こんな記事があったが、和歌山が本来の魅力を作る想像力が試されるがチャイナ政府のパンダ策略からの脱却には良い機会だ!
記事内容
いや、それが影響してるなんて言えるほど、私自身は大きな政治家ではないですけどね(笑)……。叙勲のパーティーの挨拶で、“私が台湾ばかりやるもんだから、パンダを引き上げられました”と冗談で言ったら、会場はおおいに沸きました」
復活の起爆剤に
いずれにせよ、返還は決まった。先に述べたように、アドベンチャーワールドの年間入場者数は約90万人。白砂の浜・白良浜(しららはま)や日本三古湯のひとつ・白浜温泉などで知られる同町の観光客は年間約300万人だ。パンダ不在の影響が出るのは必至である。
「確かにそうなんです。でも私は、今回の件を、逆に白浜復活のきっかけとして捉えています」
どういうことか。
「もちろんパンダがいなくなるのは大きい。しかし、一方で、パンダがいなかった1994年以前も、白浜は観光の町としてやってこられた、その実績があるわけです。パンダが白浜からいなくなる今、改めて、白浜の魅力とは何かを問い直し、町を活性化させる起爆剤としたい。パンダは素晴らしい観光資源でしたが、それをどう扱うかのボールは常に中国側にあります。そしてそこには必ず政治が絡んでくる。不確定な要素が大きいのです。一方で、白浜には、独自の歴史と魅力にあふれる観光名所がたくさんあり、それは何者にも左右されない、今そこにある町の財産です。先人たちが築き上げた貴重な財産のあり方を見直し、活性化させる。その原点に立ち戻りたい。残念ですが、白浜にパンダがもう返ってこない可能性もあるでしょう。それを見据え、これまでの“パンダ依存”を見直し、“ポストパンダ”の目玉として何がアピールできるのか。今回の件を機に、観光の町・白浜の再生をより一層図っていきたいと思います」
デイリー新潮編集部
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