ちょっと心残りです

昨日は「大寒」、暦の通りに昨日・今日はとても寒いですね
一昨日はカラースクールでパーソナルアドバイスをやらせていただくために新宿まで出かけたのですが、日中はコートが必要ないくらい暖かく、帰るころには北風が強くとても寒く、寒暖の差が大きく体調の管理が大変
抗癌剤を服用している時はどうしても白血球の数値が下がるので気をつけなければ・・・

そのパーソナルカラーアドバイスにいらした方は、アドバイスを以前にお受けになられたことのある３０代のＮさん・・・
黒のテーラードのパンツスーツをお召しになられ、インナーにはブルーのセーターを使っていらっしゃいました。
ホルモンバランスチェックの数値的には男性ホルモンの値がかなり高く、一見当日のファッションも色もそこそこお似合いでした。
ですが実際にはヒップも少し張っていらっしゃり、お話をしてみると好き嫌いをはっきり言われたりして、ホルモンバランスチェックの数値よりもう少し女性ホルモンの割合が高いように思われます。
そこで、洋服の形はさほど間違ってはいらっしゃらないようなので、もう少しソフト感のある色を加えていただくようにお話しました。
基本的にベーシックな紺・グレー・茶はお似合いになりますが、それでもベーシックな色であれば少し赤味（ローズ味）あるいは青や白が含まれる色、そしてインナーには少しピンク味の感じられるような女性性の感じられる色を使っていただいた方がＮさんの内面とマッチされるように思われます。

メイクはほとんどされないとのことで、いらした時も眉を描き、あとは口紅をつけていらっしゃるだけでした。
メイクの眉はとても大切です。Ｎさんはブラウンで少し細く直線的、またぼかしていないのでくっきりで短いようにも感じました。
眉は必要以上に細いと、かえってふけて見えてしまいます。
そこで眉は少し太くしラインを少し緩やかにして、ほんの少し長くさせていただきました。
あとアイシャドウをふんわり入れて、口紅も少しピンクっぽくしてみると・・・とっても明るい印象になられました。

アドバイスをしていて気になったのは、メイクをしている間、あまり鏡をご覧になられないことです。
私がメイクをさせていただく時は、「顔を見て」ではなく「鏡に映った顔を見て」やらせていただくので、正直言ってちょっとやりにくかったです。
で、そのことをお伝えすると、「自分の不細工な顔を見るのがいや」とのこと・・・雑誌のモデルさんと比べてみたり・・・そんなに、不細工なんていうことはないのに・・・
ご自身でも気がついていらっしゃらないかもしれませんが、その辺になんとなく自信のなさが現れているような・・・そんな気がしてなりませんでした。
人間の幸せは自分のことを肯定し、その方なりに自信を持つところから始まると思うのですが・・・

ですが、自信を持っていただけるようなアドバイスがうまくできなかったように思え、自分でも少し不満の残るアドバイスでした
また、２度アドバイスをお受けになった理由、そしてアドバイスに対して何を期待していらっしゃったのか？？？
一応お帰りの前のアンケートではご満足いただけたようでしたが、その辺がもう一つ理解しきれず、踏み込んだアドバイスができず、なんとも私にとって心残りのアドバイスとなってしまいました。
反省しきり・・・　まだまだ日々勉強・・・ですね