クラップ ヤ ハン!!!

音楽の素人がビルボードライブ大阪での出来事を中心に書いてます。

画像などはなーんもなし、の超個人的日記。

[2nd]小林桂 ザ・スタンダード(Jazz, Vocals)[2016]

2016-05-31 20:40:00 | ビルボード

ある日、「小林桂ってすんごくいいよ」と会社の事務のおばちゃんに言われたのさ。
「へー、そうなんだ。。。」と僕。
忘れかけてた頃、、「小林桂ってすんごくいいよ」と会社の事務のおばちゃんにまた言われたw
「あぁ確か以前にもそう言ってたよね?」と返す僕。
さらに月日が流れて。。。「小林桂ってすんごくいいよ」と会社の事務のおばちゃん。
「、、、。」

この無間地獄から抜け出るには、、、
「お薦めの小林桂行って来ましたよ!メチャ良かったですぅ!」と言わないとダメなんだろーなーw
だもんで、まぁひとつ、行ってみっか!
都合の良いことに、今回のステージタイトルが、「ザ・スタンダード」だって。
これは僕みたく、Jazz初心者にもいけるかも?とGoなのだ。

ここ最近の暑さはやんなるねい。
いつの間にやら、うちでもエアコン使ってるし。
そう言えば、明日でもう6月だもんな。。。
時が過ぎるの早すぎ!
ついでに、夏すっ飛ばして秋にならんかな?ならんかw

そんな中、会場に到着。
こここれは!2ndなのに、いや2ndだからこの有様なのか。。。
会場の入りは、5~6割と、なんとも寂しい限り。
男女比は、ほんの少し女性が多めかな。
そして、40~60代がまんべんなくいる感じ。

さて、定刻になり、まずはサポートメンバー4名が登場。
(サックス、ウッドベース、ピアノ、ドラム)
拍手もまばらにパラパラと。
早速、イントロが奏でられて、小林が登場。
拍手はさっきよりもちょい多いかな、パラパラパラ。
「皆様、こんばんは。ざ・スタンダードなんたらかんたらにようこそ。」と歌い出したのは「イパネマの娘」。
続いて「Fly me to the moon」。

うん、まぁいわゆる普通のジャズボーカルですな。
そして奇をてらったものではない、基本に忠実な王道スタイルに感じたよ。
(ジャズの基本がどうかは知らんがw)

気になったのは彼の英語の発音。
もうそれは、教科書通りに丁寧に発音してますよ感がありあり。
歌よりも発音の方に注意向いてんじゃね?と思ったぐらいw
逆説的だけど、小林はネイティブでない証なんだなーて思った。
まるっきり見当違いだったらすまんw

ちなみに、お客が少ないからか、いつもと残響音が違うようにも感じたなー。
それと、やってる音楽もそれっぽいし、あるお店を想い出しちゃった。
そこは、千葉の舞浜にあったホテル東急のシアターレストラン「JUAN」。
TDRで童心に返って目一杯遊んだ後、そこでは、カクテルタイムに彼女と大人時間を過ごしたりして。。。
おぉっ、甘酸っぱい若かりし日々よ。。。
いかんいかん、いつもの妄想癖が。。。w
まぁ小林のステージは、そんなシチュっぽいて事ね。

曲が終わるとMC。
「皆様、改めましてビルボードライブ大阪へようこそ」。と小林。
発売されたCD宣伝が中心だったかな。
「既に皆さんはCDを購入していただき、すり切れるほど聴いてくれた事と思います~」とか言ってたけど。
すり切れるって、、、この表現て、レコード時代のものじゃね?w
意外に小林は歳なんかいな?w

そうそう、MCでは、歌った曲の生い立ちや歌詞の意味などを解説してくれるので面白かったよ。
スタンダードナンバーばかりならではの進行かしら。。。
そしてメンバー紹介もあったっけ。

お次は「Someone to watch over me」でしょ。
さらに「君、微笑めば」。

「君~」では、小林が途中からスキャットで、ノリノリを演出してんだけど。。。
うーん。。。ノリノリには感じられないなぁ。。。
なんつーか空回り気味、みたいな。。。と言えば厳しいかな。

この後も基本的には、曲と解説で、静かに進行していくよ。
あんまり起伏のないステージ。
知ってる曲もあれば知らないのもちらほら。
たぶん「ざ・スタンダード」からの曲ばかりなんだと思うけどね。

ざっと書くと、、、
・「What A Difference A Day Made」
・「Moonlight serenade」
・「My blue heaven」

・「Moon riverではスキャットと楽器のかけあいみたいな場面も。
・「煙が目にしみる」は、良かったかな。

本編最後の曲は、、、。
何故に、小林はこの曲を紹介せんのか?!
これだけ曲名わかんねw

そして、MCにぴったり!な、軽快なインストが流れる中。。。
挨拶とメンバー紹介を行い、小林は帰って行ったよ。
僕らも、しばらくその演奏を楽しんで。
最後はサポートメンバーも帰って行ったわ。

さすがにステージ冒頭よりも大きな拍手が起きてたかな。
そのまま、あんこーるの手拍子になり、ほどなくして小林含む全員が登場。

またもや物販のCDの宣伝してたっけ。(ちょっとしつこい、こういうとこが下手なんだと思う)
あ、サイン会あるそうな。

アンコールで歌ってくれたのは、、、
・「もなりざ」
うーん、知らないメロだったなぁ。

さて、2ndだからか?
「おまけにもう1曲聴いてください」と小林。
サントリーのトリスクラシックのCM曲だそうで「Beyond the sea」。
なーんだ、2ndだからじゃなく既定路線じゃんw
まぁ、手拍子も起きて、ノリは良かったんかな。

歌い終わり、「どうもありがとうございました」とみんな帰って行ってホントにおしまい。

さてさて、小林の歌、MCとかを一言で言うなら、優等生、なんだな。
決して優等生自体を悪いと言ってんじゃないんだ。
例えば、教員、医者やパイロットなど、よりまじめさを要求される職業は確かにあるわけで。。。
でも、ミュージシャンで優等生はどうかな。。。
小林に関しては、面白みに欠ける、つーか、無理してる、つーか。。。
ファンの人、すまん。
残念ながら、彼のステージは、僕には響かなかったわ。
あっ!会社のおばちゃんになんて言えば、、、w

さて、今日の夕食は、、、。
他所でご馳走食べて来た!w
だもんで、ウーロン茶だけね。


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