違う方向でした・・・

昨日はあざみ野の男女共同参画センターでのカラーセミナーの日でした

毎回６人限定で色々な方がご参加くださり、同じようにアドバイスさせていただいてるつもりなのですが、中にはとても気になる方がいらしたりして・・・
そういう方には私はけっこうしっかり間違いをお伝えして、軌道修正していただくようにしています。

昨日とても気になった方は本来クラシックタイプの方（男性ホルモンの割合の方が多い方）なのですが、「周りから怖く見られる、なのでやさしく見えるように・・・」と薄手の綿素材で裾に細かいフリル（身ごろと同じ素材）の付いたチュニックをお召しになり、その上に袖の細い柔らかい素材のカーディガンをお召しになってました。
洋服選びで「素材」はとても大切で、特にクラシックタイプの方は素材を間違えるとまったく違う方向に行ってしまいます。
確かにその方が目指した「やさしく見えるように・・・」という方向に、「チュニック」「細かいフリル」「袖の細い」というデザインも、「薄手」「やわらか」という素材も間違ってはいません。
でもクラシックタイプの方が「やさしさ」を表現しようとすればそれはＮＧということになります
もしクラシックタイプの方がチュニックを着たいということであれば、もう少し張りと重さのある素材で、シンプルなデザインのものを選ぶべきです。
その方がいわゆる「怖く見られ」る原因は洋服のデザインではなく、髪型やメイクを含む色だと思います。
髪型は顔にかかる髪の量が多く、顔を暗くしていらっしゃいました。
ですので、前髪の量を少なくし、両サイドの髪を少し後ろに流し、顔が出るようにしていただくと顔が明るく見え、顔の影もなくなりました。それだけでもずいぶんとやさしくなりました。
やはりやさしさも内面から自ずとにじみ出るものですので、その方本来の内面と合った表現をすることが一番です
たとえシンプルなデザインの洋服を選んでも、その方の内面と合っていればその方の優しさは相手に伝わるものです。
今回の方は「気持ちとしての方向」は間違っていなかったのですが「表現方法」としての方向は間違ってしまったというところでしょう？

それにしても、・・・昨日も雨が心配されましたが、何とか午前中は降らずにいてくれたので助かりました
梅雨が明けたと思ったら雨ばかりで・・・何だか変ですね