左八 2016年06月13日 | 若宮三十六歌仙 左8 可世王た留 浅芽可末能 露尓多に やと里も八てぬ 与ひ乃い奈つ万 風渡る 浅芽が末の 露にだに 宿りも果てぬ 宵の稲妻 (風の吹きわたってゆく浅芽の先端においている露の、きわめてしばしの 間の命である露にさえも、映りきらずに消える、さらにもはかない宵の稲妻よ)