古布展に出品する最終作品、できあがりました。
素材は、出雲地方に残る筒描き藍染の大風呂敷です。
ロングのワンピースにと考えてから
デザインから仕立てまで2か月余りかかりました。
(眺めている時間のほうが多かった...)
襟は深いWの立ち襟、丈を目いっぱい長くし、
雪ん子と無地布を加えてスリット不要の幅に。
裾幅を広くした分、肩にタックを入れて上部をすぼめています。
布量が多く、袖無しなのに重量のあるワンピースなりました。
紺の段染め糸で、存分に刺し子もしています。
きれいなラインを出すため何度も仮縫いし、
裏布は、皺など表布に影響がでないよう
ボディーに着せたまま縫いました。
3日の古布展に展示し、
たくさんの人に見てほしいと思います。
売れれば、昔乙女の手元から離れますが、
「これを着たい」という人があればそれは嬉しいことなので
売れてヨシ、売れなくてもヨシ。
古布に出会えてよかった
刺子やっててよかった
なによりも、裁縫に出会えてよかった
作品を前に、充実感を味わっています。
I feel happy