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カラーコンサルタントmycolorの乳癌共存記と日々のつぶやき・・・
そして愛犬パピヨンのクウちゃん日記

今回の入院報告その2

2009-03-20 11:07:05 | 乳癌のこと
             
入院3日目の8日は日曜日ということもあり、特に(医療的には)何もすることもなく、のんびりでした。

9日、いよいよ抗癌剤の治療・・・
今回私が受けた治療はAC治療と呼ばれている治療です。
Aはアドリアシン(薬の商品名)、Cはシクロホスファミド(薬品名)の頭文字・・・

最初に吐き気止めの点滴が10分、その後アレルギー止めの点滴が10分、その後15分ほど休んで(生理食塩水を入れ)、いよいよ抗癌剤の点滴となります。
まずアドリアシン(赤い薬)が15分ぐらいかけて点滴され、その後シクロホスファミドが2時間(?)ぐらいかけて点滴されます。
トータル約3時間ほど・・・これからはこれが外来で行われ、その前に血液検査や診察があるので一日がかりになりそうです

治療前の薬の説明時に「水分を十分採るように・・・ノルマは2リットル」といわれました。
どんどんトイレに行って、薬をどんどん排出するようにとのことですが、どんどん出してしまって薬の効き目は大丈夫なのかと不思議な気がします。
でも本来薬は健康体には毒なので、元気な細胞に影響が少ないうちに出してしまうということなのかもしれません(あくまで私の私見です)。

乳癌摘出後の化学療法ではタキソールという薬を使ったのですが、こちらは比較的副作用が少なく、私は脱毛以外はほとんど出ませんでした。
で、今回のAC療法はタキソールのようなわけにはいかないと主治医から聞いていたので少し不安に思いながら治療を受けました。
でもあまり気にしていると本当に気分が悪くなりそうです。なのでテレビを観たり、本を読んだり、同室の方とおしゃべりしたり・・・なるべく気を紛わせるようにしていました。
それと治療前の外来で主治医からもらった薬の説明の冊子に、「右を下にして横になった方が良い」「お腹いっぱいに食べない方が良い」と書いてあったので、なるべく右を下にして寝て、食事も少し少なめにしました。
また治療の翌日から、起床時と食前に飲む吐き気止めが3日間出ました。
それらのどれが功を奏したのかは定かではありませんが、治療当日もその翌日も多少ムカムカはありましたがそれだけで済み、嘔吐したりということもなく、食事もほとんど食べることができました
ただ治療後4~5日してからでしょうか、病院食が食べたくなくなり、院内のコンビニでおそばや焼きたてのパンを買ってきて食べたりはしました。

と、まあ、思っていたほどひどい副作用は出ずに済み(あくまで外から分かる副作用ですが・・・)、これなら何とか仕事も続けられるのではと少し安堵しました
退院前の血液検査ではやはり白血球が1300まで下がってしまい(正常値は4000~8000とも4500~9000とも言われています。私はこれまで飲み薬の抗癌剤を使用時でも3000ぐらいはキープしていたのですが・・・)、白血球を増やす薬が処方されましたが・・・
それでもこのぐらいの副作用で今後の治療も無事終わってくれれば、上々というところでしょうか

10日ほどの入院の間の季節の進行はけっこう早かったようで、入院の時にはダウンを着て行ったのですが帰りは不要でした。
そして、出かけるときは蕾もなかった玄関先の(一昨年植えた)クロッカスがきれいな花を咲かせて私を迎えてくれました


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2 コメント

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Unknown (majo-tea)
2009-03-21 22:46:37
おかえりなさい。入院おつかれさまでした・・・
これからも無理せず、なるべくリラックスして過ごしてくださいね!
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Unknown (mycolor)
2009-03-22 17:20:52
majo-teaさん、ありがとうございます。
体調の良い時にはまたmajo-teaさんにお邪魔させてもらいますね~
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