何でんかんでん

自分はどうしたいのか自身に問いながらの日記

消化器③ 胃液のしくみ

2023-07-24 00:21:21 | からだのしくみ

はじめに   

私は人をやっている。 今 生きているとゆうけれど 生きているとは どうゆうメカニズムなのか 教わった記憶がない


消化器―③胃液のしくみ

胃液の主成分は、塩酸ペプシノーゲン粘液の3つからなり、分泌には自律神経が深くかかわっている。


【位置】

粘膜


【構造】

◆ 胃液は、胃の内壁にある胃腺から分泌される。

主成分は、

◎ 塩酸

◎ ペプシノーゲン

◎ 粘液

一日に約1.5~2.5リットル分泌される。


【胃の働きや胃液の分泌は精神状態によって大きく左右される】

◆ 胃液の分泌には、自律神経が深くかかわっている。おいしそうなものを見たり、においを感知したり、食べたりすると、その情報が自律神経の一つである副交感神経に伝わり、胃の分泌腺に胃液を分泌するように働きかける。

◆ 一方、イライラしたり、悲しみや心配事などがあると、交感神経が優位に立って胃の蠕動運動は弱まり、胃液の分泌が妨げられる。

◆ 自律神経のバランスが崩れると、胃酸の分泌が盛んになり、胃を保護する粘液の分泌は極端に減ってくる。そのような状態の胃に、塩酸を含んだ胃液がさらに分泌されると、胃粘液の防御壁が崩れてしまい、胃潰瘍が生じる。


【自律神経が胃液の分泌をコントロール】

◆ 口から入った食物は、咀嚼されて食道から胃に送り込まれる。胃では腸での消化を助けるために胃液と混ぜ合わされて粥状にこなされる。

胃液に含まれる塩酸は、pH1.0~2.5(中性はpH7.0で、これ以上の値がアルカリ性、これ以下が酸性)という強酸性で、食物を殺菌したり、食物繊維を柔らかくする作用がある。 ちなみに、胃酸の塩素は、唐辛子などの刺激物よりも強い刺激作用をもっている。この強力な殺菌力が、内容物の腐敗や発酵を防いでいる。

ペプシノーゲンは、塩酸によって分解されて、ペプシンというタンパク質分解酵素に変わる。

◎ 粘液は、胃の内壁が強い塩酸に侵されはいよう胃壁全体を覆って保護している。胃は強力な消化作用をもっているにもかかわらず、胃全体が消化されないのはこのためである。


【なぜ、げっぷは出る?】

げっぷは、胃底部にたまった空気などのガスが、口から排出されたものである。ビールなどの炭酸飲料のガスや、食事のときに食物といっしょに飲み込んだ空気は、胃底部に蓄積される。こうして溜まったガスが一定量を超えると、胃の入り口(噴門)が開いて口から排出される。


【なぜ、嘔吐は起きる?】

嘔吐は、胃に有害物質や毒素が入ったとき、それを腸に送り込まないための防御反応である。有害物質や毒素の情報は、胃から知覚神経を経て、大脳の下にある延髄の嘔吐中枢に伝達される。普段、胃の噴門は食物の逆流を防ぐために、下部食道括約筋によって閉じられているが、嘔吐中枢からの指令で十二指腸へと続く胃の幽門が閉じ、噴門が開き、さらに、食道が収縮することによって吐き出される。


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以上

 

 

 



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