ゆったりミチクサ

馬上少年過
世平白髪多
残軀天所赦
不楽是如何
   (戦国武将)
   伊達政宗公詩

武蔵野の日溜を歩く

2015-12-06 | まち歩き

武蔵野の香り残る二子玉川
空気がきれい
ポカポカ陽気の中を歩いて来ました

1.多摩川の渡し

 路上に埋め込まれた渡し船の絵。
 武蔵から相模への街道筋。
 多摩川は近年まで、橋がありませんでした。
 昔懐かしい渡し舟です
 
2.国宝「曜変天目茶碗」

小高いスギ林の中の美術館
改修後訪れました
国宝「曜変天目茶碗」
中国で造られ、欧米にも遺品はなく、
現存するのは国内に数点と言われます。
どっしりした、重文「油滴天目茶碗」も拝見しました。

3.国宝「油滴天目茶碗」写し

20年ほど前に購入した、沖縄石垣焼天目茶碗です。
以前、大阪市立「東洋陶磁美術館」で拝見した、
国宝「油滴天目茶碗」の写しです。

茶溜りのスカイブルーが実に鮮やか。
見込みに現れた、油滴の銀紋が素敵です。

4.月に干し柿

夜明けが近い西に沈む月。
軒下の干し柿が、月に別れを言いました。
明日は、ますます色付いて美味しい柿になりまする。

5.真っ赤なドウダンツツジ

真っ青な空に、真っ赤なドウダンツツジ。
ウメモドキの赤い実を食べに、小鳥が飛んで来る季節になりました。
もうすぐ小雪の便りが、あちこちに聞かれる頃になるでしょう。

6.晩年の「モネ」展

モネは晩年に、睡蓮の池に架けた橋を数多く描いていたのですね。
「モネ」のイメージが、一変する程の多彩な筆使い。
「ゴッホ」を連想させる、筆使いです。
以前パリを旅し、ジベルニー村でモネの家を散策した頃を
思い出しました。





ヤナギや竹の緑に囲まれた池には、睡蓮が咲き誇っていました。
庭園には数多くの草花が咲き、あまりの種類に目まいがする程でした。
池の奥の橋を中心に、描いている晩年の「モネ展」です。
日本情緒を好んでいた事が伝わってきます。

7.庭の山茱萸(サンシュユ)の実

ハルコガネバナと言われる、庭のサンシュユの木。
晩秋に真っ赤な実を付け、アキサンゴとも呼ばれています。
ジャムにすると美味しい。

8.寿限無のヤブコウジ

ヤマタチバナとも言われる「藪柑子(ヤブコウジ)」。
常緑樹として庭を飾っています。
椿、金木犀、南天そして藪柑子等が冬を彩ります。
落語の寿限無は愉快です。

9.始皇帝と大兵馬俑





ガッシリシタ体格の兵馬俑を、東京国立博物館が展示しています。

隊列をなして立ち並ぶ様は、今にも動き出さんばかりです。
日本が稲作を始めた弥生時代の頃の中国。

10.万里1の長城を歩く



始皇帝の兵馬俑と万里の長城。
月から見える地球の建造物が、万里の長城と言われています。
以前、北京からバスに揺られロープウェイに乗り、
万里の長城を歩いて来ました。

万里の長城に立つと、悠遠な中国の歴史が思い浮かびます。

11.冬空の虹

時雨が通り過ぎ青空が覗き、七色の虹が懸かりました。
赤、橙、黄、緑、水色、青、紫。
しばし冬の寒さが和らぎます。
この大空高く、スイングバイした「はやぶさ2」が
リュウグウ目指し飛行しています。

各種のミッションが、無事成功することを期待して。

12.カラフトイバラ(オオタカネバラ)の紅葉

綺麗に色付いたバラの紅葉。
来春はきれいな薄紅色の花を、咲かせてくれるでしょう。
尾瀬で見たタカネバラ、スイスアルプスで見たローザ。
来年が楽しみです。

年の瀬も迫る今日この頃
十大ニュースは何でしょう
日本も世界も宇宙にも、色々ありました
ゆく年くる年、穏やかな日々になります様に。



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