室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

50パーセント/コントラスト

2005年11月25日 | 練習・アドバイス
インプロにしても伴奏にしても、なんでもそうなのですが、
自分の力の50%程でプレイできるようにしておくとよいと思います。
余裕で弾けるまでしつこく、という事でしょうか。
イッパイイッパイの力、ぎりぎりのところで、というのは
迫力という点では捨てがたいものです。
が、まわりの音に注意を払う、
相手の話をよく聴き反応する、という意味では
問題点にもなりかねません。
常に、半分近くの力(注意力・集中力etc)は自分以外の音を
聴くためのもの、と思うとよいかもしれません。
それから、インタープレイとか、反応がよいとか、息が合ったとか、
具体的にどうすればよいかをちょっと書いてみたいと思います。
真っ先に思いつくのが、誰かが提示したモチーフを追いかけるとか、
似ている、もしくは同じフレーズを弾くとかかもしれません。
もちろん、
それらがストレートでシンプルな
よい効果を生む場合も多々あるのですが、
それ以上にお互いを相殺する・全体を退屈にする、危険性もあります。
そこで、
コントラストとか‘逆’とかをキーワードにイメージしてもらうと
よいのですが.....
例えば、相手が高いレンジで弾いていたら自分は低いレンジで。
細かい譜割で弾いていたら大きい譜割で。
上降してきたら自分は下降する。等々....
によって複数のパートが相殺せず分離してクリアに絡んで聴こえると
思います。
ケースを限定していない上、
文章なので誤解を生じやすいかもしれませんが、
参考になりそうでしたら、試してみて下さい。

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