
今話の名セリフ:「自分の気持ちを伝えるのはワガママじゃない、よね?」
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第23話「ここねのわがまま? 思い出のボールドーナツ」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ここねの母が雑誌に載っている事が話題になりました。

ここねの母「芙羽 はつこ」は、芙羽グループのレストランメニューの開発や、食材の買付けを担い、その味覚の鋭さは「神の舌」という異名を持つほど。
そんな噂をしていたら、当の本人が、ゆい達のいるなごみ亭にやって来ました。
~ Aパート ~
はつこは、海外出張が突如キャンセルとなり、久しぶりに、しばらくの間家にいられるようになったとの事。前に執事の轟から、このなごみ亭の事を聞いており、一度寄ってみたいと思って訪れたようです。
「良かったね! ここねちゃん! お父さんとお母さんとゆっくりできて!」
「でもって、一緒に美味しいものもいっぱい食べられる!」
「結局そこか・・・。」

「一緒に・・・、ゆっくり・・・。」
「ここね?」

「ここねちゃん?」
「ううん・・・。何でも・・・。」

それからしばらくして・・・、

「んー! これだよ! これ! やっぱり、日本の寿司は美味しいな!」
「私は、昼間仕事で食べたお料理でお腹いっぱい・・・。」


「ここねは本当にパンが好きね。」

「ここねは最近、気になるものとかあるのかい?」

「え・・・。うーん・・・。プリティホリックの、夏の新しい・・・。」
「おー! それは、どんな食べ物なんだ?」


「ううん・・・。いいの・・・。」


「そのスープ、美味しい?」
「うん。」

「そう。このお水も美味しいわ。」
「うん。」


「ごちそうさまでした。その、宿題があるので、部屋に戻ります。」


「ああ、ごめん。」
「何?」

「あー・・・、勉強頑張れよ!」
「うん。」



「何話したらいいんだろう・・・。」


「何を話したらいいのかしら・・・。」
「そういえば、最近のここねの事、何にも知らないしな・・・。」

「うん! 何か、ここねが興味ありそうな事、調べてみるよ!」
「私も、心当たりを当たってみるわ。」

その翌日・・・、
「つまり、ここねは、パパさんママさんと一緒にいると、なんだか緊張しちゃうパム。」

「緊張? どうして?」
「ずっと1人に慣れてきたから・・・。」

「ほへ? こうしてみんなでいるのはOKだよね?」
「うん! もちろん! でも、父と母とは、また別で・・・。」

「私、初めて、ゆいと、ゆいのお母さんを見て、こんな親子もいるんだって驚いた・・・。友達同士のようにおしゃべりして・・・。」


「あたしは、ただ思った事を話してるだけだよ! それでケンカしちゃう事もあるけどね!」
「しちゃうコメ!」

「らんらんも、発見した美味しいお店の話とか、よくしてるよ!」
「してるメン!」

「私も、家では兄達にあれやこれやと甘えてばかりだな・・・。」
「えー? あまねん、どうやって甘えるの?」
「ひ、秘密だ!」


「ここねちゃんも、お父さんとお母さんに思い切って甘えてみたら?」
「甘える・・・。そういえば小さい頃、ボールドーナツをねだった事があったけど・・・。」


「あー! ここね、ボールドーナツ食べたい! ねー、食べよ!」

「おー! 美味しそうだな!」
「さっきお昼を食べたばかりなのに・・・。」


「ここねちゃんは甘えん坊だね!」
「お姉さん・・・。」
「あんまり甘やかしてると、ワガママになっちゃうよ・・・。」

「ワガママか・・・。」
「ワガママ?」

「そうだよ! パパとママを困らせないよう、ほどほどにね!」


「結局その日、ボールドーナツを買ってあげませんでした・・・。」

「それ以来、ここねは私達に、どこか遠慮するようになったというか・・・。ちょうどその頃から、仕事で家にいられない事が多くなって・・・。夫も私も、少しずつ、ここねの気持ちが分からなくなってしまったのです・・・。」


『なるほど・・・。』
「昨日、ここねが皆さんと楽しそうに笑っているのを見て、あんな笑顔を私達も見られたらと、ヒントを探してこちらに来たのです。」

「ヒントねえ・・・。」
「ここねが、出張先に送ってくれたんです・・・。」

「『お仕事がんばってね』と・・・。でも、これも何か無理させているのではと、心配で・・・。」

「ここねのメッセージに嘘はないと思うわ。お仕事頑張ってるご両親を誇りに思ってるんじゃないかしら?」
「昨日も雑誌の記事を見て、ちょっと嬉しそうだった!」
「そうですか・・・。」

「とりあえず、一緒に美味しいものでも食べたらいいんじゃない? 私の母がよく言ってた。ご飯は笑顔だって!」
「ご飯は笑顔・・・。」

しばらくして、ここねは1人でハートベーカリーに。店内に入ろうとした時、美味しそうにドーナツを食べている母娘の姿を目にしました。

その直後、はつこもハートベーカリーに来ました。
「良かったら私達も食べない? 丸いボールドーナツ。」
「え?」

~ Bパート ~
「可愛い・・・。」
「まだここねが小さい頃、ボールドーナツを食べたいって言われた事があって・・・。だけど、その時、買ってあげなかったの・・・。」


「それからずっと、ボールドーナツを一緒に食べたいって思っていたの・・・。でも、なんだかそれを上手くここねに言えなくて・・・。」

「だから、今日はママ嬉しい!」


「うん! 美味しい!」




「たぶん、私もずっとこうして・・・。」

「ねえ、ちょっと。あの人、神の舌じゃない?」
「神の舌が、うちのドーナツを食べて下さってる・・・。」
「しかも、さっき美味しいって・・・!」


「ああ・・・。集まってきちゃったわね・・・。」

ちょうどその頃、ナルシストルーがハートベーカリーの近くに。レシピッピを発見し、捕獲しました。
その後、すぐにナルシストルーを発見。ナルシストルーはモットウバウゾーを生み出しました。

ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆい達4人はプリキュアに変身します。
バトルスタート。プレシャス達は、モットウバウゾーの一撃の重さに苦しめられます。
そんな中、ブラックペッパーが助太刀。反撃に転じたいところですが、モットウバウゾーの攻撃で大ダメージを受けてしまいます。
「ゴーダッツ様! これで、ボールドーナツのレシピッピはいただきです!」
「そうはさせない!」

「ママも、あのボールドーナツの事、憶えていた・・・。私と、同じ気持ちだった!」

「スパイシー・・・。」
「何言ってんだ・・・。いけ! モットウバウゾー!」


「私達の、大事な大事な思い出を、この手で、絶対に取り戻す!」

その後、スパイシーサークルでモットウバウゾーを吹き飛ばし、フィナーレブーケでダメ押し。
プレシャス、ヤムヤム、ブラックペッパーの攻撃で、更に追い詰め、最後はミックスハートアタック。モットウバウゾーをやっつけ、レシピッピを助ける事ができました。
それから少しして・・・、
「ママ! ママ、あのね・・・。」

「おーい!」
「パパ!」

「ほら、これ! 夏の新色リップ! ここねは、この事を言ってたんだね!」

「それ、ここねは、もう持ってるパム。」


「ありがとう、パパ。でも、どうして、これを?」
「ここねのお気に入りの場所を、轟さんに聞いたんだ。そう、このお店の事もね!」


「パパ。ママ。私、パパとママと一緒にボールドーナツ食べたい・・・。ワガママかもしれないけど・・・。」

「そんなの、ワガママなんかじゃ・・・。」
「だったら、パパだって、ワガママ言うぞ! パパとママに、ここねの事、教えてほしい。ごめん・・・。ここねの事知らな過ぎて・・・。」

「でも、ここねと話がしたいんだ・・・。お気に入りの店とか、好きなものとか・・・。」

「そんなの、ちっともワガママじゃ・・・。」


「自分の気持ちを伝えるのはワガママじゃない、よね?」
「うん!」

その後日・・・、

「んー! 美味しい!」

「これ、本当に、ここねが作ったのかい?」
「うん。私、1人も好きだけど、みんなで食べるのも好き・・・。お友達が、それを教えてくれたの!」

「これからもできるだけ、一緒に食べよう・・・。」



「パパ、ママ。行ってらっしゃい。」
「うん、本当に美味しかった!」

『ごちそうさま。ここね。』
「うん。」


[ウフフ! 美味しい朝ご飯になったわね! ここねちゃん!]

今回は、これで終了です。
次回:「コメコメなんて知らない! 波乱のピザパーティ」
ゆい達が宿題を頑張っている間、コメコメは、パムパムとケンカになってしまいました。
その後、街へと飛び出したパムパムは、ナルシストルーに会ってしまい・・・。
【まとめ】
今回は、ここねの両親が本格登場した話。
両親は家にいない事が多い上、父親は複数の高級レストランを経営し、母親は「神の舌」という異名を持っているほど。そのため、仕事には厳しい上流階級な人物だと思わせるところがありますが、その一方で、娘には優しかったのは、かなり見応えがあり、本格登場を長く待ちわびた甲斐があったと感じています。
それに、ここねも両親も、互いに何を話したらいいか分からず、会話がぎこちなくなってしまうほどの不器用な似た者親子だったのも、つい「クスッ」と笑いが漏れて、面白かったところ。最後は、互いの思いを打ち明けた事で、心の距離を大きく縮める事ができ、すごく心温まる話だったと感じています。
まず、父親・しょうせいについては、食べる事が好きなように感じました。寿司を食べて感激したり、プリティホリックを食べ物だと勘違いしてたくらいですし。
特に、後者については、「お父さん、娘の話は最後までしっかり聞きましょうよ」と言いたくなるほどの良いツッコミどころでした。(笑)
また、ここねの興味ありそうなものを調べるために、色んな場所を回っていたのも見所でした。
これは、普段の仕事から影響しているものなんですかね。新たな出店場所の調査や、店の現況把握など、様々な場所に出向く仕事を部下任せにせず、彼が積極的に行ってるのかな、と感じました。それゆえ、出張が多いのかもしれませんね。
上の者が積極的に様々な場所に赴くのは、多くの者から尊敬の眼差しで見られ、大きな信頼感を生むでしょう。事業としては大成功を収めやすく、家が裕福なのも当然の事なのかな、と思いました。
次に、母親・はつこは、「神の舌」という異名を持ってはいますが、すごく美人だという印象が強かったですね。ここねが美人なのは、間違いなく母親似でしょう。
ここねも、数十年経てば、今の母親と同じくらいの美人になるのかな、と気になってきました。最終回で、そういうのが描かれたら嬉しいな、と淡い期待を抱いておきます。
ここねも両親も互いに対して遠慮がちだったのは、ここねの幼少期に、はつこの姉から、あんまり甘やかしてるとワガママになると言われた事が発端でした。
確かに、変に甘やかし過ぎると、子供は自分勝手になりやすく、親は手を焼くでしょう。ですが、自分の思った事を気兼ねなく言えるのは、小さい子供達の特権。人によっては、ワガママに見えても、それが幼い子達の可愛いところでもあるんですよね。
ですので、はつこの姉が言っていた事は半分冗談だったのかな、なんて感じています。
ですが、ここねは、真に受けてしまい、その時から、余計な事を言うと両親が困るんじゃないかと感じて、両親に対して遠慮しがちになりました。
あの頃のここねは、まだ小学校入学前だったでしょう。その段階にある子達って、あんまり甘やかしてるとワガママになると言われても、すぐに忘れて、また思った事を何でも言いたがると思いますので、そう考えると、ここねって、小さい頃からすごく賢い子だった事がうかがえますね。
まあ、そうは言っても、親も子も互いに遠慮しちゃって、言いたい事が言えなくなると、これといった進展はなく、つまらない日々を過ごす事になるでしょう。
そうならないためにも、なるべく、言いたい事は言った方が良いような気がしますね。その結果、ケンカや口論になる事もありますが、仲直りする方法だってあるのですし、何とかなるものでしょう。
ここねも両親も最後は、言いたい事を言えて、楽しい時間を過ごしました。
今話終了後も、両親は多忙と思われるだけに、両親の登場は今回が最後かもしれないでしょう。でも、どこかの回で再登場したら、その時は、また芙羽一家の楽しいひと時に、心温まりたいですね。
さて、次回は、コメコメとパムパムがケンカしてしまう話。
もちろん、ケンカして終わりなんて事はなく、ちゃんと仲直りするでしょう。一体どのようにして仲直りするのか、楽しみですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第23話「ここねのわがまま? 思い出のボールドーナツ」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ここねの母が雑誌に載っている事が話題になりました。

ここねの母「芙羽 はつこ」は、芙羽グループのレストランメニューの開発や、食材の買付けを担い、その味覚の鋭さは「神の舌」という異名を持つほど。
そんな噂をしていたら、当の本人が、ゆい達のいるなごみ亭にやって来ました。
~ Aパート ~
はつこは、海外出張が突如キャンセルとなり、久しぶりに、しばらくの間家にいられるようになったとの事。前に執事の轟から、このなごみ亭の事を聞いており、一度寄ってみたいと思って訪れたようです。
「良かったね! ここねちゃん! お父さんとお母さんとゆっくりできて!」
「でもって、一緒に美味しいものもいっぱい食べられる!」
「結局そこか・・・。」


「一緒に・・・、ゆっくり・・・。」
「ここね?」

「ここねちゃん?」
「ううん・・・。何でも・・・。」


それからしばらくして・・・、


「んー! これだよ! これ! やっぱり、日本の寿司は美味しいな!」
「私は、昼間仕事で食べたお料理でお腹いっぱい・・・。」



「ここねは本当にパンが好きね。」

「ここねは最近、気になるものとかあるのかい?」

「え・・・。うーん・・・。プリティホリックの、夏の新しい・・・。」
「おー! それは、どんな食べ物なんだ?」



「ううん・・・。いいの・・・。」


「そのスープ、美味しい?」
「うん。」

「そう。このお水も美味しいわ。」
「うん。」


「ごちそうさまでした。その、宿題があるので、部屋に戻ります。」


「ああ、ごめん。」
「何?」


「あー・・・、勉強頑張れよ!」
「うん。」




「何話したらいいんだろう・・・。」


「何を話したらいいのかしら・・・。」
「そういえば、最近のここねの事、何にも知らないしな・・・。」

「うん! 何か、ここねが興味ありそうな事、調べてみるよ!」
「私も、心当たりを当たってみるわ。」


その翌日・・・、
「つまり、ここねは、パパさんママさんと一緒にいると、なんだか緊張しちゃうパム。」


「緊張? どうして?」
「ずっと1人に慣れてきたから・・・。」

「ほへ? こうしてみんなでいるのはOKだよね?」
「うん! もちろん! でも、父と母とは、また別で・・・。」


「私、初めて、ゆいと、ゆいのお母さんを見て、こんな親子もいるんだって驚いた・・・。友達同士のようにおしゃべりして・・・。」



「あたしは、ただ思った事を話してるだけだよ! それでケンカしちゃう事もあるけどね!」
「しちゃうコメ!」


「らんらんも、発見した美味しいお店の話とか、よくしてるよ!」
「してるメン!」


「私も、家では兄達にあれやこれやと甘えてばかりだな・・・。」
「えー? あまねん、どうやって甘えるの?」
「ひ、秘密だ!」



「ここねちゃんも、お父さんとお母さんに思い切って甘えてみたら?」
「甘える・・・。そういえば小さい頃、ボールドーナツをねだった事があったけど・・・。」



「あー! ここね、ボールドーナツ食べたい! ねー、食べよ!」


「おー! 美味しそうだな!」
「さっきお昼を食べたばかりなのに・・・。」



「ここねちゃんは甘えん坊だね!」
「お姉さん・・・。」
「あんまり甘やかしてると、ワガママになっちゃうよ・・・。」


「ワガママか・・・。」
「ワガママ?」


「そうだよ! パパとママを困らせないよう、ほどほどにね!」



「結局その日、ボールドーナツを買ってあげませんでした・・・。」


「それ以来、ここねは私達に、どこか遠慮するようになったというか・・・。ちょうどその頃から、仕事で家にいられない事が多くなって・・・。夫も私も、少しずつ、ここねの気持ちが分からなくなってしまったのです・・・。」



『なるほど・・・。』
「昨日、ここねが皆さんと楽しそうに笑っているのを見て、あんな笑顔を私達も見られたらと、ヒントを探してこちらに来たのです。」


「ヒントねえ・・・。」
「ここねが、出張先に送ってくれたんです・・・。」


「『お仕事がんばってね』と・・・。でも、これも何か無理させているのではと、心配で・・・。」

「ここねのメッセージに嘘はないと思うわ。お仕事頑張ってるご両親を誇りに思ってるんじゃないかしら?」
「昨日も雑誌の記事を見て、ちょっと嬉しそうだった!」
「そうですか・・・。」


「とりあえず、一緒に美味しいものでも食べたらいいんじゃない? 私の母がよく言ってた。ご飯は笑顔だって!」
「ご飯は笑顔・・・。」


しばらくして、ここねは1人でハートベーカリーに。店内に入ろうとした時、美味しそうにドーナツを食べている母娘の姿を目にしました。


その直後、はつこもハートベーカリーに来ました。
「良かったら私達も食べない? 丸いボールドーナツ。」
「え?」


~ Bパート ~
「可愛い・・・。」
「まだここねが小さい頃、ボールドーナツを食べたいって言われた事があって・・・。だけど、その時、買ってあげなかったの・・・。」




「それからずっと、ボールドーナツを一緒に食べたいって思っていたの・・・。でも、なんだかそれを上手くここねに言えなくて・・・。」

「だから、今日はママ嬉しい!」


「うん! 美味しい!」






「たぶん、私もずっとこうして・・・。」

「ねえ、ちょっと。あの人、神の舌じゃない?」
「神の舌が、うちのドーナツを食べて下さってる・・・。」
「しかも、さっき美味しいって・・・!」



「ああ・・・。集まってきちゃったわね・・・。」

ちょうどその頃、ナルシストルーがハートベーカリーの近くに。レシピッピを発見し、捕獲しました。
その後、すぐにナルシストルーを発見。ナルシストルーはモットウバウゾーを生み出しました。

ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆい達4人はプリキュアに変身します。
バトルスタート。プレシャス達は、モットウバウゾーの一撃の重さに苦しめられます。
そんな中、ブラックペッパーが助太刀。反撃に転じたいところですが、モットウバウゾーの攻撃で大ダメージを受けてしまいます。
「ゴーダッツ様! これで、ボールドーナツのレシピッピはいただきです!」
「そうはさせない!」

「ママも、あのボールドーナツの事、憶えていた・・・。私と、同じ気持ちだった!」


「スパイシー・・・。」
「何言ってんだ・・・。いけ! モットウバウゾー!」



「私達の、大事な大事な思い出を、この手で、絶対に取り戻す!」

その後、スパイシーサークルでモットウバウゾーを吹き飛ばし、フィナーレブーケでダメ押し。
プレシャス、ヤムヤム、ブラックペッパーの攻撃で、更に追い詰め、最後はミックスハートアタック。モットウバウゾーをやっつけ、レシピッピを助ける事ができました。
それから少しして・・・、
「ママ! ママ、あのね・・・。」


「おーい!」
「パパ!」

「ほら、これ! 夏の新色リップ! ここねは、この事を言ってたんだね!」


「それ、ここねは、もう持ってるパム。」


「ありがとう、パパ。でも、どうして、これを?」
「ここねのお気に入りの場所を、轟さんに聞いたんだ。そう、このお店の事もね!」



「パパ。ママ。私、パパとママと一緒にボールドーナツ食べたい・・・。ワガママかもしれないけど・・・。」


「そんなの、ワガママなんかじゃ・・・。」
「だったら、パパだって、ワガママ言うぞ! パパとママに、ここねの事、教えてほしい。ごめん・・・。ここねの事知らな過ぎて・・・。」


「でも、ここねと話がしたいんだ・・・。お気に入りの店とか、好きなものとか・・・。」

「そんなの、ちっともワガママじゃ・・・。」



「自分の気持ちを伝えるのはワガママじゃない、よね?」
「うん!」


その後日・・・、


「んー! 美味しい!」

「これ、本当に、ここねが作ったのかい?」
「うん。私、1人も好きだけど、みんなで食べるのも好き・・・。お友達が、それを教えてくれたの!」


「これからもできるだけ、一緒に食べよう・・・。」





「パパ、ママ。行ってらっしゃい。」
「うん、本当に美味しかった!」


『ごちそうさま。ここね。』
「うん。」



[ウフフ! 美味しい朝ご飯になったわね! ここねちゃん!]

今回は、これで終了です。
次回:「コメコメなんて知らない! 波乱のピザパーティ」
ゆい達が宿題を頑張っている間、コメコメは、パムパムとケンカになってしまいました。
その後、街へと飛び出したパムパムは、ナルシストルーに会ってしまい・・・。
【まとめ】
今回は、ここねの両親が本格登場した話。
両親は家にいない事が多い上、父親は複数の高級レストランを経営し、母親は「神の舌」という異名を持っているほど。そのため、仕事には厳しい上流階級な人物だと思わせるところがありますが、その一方で、娘には優しかったのは、かなり見応えがあり、本格登場を長く待ちわびた甲斐があったと感じています。
それに、ここねも両親も、互いに何を話したらいいか分からず、会話がぎこちなくなってしまうほどの不器用な似た者親子だったのも、つい「クスッ」と笑いが漏れて、面白かったところ。最後は、互いの思いを打ち明けた事で、心の距離を大きく縮める事ができ、すごく心温まる話だったと感じています。
まず、父親・しょうせいについては、食べる事が好きなように感じました。寿司を食べて感激したり、プリティホリックを食べ物だと勘違いしてたくらいですし。
特に、後者については、「お父さん、娘の話は最後までしっかり聞きましょうよ」と言いたくなるほどの良いツッコミどころでした。(笑)
また、ここねの興味ありそうなものを調べるために、色んな場所を回っていたのも見所でした。
これは、普段の仕事から影響しているものなんですかね。新たな出店場所の調査や、店の現況把握など、様々な場所に出向く仕事を部下任せにせず、彼が積極的に行ってるのかな、と感じました。それゆえ、出張が多いのかもしれませんね。
上の者が積極的に様々な場所に赴くのは、多くの者から尊敬の眼差しで見られ、大きな信頼感を生むでしょう。事業としては大成功を収めやすく、家が裕福なのも当然の事なのかな、と思いました。
次に、母親・はつこは、「神の舌」という異名を持ってはいますが、すごく美人だという印象が強かったですね。ここねが美人なのは、間違いなく母親似でしょう。
ここねも、数十年経てば、今の母親と同じくらいの美人になるのかな、と気になってきました。最終回で、そういうのが描かれたら嬉しいな、と淡い期待を抱いておきます。
ここねも両親も互いに対して遠慮がちだったのは、ここねの幼少期に、はつこの姉から、あんまり甘やかしてるとワガママになると言われた事が発端でした。
確かに、変に甘やかし過ぎると、子供は自分勝手になりやすく、親は手を焼くでしょう。ですが、自分の思った事を気兼ねなく言えるのは、小さい子供達の特権。人によっては、ワガママに見えても、それが幼い子達の可愛いところでもあるんですよね。
ですので、はつこの姉が言っていた事は半分冗談だったのかな、なんて感じています。
ですが、ここねは、真に受けてしまい、その時から、余計な事を言うと両親が困るんじゃないかと感じて、両親に対して遠慮しがちになりました。
あの頃のここねは、まだ小学校入学前だったでしょう。その段階にある子達って、あんまり甘やかしてるとワガママになると言われても、すぐに忘れて、また思った事を何でも言いたがると思いますので、そう考えると、ここねって、小さい頃からすごく賢い子だった事がうかがえますね。
まあ、そうは言っても、親も子も互いに遠慮しちゃって、言いたい事が言えなくなると、これといった進展はなく、つまらない日々を過ごす事になるでしょう。
そうならないためにも、なるべく、言いたい事は言った方が良いような気がしますね。その結果、ケンカや口論になる事もありますが、仲直りする方法だってあるのですし、何とかなるものでしょう。
ここねも両親も最後は、言いたい事を言えて、楽しい時間を過ごしました。
今話終了後も、両親は多忙と思われるだけに、両親の登場は今回が最後かもしれないでしょう。でも、どこかの回で再登場したら、その時は、また芙羽一家の楽しいひと時に、心温まりたいですね。
さて、次回は、コメコメとパムパムがケンカしてしまう話。
もちろん、ケンカして終わりなんて事はなく、ちゃんと仲直りするでしょう。一体どのようにして仲直りするのか、楽しみですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。