一期一会

日々の出来事をつぶやいてます。

右四

2016年05月25日 | 若宮三十六歌仙


右4 寂 連法師(?~1202)

暮天行 春のみ奈と八 志らねとも 閑春三尓お川る うち乃志者舟

暮れて行く 春の湊は 知らねども 霞に落つる 宇治の柴舟

(暮れて、移って行こうとしている春の、その行き着く
終わりの所はどことも知らないけれども、今見れば、川の面に
立ち込めている霞の中に、落ち込むように下って消え去ってゆく。
この宇治川の柴積み舟よ。春の湊は彼方にあるのだろう。)


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