昔乙女たちの裁縫教室

TANAKA師匠の教室に通う昔乙女の 教室レポートと裁縫日記

3月5日 更紗と刺し子で飾った巾着を

2023-03-05 | 古布と遊ぶ
150 cmほどある濃緑無地の古布を、
巾着に仕立てることにしました。

刺し子は太い糸でも何なく刺せる柔らかな布ですが
だいぶ傷んだ襤褸(ぼろ)布で、薄くなった部分もあるので
刺し子の当て布の代わりに、二重にして使います。

藍色よりもさらに暗い草色です。
中央に更紗を縫い付け、周辺に刺し子を散らして
装飾してみることんしました。

この更紗は古い蚊帳の接ぎ目に使われていたとのことで、
友人からのいただきものです。
色が褪せ、ずいぶん古いものとわかります。



昔は布団生地などで見かけましたが
このごろは更紗に触れる機会は少なくなりました。
友人が古布好きでなければ
捨てられていたことでしょう。

麻蚊帳の接ぎ目を覆っていたくらいですから
薄いくせにその硬いことと言ったら・・・
縁を数ミリ折り込んで刺し子糸で縫ったのですが、
数目づつしか針が進めず、時間がたくさんかかりましたが
なんとか縫い終わりました。



内布をつないで二つに折り、脇を閉じたら
更紗飾りの巾着の完成はもうすぐ。
ちょっと地味ぃ~~な巾着になりそうなので
せめて紐はきれいな色にしましょうか。
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