと驚くと同時に、さすが！！と思いました。

そこで見つけたちょっとしたアイデア商品は次回にご紹介します！！