日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

周防室積五軒屋

室積五軒屋は光市の最東端にあり、廻船業者がいた集落でした。

日和山めぐりで訪れた所では、但馬海岸「浜安木」、北陸海岸「河野浦」のような集落にあたります。

昭和59年光市地方史研究誌に「周防室積五軒屋の歴史」を岩本忠一さんが執筆されています。

ここではたいていの家が屋号をもっており、灘屋・小倉屋・中津屋・豊前屋・豊後屋・今津屋・熊野屋等北九州・瀬戸内海沿岸の地名や国名を屋号が多いそうです。

特に小倉屋・中津屋・豊前屋・豊後屋の家が並んでいる通りは今も地元では「九州通り」と呼んでいるそうです。

中津屋(中村宅)が中心的存在だったそうです。

中津屋(中村宅)を訪問しました。

なんと小中高同級生の家でした。

 廻船業関係資料は昭和55年に光市文化センターに寄贈・寄託されています。

現在これらの関係資料は光ふるさと郷土館に収蔵されていると思われます。

仕切帳など拝見してみたいと思っています。

伊保木ぐるみ協議会の手で看板が新たにバス停前に設置されています。

持ち船は平生浜水場港にも繋留されていたようです。

船主集落「周防室積五軒屋」の御子息中村さんからお話を伺うことができ、ラッキーな一日でした。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「室積の街並み・風景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事