右八 2016年06月15日 | 若宮三十六歌仙 右8 宜秋門院丹後(生没年未詳) 王春れ之奈 な尓半能秋農 夜者(の)そ羅 こと浦尓春む 月盤みると毛 忘れじな 難波の秋の 夜半の空 こと浦に澄む 月は見るとも (忘れまいよ。難波の浦の、秋の夜中の空の趣は。 たとえこの後、ここ以外の浦に澄むどのような月を見るとも)