Oklahoma Prairies

オクラホマ・プレーリーズ
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人生の裏側

2005年12月25日 00時02分34秒 | Nick
60年代のイーストコーストフォークシーンで活躍していた一人に、フレッド・ニールというシンガーソングライターがおりました。この人、日本ではほとんど知られてないはずなんですが、PP&Mがカヴァーした「Other side to this life(人生の裏側)」の作者であります。オリジナルは彼のファーストアルバム「Bleecker&MaCdougal」で聴く事ができるんですが、そのアルバムでベースマンとしてクレジットされているのが「Douglas Hatleid」です。で、このベースマンが若き日のチップ・ダグラスなのよ、と昔なにかの本で読んだ記憶がありました。
そこで今回のMFQライブの際、そいつが本当かどうかチップに聞いてみたわけです。そしたら彼曰く「うん、たぶんボクが弾いてたんだろうね」「えっ、覚えてないの?」「忘れた。でも確かにその頃ぼくのマネジャーはフレッド・Nと同じだったから、多分ぼくが弾いてたんだろうね・・・」
ということで、「もしかしたらチップはMFQに参加する前には、ニューヨークでDylanやS&GやPP&Mなどと同じ空気を吸っていたのかもしれないなあ」という、あたくしが長年想像していたことが確認できたこともうれしかったMFQライブでした。

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6 コメント

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アザー・サイド・トゥー・ディス・ライフ (あいらんど)
2005-12-26 21:09:30
最初PPMのアルバムで聴いた時は嫌な感じの歌でしたが、慣れてくるとコーラスも渋くなかなか良い曲だなと思えてきました。12弦ギターに親しんでからはフレッド・ニールにも親近感を持ち、ニューヨークに行った時ここがブリーカーか、ここがマクドゥガルかと感慨深かったです。なんとなくホコリっぽい通りでしたが・・・。

MFQはやはり良いですね。1人1人味があり穏やかで、大阪公演は完全なMFQではありませんが素晴らしいMFQでした。
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Bleecker&MaCdougal (VQ-Sato)
2005-12-26 22:25:05
これはもうヒップでブルージーで大好き~な1枚です!

そうですね、チップも参加してたんでしたっけ。

クレジットを見ると、bass,FELIX PAPPALARDI or DOUGLAS HATLELIDって。

しかし、orってアバウトだな~。どれをチップが弾いてるかわかりません(苦笑)。

それにハーモニカは、JOHN SEBASTIANですからね~最高なわけですよね~。

当時のマネージャーが一緒とは知りませんでしたス。





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書き忘れましたが (VQ-Sato)
2005-12-27 00:10:46
JOHN SEBASTIANといえば、「Other Side of This Life」は、LOVIN' SPOONFULのカバーも最高です♪実はVANQの選曲にも出したことがありますが、残念ながら実現しておりません。
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うれしー ()
2005-12-27 18:46:47
V・Satoさん、やっぱりあのアルバム知ってて大好きなんですか。いやあ、うれしいなあ。歌うめがね屋さんとは以前あのアルバムタイトルで盛り上がった記憶はあったんですよ。そうなんです、あたくしヒップってどういう感じか分かりませんが、まさにブルージーですよね。「Blues on the ceiling」を初めて聴いたときはブルっと来ましたもの。そんでもってBassの件はまったく同感です。でも昔のアルバムってバックメンバーが分からないほうが多かったから、分かっただけでも見っけもんという考え方もありません? さてさいごに一言。ジャケに製作した「ELEKTRA Record」からの感謝的コメントが書かれてます。

「ELEKTRA would like to express its gratitude to BOB Gibson for his advice and assistance in the production of this album」。F・ニールのこのアルバムは、あたしが大大大好きなボブ・ギブソンさんの、歌うだけでなく新たな才能を世に紹介するという、べつの偉大さを発見させてくれた記念すべき一枚なのでした。
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うれしー#2 (Nick)
2005-12-28 08:23:10
F・ニールの写真を貼り付けてくれたのは、Bobbyさんですよね? 「グラサン(言い方が古いか)にくわえタバコで、こんな雰囲気で演奏してたのかあ!」と嬉しくなっちゃいましたよ。見るからにブルージーな感じが伝わってきます、掲載ありがとう(なおあたくし未だに、貼り付け方法を知りませぬ)。そういえば「マネジャー」でふと思い出したのですが、あの頃で一番有名なのがアルバート・グロスマン。凄腕マネジャーと言われてたとおりでDylanやPP&M、ゴードン・Rなどフォーク系のほとんどを抱えていたそうです。もしかしたらチップやF・ニールのマネジャーも彼だったのかなあ・・・
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こんなことしか出来なくて (Bobby)
2005-12-28 10:47:17
いつもなら今頃は年末でスローダウンしているのですが、今年はヤンゴトナキ事情で公私共時間が取れません。睡眠時間さえ不足して思考回路がグシャッテます。

ブログ投稿もせずにNickさんからお叱りを受けていますが、Vsato氏からのPAMF極楽記事が寄せられていますが、これとて年内に乗せられるかどうか、...トホホの年末です。

せめて、援護射撃との写真掲載でお許しを

それにしても、F・Nielってカッコいいね
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