*明日の花*

一期一会の風の中 出合った花 奇跡の花・・明日への花を咲かせましょう

雛かざりの記憶

2010-02-17 | 季節の花
小さく出しやすい
こんなものばかり増えていくようです。

ガラス雛 木目込み人形 備前 どれも手の上にのる大きさで
片付けるのも楽なものです。



でも それじゃ思い出にならなかった。

あれこれ言われながら 母親の近くで座って
一つ一つ髪をといてから紙に包んで箱にしまう作業

はでやかで 楽しいお祝いの後
すぐに 始まる…お人形の片付け

これほどめんどくさくて いやな記憶がないかもしれない。


じゃ やっぱり

明日は娘の親王飾りを いやといっても一緒に飾ろう。






ラン展~

2010-02-14 | 季節の花
東京ドームのラン展
今日混むのは予想どおりで
それでもバラの友達と見てきました。


薔薇と違い育てやすいので
買いすぎないように言い聞かせつつ

友人はデンドロ苗4つ
私もカトレア2つオンシジウム、デンドロで計4つ買ってきました。

展示のほうのランは大きさと言い高さと言い比べ物にならない。
肥料もいいのでしょうし管理が違う
なによりも元苗の質がいいんでしょう。


今年は外国のお店にものでなく
国内で生産のブースでしか買いませんでした。







個人部門のお花
ディスプレー部門のランを見てると
今年咲くお花や来年以降に咲くよていのお花を
丹精込めて育ててあげたい気持ちになりましたね。

 

お花は裏切らないですからね。

明治座~篤姫

2010-02-11 | 季節の花
久しぶりの明治座へ参りました。

夜の部の天璋院篤姫
席は 正面の中央花道寄りのいい席でした。

主人公・天璋院篤姫に内山理名さん

島津宗家の養女となる18歳から江戸城無血開城までを
人々との出会いと別れを経て、成長していく姿を堂々と演じていました。

家定  今 拓哉
和宮に 遠野あすかさん
幾島に 香寿たつきさん
滝山に 高橋かおりさん
しの  小林綾子さん
和宮側近 山田スミ子さん

原作の宮尾登美子さんの本に忠実にということで
脚本ができているということですが
大きな流れをこの時間で入れるのはさぞや大変だったと
裏方のご苦労を感じました。




「女の道は 前に進むしかない 引き返すのは 恥でございます」


のせりふ…強い強いおんなの生きざまが潔くて 気持ちいいものです。



いまの私は


「立ち止まることもときにはいい
時間が過ぎるのを待つ  こともときに必要です」



”逆らわない
なにごとも受容する”

これに勝ることはなし。










 

幕間の休憩が 愉しい。
おみやげ広場?は魅力ですね

娘の就職

2010-02-06 | 季節の花
説明会の落選はがきがポストに届きました。

もう何枚もこんなはがきは見ていますから驚きません。

まだ説明会の段階でこれですから
氷河期の上に ”超”がつくのも納得ですね。


これまでも自分で選択して その先は選んできているので
今回の進路についても 口を出さないのが私流ですが
さすがに
「お母さん 私何に向いてると思う?」なんて聞いてきます(*^_^*)

”もちろん さぁ何かな”?
っとすぐはぐらかしていますね


帰国してから すぐに皆からおくれをとっていることに
あわてている様子でした。
試験やゼミの論文、塾講のバイト…ぎっしり詰まって
説明会どころではない
今月に入って ようやく時々
黒のスーツにあの幅が広がるA4バックスタイルででかけます。

皆と同じにはなってほしくないと思うのですが
ベージュのスーツなんていませんね。

まるで国家元首の告別でもあるいし 
地下鉄大手町なんかで乗り換えると 黒の軍団が
エスカレーターからどどっと流れてきます。


どこで決めるのか
あせらないでやればいいし
卒業までに結論を出せばいいじゃないと寛大な対応です。 


ダメでも働く方法がない訳でもないし
今までの経験を生かし 社会に貢献できることや
実践練習になるような仕事は たぶんあると思うので
どうしても 今年中に企業の内定をとり
それで 安心してほしくはない。












句とともに

2010-02-04 | 一句
はじめての俳句の勉強会というセミナーに参加した。

興味はあったけれど 難しいイメージがどこかあるんです。
場所が六本木の○ビルというだけで 行く気持ちになりました。


参加者の想像はついたものの やはり高いのは否めないです。
前列は熱心な方がいらっしゃる感じがしたので
字が見える程度の 後方はじに座った。

49F 見晴らしのいいセミナールーム
椅子もいいしテーブルはマイク付きの会議用
それだけでもここに来れて学ぶのはうれしいものです。

席に座ると6ページのレジメが置いてある。
講師の先生については 最後に記されていて 
私の年齢よりちょっと上という親近感が安心感をもたらしました。


数分後 着物姿のにこやかな先生が入ってきました。
もっと静かな物腰でゆっくりとお話しするのかと思いきや
にこにこ顔が素敵で
話しぶりも早くていいリズム
愉しい時間になりそうだと直感し期待が持てました。

短時間であり 基礎知識を話すというより
俳句の楽しみをいくつかの句や俳人を通して紹介し
最後には季語を決めて各自短冊に 二句をみな詠みました。

季語は 立春、
春立ちて、、、、
立春の、、、、、、ではじまる言葉を探すのです


こうなるとは思っていないまでも
思いつくまま 書き出した。

休憩後 先生がいくつか詠みあげ 少しアドバイスします。
詠みあげることはなかったけれど書くことは出来ました。

以下そのときの句

◆春立ちて 三姉妹の バス旅行

◆鳥鳴きて 姿くずれし サイネリア

◆泥芝の 福豆踏めば くつ笑う

ひねり出したというよりも

今朝のことを
浮かんだまま書いた  初めの一句ですね


さぁて 帰りに買った本がこれです。


どうなりますかね。

梅のほころび

2010-02-03 | 季節の花
にぎやかな声がすると思ったら
幼稚園の園庭で 鬼のお面をつけた園児たちが
豆をまいて追いかけているのが見えた。


刺すような冷たい風のなか
うめも なんだか微笑んでいるように見えました。

おとうと…

2010-02-01 | 日常
映画の日、すっかり忘れていた。
ネットで空き状況を確かめて行き
座席はすぐに取れ 2時半からのを見ました。


どこの家でも
”親戚のなかに一人は 人に言えないようなやつがいるもんだ ”  

”兄弟の中で みんなの踏み台になっているやつがいる”
みたいなせりふが後に残りました。



実家のほうでいえば あの人かな、あの人か。
こちらでいうとあのおじさんかぁ  等など

てっちゃんが最期を過ごしたホスピスの家で
淡々とお別れをしている石田ゆり子さんの演技が
なんだか残りました。

何度もこういう現場を見ている人の姿があるんだということ。
ずっしりと 思い知らされました。


家族や親せき姉妹のこと
いろいろと考える映画でした。


半休の夫とも合流でき 気まぐれに誘ったけど
今日見てよかった。

帰りは雨のなか、なんだか静かに歩きました。