スマイル・ファインダー

写真を大切にしたい。撮影に関する諸々のことを書いています。

Daylight

2014年04月04日 | 優しい時間

Nikon D700  28mm  絞りf4   オート   ISO800


Nikon の Dfについてコメントを求められたので、ここに書きます。

久々のダイヤル操作優先のデザインと上級機D4と同じ画像センサーを搭載したDfですが、

かつての銀塩カメラを知っている身としては、やはりボディの厚さが気になります。

道具としては問題ないのですが、「トラッドスタイル特集」なんてファッションを身にまとった写真を見ると

厚いボディが災いしてファッションの中で浮いてしまう様ですね。

やはりここは比較的厚みが無い本物の銀塩カメラのほうがよろしいようです。


また操作面ですが、レンズは絞りリングがついたDタイプ以前のものがシャッター速度のダイヤルとの兼ね合いで

バランスがとれると思うのですが、逆にレンズ設計の古さが画像に出るかもしれません。

これはD700とAF-SのDタイプレンズとの組み合わせでも古さが目立つ場合がありますので、より最新のDfではさらに問題に

なるかもしれません。

まあ最新のGタイプレンズならDfのポテンシャルをフルに発揮できると思うのですが、こちらは絞りリングがありません。

中途半端な操作性なら割高なDfより他の機種の方が良いのではというのが今現在の結論です。