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日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

旅の再開は2024年度春に開始、中途半端だったゴルフの基礎練習は現在も継続、猛暑や寒さを避けて旅をする予定です。

33番から38番まで(浦戸・種崎の日和山)

2018年05月27日 | 日和山めぐり(四国編)
33番から38番までお参りしました。浦戸・種崎の日和山にも行ってみました。

33番 雪蹊寺
町中にありこれまで参拝した中で一番地味なお寺でした。








32番禅師峰寺から雪蹊寺に行く途中に日和山のある種崎を通り抜けます。

歩き遍路の人はわたし船で海を渡るそうです。

龍馬号の船上から種崎と浦戸の日和山が見渡せました。

この渡し船は無料で地域民の足代わりになっています。

前方が雪蹊寺の方向になります。



バイクや徒歩は浦戸橋を通過すると遠回りになるので竜馬号を利用するそうです。

浦戸の日和山は竜馬記念館になっていました。当日は館長さんに会うことはできませんでした。

34番 種間寺




35番 清瀧寺
清瀧寺は山の上にあります。

これまでで車道は一番せまかったです。



本堂の横に滝があります。

厄除けで有名です。


36番 青龍寺












37番 岩本寺





ご本尊が5つあるので真言を唱えるのも時間を要します。


38番 金剛福寺

夕方5時になってもたくさんの観光客がいました。







好天に恵まれた足摺岬を眺望することができました。


25番から32番まで(安芸の日和山にたどり着きました)

2018年05月26日 | 日和山めぐり(四国編)
25番から32番までお参りしました。
1日の時間を有効に使おうと朝7時に出発しました。道の駅を出発前、歩きお遍路さんと少しお話しました。その方はいつも40キロの荷物を背負って歩いているそうです。63歳の男性。人生で失敗したから四国お遍路で生活しているということでした。

25番 津照寺



室積のようにこじんまりとした港町です。



交通安全のステッカーも数が増えてきました。




26番 金剛頂寺










27番 神峯寺

好天気には足摺岬と室戸岬の両方を見渡せるそうです。



庭の手入れがゆきとどきとてもきれいでした。

空海のことが紹介されたパネルがありました。ブログに残しておくと後で再読できるので撮影しておきました。













念願の安芸の日和山にたどり着きました。

ホテル11階にあるレストランからの市内風景です。

日和山の本では日和山があった地図と写真が紹介されています。

安芸市役所水産観光課の方にもお世話になりその場所に行くことができました。

当時の豪商須藤家の近親者にもお会いして日和山の場所や安芸の歴史を伺うことができました。

人が立っている場所が日和山と言われていた場所。参勤交代の道でもあったそうです。

須藤家が昔と変わらず現存していました。歴史好きな方にお会いでき幸運でした。
お聞きしたことをかいつまんで列挙しておきます。
⚪川を利用して木材や墨を運搬した。
⚪河口から舟で沖に停泊している千石舟に荷物を運び大阪に出荷していた。
⚪須藤家は山内の御用商人でここから種崎までの積荷が多かった。

28番 大日寺








29番 国分寺










30番 善楽寺




31番 竹林寺












32番禅師峰寺

このお寺は日和山と深く関わっていることがわかりました。







19番から24番まで(太龍寺は遍路道を歩いて登る)

2018年05月25日 | 日和山めぐり(四国編)
19番から24番までお参りしました。本日の大きな出来事は、太龍寺まで遍路道を少し歩いて登ってみたことです。
19番 立江寺






20番 鶴林寺









鶴林寺の納経所の人が太龍寺へのロープウェイ乗場の反対側から車を置いて歩いて登れるということで案内図もいただいたのでミニ遍路道歩き体験をしてみることしました。

21番 太龍寺

誰一人としていない道を歩いたのでとても不安な気持ちでした。

山門が見えると安堵の気持ちでいっぱいになりました。





前回とは反対方向からの道程で本堂が見えてきました。

ここの太子堂は格調の高さが漂っています。
好天気なのに参拝者は少なくて本堂・大師堂ともに般若心経を大きな声で唱えることができました。今回のお遍路体験で思ったことですが、横に参拝者がいる時はつぶやくような小声でお経を唱えた方がいいなと感じました。

22番 平等寺

こじんまりとした個人的にお気に入りのお寺です。

昔の車椅子がありました。この箱に車輪が付いていたそうです。

今回の軽トラの旅と比べると、これに乗ってまわった人は感謝で一杯だったでしょう。介添え人の慈愛なくては実現できない旅だったことと思います。


23番 薬王寺

厄除けのお寺として有名です。

ここからの眺望が最高です。




24番 最御崎寺
薬王寺から最御崎寺まで車で1時間半かけて高知県に入りました。

4時20分くらいに仁王門に着きました。







誰一人おらずお寺の人が後始末をされていました。お経だけとなえてお寺を後にしました。

24日は太平洋が見わたせる道の駅で車中泊をしました。車中泊も1週間目になり一人旅の生活にもだいぶん慣れてきました。

9番から18番まで(お気に入りは焼山寺)

2018年05月23日 | 日和山めぐり(四国編)
9番から18番まで小雨の中を参拝しました。小雨の中のお寺も風情があります。
9番法輪寺



10番切幡寺









11番藤井寺



弘法大師が藤の花を植えたから藤井寺と名付けらたのですね。

12番焼山寺
2年前初めての四国巡礼をして一番のお気に入りは焼山寺でした。

駐車場から仁王門までの道のりには13仏が並んでいます。13仏の順序性については46番浄瑠璃寺にある「魂の転生」の屏風絵で、人が死んでから仏界に至るまでの流れがわかりやすく描かれています。この屏風絵を見て法事を行うことの意味を深く理解することができました。かいつまんで紹介してみます。

・中陰 人が死んでから次の世界に生まれ変わるまでに49日の間7人の冥王に会いたい魂が浄められる。
・断末魔 人の体は64の末摩で形成されているがその末摩が断ち切られると死を迎える。
・魂の旅立ち 後には大きさも形もない意識だけが残り香を食べて生き続ける。死出の山すその暗い山路を八百里、星をたよりに7日間ひたすらいく。
・初七日 秦広王(不動明王の化身)の審問を受ける。生前の善行と悪業について尋ねられ、特に殺生の罪を厳しく問い糾される。


・14日 初江王(釈迦如来の化身)の審問をうける。生前の悪業の数々を尋問される。生前の邪淫の有無を調べる。


・21日 宋帝王(文殊菩薩の化身)の審問を受ける。生前の邪淫の有無を調べる。


・28日 五官王(普賢菩薩の化身)の審問を受ける。生前の罪を秤にかけて計る。


・35日 閻魔王(地蔵菩薩の化身)から地獄の支配者の審問を受ける。水晶の鏡に生前の悪業を残さず映し出され厳しく責められる。


・42日 変生王(弥勒菩薩の化身)の審問を受ける。今まで調べた善業と悪業について間違いはないか確かめられる。


・49日満中陰 泰山王(薬師如来の化身)の審問を受ける。明らかになった生前の善業と悪業に基づき、これからいくべき六道について諭される。

・六道の門 魂は生前の悪業を改悟し、自ら進むべき道を選び六道(地獄界 餓鬼界 畜生界 修羅界 人間界 天上界)のいずれかへ往って生まれ活動を始める。


・百カ日 平等王(観世音菩薩の化身)は懺悔と自覚が無く苦しみの多い世界に往生した魂を諭し救い上げる。


・1年 都市王(勢至菩薩の化身)はいまだ障り多き魂を説き諭し救いあげる。


・3年 五道転輪王(阿弥陀如来の化身)の教化により殆ど総ての魂が清められ仏界を目指す。


ここまでの仏様が十王と呼ばれています。

・7年 阿しゅく如来の教化を受ける。魂は強く真理に眼醒め、如来の説法を欣求し、自行に励み声聞の位に上がる。


・13年 大日如来の教化を受ける。魂の浄化により、総ての因縁を深く明らかに見通し、これによって自覚の境涯を楽しみ、独覚の位に上がる。


・33年 虚空蔵菩薩の教化を受け、覚心堅く、仏界において利他の行を求めて活動し、守護の力をもち 菩薩の境界に入る。


・50年 常に大日如来の教化を受け、総ての行位を成満し、諸法自遊自在にして、諸仏菩薩と共に蜜厳浄土に安住する。

昔「死んだらどうなるの」と祖母にたずねると、上記のような内容のことをやさしくかみくだいて話してくれたような記憶があります。昔の人の宗教心は現在とは比べものにならないほど深遠だったとおもいます。











焼山寺から大日寺に行く途中、道の駅で昼食をとりました。

食材の出所を示した掲示板がありました。



13番大日寺



14番常楽寺


15番国分寺



16番観音寺



17番井戸寺



18番恩山寺




86番から8番まで(お遍路交流サロン)

2018年05月23日 | 日和山めぐり(四国編)
86番から8番までお参りしました。ただし1番から5番までは昨年2回目の納経をしているので素通りしました。
86番志度寺

お寺の境内は広々として簡素です。

ムクの大木がシンボルのようです。

お寺の人の話では、昔は海岸松の大木が境内にたくさんあり美しい風景だったそうです。
87番長尾寺

早朝のお寺はいつも清純な気持ちに心が洗われるような気分になります。

長尾寺の地区には「お遍路交流サロン」があります。

平成11年に活性化センターが作られ地域の特産物を販売していたそうです。

その施設内に交流サロンが設置されたそうです。隣に道の駅で駅も出来てたくさんの人が交流サロンに訪れるようになったそうです。


サロンには貴重な展示品が沢山あり興味をそそられるものばかりです。

とてもわかりやすい、入館料が無料というのも大きな魅力です。当日は館長さん・職員の方からお話を伺うことができ、お接待としてお茶、お菓子、四国遍路自作CDを頂戴しました。わが町のふるさと交流館でもこのようなおもてなしが必要だと痛感しました。
88番大窪寺

前回観光バスで訪れた時には新たな出来た仁王門からはいりましたが、今回は本来の仁王門からも入ってみました。やはりこちらの方が厳かな雰囲気があり風景が絵になります。


香川県から徳島県に入りました。今回の車旅の大きな目的は四国日和山めぐりです。徳島市内にも日和山があり天文山と呼ばれていました。そうした名残りをとどめるものがあるのか徳島市役所観光課を尋ねました。日和山の本では天文山の場所は工業高校のグランドでした。現在工業高校は移転、その場所はイオンのお店の駐車場になっているそうです。名残をとどめるものは地方史にある天文山の写真くらいだそうです。若い職員の方なのに博物館に問い合わせるなどとても丁寧な対応をしてくださいました。
5番安楽寺


6番十楽寺

本日はお釈迦様のお誕生日で甘茶のお接待を受けました。


7番熊谷寺

4時半に到着したのでゆっくりと参拝することが出来ませんでした。

本堂のみお経を読みました。思うに般若心経をなかなか暗記することができません。まだまだ修行不足です。

79番から85番(山の新緑と眺望が抜群)

2018年05月22日 | 日和山めぐり(四国編)
79番高照院(天皇寺)

赤い鳥居が見えるのが印象的なお寺です。

天皇寺の中にある本堂大師堂はこじんまりとしています。
80番国分寺

お寺の境内が松の大木でおおわれているようです。

瀬戸内海周辺の美しい松の風景は大気汚染や松食い虫で全滅状態ですが、ここは薬品を樹幹注入することで余命を保っているそうです。

ここから交通安全のステッカーを車の後ろに貼り付けることにしました。
81番白峰寺


新緑の中にある参道階段を登って行くことは この時期ならではでとても気持ちいいもにです。

82番根香寺


白峯寺と同じように山もみじの中を延々と歩くことができます。
83番一宮寺


84番屋島寺

大きな駐車場ができて新しい赤い山門が出来たそうです。

本来の山門に人通りがないのは残念ですが、それはそれでいいものだと思います。


85番八栗寺



好天気に恵まれ79番から85番までは山の新緑と眺望が抜群でした。

70番から78番(お接待に感動)

2018年05月21日 | 日和山めぐり(四国編)
70番から78番までお参りしました。
70番本山寺

このお寺では、甘酒やどくだみ茶のサービスなど数々のお接待を受けました。

こうしたおもてなしを受けると、また四国に行きたいという気持ちになります。
71番弥谷寺

たくさんの階段を登るお寺です。

108階段では除夜の鐘の由来がよくわかりました。

お寺からの眺望も最高でした。

岸壁にある三尊仏、雰囲気があります。


72番曼荼羅寺

73番出釈迦寺

弘法大師が幼少期に修業したお寺で有名です。

この場所からの瀬戸内海の眺めもきれいでした。

74番甲山寺

75番善通寺


四国霊場の総本山となるお寺です。

参拝者も多いのでお線香は横にしています。

76番金倉寺

金運に恵まれるお寺です。

77番道隆寺

眼病平癒で有名なお寺です。

納経所で弘法大師のステッカーのお接待を受けました。

早速車に取り付けました。

工夫のあるマグシートの手づくり作品です。
78番郷照寺

ここから瀬戸大橋がよく見えました。

63番から69番へ伊予から讃岐へ

2018年05月20日 | 日和山めぐり(四国編)
63番から69番へ伊予から讃岐へとお参りしました。
63番吉祥寺


64番前神寺


前神寺は石槌神社の前にあり神々しさが漂っています。
65番三角寺


三角寺は山の上にあり庭園の木々が見事です。
66番雲辺寺



雲辺寺はまさに雲の中にお寺があるようでした。

ロープーウエからの眺めは昨夜の大雨で瀬戸内海を見渡すことができました。
普段は晴天でもPM2.5の飛来で灰色に霞んでよく見えないそうです。
67番大興寺

山門階段にある大木が見事です。


68番神恵院

69番観音寺

神恵院と観音寺は同じ敷地にあります。元々はこの山の上に神恵院があったそうです。

55番から62番までお参りしました。

2018年05月18日 | 日和山めぐり(四国編)
55番から62番までお参りしました。
55南光坊


56泰山寺

57栄福寺

58仙遊寺

59国分寺


60横峰寺



61香園寺

62宝寿寺


見どころは、山頂にあるもみじの新緑が美しい仙遊寺と横峰寺でした。
仙遊寺

横峰寺

横峰寺に行く途中にあるヤマモミジ通り

その道中に日和山めぐりのキャンピングカーと似た軽自動車キャンパーで出会いました。


愛知県一宮からの後期高齢者の二人連れでした

とても工夫の施された車です。

昼食は車の中で質素に!
なるべく外食をしないようにするつもりです。

51番から54番まで

2018年05月18日 | 日和山めぐり(四国編)
17日木曜は51番から54番まで納経をしました。
2年前初めての四国巡礼は逆打ちでしたが、今回は順打ちで51番石手寺からのスタートとなります。

石手寺は仏の霊場と言われ、五仏五知の諸堂参拝で知られています。

五仏五知は、本堂(薬師如来) 本殿(弘法大師) 釈迦如来 阿弥陀如来 不動明王となります。
52番太山寺



53番円明寺


54番延命寺


この長椅子からも昔から88カ所巡りで四国全体が盛り上がり活性化しているように見えます。

今治市にある天然温泉かみとくの湯からの夕焼けです。

今治市内の温泉に入る時は洗髪用品持参であることを知りませんでした。入浴中に気づきました。事前のリサーチは大切だと後悔しました。