国際情勢について考えよう

日常生活に関係ないようで、実はかなり関係ある国際政治・経済の動きについて考えます。

選挙、行きますか?

2007-07-27 | 一般
また国政選挙が近づいてきました。日本の選挙の投票率の低さは、日本という国がいかに平穏な国か、日本人がいかに政府を信用しているか(信用していなければ、選挙を通して政府をコントロールしようとするはずです)といったことの現れであるように感じます。刺激的な言い方かも知れませんが、途上国の投票率の高さを考えると、本当にそう思います(参照:過去の投稿)。

選挙というのは、自分の代理人として、誰を政府に参画させるかを選ぶ権利です。つまり具体的に言うと、誰に自分の財布に手を突っ込むことを許すのか(経済政策)、誰に自分の身を守ってもらうのか(安全保障政策)、誰に自分の子や孫の運命を委ねるのか(環境政策)といったこと決める権利です。ですから、選挙に参加しないということは、こういう問題に対して、白紙の小切手を切るようなものです。

たしかに、誰がなっても同じだ、支持したい人がいないという気持ちは分かります。私も同じ気持ちだからです。ですから、私の投票行動というのは長年、与党が暴走しているときは野党に入れ、政権担当能力のない野党が伸長しているときは与党に入れるような変わったパターンになっています。なぜなら、与野党がいつもギリギリで拮抗して、国民の意見を聞かざるを得ないようになることを期待しているからです。

たしかに、一人が頑張っても大きな力になりませんし、こういう消極的な投票行動が良いとも思いません。しかし、支持したい人がいないときは、こういう投票行動を取るのが、セカンド・ベストだとは思っています・・・。



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