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エクストリーム

2021-02-02 01:49:11 | 事件
ここではエクストリーム・謝罪の2020年大会の模様をお送りする。


目次
1 決勝ラウンド進出チーム
1.1 上半期
1.2 下半期
2 予選敗退チーム
3 関連項目
決勝ラウンド進出チーム[編集]
上半期[編集]
槇原敬之
ここ最近芸能関係者が麻薬というアイテムを使って高得点を叩き出すケースが増えてきているが、あの『世界に一つだけの花』など有名な曲を手掛けた槇原敬之が2020年大会麻薬部門第1号としてエントリー。彼はなんと1999年大会にも同じく麻薬絡みでエントリーしており、今回で2回目の出場となった。さすがに2回目と言うこともあり、顰蹙や損害による高得点は避けられず、彼が担当していた『ヒルナンデス!』の楽曲差し替えなど、多大な社会的損害を叩き出したことで、非常に注目されている。
安倍昭恵、藤井リサ、手越祐也ほか多数(計13人)の連合チーム
新型コロナウィルス騒動関連でのエントリー。コロナで大変な時期であるにも関わらず、呑気に花見をはじめとする不要不急の外出を行っていたことが相次いで発覚、一般市民への怒りポイントを獲得することに成功。このうち手塚については、5月下旬になってようやく芸能活動自粛宣言を発表、さらにポイントを稼いだ。
岡村隆史
これも新型コロナウィルス騒動関連でのエントリー。ラジオの冠番組で「コロナ終息したら可愛い子ちゃんたちが風俗嬢をやる」と発言したことで大炎上。風俗店や女性の多く、さらには相方を敵に回してしまい、後日ラジオ番組内で謝罪会見&相方から85分間公開大説教を喰らう羽目になった。ちなみに数年前まではその相方と番組を進行していたのだが、この騒動以降の放送では再発防止のためか再びコンビでの進行になっている。
渡部建

7人を攻略して初めて渡部に辿り着く
芸能界からのエントリー。不倫というハイレベルなプレイを披露した。 …ここまでなら星の数ほど存在する不祥事の一つと軽くあしらわれるだろう。しかし彼はこの件を報じた週刊誌の発売2日前に突如として「不快なスキャンダル」を理由とした全番組出演自粛をマスコミ各局に通達。この「事前自粛」という前例のないスタイルは瞬く間に世間の注目を集めた。おまけに件の週刊誌発売日以降も謝罪会見は一向に行われず、相方や番組共演者の女性が涙ながらに謝罪するのみで本人は雲隠れを続けていたが、年の瀬に突如記者会見を開催。この行為が更なる顰蹙ポイントの加算につながるのではないかと期待される。
下半期[編集]
山本太郎(れいわ新選組代表)
7月7日、党の構成員(党員)が優生思想的発言を行い、看過できない事態であると発表。同党は難病を持つ議員を2名抱えており、この時点で除籍等の処分を下していればエントリーする事もなかっただろう。しかし山本代表はあえて除籍にはせず、レクチャーを受けさせてチャンスを与えると発表(この時点では謝罪せず)。この甘い処分に対する批判を受け、7月10日には動画配信で「除籍に値する」と一転して厳しい態度をとったものの、その後の記者会見を事務所前の路上で行うというエクストリーム・謝罪会見を披露し、支持者からも顰蹙を買った。除籍自体は7月16日の臨時総会で決定したものの、「党規約に除籍の手続きが決められていない」「そもそも党規約がガバガバ過ぎて、N国党どころか一般的な生徒会規約にも劣る」「問題の構成員が開き直り謝罪を撤回(よって当の本人はエントリーしていない)、難病議員がブチ切れる」などの国政政党にあるまじきガバガバガバナンスを露呈。臨時総会も予定を大幅に超過し記者会見が遅れ、それを伝えるのは東スポのTwitterアカウントのみという体たらく。ここでの謝罪もあわせてのエントリーとなった。なお、構成員の除籍に関する情報は党の公式ページにはなく、メンバー紹介ページからサイレント削除されるだけとなっている。
コロワイド
2018年大会にエントリーしたアパマンに続き2020年7月30日、福島県郡山市で改装中の系列飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜」店舗を爆破。これにより店内で作業していた50代の男性1名が死亡し死亡ポイント10点を獲得。さらに向かいの東邦銀行の支店まで破壊して客など4名を負傷させるなど19人分の負傷ポイントと隣のいきなり!ステーキ店舗の看板を吹き飛ばし被害ポイントを獲得。また爆破した店舗の裏は住宅地になっており、家の窓ガラスを割るなどさらに被害ポイントを稼ぎ、この日のうちに社長が謝罪表明をしてエントリーとなった。社外の一般人に多大な被害を与えたことで損害賠償も相当な額になると見られ、それらが経営にどれだけの影響を与えるかも注目される。
ハッサン・ディアブ(レバノン第68代首相)
2020年初の海外からのエントリー。2019年に起きたレバノン反政府デモの尻拭いのために首相に就任させられたが、内閣の組閣が終わった直後の3月にデフォルトを引き起こしたり、6月にはレバノン各地でデモが頻発するなど国家の混乱を全く制御できなかった。さらに8月4日には首都ベイルートで大量の硝酸アンモニウムの杜撰な管理を6年間続けていたことに起因する大爆発事故を起こし、死者点200点以上、負傷者点6000点以上を獲得。家屋の破壊などの被害ポイントは30万点以上とも言われており、さらにベイルートに貯蔵していた穀物の85%を喪失してベイルート市民を兵糧攻めにすることにも成功。わずか1年前までは一介の大学教授に過ぎなかったディアブは歴代の決勝ラウンド上位進出者に匹敵するパフォーマンスを披露した。そのパフォーマンスの反動で8月10日に内閣総辞職を決めており、辞任ポイントも挙げたことでエントリーとなった。
国立循環器病研究センター
2019年に156件もの研究不正が明らかになり謝罪会見した時はエントリーはならなかったが、続く2020年も同センターの元室長だった医師が論文5本に対してデータの捏造や改ざんを行っていたことが明らかになり、当該医師を懲戒解雇処分にすると共に2年連続の謝罪会見を実施。会見メンバーは全員髪が十分あったためフラッシュは起こらなかったが、コロナ対策で会見机の前に置いていた飛沫遮蔽用のアクリル板に会見部屋の照明が反射しわずかにルクス値を稼いだ。
三井商船&長鋪汽船チーム
ガラパゴス諸島に並ぶ生物多様性で知られる南洋の楽園モーリシャス島沖で貨物船「わかしお」を座礁させ、重油1千tを垂れ流し、完全撤去に20年以上かかるという今世紀最悪規模の水質汚染を引き起こし、エントリー。しかもその原因が「Wi-Fiが近くにあるところに行きたかったから」というコントでもそうそうお目にかからないような下らない理由で、審査員の呆れを買った。死者こそ出なかったが、逮捕点(インド人船長並びに船員合計2名)を獲得。被害額は32億円に及ぶとか。
NTTドコモ
携帯電話とdアカウントを使って「安心・カンタンに」お買い物や送金ができるサービスであるドコモ口座を全国35の銀行と提携して展開。しかし、dアカウントと銀行口座の紐づけが本人確認無く「カンタンに」出来てしまう脆弱性を突かれ、他人の口座から金を抜き取り放題出来るサービスと化してしまい、9月2日から身に覚えのない口座引き落としを訴える人が続出。ドコモは被害発覚当初は「ウチのせいじゃない」と嘯いていたが9日に本人確認の不備を認めてプレスリリースで謝罪するとともに新規の口座紐づけを停止。さらに2019年5月にも同様の被害が確認されていたが何も対策しなかったことが報道されたことで全国民からの顰蹙ポイントを獲得。10日に行われた謝罪会見では2020年初のロイヤル・ストレート・フラッシュのお披露目が期待されたが、会見に社長が登場せず出席者に禿がいなかったためロイヤル・ストレート・フラッシュはならなかった。一方、被害ポイントは発覚当初はスタートダッシュを見せたが9月24日時点で189点・2979万円と伸び悩み、後述のゆうちょ銀行に主役の座を奪われてしまったのが痛い。
ゆうちょ銀行
上述のドコモ口座事案の連携金融機関の1つ。同事案では「ドコモが悪い」で逃げ切りを図ろうとしたが、その後次々とメルペイ・ペイペイ・LINEペイなど他の連携決済サービスにおける不正利用が発覚。9月16日時点で6サービスにわたる被害が確認されたため逃げきれなくなり、同日副社長による緊急記者会見を実施し11年ぶりのエントリー成立となった。その後も次々と被害が明らかになり、被害ポイントは9月24日時点で380点・約6000万円と前年のセブンペイを大きく上回ったことを受け、24日に社長が登場して2回目の謝罪会見を実施。わずか10日足らずの間に2度の謝罪を行ったことと社長が出てきたことで大会の台風の目となっている。
東京証券取引所
日本経済の象徴ともいえる東証がまさかの初出場。システム故障により株式全銘柄の売買を不能にすることで、コロナ禍でたたでさえダメージの大きい日本経済にさらなるダメージを与えることに成功した。さらに傘下の札幌・名古屋・福岡の各証券取引所の株式売買を終日ストップさせることにも成功した。本来であれば2号機のバックアップに切り替えれば良かったのだが、そこでもトラブルが発生し、終日取引を停止することとなった。今後このパフォーマンスがきっかけでどこまで日本経済が世界中から信用出来なくなるかが注目されるであろう。
アルビレックス新潟
Jリーグから2年ぶりの参戦。所属の外国籍選手2名が9月17日に飲酒運転で取り締まりを受け、今月15日に書類送検されていたことが発覚し、クラブが同日「捜査期間中は警察の指導に従うとともに、Jリーグや関係各所への報告と情報共有を行い、両選手に対する指導監督を行ってまいりました」と謝罪のプレスリリースを実施。しかしうち1選手は書類送検までの間に試合に出場し続けており、さらにJリーグへの報告が10月14日と事案発生から4週間後だったことがお膝元かつスポンサーの新潟日報などから報道されると状況が一変。さらにその報告も外部からの通報を受けたJリーグがクラブに問い合わせした回答に過ぎず自主的な報告を一切行ってなかったことや、その間もクラブ社長が連日Twitterで何事も無かったかのように情報発信していた事も含めてエクストリーム性が一気に付加されてエントリー。その後19日に是永社長による記者会見が行われ、社長・玉乃GM・アルベルト監督が三位一体となって隠蔽ともとれる一連の行動をした理由について「まず、非常に混乱してしまった」とクラブとして競技の基本が出来ていることを伺わせた。
その後も質問や疑義にほとんど回答していない記者会見を通じてサッカーファンの多くから顰蹙ポイントを獲得し、11月6日には是永社長の辞任が発表され辞任ポイントも獲得、さらにJリーグから罰金処分を受けたことに対して一連の出来事を主導した是永氏本人ではなく社長職を引き継いだ人に謝罪させてさらなる顰蹙ポイントを獲得するなど、順調にポイントを伸ばしている。同クラブのチャントをもじった「カクシテルニイガタ」というスラングも生まれ、下期のダークホースとなっている。
予選敗退チーム[編集]
以下のチームは記者を集めた謝罪会見を実施しなかったため予選敗退となった。

アンサイクロペディア日本語版
一部管理者の暴走により、1月頃からアカウントユーザーが何らかの編集行為を行うと極一部の例外を除いて当日中に無期限ブロックされるという事象が連発。3月以降はその頻度が急増し、下手に記事を作成したり更新したりすると高確率で無期限ブロックの札を受けてしまう状況になったため、4月下旬以降は1日の編集回数が1桁前半の日も度々出てくるなどコミュニティは過疎化を通り越して無人化に近い状況に陥る。見かねたサイトオーナーが5月18日に当該時期に無期限ブロックされたアカウントを一斉釈放し、一連の大量無期限ブロックを行っていた特定管理者の全権限を剥奪、さらに全ての管理者からビューロクラットとチェックユーザーの権限を剥奪するという鉄槌行為を敢行(参照:Forum:ポスト鉄槌のアンサイクロペディアについて)。その後の対応は残った管理者と共に無期限ブロックから釈放されたユーザーや様子をうかがっていたユーザーと共に協議を進めているが、被害ポイント(冤罪を着せられて無期限ブロックに遭ったアカウント数)は2桁どころか3桁に届く可能性もあり、コミュニティとして謝罪が必要であることは明白なことからエントリーとなった。
大久保三代(元自由民主党・衆議院議員)
医者である夫が筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を安楽死させた容疑で逮捕されたことを受け、7月23日にブログで謝罪。これだけなら普通の謝罪だったが、夫が優性思想の持ち主であることが報道されたことを受けて豹変。夫が三代に隠れて医療アルバイトを繰り返し行っていたことやアスペルガー症候群の患者であることなどを次々とブログで暴露し、「私の結婚生活9年間はなんだったのか」「自民党の議員を続ける夢も諦めたのに」「バカにつける薬はない」「体の相性は良かった」「夫の帰りを待つ。但し、彼氏はつくらせてもらう」などと全力で死体蹴りを実行。エクストリーム性が認められてエントリーが成立した。
杉田水脈
政治家からのエントリー。党の会合で「女性はいくらでも嘘をつける」という主旨のとんでもない発言をしたことが判明し、女性のみならず男性からも批判が殺到。最初は発言があったことを隠蔽をしていたが、後で発言はあったと認め、ブログで謝罪。つまり杉田は「いくらでも嘘をつける女性」というブーメランがぶっ刺さったことになる。その悪質性が認められ、エントリーが成立した。
東京新聞
厚生労働省取材時に職員に対して同紙記者がヤ◯ザ顔負けの暴力的な言動を行った挙げ句三時間以上も取材の名の下に業務を妨害していたことが発覚。同紙にて同省に謝罪したことを発表。しかし、日頃「当事者は実名にしないと記事の信憑性がなくなる」と言いながら事件の被害者や家族を執拗に追い回してきた一方で問題を起こした記者の名前を公表しないなど余りにも身内に甘い対応で世間の顰蹙ポイントを集めた結果エントリーが認められた。
菅義偉
あの総理大臣が就任早々から新型コロナウイルス関連でエントリー。コロナ禍で感染予防が呼び掛けられているにも関わらず、ノーマスク且つ基準の5人を上回る8人でステーキ会食という名プレイを披露。今後の状況によっては国民からの批判や総理の支持率低下も期待され、まだまだ予断を許さない状況である。
関連項目[編集]
表・話・編・歴 エクストリーム・謝罪[隠す]
概要 : エクストリーム・謝罪 - 主なプレイヤー - 最終ラウンド進出チームの一覧
各年の競技 : 1982年 - 2005年 - 2006年 - 2007年 - 2008年 - 2009年 - 2010年 - 2011年 - 2012年 - 2013年 - 2014年 - 2015年 - 2016年 - 2017年 - 2018年 - 2019年 - 2020年 - 2021年
プレイヤー : 一覧 - 日本国有鉄道 - 新日本窒素肥料(チッソ) - 昭和電工 - 雪印乳業 - 東京電力
関連項目 : 月刊EXCUSE - 社員は悪くありませんから

過労死

2021-01-03 22:15:56 | 事件
高橋祥友(たかはし よしとも、1953年8月16日[1]- )は、日本の精神病理学者、筑波大学教授。

目次
1 略歴
2 著書
2.1 共編著・監修
2.2 翻訳
3 論文
4 外部リンク
5 脚注
略歴[編集]
東京生まれ。1979年金沢大学医学部卒。90年「全生活史健忘の臨床的研究」で山梨医科大学医学博士。東京医科歯科大学研修医、医員、山梨医科大学助手、講師、UCLAフルブライト研究員、東京都精神医学総合研究所副参事研究員を経て、2002年防衛医科大学校・防衛医学研究センター教授(行動科学研究部門)。2012年筑波大学教授[2]。
著書[編集]
『自殺の危険 臨床的評価と危機介入』金剛出版 1992
『自殺の心理学』1997 講談社現代新書
『群発自殺 流行を防ぎ、模倣を止める』1998 中公新書
『老年期うつ病』日本評論社 1998
『青少年のための自殺予防マニュアル』金剛出版 1999
『中高年の自殺を防ぐ本』法研 2000
『中年期とこころの危機』日本放送出版協会(NHKブックス) 2000
『仕事一途人間の「中年こころ病」』2001 講談社+α新書
『生と死の振り子 生命倫理とは何か』日本評論社 2001
『英語力を身につける』2001 (講談社現代新書)
『自殺のサインを読みとる』講談社 2001 のち文庫
『どうぞ気楽に精神科へ』講談社 2002
『医療者が知っておきたい自殺のリスクマネジメント』医学書院 2002
『中高年自殺 その実態と予防のために』2003 ちくま新書
『自殺、そして遺された人々』新興医学出版社 2003
『中年の達人 あるがままの自分を受け入れるために』講談社 (こころライブラリー 2004
『自殺未遂 「死にたい」と「生きたい」の心理学』講談社 (こころライブラリー 2004 「あなたの「死にたい、でも生きたい」を助けたい』2007 (講談社+α新書)
『シネマ処方箋 精神科医がすすめる、こころにスーっと効く映画』梧桐書院 2004 「精神科医がすすめる"こころ"に効く映画 シネマ処方箋」日経ビジネス人文庫
『医療者が知っておきたい自殺のリスクマネジメント』医学書院 2006
『うつ』新水社(患者と医療をつなぐ〈プライマリケア〉シリーズ 2006)
『自殺予防』2006 岩波新書
『老年期うつ 見逃されやすいお年寄りの心』講談社 (介護ライブラリー) 2006
『「死にたい」気持ちをほぐしてくれるシネマセラピー上映中 精神科医がおススメ自殺予防のための10本の映画』晶文社 2012
共編著・監修[編集]
『現代の精神保健』仙波純一共編著 放送大学教育振興会 1995
『精神医学から考える生と死 ターミナルケア・自殺予防・尊厳死』編 金剛出版 1997
『こころの健康科学』仙波純一共編著 放送大学教育振興会 1999
『サラリーマンの自殺 今、予防のためにできること』川人博共編著 1999 岩波ブックレット
『自殺のポストベンション 遺された人々への心のケア』福間詳共編 医学書院 2004
『自殺予防カウンセリング』藤原俊通共著 駿河台出版社(21世紀カウンセリング叢書) 2005
『健康管理室で役立つこころの医学』野村総一郎,川上憲人共編 南江堂 2005
『青少年のための自殺予防マニュアル』編著,新井肇,菊地まり,阪中順子著 金剛出版 2008
『自殺予防の実際』竹島正共編 永井書店 2009
『セラピストのための自殺予防ガイド』編著 金剛出版 2009
『自殺予防へのプロの対応 医療従事者のための早期発見と治療』高橋晶,山下吏良共著 医学と看護社 2013
『自殺を防ぐ診療のポイント』編著 中外医学社 2013
『自殺予防マニュアル 地域医療を担う医師へのうつ状態・うつ病の早期発見と早期治療のために』日本医師会編集,西島英利監修,神庭重信,中村純共著 明石書店 2014
『災害精神医学入門 災害に学び、明日に備える』高橋晶共編 金剛出版 2015
翻訳[編集]
シンシア・R.フェファー『死に急ぐ子供たち 小児の自殺の臨床精神医学的研究』中央洋書出版部 1990
ディーン・シューラー『シューラーの認知療法入門』金剛出版 1991
エーヴリー・D.ワイスマン『死をどう受けとめるか 末期患者の否認と受容の心理』ほか訳 中央洋書出版部 1992
ジョセフ・リッチマン『自殺と家族』金剛出版 1993
アーサー・フリーマン,バーバラ・フレミング, ジェイムズ・プレッツァー,カレン・M. サイモン著『認知療法臨床ハンドブック』金剛出版 1993
ジョン・T.マルツバーガー『自殺の精神分析 臨床的判断の精神力動的定式化』星和書店 1994
ジョージ・ワインバーグ『セラピストの仕事 心理面接の技術』監訳,源田圭子 [ほか]訳 金剛出版 2001
ジェフリー・T.ミッチエル, ジョージ・S.エヴァリー『緊急事態ストレス・PTSD対応マニュアル 危機介入技法としてのディブリーフィング』金剛出版 2002
トーマス・E.エリス, コリー・F.ニューマン『自殺予防の認知療法 もう一度生きる力を取り戻してみよう』日本評論社 2005
エドウィン・S.シュナイドマン『シュナイドマンの自殺学 自己破壊行動に対する臨床的アプローチ』金剛出版 2005
エドウィン・S.シュナイドマン『アーサーはなぜ自殺したのか』誠信書房 2005
ハーバート・ヘンディン『アメリカの自殺 予防のための心理社会的アプローチ』明石書店 2006
アレック・L.ミラー, ジル・H.レイサス, マーシャ・M.リネハン著『弁証法的行動療法 思春期患者のための自殺予防マニュアル』金剛出版 2008
ジョン・A.チャイルズ, カーク・D.ストローサル著『自殺予防臨床マニュアル』星和書店 2008
エドウィン・シュナイドマン『生と死のコモンセンスブック シュナイドマン90歳の回想』監訳,清水邦夫, 澤村岳人,山本泰輔, 菊地章人,菅原摩利子訳 金剛出版 2009
カイラ・ミリヤム・ワイナー編『患者の自殺 セラピストはどう向き合うべきか』金剛出版 2011
DAVID A.BRENT, KIMBERLY D.POLING, TINA R.GOLDSTEIN 著『思春期・青年期のうつ病治療と自殺予防』医学書院 2012
ジョージ・A・ボナーノ『リジリエンス 喪失と悲嘆についての新たな視点』監訳 金剛出版 2013
ジョナサン・S・アブラモウィッツ『ストレス軽減ワークブック 認知行動療法理論に基づくストレス緩和自習書 プレッシャーを和らげ,関わりを改善し,葛藤を最小限にする単純な戦略』監訳,高橋晶, 山下吏良, 清水邦夫,山本泰輔, 長峯正典, 角田智哉訳 金剛出版 2014
JAMES MORRISON『精神科初回面接』監訳,高橋晶,今村芳博, 鈴木吏良訳 医学書院 2015
フレデリック・J・スタッダードJr., アナンド・パーンディヤ, クレイグ・L・カッツ編著『災害精神医学』富田博秋,丹羽真一共監訳 星和書店 2015
ディヴィッド・A・クラーク『認知行動療法に基づいた気分改善ツールキット 気分の落ちこみをうつ病にしないための有効な戦略』監訳,高橋晶,今村芳博,鈴木吏良訳 金剛出版 2015
JAMES MORRISON『モリソン先生の精神科診断講座』監訳,高橋晶, 袖山紀子訳 医学書院 2016
シェリル・A・キング, シンシア・E・フォスター, ケリー・M・ロガルスキー著『十代の自殺の危険 臨床家のためのスクリーニング、評価、予防のガイド』監訳,高橋晶,今村芳博, 鈴木吏良訳 金剛出版 2016
ハドリー・キャントリル『火星からの侵略 パニックの心理学的研究』金剛出版 2017
ルネー M.トービン, アルヴィン E.ハウス『学校関係者のためのDSM-5』監訳,高橋晶, 袖山紀子訳 医学書院 2017
リサ・M・シャーブ『青少年のための自尊心ワークブック 自信を高めて自分の目標を達成する』金剛出版 2017
M・E・トーマス『ソシオパスの告白』金剛出版 2017
マシュー・マッケイ, パトリック・ファニング『自尊心の育て方 あなたの生き方を変えるための、認知療法的戦略』金剛出版 2018


川人博(かわひと ひろし、1949年10月7日[1]- )は、日本の弁護士。過労死訴訟で著名。

目次
1 略歴
2 著書
2.1 共編著・監修
2.2 翻訳
3 論文
4 脚注
略歴[編集]
大阪府泉佐野市生まれ。兄は医師の川人明。大阪府立三国丘高等学校、東京大学経済学部を卒業。1978年東京弁護士会に弁護士登録。文京総合法律事務所を経て、1995年川人法律事務所創立。1988年から「過労死110番」の活動に参加し、現在、過労死弁護団全国連絡会議幹事長。1992年から東大教養学部「法と社会と人権」ゼミ(全学自由ゼミまたは自主ゼミ)を担当。専門分野は過労死・過労自殺・労災・職業病。過労死弁護団全国連絡会議幹事長[2]。
著書[編集]
『過労死と企業の責任』(ヒューマン・ネットワーク・シリーズ) 労働旬報社 1990 のち現代教養文庫
『過労死社会と日本 変革へのメッセージ』花伝社 1992
『タイムショップ』講談社 1995
『いま、人権を読む』リブリオ出版 1996
『時代の流れから いま、人権を読む』リブリオ出版 1998
『過労自殺』岩波新書 1998
『過労自殺と企業の責任』旬報社 2006
『金正日と日本の知識人 アジアに正義ある平和を』講談社現代新書 2007
『過労死・過労自殺大国ニッポン 人間の尊厳を求めて』編書房 2010
共編著・監修[編集]
『現代の人権 テキストブック』編著 日本評論社 1993
『国際交流のための英語 人権・環境・平和のコミュニケーション』佐藤綾子共編著 大月書店 1993
『「東大卒」20代の会社生活 受験戦争の勝者たちの今』編 かもがわ出版 1994
『現代社会と東大生 学生たちは、いま』編. 花伝社 1995
『世界人権の旅』編著, 大宅尚美編 日本評論社 1997
『サラリーマンの自殺 今、予防のためにできること』高橋祥友共編著 岩波ブックレット 1999
『こんなふうに生きている 東大生が出会った人々』監修, 東京大学教養学部「法と社会と人権ゼミ」出版委員会 編. 花伝社 2001
『労働者とその生命と人権 (人権を考える本 人が人らしく生きるために』徳住堅治共著 深見春夫 画. 岩崎書店 2001
『これ以上、働けますか? 労働時間規制撤廃を考える』森岡孝二,鴨田哲郎共著 (岩波ブックレット 2006
『壊れゆく医師たち』(岩波ブックレット 岡井崇,千葉康之,塚田真紀子,松丸正共著 2008
『東大は誰のために 川人ゼミ卒業生たちは今』編 連合出版 2010
『就活前に読む会社の現実とワークルール』宮里邦雄,井上幸夫共著 旬報社 2011
『過労死・過労自殺労災認定マニュアル Q&Aでわかる補償と予防』平本紋子共著 旬報社 2012
『還暦からの医療と法律』川人明共著. 連合出版 2015
『過労死ゼロの社会を 高橋まつりさんはなぜ亡くなったのか』高橋幸美共著 連合出版 2017
翻訳[編集]
ミネソタ弁護士会国際人権委員会, アジアウォッチ編『北朝鮮の人権 世界人権宣言に照らして』小川晴久共訳 連合出版 2004
デイヴィッド・K.シプラー『ワーキング・プア アメリカの下層社会』森岡孝二,肥田美佐子共訳 岩波書店 2007
V.A.ギャラガー『豊かさの向こうに グローバリゼーションの暴力』佐藤綾子,加藤彰[要曖昧さ回避]共訳 連合出版 2010
論文[編集]
<川人博
脚注[編集]
^ 『現代日本人名録』2002
^ 『過労死・過労自殺大国ニッポン』著者紹介
カテゴリ: 日本の弁護士労働問題東京大学出身の人物大阪府立三国丘高等学校出身の人物大阪府出身の人物1949年生存命人物

死刑

2020-12-31 10:35:38 | 事件
死刑判決ニュース

[ 2018~2020 ]

[ 死刑判決ニュース ]

死刑判決を記してますが、ひと目で分かるように事件概要や被告人名を赤文字で記しています。

<日付は下(↓)が古く、上(↑)が新しい>

★2020年(令和2年)12月15日、東京地裁立川支部で2017年(平成29年)8~10月、神奈川県座間市のアパートで、10~20代の男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交殺人罪などに問われた白石隆浩(30歳)の裁判員裁判の判決があり、矢野直邦裁判長は「犯罪史上、まれに見る悪質な犯行」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。裁判では、殺害行為に被害者の承諾があったかが最大の争点だった。矢野裁判長は、承諾を否定し続けた白石の公判中の供述について、「基本的に信用できる」と判断。殺害前、女性8人は被告に失神させられた後に乱暴され、男性も前触れもなく襲われるなど、想定しない被害に遭ったことも考慮し、9人がいずれも「承諾していなかった」と結論付けた。もう一つの争点となった被告の刑事責任能力についても、責任能力があるとした起訴前の精神鑑定の信用性を認め、「心神喪失や心神耗弱の状態にはなかった」とした。その上で、「9人が殺害された結果は極めて重大だ」と指摘。自殺願望を示した被害者に酒や薬を勧めて襲う手口は「巧妙、卑劣」で、動機も金銭欲や性欲などを満たすためだったとし、「酌量の余地は全くない。人命軽視の態度は甚だしい」と非難した。被告はこれまでの公判で「(判決が出れば)控訴せず、罪を認めて罰を受けるつもりだ」と述べていたが、弁護人は閉廷後、控訴を検討する考えを示した。判決によると、被告は2017年8~10月、ツイッターなどで被害者と接触し、自宅に招いてロープで首をつって殺害。全員から現金を奪い、遺体を解体、遺棄した。

★2020年(令和2年)12月11日、鹿児島地裁(岩田光生裁判長)で2018年(平成30年)に鹿児島県日置市の民家で家族ら男女5人を殺害したとして殺人と死体遺棄の罪に問われた無職・岩倉知広(41歳)の裁判員裁判で「常軌を逸した凄惨な犯行だ。死刑を回避すべき事情は見当たらない」とし、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は不服として即日控訴した。弁護側は、被告が犯行時、妄想性障害による心神耗弱状態で刑事責任能力が低下していたと主張。判決は「妄想性障害の影響は軽く、犯行には被告の攻撃的で他罰的な性格が大きく影響した」と退け、完全責任能力を認めた。起訴状によると、岩倉は2018年3月31日夜~4月1日朝、祖母・久子(89歳)宅で、正知と久子の首を絞めて殺害し、遺体を近くの山林に遺棄。同月6日午後には、久子宅に2人の安否確認に来た伯父の妻・孝子(69歳)と孝子の姉・坂口訓子(72歳)、近所の後藤広幸(47歳)の首を絞めて殺害したとされる。

★2020年(令和2年)9月8日、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は2014年(平成26年)11~12月、前橋市で、民家2軒に侵入して高齢者3人を相次いで殺傷したとして強盗殺人などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた土屋和也(31歳)の上告審判決で、被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。裁判官5人全員一致の意見。弁護側は上告審で「不遇な生い立ちが原因のパーソナリティー障害により、衝動的に事件を起こした」と主張したが、小法廷は、生活苦を打開するために強盗を計画し、殺害を決意し実行したとし、「被告自身の意思によるもので、障害の特性ではない」と退けた。また、凶器のバールや包丁を持参して高齢者方を狙ったことを挙げ、「強固な殺意に基づき、残虐。刑事責任は極めて重大」と指摘。1件目の事件からわずか1ヶ月余りで再び強盗殺人に及んだ点を重視し、死刑とした1、2審判決は妥当と結論付けた。判決によると、土屋は借金返済と生活苦を理由に強盗を計画。2014年11月10日に前橋市の小島由枝(よしえ/93歳)方に侵入し、小島をバールで殴ったり、包丁で刺したりして殺害して現金約7000円を奪った。同年12月16日には同市の川浦種吉(81歳)方で、金品を奪う目的で川浦を包丁で刺して殺害したほか、川浦の妻にも重傷を負わせた。

★2020年(令和2年)3月16日、横浜地裁で2016年(平成28年)7月26日未明、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などに問われた元職員・植松聖(さとし/30歳)の裁判員裁判の判決公判が開かれ、青沼潔裁判長は「計画的かつ強烈な殺意に貫かれた犯行。犯行態様の悪質性も甚だしい」として、求刑通り死刑を言い渡した。植松はこれまでの公判で起訴内容を認め、「意思疎通できない重度障害者は不幸であり、安楽死させるべきだ」「事件は社会に役立つ」と差別的な持論を展開。事件当時の刑事責任能力の有無や程度が最大の争点となった。判決は植松の犯行動機について「園での勤務経験から『重度障害者は周囲を不幸にする不要な存在』と考えた。自分が殺害すれば不幸が減り、賛同が得られ、自分は先駆者になれると考えた」と指摘。「思考障害によるものとはいえない」とし、「到底是認できる内容ではないが、動機の形成過程に病的な飛躍はなく、了解可能」として責任能力はあったと認定した。大麻による精神障害で心神喪失状態だったとする弁護側の無罪主張については、大麻の長期常用者であることは認めつつ、「幻覚や妄想は否定できないものの、動機に沿った行動を取る一方、状況に合わせて合理的な行動をしていた」として退けた。その上で、19人もの人命が犠牲になったことについて「結果が他の事例と比較できないほど甚だしく重大だ。遺族らが峻烈な処罰感情を示すのは当然だ」とした。公判では、被害者は1人を除き匿名で審理。傍聴席内の遺族らの席は、ついたてで遮蔽(しゃへい)する異例の措置が取られた。植松は判決前、「どんな判決でも控訴しない」との意向を示していた。起訴状によると、植松は2016年7月26日未明、入所者の男女を刃物で突き刺すなどして19人を殺害、24人に重軽傷を負わせたとされる。また、職員5人を結束バンドで廊下の手すりに縛り付け、2人を負傷させたとしている。

★2019年(令和元年)12月17日、東京高裁は2014年(平成26年)と2015年(平成27年)にフィリピンの首都マニラで知人の男性2人を保険金目的で殺害したとして、殺人などの罪に問われた山梨県笛吹市の無職・岩間俊彦(46歳)の控訴審判決で、死刑とした1審・甲府地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。被告側は無罪を主張していたが、高裁判決も1審と同様、被告が事件の首謀者と認めた。判決によると、被告は受刑者の久保田正一(46歳)=同罪などで無期懲役確定=らと共謀し、実行役を雇って2014年、山梨県韮崎市の整骨院経営鳥羽信介(32歳)を拳銃で殺害。2015年に笛吹市の会社役員中村達也(42歳)も拳銃で殺害した。

★2019年(令和元年)12月13日、福岡地裁(柴田寿宏[としひろ]裁判長)で2017年(平成29年)6月、福岡県小郡(おごおり)市の住宅で母子3人の遺体が見つかった事件の裁判員裁判で殺人罪に問われた夫で父の元福岡県警巡査部長・中田充(みつる/41歳)に対し、求刑通り死刑を言い渡した。 2017年6月5日深夜から6日未明にかけ、中田は小郡市の自宅で妻の由紀子(38歳)、長男涼介(9歳)、長女実優(みゆ/6歳)の首を絞め、殺害したとして起訴された。「一切身に覚えがなく、事実無根です」と起訴内容を否認していた。被告の関与を直接示す証拠がない中、検察側は3人の死亡推定時刻に中田が家にいたことや、防犯カメラに第三者が被告宅に侵入する映像が残っていないことなどから「被告が犯人であることは明らか」と指摘していた。一方の弁護側は、死亡推定時刻には幅があり、防犯カメラにも死角があることなどから「第三者の犯行の可能性は捨てきれない」として、無罪を主張していた。弁護側が即日控訴。

★2019年(令和元年)7月19日、最高裁は1998年(平成10年)、愛知県碧南市で夫婦を殺害したなどとして強盗殺人の罪などに問われ、1審と2審で死刑判決をうけた堀慶末(44歳)について上告を退ける判決を言い渡した。死刑判決が確定する。堀慶末は1998年、ほかの男2人と共謀し、愛知県碧南市内の住宅で馬氷一男(45歳)と妻・里美(36歳)を殺害し現金を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われ、1審と2審で死刑判決をうけた。19日の判決で最高裁は「強盗の計画性は高く態様も強固な殺意に基づく冷酷なもので人命軽視の態度は顕著」、「何の落ち度もない命が奪われるなどした結果は誠に重大」と指摘し、堀被告の上告を退けた。これで堀に対する死刑判決が確定することになる。 堀は2007年(平成19年)に名古屋市の磯谷利恵(31歳)が殺害された「闇サイト事件」の実行犯3人の一人で、今回の事件での逮捕前に無期懲役が確定していた。 利恵の母・富美子は「12年間裁判と関わってきた。気になってきた。それがもうなくなった。すごく大きな区切りです」と話していました。

★2019年(令和元年)7月11日、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は2013年、山口県周南市で同じ集落に住む男女5人を殺害したとして殺人などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた無職・保見光成(ほみ・こうせい/69歳)の上告審判決で、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。被告側は、妄想性障害の影響で心神耗弱状態だったとして死刑回避を訴えていた。小法廷は「被告は自らの価値観などに基づいて犯行を実行し、妄想が犯行に及ぼした影響は大きくない」と指摘。「強固な殺意に基づく執拗(しつよう)かつ残忍な犯行。刑事責任は極めて重大だ」と述べ、死刑とした1、2審判決は妥当だと結論付けた。裁判官5人の全員一致意見。1、2審判決によると、保見被告は2013年7月、近隣住民から挑発や嫌がらせをされていると思い込み、報復しようと民家4軒に侵入して5人(当時71~80歳)の頭を木の棒で殴るなどして殺害。2軒に放火し、全焼させた。

★2019年(令和元年)5月24日、大阪高裁で京都、大阪、兵庫で起きた青酸化合物を使った連続不審死事件で、高齢男性4人への殺人罪などに問われた筧(かけひ)千佐子(72歳)の控訴審判決があった。樋口裕晃裁判長は「1審判決に事実誤認はない」と述べ、死刑とした1審・京都地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側控訴を棄却した。被告が犯人かどうかや、認知症の影響、責任能力の有無などが争点だった。樋口裁判長は殺害行為や完全責任能力を認定した1審判決を「相当で、正当と言うべきだ」と指摘。認知症についても「訴訟能力に影響を与えたとしても限定的」と判断し、既に裁判を行う能力を失っているなどとした弁護側主張を退けた。2017年(平成29年)の1審判決は「被告が遺産を取得し、債務を免れることを目的とした連続毒殺事件」と認定。病死や事故、自殺の可能性もあるとした弁護側の無罪主張を退けた。3月に開かれた控訴審の第1回公判で、弁護側は公判の停止か新たな精神鑑定の実施を求めたが、高裁は認めず即日結審。筧被告は第1回公判に姿を見せなかったが、判決公判には出廷した。判決によると、筧被告は2012~13年(平成24~25年)、遺産取得目的で青酸を飲ませて夫の勇夫(75歳)ら3人を殺害。2007年(平成19年)には借金の返済を免れるため1人を殺害しようとした。筧は4月、大阪拘置所で時事通信の取材に応じ、「死んでおわびをします。死刑にしてください」などと話していた。弁護側が即日上告。

★2019年(令和元年)5月18日、山田浩二(49歳)が控訴を取り下げ、死刑が確定した。2015年(平成27年)8月、大阪府寝屋川市の中学1年生・平田奈津美(13歳)と同級生の星野凌斗(りょうと/12歳)を窒息死させたとして殺人の罪に問われた山田浩二に対し、2018年(平成30年)12月19日、大阪地裁は求刑通り死刑判決を言い渡した。山田本人と弁護人それぞれが判決を不服として控訴していたが、大阪高裁によると、山田本人が控訴を取り下げたということで、1審の死刑判決が確定した。裁判では殺害を否認していた山田。自らの言葉で殺害について話すことなく、死刑判決が確定することになる。

★2019年(平成31年)3月15日、神戸地裁姫路支部(藤原美弥子裁判長)は2010~2011年(平成22~23年)、男性3人の殺害や死亡に関与したなどとして、5事件で殺人や逮捕監禁致死など6つの罪に問われた無職・上村隆(52歳)の裁判員裁判の判決で、求刑通り死刑を言い渡した。上村が起訴事実の大半を否認し、うち2人の遺体が見つかっていないなど直接証拠にも乏しく、裁判は長期化。審理期間は昨年10月の初公判から判決まで166日だった。事件の共犯者として起訴され、昨年11月に同支部で無期懲役(求刑・死刑、控訴)の判決を受けた無職・陳春根(48歳)の207日間に次ぎ、裁判員裁判では2番目の長期審理となった。判決によると、上村は陳と共謀し、2010~11年、男性2人を殺害し、男性1人を監禁して死亡させるなどした。上村は3人の死亡には関与していないと主張していた。弁護側が即日控訴。

★2019年(平成31年)3月15日、東京高裁で2016年(平成28年)、浜松市の浜名湖で男性2人の切断遺体が見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われた川崎竜弥(35歳)の控訴審判決があった。藤井敏明裁判長は1審・静岡地裁の死刑判決を支持、被告側控訴を棄却した。静岡地裁は2018年(平成30年)2月、川崎が被害者2人と最後に接触したとみられることや、被害者のマンション名義などを自身に移していたことを指摘。「被告が犯人でないなら合理的な説明がつかない。半年以内に2人の命を奪った刑事責任は極めて重大」などと述べ、求刑通り死刑を言い渡した。その後、弁護側が上告。

★2019年(平成31年)2月12日、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は2011年(平成23年)、堺市で象印マホービン元副社長の尾崎宗秀(そうしゅう/84歳)ら2人を殺害し、金品を奪ったとして強盗殺人などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受けた無職・西口宗宏(むねひろ/57歳)の上告審判決で、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。岡部裁判長は判決で「犯行は強固な殺意に基づく計画的なもので、殺害方法も冷酷というほかない。被害者に全く落ち度はなく、動機も身勝手で酌量の余地はない」と指摘した。1、2審判決によると、西口は2011年11月、堺市南区の商業施設で、主婦の田村武子(67歳)を車に押し込み、現金約30万円などを強奪して殺害。同12月には、堺市北区の尾崎宅に侵入し、約80万円などを奪った後、尾崎を殺害した。弁護側は「絞首刑は首が切断される可能性もあり、残虐で違憲だ」とも主張。1審大阪地裁堺支部の裁判員裁判では「死刑制度の是非」が争点となり、死刑執行に立ち会った経験のある元刑務官らの証人尋問など憲法論議が中心となる異例の経過をたどった。1審に続き、2審大阪高裁判決も死刑は合憲と判断したが、第3小法廷は、死刑制度が憲法の規定に違反しないことは過去の判例からも明らかとの判断を示した。

★2018年(平成30年)12月21日、 最高裁2小法廷は2012年(平成24年)12月、スイスに住んでいた資産家夫婦を一時帰国中に殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ、1、2審で死刑とされた元会社役員・渡辺剛(つよし/49歳)の上告審判決で被告の上告を棄却した。死刑が確定する。鬼丸かおる裁判長は「周到に準備された高度に計画的な犯行で、2人の生命を奪った結果は重大だ」と述べた。被告側は、死刑は重すぎるなどと主張していた。判決によると、2012年12月、金品を奪う目的で、親交のあった会社役員・霜見誠(51歳)と妻・美重(48歳)を誘い出して車に乗せ、2人の首をロープで絞めて殺害した。
★2018年(平成30年)12月19日、大阪地裁で2015年(平成27年)8月に大阪府寝屋川市の中学1年・平田奈津美(13歳)と同級生の星野凌斗(りょうと/12歳)が殺害された事件で、2人への殺人罪に問われた山田浩二(48歳)の裁判員裁判の判決公判が開かれた。浅香竜太裁判長は山田の2人への殺意を認め、殺人罪の成立を認定。「子供2人を出会ったその日にうちに殺害した。非難の程度は格段に高い」などとして求刑通り死刑を言い渡した。公判で山田側は、星野が体調不良で死亡した可能性を指摘。平田については「口をふさいだ手が首にずれた」と傷害致死罪の適用を主張し、犯行当時の刑事責任能力について、心神耗弱状態で量刑は懲役12年が相当ともしていた。浅香裁判長は判決理由で、2人の死因について、生前の健康状態や遺体の解剖結果、歯や頭の骨に残っていた特徴から窒息死と認定。「窒息するまで数分間、人間の急所の首を狙った」などとして、2人への殺人罪の成立を認めた。犯行当時の刑事責任能力は、発達障害の特徴があったと考えられるとしながらも、犯行への影響は限定的だったと判断。完全責任能力があったとした。動機や殺害順は明らかにならなかったとしたが、「1人目への犯行は突発的に犯行に及んだ可能性があり、2人目は口封じと考えられる」と認定。計画性は認められないものの、「生命軽視の態度は著しく、2人が殺害された事件の中でも類例をみない極めて重い事件」などとして、死刑はやむを得ないと判断した。判決によると、山田は大阪府内かその周辺で、2015年8月13日夜、平田の首を手などで圧迫し、窒息させて殺害。同日ごろ、星野の首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させた。弁護側が判決を不服として即日控訴。

★2018年(平成30年)9月6日、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は2009年5月、愛知県蟹江町の住宅で山田喜保子(きほこ/57歳)一家3人を殺傷したとして強盗殺人罪などに問われた中国籍の無職・林振華(リン・チュンホア/当時35歳)の上告審判決で、被告の上告を棄却した。死刑とした1、2審判決が確定する。1、2審判決によると、林は2009年(平成21年)5月1日夜、山田方に侵入して金品を物色中に喜保子に見つかり、モンキーレンチで頭部を多数回殴って殺害。帰宅した次男・雅樹(26歳)も包丁で刺殺し、三男(当時34歳)もナイフで刺して2週間のけがをさせ、現金約20万円と腕時計1個を奪った。弁護側は上告審の弁論で「強盗の計画性は無かった」などと主張し、死刑を回避するよう求めていた。

★2018年(平成30年)7月30日、東京高裁で2012年(平成24年)、伊東市八幡野の干物店「八八ひもの」で社長ら2人を殺害して金を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われた元従業員の無職・肥田公明(65歳)の控訴審判決が開かれた。大島隆明裁判長は、死刑を言い渡した1審・静岡地裁沼津支部の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。大島裁判長は判決理由の中で「元の勤務先経営者らの命を奪ってまで、当面必要となる現金を得ようという犯行動機に酌量の余地はない」と断じ、「計画性があるとはいえないとしても、現金を強奪するために確定的殺意の下で首を刃物で切り裂き、確実に殺害するため生きたまま冷凍庫内に閉じ込めるという行為の残虐性、殺意の強固さ非情さから、被告の刑事責任は誠に重大。不合理な弁解に終始して反省の情も示しておらず、死刑を選択することはやむを得ない」と述べた。控訴審で弁護側は、別の犯人がいる可能性もあるとして「午後7時ごろ干物店駐車場から車が急発進して道路に出た目撃情報」「午後9時ごろ、駐車場に2台の車がライトをつけて止まっていて2人の人物がいた目撃情報」「午後9時10分ごろ、干物店2階に明かりが点灯しているドライブレコーダーの影像」などの新たな証拠を示していた。これについて大島裁判長は「駐車場には適度な広さがあり、休憩するために車を止めることはしばしばある。交差点をショートカットするために通過する車もある。2階の明かりが干物店のものかはっきりせず、被告がいたこともあり得る。被告が犯人であることに疑いが生じるものではない」と退けた。肥田は紺のスーツに白いワイシャツ姿で判決公判に臨んだ。深々と一礼して入廷。落ち着いた様子で席に座り、膝に手を置いて目線を落とし、ほとんど身じろぎせずに判決の言い渡しを受けた。2016年11月の1審判決によると、肥田は2012年12月18日、「八八ひもの」で経営者清水高子(59歳)と従業員小淵慶五郎(71歳)を刃物で突き刺すなどして店内のプレハブ型冷凍庫に閉じ込めて殺害し、売上金など現金約32万円を奪った。7月31日までに判決を不服として上告した。

★2018年(平成30年)3月22日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)は2014年(平成26年)、川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入所者3人が転落死した事件で、3件の殺人罪に問われた元施設職員、今井隼人(25歳)の裁判員裁判の判決で、求刑通り死刑を言い渡した。今井は公判で「何もやっておりません」と一貫して無罪を主張。転落死は事故や自殺の可能性があり、事件だとしても被告が犯人だと裏付ける客観的証拠は一切ないとした。逮捕直前に3人の殺害を認めたとされる自白は「取調官の圧迫や誘導により、意に沿うようにうそをついた」とした。また、地裁の精神鑑定で発達障害「自閉スペクトラム症」と診断され、仮に被告の犯行だったとしても、心神喪失もしくは心神耗弱だとしていた。検察側は、被害者3人の遺族や施設職員ら約20人を証人に呼び、状況証拠を積み上げて事件性や犯人性を立証してきた。自白時の取り調べを録音・録画した映像を法廷で再生し、取調官に圧迫や誘導はなく、被告自ら詳細に説明していたとして「自白の信用性は十分」と主張した。責任能力についても問題ないとした。その上で、論告で「高齢入所者の介護職員への信頼を利用した連続殺人だ」として死刑を求刑した。起訴状によると、今井は2014年11~12月、当時86~96歳の入所者の男女3人をホームの居室のベランダから転落させ、殺害したとされる。弁護側が即日控訴。

★2018年(平成30年)3月9日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)は2015年(平成27年)9月、埼玉県熊谷市で小学生2人を含む6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われたペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン(32歳)の裁判員裁判で「強固な殺意に基づく残虐な犯行」などとして求刑通り死刑を言い渡した。被告は地裁の精神鑑定で統合失調症と診断され、弁護側は心神喪失を理由に無罪を主張。責任能力の有無や程度が争点だった。判決理由で佐々木裁判長は、被告に被害妄想や追跡妄想があったことは認めつつ、現金の他に車を奪って逃走するなどしたことは「金品を入手する目的に沿っている」と指摘。現場の血痕を丁寧に拭き取るなど証拠隠匿も図ったとして「自己の行為が法に触れると理解していた」と完全責任能力を認め、「何ら落ち度のない6人もの生命が奪われた結果は極めて重大。死刑をもって臨むことがやむを得ない」と述べた。判決によると、ナカダは2015年9月14~16日、金品を奪う目的で3軒の住宅に侵入し、田崎稔(55歳)と妻・美佐枝(53歳)▽白石和代(84歳)▽加藤美和子(41歳)と長女・美咲(10歳)、次女・春花(7歳)--の6人(年齢はいずれも当時)を包丁で刺して殺害した。弁護側が即日控訴。

★2018年(平成30年)2月23日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)は、2016年(平成28年)、浜松市の浜名湖で男性2人の遺体や骨が見つかった事件で、強盗殺人罪などに問われた浜松市北区三ヶ日町大谷、宅地建物取引士の川崎竜弥(34歳)の裁判員裁判で求刑通り死刑を言い渡した。起訴状によると、川崎は2016年1月29日頃、元勤務先の同僚で浜松市西区の須藤敦司(62歳)の自宅マンションに侵入し、須藤を殺害してキャッシュカードなどを奪い、7月5日頃には、静岡県磐田市のアパート自室で知人の工員の出町優人(32歳)を殺害。それぞれ遺体を浜名湖周辺に遺棄したとされる。裁判で弁護側は無罪を主張。川崎は一貫して黙秘していた。3月9日、弁護側が控訴。

★2018年(平成30年)2月14日、東京高裁(栃木力裁判長)は、2014年(平成26年)、前橋市で強盗に入った民家の高齢者3人を相次いで殺傷したとして強盗殺人罪などに問われた土屋和也(29歳)の控訴審判決で、死刑を言い渡した1審・前橋地裁判決(16年7月)を支持し、被告側の控訴を棄却した。判決によると、土屋は2014年11~12月、同市日吉町の小島由枝(よしえ/93歳)方に侵入し、小島を殺害して現金約7000円を奪ったほか、同市三俣町の川浦種吉(当時81歳)方でリンゴ2個(300円相当)を盗み、金品を奪おうと妻を包丁で刺して重傷を負わせ、川浦の胸や首を刺して殺害するなどした。1審の裁判員裁判は判決で「自分よりもはるかに小柄で非力な高齢者に対する一方的な凶行で卑劣かつ冷酷」と指摘し、被害者らに対する「強い殺意」や計画性を認定。2人の命が奪われた結果の重大性などを踏まえ、死刑を言い渡していた。これに対し、土屋被告側は「1審判決は動機や殺害の計画性などについて評価を誤っている」として控訴。2017年9月に始まった控訴審では「強い殺意はなく量刑が重すぎる」と主張し、無期懲役への減刑を求めていた。その後、弁護側が上告。

死刑

2020-12-18 07:11:54 | 事件
死刑囚最後の日 ヴィクトル・ユゴー著 光文社古典新訳文庫 920円…デリダと死刑を考える 高桑和巳編著 白水社 3000円
2019/02/10 05:00
◇Victor Hugo=1802~85年、仏の作家◇たかくわ・かずみ=慶応大准教授。専門はフランス現代思想。
◇Victor Hugo=1802~85年、仏の作家◇たかくわ・かずみ=慶応大准教授。専門はフランス現代思想。
制度の是非を問う…評・宮下志朗 仏文学者 放送大客員教授


 現代のヨーロッパでは、死刑廃止はほぼ完了している。フランスはミッテラン政権下、政治主導で死刑を廃止したが、ユゴー『死刑囚最後の日』(一八二九年)は廃止論の先駆として知られ、ようやく、完全版といえる形で新訳が出た。公開処刑の時代、ギロチンの下の血だまりを見て、一気に構想を固めた中編小説で、死刑判決を受けてから、恩赦の却下を経て処刑直前までが、「手記」という形式で綴つづられているから、感情移入しやすい。

 第二版に添えた「ある悲劇をめぐる喜劇」が本邦初訳、「いまわしい本」「こんなことを思いついた作家がいて、それを読む読者がいるなんて」「きわめて不謹慎なことです」と、自作の評判を取り込んだ寸劇仕立てが興味深い。「一八三二年の序文」でユゴーは、死刑存続の三つの理由――〈1〉凶悪犯を排除して社会を守る〈2〉相応の罰を加えて被害者の復讐ふくしゅうをはたす〈3〉犯罪抑止効果――に逐一反駁はんばくしていて、現在の廃止論にも影響を与えている。小倉孝誠訳。

 だが、こうした「人命の不可侵性」に基づく廃止論の曖昧性を突く形で、制度の根本に立ち返ったのがデリダであった。『デリダと死刑を考える』は、先に邦訳が出た講義録『死刑I』と共に思考すべく編まれた論文集で、声高な廃止論ではなく、原理的な考察を意識しつつ、ユゴーの廃止論やカントの死刑必要論が、ソクラテスからオウム真理教の元幹部までの裁判を俎上そじょうに、論じられる。

 共著者の1人である郷原佳以によれば、デリダの廃止論は「存置論の『論理性』と廃止論の『偽善』を強調する点で異質」な戦略を選択しており、これを踏まえた鵜飼哲、江島泰子、梅田孝太、増田一夫、石塚伸一の議論は重要だ。

 昨年、わが国では死刑執行数が増加したものの、国民の多くが死刑制度を支持する状況では、死刑に関する議論はむしろ低調であった。死刑制度について深く考え直すのに最適な書物。

親族間事件

2020-12-14 01:44:33 | 事件
事件
北海道札幌市「71歳祖母殴る 無職の21歳孫逮捕...食器片付けなかった事を注意され口論に」
東京都品川区『79歳妻の首絞め殺害 82歳夫逮捕「介護に疲れてしまった」』
佐賀県嬉野市「父親の顔面殴りケガさせる 無職の36歳息子逮捕」
滋賀県長浜市「84歳父親の顔たたく 無職の50歳息子逮捕...父親は翌日死亡」
静岡県伊豆の国市「寝たきりの79歳妻を放置し死なせる 74歳夫逮捕...足に床ずれの跡」
群馬県安中市『4歳長男と2歳長女を浴槽で溺死させる 自宅近くの用水路で発見された32歳母親逮捕「覚えていない」』
北海道札幌市『70代妻をデッキブラシで殴りケガさせる 77歳夫逮捕...親子喧嘩を仲裁した妻に激高「こんなことになるなんて」』
神奈川県相模原市「43歳娘の後頭部を複数回ハンマーで殴る 77歳父親逮捕」
神奈川県川崎市『生後15日長男を殺害 35歳母親逮捕「育児に関して悩みがあった」』
兵庫県豊岡市『91歳母親と53歳三男の遺体見つかる...「家の中で2人が倒れている」とデイサービス職員が通報 』
東京都品川区『死産した乳児をゴミ袋に入れて放置 26歳母親逮捕...病院に「死産したがどうしていいかわからない」とメール』
北海道旭川市「10代娘の胸ぐら掴む 47歳父親逮捕...進路巡った夫婦の口論を娘が仲裁」
北海道札幌市「30代妻をゴルフクラブで殴る 40歳夫逮捕...妻が市に相談して発覚」
香川県「車中で3歳息子殴りケガさせる 26歳父親逮捕」
新潟県長岡市「68歳父親と34歳長女の遺体見つかる 父親が無理心中図ったか」
兵庫県姫路市「10~70代の親子ら3人の遺体見つかる 無理心中か」
北海道札幌市「60代妻に暴行 酒に酔った48歳夫逮捕...ホットケーキ作るのを断られ口論に」
北海道苫小牧市『死後半年以上、無戸籍の幼児遺体を自宅に放置 28歳母親逮捕「死んだ子どもがうちにいます」と自ら出頭』
広島県三次市「49歳妻と52歳夫が胸を刃物で刺され死亡 夫が無理心中図ったか」
神奈川県川崎市『生後15日長男を殺害 35歳母親逮捕「育児に関して悩みがあった」』
北海道別海町『内縁妻の長男・幼稚園児に布団を投げつける暴行 26歳男逮捕「言うことを聞かなかった」』
大分県別府市「55歳父親と18歳娘の遺体見つかる 2人の体には外傷, 血のついた包丁も」
北海道苫小牧市『電話で口論になった息子宅訪れ果物ナイフ見せつける 77歳父親逮捕「今からお前のところに行く」』
三重県「妻に暴力 警部補の30代夫書類送検...同僚の20代女性巡査と不適切な交際も」
兵庫県たつの市「片付けしない40代妻に立腹 自宅に灯油のような液体まく 39歳夫逮捕」
東京都文京区「ビルにオーナー夫妻の遺体 夫の遺書も見つかる」
北海道札幌市「模造刀で70代父親を切りつけケガさせる 自称無職の45歳息子逮捕」
佐賀県唐津市『50代妻の背中蹴る 76歳夫逮捕「足の裏でこすっただけ」...娘が110番通報』
岐阜市細畑「63歳義母とみられる遺体を自宅に放置 63歳女逮捕」
北海道帯広市「親族宅の自転車3台に放火 72歳女性逮捕...親族間トラブルか」
北海道恵庭市『70代妻殴る 77歳夫逮捕...漬物樽に保温用カバー被せて「勝手な事をしないで」と咎められ腹立てる』
東京都町田市「70代夫婦の遺体見つかる 連絡取れないと娘が様子を見に行き発見」
石川県白山市『母親と同居する自宅玄関に灯油まく 無職の24歳息子逮捕「母親とけんかをして脅すつもりだった」』
福島県いわき市「80代母親を竹刀でたたく 無職の59歳息子逮捕...母親死亡」
山口県岩国市「85歳祖父の顔を殴り怪我させる 31歳孫逮捕...祖父死亡」
富山県上市町「50代母親と80代祖母に暴行 無職の32歳男逮捕」
北海道浦河町「30代妻の髪つかみ平手打ち 41歳夫逮捕...3年前にDV相談も, 家事をめぐり口論か」
北海道函館市「車バックさせて32歳息子にドアぶつける 77歳義父逮捕...親族関係で口論の末か」
佐賀県唐津市『10代息子に暴行 33歳義父逮捕「反抗的な態度にカッとなった」』
大阪市東成区『公園で80歳妻を殺害か 85歳夫逮捕「無理矢理でない」「自分も死ぬつもりだった」』
北海道伊達市「20代妻の首絞めて平手打ち、デコピンも 25歳夫逮捕」
高知市「70代両親の頭を金槌で殴る 別居で無職の42歳次男逮捕」
静岡市清水区「4歳息子のすね蹴り骨折させる 25歳父親逮捕」
徳島市「50代母親の首を両手で圧迫 21歳娘逮捕...自ら110番通報」
佐賀県唐津市「10代孫娘の体さわる 66歳養祖父逮捕...児相から通報」
北海道札幌市「13歳長女のすね蹴る 46歳父親逮捕...酒飲み長女や妻と口論か」
北海道伊達市「30代妻の頭スマホで殴り、腹に膝蹴り 36歳夫逮捕...直前にもめごとか」
北海道札幌市『10代息子に暴行 56歳父親逮捕...酒に酔い「塾の状況はどうだ」を無視され暴行か』
北海道恵庭市『10代息子に包丁見せて脅す 自衛官の46歳父親逮捕...家族「父親が包丁を持って暴れている」と通報』
愛知県岡崎市『89歳妻を刺した後に自殺図ったか 83歳夫逮捕...長男の妻「母が首を刃物で切られ父も首を切った」と通報』
北海道旭川市『居酒屋で30代妻の肩引っ張る 32歳夫逮捕「妻が知人男性としゃべっていたことに腹が立った」』
北海道札幌市「子供の前で40代妻に暴行 39歳夫逮捕...夫婦共に酒を飲んだ状態, 過去警察にDVの相談も」
北海道札幌市『30代妻の服つかみ振り回す 37歳夫逮捕...離婚を切り出した妻に「何を言うんだ、お前は」, 過去警察にDVの相談も』
富山市太郎丸『25歳兄をハンマーで殴り殺害 無職の22歳弟逮捕「殺意あった」』
東京都豊島区『80代母親とみられる遺体放置 55歳息子逮捕...「異臭がする」と110番通報』
鹿児島県屋久島町「92歳母親殴り大けがさせる 55歳長男逮捕...自ら通報, 普段母親を介護か」
北海道富良野市『80代妻に暴行 86歳夫逮捕...夫「庭木がなくなった」と激高, 冬支度きっかけで口論に』
大阪市東淀川区『87歳母親の遺体放置 無職の65歳長男逮捕「母の年金が止められたら生活できなくなる」』
福島県いわき市「 60歳母親に暴行加えて死なせる 27歳息子逮捕」
石川県加賀市『56歳姉の首締め殺害 無職の52歳弟逮捕「姉が暴れるので、体を押さえ付けた」』
北海道函館市『50代妹に「ぶっ殺すぞ」と包丁見せ脅す 当時酒に酔っていた65歳兄逮捕』
北海道札幌市『70代妻の胸ぐらつかみ引き倒す 74歳夫逮捕「口げんかになり、ついカッと」』
埼玉県草加市「80代父親の遺体切断し天井裏に放置 無職の55歳息子逮捕 」
東京都港区『公園に女児遺棄 神戸の23歳母親逮捕「口にティッシュを詰めて殺した」...羽田空港で直前に出産 (続報)赤ちゃん首絞め殺害か 母親を再逮捕「就職不利に」』
東京都世田谷区『立体駐車場で挟まれ72歳妻死亡 機械操作した71歳夫書類送検「酒に酔い覚えていない」』
愛知県名古屋市「64歳母親に暴行、現金入った鞄を奪い取ろうとしたか 無職の38歳息子逮捕」
愛知県名古屋市『79歳母親の首絞め死なせる 49歳娘逮捕...自ら110番通報, 事件前「母が駄々こね道路に」と通報も, 母親は認知症か』
富山市犬島新町「71歳妻の首をロープで絞めて死なせる 70歳夫逮捕...自ら110番通報」
宮城県仙台市「自宅を全焼させ家族5人を殺傷か 無職の24歳三男逮捕」
鹿児島市西佐多町『認知症の86歳母親の首絞め殺害 無職の58歳次男逮捕 「母親を殺した」と自ら110番』
さいたま市大宮区「3歳次女の腕にヘアアイロン押し付ける 25歳母親逮捕...日常的な虐待か 【判決】大宮の風俗女性、4歳の娘にアイロン押し付け逮捕…不起訴に」
北海道帯広市『79歳母親に暴行しケガさせる 51歳息子逮捕...過去「親と仲が悪い」と警察に相談』
北海道旭川市『接近禁止命令に背き30代妻につきまとう 別居中の34歳夫逮捕「離れて住んでいるので心配になった」』
千葉県印西市『32歳女性行方不明 妻名義の車検証申請書偽造で逮捕された47歳夫 「殺して海岸に埋めた」と供述 (続報)死体遺棄容疑で夫再逮捕 千葉の女性不明事件』
北海道旭川市『別居中の50代妻に脅迫メール送る 48歳夫逮捕「さらいますよ」...離婚巡りトラブルか』
北海道札幌市『58歳母親を包丁で切り付ける 26歳長女逮捕「殺すつもりでやりました」』
東京都足立区「内縁妻の10代娘に暴行しケガさせる 37歳男逮捕」
大阪府摂津市『68歳母親の遺体放置 無職の34歳長男逮捕「怖くてすぐに通報できなかった」』
宮崎県都城市「一人暮らしで危篤状態の80代父親を放置 58歳息子逮捕」
宮城県仙台市「82歳女性の遺体放置 59歳娘と38歳孫逮捕...発見場所は第三者名義のマンション」
神奈川県横浜市『白骨化した内縁夫とみられる遺体を放置 48歳女逮捕「葬式代などを工面できなかった」』
兵庫県明石市「認知症の82歳妻を殺害後 80代夫首吊り自殺か...市職員が110番通報」
千葉県柏市「家族と同居する自宅に火を付ける 80歳男逮捕」
沖縄県糸満市「50代弟が寝ている自宅に火を付け全焼させる 68歳兄逮捕」
東京都東村山市「22歳妹と18歳弟を刺した後 無職の24歳兄飛び降り自殺か」
愛知県名古屋市「73歳弟の頭をハンマーで殴る 80歳兄逮捕」
新潟県柏木市『兄とみられる遺体を切断して放置 行方不明になっていた48歳男逮捕...自ら出頭「新潟の事件の関連で」 (続報)9年半にわたり遺体放置 柏崎切断遺棄 地検が容疑者起訴』
三重県いなべ市「73歳母親を殴りケガさせる 無職の46歳息子逮捕」
香川県丸亀市「認知症の82歳夫の首絞め殺害 77歳妻逮捕 」
高知県佐川町「73歳母親と49歳長男の遺体見つかる 遺体の側に鎌、無理心中か 」
北海道弟子屈町「50代妻と10代次男に暴行 57歳男逮捕...妻は過去警察にDV相談」
兵庫県明石市「38歳姉を押さえつけてケガさせる 無職の37歳弟逮捕...酔っ払って帰宅した事を注意され激高」
岡山市北区「生後間もない赤ちゃん用水路に投げ込み殺害 35歳母親逮捕」
北海道標津町『小学1年長男殴る 36歳父親逮捕「言うことを聞かなかった」』
愛知県名古屋市『79歳母親に暴行 49歳娘逮捕 母親死亡「化粧品を片付けなかった」』
福島県南相馬市「10代娘の身体触る 45歳父親逮捕」
熊本県菊池市「97歳母親を保冷枕で叩き死なせる 76歳息子逮捕...過去に虐待疑う通報も」
北海道札幌市『17歳長男をカッターナイフで切りつける 38歳母親逮捕「息子がいなくなった。けがをさせたからだと思う」』
鹿児島県与論町「親族の車や家に火を付ける 79歳男逮捕」