
今話の名セリフ:「好きは、止められないんです!」
「キミとアイドルプリキュア♪」第7話「心おどる♪ キュアキュンキュンデビュー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。

「あ、そのアイドルハートブローチって・・・。」
「プリ! こころは、アイドルプリキュアプリ!」

「そうなんだ!」
「いえ・・・。ごめんね、プリルン・・・。」

「あんな怖いのと戦うなんて無理だよ・・・。アイドルプリキュアになりたいなんて、私、言っちゃダメだった・・・。」

「助けてくれて、ありがとうございました・・・。さようなら・・・。」


「こころー!」
「こころちゃん・・・。」

~ Aパート ~
「こころちゃん、大丈夫かな・・・。」
「きっと驚いちゃったんだよね・・・。ステージの動画を見て、歌って踊る普通のアイドルだと思ってたら、マックランダーが出てきたりして・・・。」

「うん・・・。」
「こころ・・・。」


「プリルンのせいプリ・・・。」
「プリルン・・・。」
「あなたが弱気になって、どうするのです?」

「プリルンは、最後のアイドルハートブローチを一度はこころさんに渡した。それには理由があるのでしょう?」

「プリ! こころは、すっごくキラキラしてたプリ! だからきっと、こころは、アイドルプリキュアだって思ったプリ!」

「ならば、その輝きを、信じてみてはどうです?」
「どういう事ですか?」

「輝きが本物なら、そう簡単に消えはしないのでは?」


〈すっごくキラキラしてたな・・・。あんなに強い気持ちでモンスターに立ち向かって・・・、笑顔はキラキラで・・・。〉


〈私には、あんな事、できない・・・。〉

しばらくして、自宅に帰ったこころ。
「おかえり。」
「お母さん・・・。ただいま!」

「今日は仕事が早く終わったの。」

「こころ、どうかした?」
「ううん。」

「うーん・・・。夕ご飯までに宿題やっちゃおうかな・・・。」



「私、心キュンキュンしてませ・・・。」


「やっぱり気になるプリ!」
「私も! こころちゃんと話してみよう!」

「話せば何か・・・。そう! こころちゃんをキラッキランランにできるかもしれない! したい!」
「プリ!」


「じゃあ、決まり! そうとなれば・・・。」
「プリ!」

「まずは寝よう!」
「プリ!」


その翌日の放課後、こころは早々と帰ってしまった模様。
こころは、今日も例の場所で1人でダンス練習。そこに、ダンス部員の寸田が声をかけました。
「全然気付かなかったね。すごいな、紫雨さんは。集中力も!」

「気付くと集中しちゃってます・・・。踊るのは、やっぱり楽しくて、嫌な事とか忘れられるんです・・・。今も、昔も・・・。」

「なんか尚更さ、ダンス部に入らないかって誘いたいとこだけど・・・。」
「はい・・・。」

「うん?」
「考えてみます・・・。もう一度・・・。」

「え!? 本当!? 嬉しいよ! やったー! 紫雨さんゲット!」

同じ頃、うたとななは、こころの家に来ていました。
こころは家に帰っておらず、祖母が出迎えました。こころはもうすぐ帰ってくるらしいとの事で、うたとななは、こころの帰りを待つ事に。

「ここちゃんのお父さん。聞いたかしら? ここちゃんが小さい時に亡くなったの。」
「え・・・。」
「そうだったんですね・・・。ダンス、小さい時からなんですね。」

「ええ。最近は、あれをよく踊ってる。あれ? えーっと・・・。」
「もしかして、キュアアイドルですか?」

「そう! それと、ウインク? すっごく楽しそうなのよ!」

「それに、学校にこんなに素敵な先輩がいるなんて安心だわ。ここちゃんは、昔から何でも1人で我慢しちゃう子だから。」


〈おかしい・・・。踊っても、踊っても、踊っても・・・、頭から離れない・・・。2人の事が・・・。〉



「♪キミのハートにとびっきり・・・。」

〈追いかけないって決めたでしょ・・・。〉

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね」

「うた先輩・・・。なな先輩・・・。プリルン・・・。」

「ここでダンスの練習してるかもって、お祖母さんに聞いて来たの。」
「そうですか・・・。見られちゃいましたね、踊っちゃってるとこ・・・。」

「アイドルプリキュアになんてなれないって、心キュンキュンしてないって、さよならしたのに・・・。忘れられないんです!」



「大好きでも、憧れでも、叶えられないなら、もう、忘れたいのに・・・。」


「泣いてませんから・・・。」


「こころちゃん。」
「何ですか?」

「我慢しなくて、いいんだよ・・・。」

「何ですか、それ・・・。」
「泣きたい時は、泣いていいって事!」
「うん。きっと、辛くなっちゃうから・・・。心に蓋をしちゃうとね・・・。」


「ありがとう、プリルン・・・。」
「プリ!」

「ありがとうございました! 気持ちがなんだかすっきりしました!」

「ううん。こころちゃんは、きっと、ううん・・・。」

「♪ゼッタイ! アイドル! ドキドキが止まらない! 急接近」

「♪笑顔のユニゾン 応えてほしいなっ サンキュー」

「♪最高のステージで キミと歌を咲かそう」


「先輩・・・。突然歌うの、ずるいです・・・。」

「そう?」
「普通、歌いませんもん・・・。」
「エヘヘヘ!」

「歌いたい時に歌う! それが咲良うたです!」

「そうだね!」
「プリ!」


〈私、心に蓋してたのかな・・・。〉


~ Bパート ~
その後日・・・、
「ん? 本日開催、キュア・・・。2人のライブ?」

「今日、これから?」


「こんな所で本当に? あ、寸田先輩!」

これは、3人目のプリキュアをおびき出すために、ザックリーが仕掛けた舞台。ザックリーは寸田をマックランダーに閉じ込めました。



「カーッカッカ! ライブなんて、ねぇんだよ! こんなザックリした偽物に引っかかるとはな!」
「偽物?」

「さあ、プリキュア! 出てこないと、世界が真っ暗闇になるぜ!」


「やだ・・・。」


「やめて・・・。」
「もっとだ! もっとやれ!」



「やめてってば!」

「うーん?」

「みんな楽しみにしてたんだよ・・・。キュアアイドル達に会えるって・・・。」

「その気持ち、踏みにじって楽しいの?」
「何だ、お前? やられに来たのか?」


「え? こころちゃん!?」

「もう、心に蓋はしない・・・。」
「何?」

「忘れるのなんて無理・・・。」

「可愛い・・・。カッコいい・・・。2人みたいになりたい・・・。戦うとしたって、一緒にステージに立ちたい・・・。」

「好きは、止められないんです!」

「だから何なんだ! いけー!」


「私、心キュンキュンしてます!」





「いくよ!」

「プリキュア! ライトアップ!」


「キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!」


「キミと! イエイ!」


「一緒に! イエイ!」



「キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」


「私、アイドルプリキュアだ・・・。」


「いっくよー!」



「やった!」

その後、うたとななもプリキュアに変身。3人でマックランダーに立ち向かいました。

「キュンキュンレーザー!」


「やるー!」
「いきます!」


「クライマックスは私!」


「準備はOK!?」






「プリキュア! キュンキュンビート!」


マックランダーをやっつけ、寸田を助ける事ができました。その後・・・、
「あれ? ここで何を・・・。」
「大丈夫ですか?」


「紫雨さん・・・。」

「あの、先輩・・・。ごめんなさい・・・。私、やっぱりダンス部には入れません・・・。」

「キュアアイドルとキュアウインクを追いかけて、いつか、2人みたいになりたいんです!」

「そっか・・・。紫雨さんなら、いつか絶対、叶えられるよ!」
「はい! ありがとうございます!」


「うた先輩、なな先輩・・・。先輩達を追いかけるって言っても、私はもう、ただのファンじゃありません・・・。」

「プリキュアになったからには、どこまでも追いかけて、追いかけ続けて、いつか追い抜きます! 先輩達の背中を!」

「うん! いいよ! 追っかけてきて! 私も、もっと頑張っちゃうから!」
「私も! よろしくね! こころちゃん!」

「はい!」

「あの、うた先輩! なな先輩! 私の事、こころって呼んで下さい!」

今回は、これで終了です。
今話のエンドカード
3月27日は、うたの誕生日! 本記事投稿時点でも公式ホームページに記されていませんが、今作のメインキャラにも誕生日が設定されているんですね。良い事です。
今話は、うたメイン回ではなかったですが、3人目のプリキュアが登場という、めでたい時に祝われたのは良かったですね。ななとこころのお祝いカードも楽しみにしています。
【まとめ】
という事で、今話でようやく、3人目のプリキュア「キュアキュンキュン」が登場。今作開始前に公開されたプリキュアが全員揃いました。
キュアアイドルとキュアウインクと同じステージに立ちたいと思ったものの、怪物・マックランダーと戦っている事にショックを受け、自分には同じ事はできないと思ったこころは、2人に憧れるのをやめ、グッズをしまう事に。そして、2人の事を忘れるために、いつもの場所でダンスに打ち込みました。
しかし、いくら踊っても忘れる事はできず。しかも、「笑顔のユニゾン」をつい歌っちゃってもいました。それだけ、こころにとって、2人の存在はまぶしかったという事なんでしょう。
そりゃ、すぐにキュアアイドル研究会を設立し、グッズまで自作してたくらいですしね。それに、いつだって2人の事を考えていたほど。そんな子が、2人の事を忘れるなんて難しいでしょうね。
キュアアイドルとキュアウインクを忘れられない辛さを抱えていたこころに、うたは、「我慢しなくていい」と言いました。今のこころにとって、いや、父親のいないこころにとって、すごく良い言葉だったと思いますね。
こころの祖母は、こころは昔から何でも1人で我慢しちゃう子だと言っていましたが、それは父の死が影響しているのでしょう。
父が亡くなってからは、母は、父の分まで一生懸命働いて、こころに不自由な暮らしをさせないよう頑張っている。そんな母を困らせたくないために、ワガママを言わず、悩みや辛さを打ち明けずに1人で抱えてきたのでしょう。泣く事があっても、周りに誰もいない所で1人で泣いていたのだと思いますね。
人前で泣く事がなさそうなこころが、あそこで精一杯泣く事ができたのは本当に良かったと思いますね。
今後も、辛い事とか悩みとか泣きたい事とかがあったら、うたやななに、どんどん打ち明けてほしいもの。公式ホームページのキャラ紹介では、しっかり者だと説明されていますが、あまり気を張り過ぎず、時には、2人をお姉ちゃんだと思って甘えてほしいと思いますね。
その翌日、こころは、ザックリーが仕掛けたアイドルプリキュアの偽のステージをマックランダーが壊すのを見て、憧れの2人が踏みにじられていると感じ、2人の事を思う気持ちを強く主張して、キュアキュンキュンになりました。
キュンキュンの決め技は「キュンキュンビート」。エネルギー波をマックランダーにぶっ放すところは、アイドルやウインクと同様で、こちらもえげつないファンサなのは言うまでもないですね。(笑)
決め技を放つ前に、歌とダンスを披露するのも、2人と同じ。こちらの歌のタイトルは「ココロレボリューション」。
今話放映日の1週間前にリリックビデオが公開されたのですが、他の2人よりも見応えがあったと感じていますね。この日は放映休止でしたので、良い埋め合わせになっていたと思います。
キュアアイドルとキュアウインクを思う気持ちが強過ぎて、パソコンがエラーを起こすのと同じくらいの異常事態という発想が面白いですね。このリリックビデオを思い出しました。1秒も途切れずに心キュンキュンしていると、前話で2人に直接会って言っていた事も表現されていて、こころらしさ全開の曲と映像だったと思います。
あと、今話は、光と影の対比も見事な描写だったと思いますね。
Aパートでは、うたとななに手を引かれて、こころが影から出るところが該当シーン。自分にはアイドルプリキュアにはなれないというネガティブな思い込みから、絶対に同じステージに立てると希望を与えて、光ある場所に連れてくるのが鳥肌ものでしたね。
うたが「笑顔のユニゾン」を歌っていたのも感動度を高めていたと思います。このシーンのために、この曲と歌詞を考えたんじゃないかと思っちゃいますね。
Bパートでは、怪物と戦う事になろうとも、キュアアイドルとキュアウインクと同じステージに立ちたいと決意し、影ある場所から光ある場所へと歩みました。Aパートでは2人に連れられていたのが、Bパートでは自分の力で光ある場所へ出たのいうのが良かったですね。しっかり覚悟を決めたと思います。
3人目のプリキュア登場の話は、すごく良い形で締めてくれたと感じています。
今作開始前に公開されたプリキュアは全員揃ったものの、3人だけで最後まで突っ走る訳ではなく、6月か7月には追加プリキュアが登場するのでしょう。後の情報が気になりますが、今は、うた、なな、こころの可愛さを心ゆくまで堪能し、目の前の一話を全力で楽しみたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キミとアイドルプリキュア♪」第7話「心おどる♪ キュアキュンキュンデビュー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。

「あ、そのアイドルハートブローチって・・・。」
「プリ! こころは、アイドルプリキュアプリ!」


「そうなんだ!」
「いえ・・・。ごめんね、プリルン・・・。」


「あんな怖いのと戦うなんて無理だよ・・・。アイドルプリキュアになりたいなんて、私、言っちゃダメだった・・・。」

「助けてくれて、ありがとうございました・・・。さようなら・・・。」



「こころー!」
「こころちゃん・・・。」

~ Aパート ~
「こころちゃん、大丈夫かな・・・。」
「きっと驚いちゃったんだよね・・・。ステージの動画を見て、歌って踊る普通のアイドルだと思ってたら、マックランダーが出てきたりして・・・。」


「うん・・・。」
「こころ・・・。」



「プリルンのせいプリ・・・。」
「プリルン・・・。」
「あなたが弱気になって、どうするのです?」


「プリルンは、最後のアイドルハートブローチを一度はこころさんに渡した。それには理由があるのでしょう?」

「プリ! こころは、すっごくキラキラしてたプリ! だからきっと、こころは、アイドルプリキュアだって思ったプリ!」

「ならば、その輝きを、信じてみてはどうです?」
「どういう事ですか?」

「輝きが本物なら、そう簡単に消えはしないのでは?」


〈すっごくキラキラしてたな・・・。あんなに強い気持ちでモンスターに立ち向かって・・・、笑顔はキラキラで・・・。〉



〈私には、あんな事、できない・・・。〉

しばらくして、自宅に帰ったこころ。
「おかえり。」
「お母さん・・・。ただいま!」


「今日は仕事が早く終わったの。」

「こころ、どうかした?」
「ううん。」


「うーん・・・。夕ご飯までに宿題やっちゃおうかな・・・。」



「私、心キュンキュンしてませ・・・。」


「やっぱり気になるプリ!」
「私も! こころちゃんと話してみよう!」

「話せば何か・・・。そう! こころちゃんをキラッキランランにできるかもしれない! したい!」
「プリ!」


「じゃあ、決まり! そうとなれば・・・。」
「プリ!」

「まずは寝よう!」
「プリ!」


その翌日の放課後、こころは早々と帰ってしまった模様。
こころは、今日も例の場所で1人でダンス練習。そこに、ダンス部員の寸田が声をかけました。
「全然気付かなかったね。すごいな、紫雨さんは。集中力も!」

「気付くと集中しちゃってます・・・。踊るのは、やっぱり楽しくて、嫌な事とか忘れられるんです・・・。今も、昔も・・・。」

「なんか尚更さ、ダンス部に入らないかって誘いたいとこだけど・・・。」
「はい・・・。」

「うん?」
「考えてみます・・・。もう一度・・・。」

「え!? 本当!? 嬉しいよ! やったー! 紫雨さんゲット!」

同じ頃、うたとななは、こころの家に来ていました。
こころは家に帰っておらず、祖母が出迎えました。こころはもうすぐ帰ってくるらしいとの事で、うたとななは、こころの帰りを待つ事に。


「ここちゃんのお父さん。聞いたかしら? ここちゃんが小さい時に亡くなったの。」
「え・・・。」
「そうだったんですね・・・。ダンス、小さい時からなんですね。」


「ええ。最近は、あれをよく踊ってる。あれ? えーっと・・・。」
「もしかして、キュアアイドルですか?」

「そう! それと、ウインク? すっごく楽しそうなのよ!」

「それに、学校にこんなに素敵な先輩がいるなんて安心だわ。ここちゃんは、昔から何でも1人で我慢しちゃう子だから。」


〈おかしい・・・。踊っても、踊っても、踊っても・・・、頭から離れない・・・。2人の事が・・・。〉





「♪キミのハートにとびっきり・・・。」

〈追いかけないって決めたでしょ・・・。〉

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね」

「うた先輩・・・。なな先輩・・・。プリルン・・・。」

「ここでダンスの練習してるかもって、お祖母さんに聞いて来たの。」
「そうですか・・・。見られちゃいましたね、踊っちゃってるとこ・・・。」


「アイドルプリキュアになんてなれないって、心キュンキュンしてないって、さよならしたのに・・・。忘れられないんです!」





「大好きでも、憧れでも、叶えられないなら、もう、忘れたいのに・・・。」



「泣いてませんから・・・。」


「こころちゃん。」
「何ですか?」

「我慢しなくて、いいんだよ・・・。」

「何ですか、それ・・・。」
「泣きたい時は、泣いていいって事!」
「うん。きっと、辛くなっちゃうから・・・。心に蓋をしちゃうとね・・・。」



「ありがとう、プリルン・・・。」
「プリ!」

「ありがとうございました! 気持ちがなんだかすっきりしました!」

「ううん。こころちゃんは、きっと、ううん・・・。」

「♪ゼッタイ! アイドル! ドキドキが止まらない! 急接近」


「♪笑顔のユニゾン 応えてほしいなっ サンキュー」

「♪最高のステージで キミと歌を咲かそう」




「先輩・・・。突然歌うの、ずるいです・・・。」

「そう?」
「普通、歌いませんもん・・・。」
「エヘヘヘ!」

「歌いたい時に歌う! それが咲良うたです!」

「そうだね!」
「プリ!」


〈私、心に蓋してたのかな・・・。〉



~ Bパート ~
その後日・・・、
「ん? 本日開催、キュア・・・。2人のライブ?」

「今日、これから?」



「こんな所で本当に? あ、寸田先輩!」


これは、3人目のプリキュアをおびき出すために、ザックリーが仕掛けた舞台。ザックリーは寸田をマックランダーに閉じ込めました。





「カーッカッカ! ライブなんて、ねぇんだよ! こんなザックリした偽物に引っかかるとはな!」
「偽物?」


「さあ、プリキュア! 出てこないと、世界が真っ暗闇になるぜ!」


「やだ・・・。」



「やめて・・・。」
「もっとだ! もっとやれ!」




「やめてってば!」

「うーん?」

「みんな楽しみにしてたんだよ・・・。キュアアイドル達に会えるって・・・。」

「その気持ち、踏みにじって楽しいの?」
「何だ、お前? やられに来たのか?」




「え? こころちゃん!?」

「もう、心に蓋はしない・・・。」
「何?」


「忘れるのなんて無理・・・。」

「可愛い・・・。カッコいい・・・。2人みたいになりたい・・・。戦うとしたって、一緒にステージに立ちたい・・・。」

「好きは、止められないんです!」

「だから何なんだ! いけー!」


「私、心キュンキュンしてます!」









「いくよ!」

「プリキュア! ライトアップ!」




「キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!」


「キミと! イエイ!」


「一緒に! イエイ!」




「キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」




「私、アイドルプリキュアだ・・・。」



「いっくよー!」





「やった!」

その後、うたとななもプリキュアに変身。3人でマックランダーに立ち向かいました。

「キュンキュンレーザー!」


「やるー!」
「いきます!」


「クライマックスは私!」


「準備はOK!?」










「プリキュア! キュンキュンビート!」




マックランダーをやっつけ、寸田を助ける事ができました。その後・・・、
「あれ? ここで何を・・・。」
「大丈夫ですか?」



「紫雨さん・・・。」

「あの、先輩・・・。ごめんなさい・・・。私、やっぱりダンス部には入れません・・・。」

「キュアアイドルとキュアウインクを追いかけて、いつか、2人みたいになりたいんです!」

「そっか・・・。紫雨さんなら、いつか絶対、叶えられるよ!」
「はい! ありがとうございます!」


「うた先輩、なな先輩・・・。先輩達を追いかけるって言っても、私はもう、ただのファンじゃありません・・・。」

「プリキュアになったからには、どこまでも追いかけて、追いかけ続けて、いつか追い抜きます! 先輩達の背中を!」

「うん! いいよ! 追っかけてきて! 私も、もっと頑張っちゃうから!」
「私も! よろしくね! こころちゃん!」


「はい!」

「あの、うた先輩! なな先輩! 私の事、こころって呼んで下さい!」

今回は、これで終了です。

3月27日は、うたの誕生日! 本記事投稿時点でも公式ホームページに記されていませんが、今作のメインキャラにも誕生日が設定されているんですね。良い事です。
今話は、うたメイン回ではなかったですが、3人目のプリキュアが登場という、めでたい時に祝われたのは良かったですね。ななとこころのお祝いカードも楽しみにしています。
【まとめ】
という事で、今話でようやく、3人目のプリキュア「キュアキュンキュン」が登場。今作開始前に公開されたプリキュアが全員揃いました。
キュアアイドルとキュアウインクと同じステージに立ちたいと思ったものの、怪物・マックランダーと戦っている事にショックを受け、自分には同じ事はできないと思ったこころは、2人に憧れるのをやめ、グッズをしまう事に。そして、2人の事を忘れるために、いつもの場所でダンスに打ち込みました。
しかし、いくら踊っても忘れる事はできず。しかも、「笑顔のユニゾン」をつい歌っちゃってもいました。それだけ、こころにとって、2人の存在はまぶしかったという事なんでしょう。
そりゃ、すぐにキュアアイドル研究会を設立し、グッズまで自作してたくらいですしね。それに、いつだって2人の事を考えていたほど。そんな子が、2人の事を忘れるなんて難しいでしょうね。
キュアアイドルとキュアウインクを忘れられない辛さを抱えていたこころに、うたは、「我慢しなくていい」と言いました。今のこころにとって、いや、父親のいないこころにとって、すごく良い言葉だったと思いますね。
こころの祖母は、こころは昔から何でも1人で我慢しちゃう子だと言っていましたが、それは父の死が影響しているのでしょう。
父が亡くなってからは、母は、父の分まで一生懸命働いて、こころに不自由な暮らしをさせないよう頑張っている。そんな母を困らせたくないために、ワガママを言わず、悩みや辛さを打ち明けずに1人で抱えてきたのでしょう。泣く事があっても、周りに誰もいない所で1人で泣いていたのだと思いますね。
人前で泣く事がなさそうなこころが、あそこで精一杯泣く事ができたのは本当に良かったと思いますね。
今後も、辛い事とか悩みとか泣きたい事とかがあったら、うたやななに、どんどん打ち明けてほしいもの。公式ホームページのキャラ紹介では、しっかり者だと説明されていますが、あまり気を張り過ぎず、時には、2人をお姉ちゃんだと思って甘えてほしいと思いますね。
その翌日、こころは、ザックリーが仕掛けたアイドルプリキュアの偽のステージをマックランダーが壊すのを見て、憧れの2人が踏みにじられていると感じ、2人の事を思う気持ちを強く主張して、キュアキュンキュンになりました。
キュンキュンの決め技は「キュンキュンビート」。エネルギー波をマックランダーにぶっ放すところは、アイドルやウインクと同様で、こちらもえげつないファンサなのは言うまでもないですね。(笑)
決め技を放つ前に、歌とダンスを披露するのも、2人と同じ。こちらの歌のタイトルは「ココロレボリューション」。
今話放映日の1週間前にリリックビデオが公開されたのですが、他の2人よりも見応えがあったと感じていますね。この日は放映休止でしたので、良い埋め合わせになっていたと思います。
キュアアイドルとキュアウインクを思う気持ちが強過ぎて、パソコンがエラーを起こすのと同じくらいの異常事態という発想が面白いですね。このリリックビデオを思い出しました。1秒も途切れずに心キュンキュンしていると、前話で2人に直接会って言っていた事も表現されていて、こころらしさ全開の曲と映像だったと思います。
あと、今話は、光と影の対比も見事な描写だったと思いますね。
Aパートでは、うたとななに手を引かれて、こころが影から出るところが該当シーン。自分にはアイドルプリキュアにはなれないというネガティブな思い込みから、絶対に同じステージに立てると希望を与えて、光ある場所に連れてくるのが鳥肌ものでしたね。
うたが「笑顔のユニゾン」を歌っていたのも感動度を高めていたと思います。このシーンのために、この曲と歌詞を考えたんじゃないかと思っちゃいますね。
Bパートでは、怪物と戦う事になろうとも、キュアアイドルとキュアウインクと同じステージに立ちたいと決意し、影ある場所から光ある場所へと歩みました。Aパートでは2人に連れられていたのが、Bパートでは自分の力で光ある場所へ出たのいうのが良かったですね。しっかり覚悟を決めたと思います。
3人目のプリキュア登場の話は、すごく良い形で締めてくれたと感じています。
今作開始前に公開されたプリキュアは全員揃ったものの、3人だけで最後まで突っ走る訳ではなく、6月か7月には追加プリキュアが登場するのでしょう。後の情報が気になりますが、今は、うた、なな、こころの可愛さを心ゆくまで堪能し、目の前の一話を全力で楽しみたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。