
今話の名セリフ:「でも、もう二度と、あなたに寂しい思いはさせません!」
「ひろがるスカイ!プリキュア」第40話「なかよち♡ エルちゃん結婚式☆」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ツバサは、スカイランド国王から送られてきた本を読んで、勉強に励んでいました。

「エルちゃん! 下のお部屋で遊ぼっか!」


その頃、ソラとましろは、テレビを見ていました。見ていた番組では、結婚式について取り上げられています。

「おー、エルちゃん、興味津々だね!」
「綺麗です! こちらの世界の結婚式は、こんなにキラキラで、ロマンチックなんですね!」

「あれ? もしかして、スカイランドの結婚式は違うの?」
「はい! 私の村では、結婚する2人が、まず、村中に聞こえるくらいの大きな声で力一杯叫ぶんです!」


『皆さーん! 私達、結婚しまーす!』

「その声を聞いた村の人が集まって、みんなで一晩中ダンスでお祝いするんです!」


「なんか、それも楽しそう!」

「けっこん、なに?」
「結婚っていうのは、大好きな人同士が、これからもずーっと仲良くしようねって約束する事かな?」



「える、つばさとけっこんする!」

「けっこんするの!」
『えーっ!?』


~ Aパート ~
「ボクが・・・、プ、プリンセスと・・・、結婚!?」
「するの!」

「エルちゃんはツバサ君が大好きですからね!」
「でも、結婚は、まだ早いかな?」
「お言葉は大変にありがたいのですが、ボクがプリンセスの結婚相手なんて、と、とても恐れ多くて・・・。」

「やーや! けっこんする!」

直後、テレビでは、新郎新婦のケーキ入刀の映像が流れました。これを見たましろは、エルは、綺麗なドレスを着たり、ケーキを食べたりしたいんじゃないかと察します。
という事で、結婚式ごっこをやってみようという話になりました。


「お、少年、随分頑張って読んでるじゃん!」
「この本、見た事のないスカイジュエルが沢山載っていて、キチンと学べば、スカイランドの役に立てるかもしれません!」



「ケーキ焼き上がるまで、時間あるし、ツバサ君は本を読んでていいよ!」
「こちらの準備も、もう、あと少しですから!」

「ありがとうございます! では、お言葉に甘えて、読んできますね!」



「大丈夫! 結婚式の準備ができたら、ツバサ君、戻るからね!」
「える!」


「エルちゃん、可愛い!」
「少年、リラックス! リラックス!」
「よ、余計に緊張させないで下さい!」


「エルちゃんとツバサさんは、これからも大好きな気持ちを忘れず、仲良くする事を誓いますか?」


「もちろんです!」
「ずっとなかよち!」



「さあ、みんな! もっと近くに寄って!」

「よーし、それじゃ、みんなでアゲー!」




結婚式ごっこは終わりましたが・・・、
「けっこんちたの!」

「エルちゃん?」
「けっこんちたから、ずっといっちょなの!」

「結婚って・・・、結婚式っぽいパーティーじゃなくて?」
「んーん!」

「もしかして、ホントのホントに、結婚なんですか?」
「える!」

「え、えーっ!?」

その夜・・・、
「け、け、結婚!? 私の可愛い可愛いプリンセス・エルをお嫁さんにするなどと、許されると思ってるのか!?」



「そもそも、あなたは、一国の王として、このスカイランドを背負っていく覚悟が、あるのですか!?」
「か、覚悟!?」


「ツバサ! お前は、なんという大それた事を!」
「分かる・・・。気持ちは分かるのよ、ツバサちゃん・・・。でも、お母さん、結婚はまだ早いと思うの・・・。」

「ちょ! 話を聞いて!」


「えるとつばさは、けっこんしたいの!」



「ボクには、荷が・・・、重過ぎます・・・。」

~ Bパート ~
その翌朝、エルはツバサに、起きるよう声をかけますが、全然起きる様子がありません。
その直後・・・、


しばらくして、ツバサが目覚めましたが、椅子の上にあった本がなくなっている事に困惑します。ソラ、ましろ、あげはは、それを聞いて、手分けして探す事になりました。
4人はリビングを探しましたが、全然見つかりません。少しして・・・、

「すみません、プリンセス。今、探しものをしていて・・・。」

「プリンセスは、椅子の上にあった本、見ませんでしたか?」


「あの、王様にいただいた本ですが・・・。」
「える、ごほん、しらないもん!」

「ん? エルちゃん、これは?」


「かくしてないもん!」
「あー!」

「プリンセス! ちょっと待って下さい!」
「やーや!」

「もう・・・。プリンセスってばー!」
「やーや! やーや!」

「まさか、エルちゃんが持ってたなんて・・・。」


「それは、ボクの大事な本なんです・・・。返して下さい・・・。」

「つばさの、だいじ?」
「とっても、とーっても! 大事です・・・。」



「ありがとうございます!」

「きらい!」
「え・・・。」

「つばさ、だいっきらい!」



「エルちゃん?」
「何で・・・。昨日は結婚式ごっこして、今日は嫌いって、もう訳が分かりませんよ・・・。」

「分かってないな、少年は!」
「どうせ少年ですから・・・。」

「ねえ。何でエルちゃんは本を隠したと思う?」
「何でって・・・。うーん?」

「最近のキミ、カッコ良いよね!」

「一生懸命勉強して、自分の目標に脇目もふらずに向かっててさ!」

「それは、どうも。」
「でも、エルちゃんは、ちょっぴり寂しかったのかも・・・。今までずっと一緒に遊んでくれてたツバサ君を、どこか遠くに感じちゃったんじゃないかな?」



「ほーら! 行ってこい、少年!」
「あげはさん・・・。」






「える、つまんない・・・。もっとなかよちがいいのに・・・。」
「プリンセス・・・。」



「だから結婚したいって・・・。なのに、ボクは、ちっとも気付かないで・・・。」

「プリンセス・・・。ごめんなさい・・・。寂しい思いをさせてしまって・・・。」

「つばさ・・・。」

その直後、1羽の鳥が、ツバサに何かを伝えに来ました。街の教会にスキアヘッドが現れたようです。
ソラ達は、教会に急ぎました。到着すると、すぐにスキアヘッドはキョーボーグを生み出します。

ソラ達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。始めのうちは、互角の戦いを繰り広げるも、キョーボーグが鐘の音を超音波にして攻撃してからは、プリキュアが劣勢に。
スカイ、プリズム、ウィング、バタフライの4人を超音波で耳障りにさせたところを吹き飛ばし、すかさず、マジェスティをアンダーグエナジーが濃縮された球体に閉じ込めました。ウィングは怒りのあまり、キョーボーグに攻撃するも返り討ちにあいます。
キョーボーグは追撃してきましたが、スカイとプリズムが食い止めました。ウィングは、マジェスティの救出に方針を変えました。
すぐに、ひろがるウィングアタックで、マジェスティを覆っていた球体を壊す事に成功。マジェスティを助けました。
「ウィング!」
「プリンセス。ボクはナイトとして失格でした・・・。」

「でも、もう二度と、あなたに寂しい思いはさせません!」


「ありがとう、ツバサ!」

直後、ウィングは、キョーボーグの攻撃をかわし、マジェスティを抱えて上空に飛びました。
しかし、キョーボーグは2人を追ってきます。バタフライは、ミックスパレットの力で、2人をパワーアップさせました。
そして、2人の同時攻撃で、キョーボーグに大ダメージを与えます。その後は、マジェスティックハレーションでキョーボーグを浄化しました。
少しして・・・、
「つばさ・・・。」
「誓います・・・。ボクはナイトとして、プリンセス・エルを、ずっとずっとお守りする事を・・・。」


「これからも一緒に、沢山遊びましょうね!」



「つばさ。そら。ましろ。あげは。」


「ずーっといっちょ! ずーっとなかよち!」



今回は、これで終了です。
今回のエンディングは・・・、
「今日は私! キュアマジェスティ! みんな! 私と一緒に踊ってね!」

【まとめ】
という事で、今回は、テレビ番組で結婚式の映像を見たエルが「ツバサと結婚する」と言い出した話でした。
今話視聴前の予告で、エルが「ツバサと結婚する」と言い出すと知った時は・・・、
おーい? なぎツバくーん? キミ、みんなのプリンセスに何を吹き込んだのかな? まさか、毎日エルが寝ている時に「プリンセスはボクと結婚する」って10回耳打ちしてたんじゃねーだろうな? まったく、エルコンプレックスを極めし変態ナイトには困ったものだぜ。
・・・なんて、思ってました。まあ、実際は、全然違ってましたけどね。(当たり前だ(笑))
スカイランドのための勉強に夢中になっているツバサを見て、エルは、もう自分に構ってくれないんじゃないかと寂しさを感じるという内容で、物語の終わりがだいぶ近付いてきているんだな、としみじみ感じました。
それにしても、今話のエルは、Bパートに入ってから、やたら可愛かったですね。Bパートに入って、エルは、全然構ってくれないツバサに腹が立って、本を隠すんですけど、そこが異様に可愛過ぎました。
ツバサ達が本を探している際中に、ひょこって出てくるんですけど、ツバサからは見えないように本を後ろ手に持っているのが良いんですよね。必死になって隠しているつもりでも、あっさり隠し持っている事がツバサにバレるというのが、クスッときました。
たまたま後ろにいたソラ、ましろ、あげはに本を持っているんじゃないかと気付かれて・・・、
「あ! まずい!」と思ったエルは・・・、
クルっと回って「かくしてないもん!」と言うものの、ツバサにバレちゃうという。あちゃー・・・。
何、この可愛過ぎる天使。本格的に本を隠すのなら、どこかの部屋に放置した後に何食わぬ顔して出てくるとか、どこかの部屋の狭い場所で隠れんぼしてればいいのにねえ。
他人の本を隠すという、明らかに悪い事をしているのに、悪い子になりきれていないところが可愛過ぎました。
その後は、プチイヤイヤ期を思い出させる「つばさ、だいっきらい!」。
エルって、「嫌い」とか「嫌」とか言う事に遠慮しないですよね。過去作の赤ちゃんキャラで、ここまで自己主張の強い子っていましたっけ? うーむ・・・。
まあ、でも、幼い子からすれば、本はとっても大事なものだから返してほしいなんて言われたら、自分よりも本の方が大事なのかと感じて、面白くないと思っちゃうものなのかもしれませんね。そして、感情のあまり「大嫌い」と言っちゃうのも、まあありがちな話なのかな、と思いますね。 とりあえず、ツバサ君は、「大嫌い」と言われた事を光栄に感じようぜ? 「我々の業界ではご褒美です!」的な感覚でさ。
その後1人になったエルが吐露した言葉は「もっとなかよちがいいのに・・・」。確かに、皆ともっと仲良しでいたいですよね。
エルは、本当の親が誰なのか分からず、1歳の誕生日を迎えるまでは、スカイランド国王と王妃の元ですくすくと育ちましたが、アンダーグ帝国に狙われ、一時は帝国に拉致された事もあります。「運命の子」ってだけで、平穏な時を過ごせていないんですよね。好き好んで「運命の子」になった訳ではないのに・・・。
それゆえに、自分に温かく接してくれるソラ達といつまでも一緒にいたいとか、もっと仲良しでいたいとか、離れたくないといった気持ちは、相当強いんじゃないかと思いますね。ツバサは、スカイランドの賢者として役立てるよう懸命に勉強していましたが、それが、エルからすれば、ツバサが遠くに行ってしまうんじゃないかと感じたのでしょう。それで、結婚すると言って、ずっと一緒にいたいという気持ちを表現したのでしょうね。
アンダーグ帝国をどうにかした後、今度こそ、エルは、スカイランド国王、王妃と共に平和な時間を長く過ごしてほしいものですが、「運命の子」となると、離れ離れになってしまい、ニ度と会えなくなりそうな感じもします。
しかし、そうだとしても、今は、ソラ達と一緒に良い思い出を作ってほしいですよね。最終決戦が終わった後にエルがどうなるのかは、前々から気になっていましたが、今話を終えて、ますます目が離せなくなってきました。物語の終わりがだいぶ近付いてきたと深く感じさせる今話でした。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ひろがるスカイ!プリキュア」第40話「なかよち♡ エルちゃん結婚式☆」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ツバサは、スカイランド国王から送られてきた本を読んで、勉強に励んでいました。


「エルちゃん! 下のお部屋で遊ぼっか!」



その頃、ソラとましろは、テレビを見ていました。見ていた番組では、結婚式について取り上げられています。


「おー、エルちゃん、興味津々だね!」
「綺麗です! こちらの世界の結婚式は、こんなにキラキラで、ロマンチックなんですね!」


「あれ? もしかして、スカイランドの結婚式は違うの?」
「はい! 私の村では、結婚する2人が、まず、村中に聞こえるくらいの大きな声で力一杯叫ぶんです!」


『皆さーん! 私達、結婚しまーす!』


「その声を聞いた村の人が集まって、みんなで一晩中ダンスでお祝いするんです!」



「なんか、それも楽しそう!」

「けっこん、なに?」
「結婚っていうのは、大好きな人同士が、これからもずーっと仲良くしようねって約束する事かな?」






「える、つばさとけっこんする!」

「けっこんするの!」
『えーっ!?』


~ Aパート ~
「ボクが・・・、プ、プリンセスと・・・、結婚!?」
「するの!」


「エルちゃんはツバサ君が大好きですからね!」
「でも、結婚は、まだ早いかな?」
「お言葉は大変にありがたいのですが、ボクがプリンセスの結婚相手なんて、と、とても恐れ多くて・・・。」


「やーや! けっこんする!」


直後、テレビでは、新郎新婦のケーキ入刀の映像が流れました。これを見たましろは、エルは、綺麗なドレスを着たり、ケーキを食べたりしたいんじゃないかと察します。
という事で、結婚式ごっこをやってみようという話になりました。



「お、少年、随分頑張って読んでるじゃん!」
「この本、見た事のないスカイジュエルが沢山載っていて、キチンと学べば、スカイランドの役に立てるかもしれません!」




「ケーキ焼き上がるまで、時間あるし、ツバサ君は本を読んでていいよ!」
「こちらの準備も、もう、あと少しですから!」


「ありがとうございます! では、お言葉に甘えて、読んできますね!」




「大丈夫! 結婚式の準備ができたら、ツバサ君、戻るからね!」
「える!」




「エルちゃん、可愛い!」
「少年、リラックス! リラックス!」
「よ、余計に緊張させないで下さい!」


「エルちゃんとツバサさんは、これからも大好きな気持ちを忘れず、仲良くする事を誓いますか?」


「もちろんです!」
「ずっとなかよち!」



「さあ、みんな! もっと近くに寄って!」

「よーし、それじゃ、みんなでアゲー!」






結婚式ごっこは終わりましたが・・・、
「けっこんちたの!」

「エルちゃん?」
「けっこんちたから、ずっといっちょなの!」


「結婚って・・・、結婚式っぽいパーティーじゃなくて?」
「んーん!」


「もしかして、ホントのホントに、結婚なんですか?」
「える!」


「え、えーっ!?」

その夜・・・、
「け、け、結婚!? 私の可愛い可愛いプリンセス・エルをお嫁さんにするなどと、許されると思ってるのか!?」





「そもそも、あなたは、一国の王として、このスカイランドを背負っていく覚悟が、あるのですか!?」
「か、覚悟!?」



「ツバサ! お前は、なんという大それた事を!」
「分かる・・・。気持ちは分かるのよ、ツバサちゃん・・・。でも、お母さん、結婚はまだ早いと思うの・・・。」

「ちょ! 話を聞いて!」



「えるとつばさは、けっこんしたいの!」




「ボクには、荷が・・・、重過ぎます・・・。」

~ Bパート ~
その翌朝、エルはツバサに、起きるよう声をかけますが、全然起きる様子がありません。
その直後・・・、



しばらくして、ツバサが目覚めましたが、椅子の上にあった本がなくなっている事に困惑します。ソラ、ましろ、あげはは、それを聞いて、手分けして探す事になりました。
4人はリビングを探しましたが、全然見つかりません。少しして・・・、

「すみません、プリンセス。今、探しものをしていて・・・。」

「プリンセスは、椅子の上にあった本、見ませんでしたか?」


「あの、王様にいただいた本ですが・・・。」
「える、ごほん、しらないもん!」


「ん? エルちゃん、これは?」


「かくしてないもん!」
「あー!」


「プリンセス! ちょっと待って下さい!」
「やーや!」


「もう・・・。プリンセスってばー!」
「やーや! やーや!」


「まさか、エルちゃんが持ってたなんて・・・。」


「それは、ボクの大事な本なんです・・・。返して下さい・・・。」

「つばさの、だいじ?」
「とっても、とーっても! 大事です・・・。」





「ありがとうございます!」

「きらい!」
「え・・・。」


「つばさ、だいっきらい!」



「エルちゃん?」
「何で・・・。昨日は結婚式ごっこして、今日は嫌いって、もう訳が分かりませんよ・・・。」


「分かってないな、少年は!」
「どうせ少年ですから・・・。」


「ねえ。何でエルちゃんは本を隠したと思う?」
「何でって・・・。うーん?」

「最近のキミ、カッコ良いよね!」

「一生懸命勉強して、自分の目標に脇目もふらずに向かっててさ!」

「それは、どうも。」
「でも、エルちゃんは、ちょっぴり寂しかったのかも・・・。今までずっと一緒に遊んでくれてたツバサ君を、どこか遠くに感じちゃったんじゃないかな?」




「ほーら! 行ってこい、少年!」
「あげはさん・・・。」









「える、つまんない・・・。もっとなかよちがいいのに・・・。」
「プリンセス・・・。」



「だから結婚したいって・・・。なのに、ボクは、ちっとも気付かないで・・・。」

「プリンセス・・・。ごめんなさい・・・。寂しい思いをさせてしまって・・・。」


「つばさ・・・。」

その直後、1羽の鳥が、ツバサに何かを伝えに来ました。街の教会にスキアヘッドが現れたようです。
ソラ達は、教会に急ぎました。到着すると、すぐにスキアヘッドはキョーボーグを生み出します。

ソラ達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。始めのうちは、互角の戦いを繰り広げるも、キョーボーグが鐘の音を超音波にして攻撃してからは、プリキュアが劣勢に。
スカイ、プリズム、ウィング、バタフライの4人を超音波で耳障りにさせたところを吹き飛ばし、すかさず、マジェスティをアンダーグエナジーが濃縮された球体に閉じ込めました。ウィングは怒りのあまり、キョーボーグに攻撃するも返り討ちにあいます。
キョーボーグは追撃してきましたが、スカイとプリズムが食い止めました。ウィングは、マジェスティの救出に方針を変えました。
すぐに、ひろがるウィングアタックで、マジェスティを覆っていた球体を壊す事に成功。マジェスティを助けました。
「ウィング!」
「プリンセス。ボクはナイトとして失格でした・・・。」

「でも、もう二度と、あなたに寂しい思いはさせません!」


「ありがとう、ツバサ!」

直後、ウィングは、キョーボーグの攻撃をかわし、マジェスティを抱えて上空に飛びました。
しかし、キョーボーグは2人を追ってきます。バタフライは、ミックスパレットの力で、2人をパワーアップさせました。
そして、2人の同時攻撃で、キョーボーグに大ダメージを与えます。その後は、マジェスティックハレーションでキョーボーグを浄化しました。
少しして・・・、
「つばさ・・・。」
「誓います・・・。ボクはナイトとして、プリンセス・エルを、ずっとずっとお守りする事を・・・。」



「これからも一緒に、沢山遊びましょうね!」




「つばさ。そら。ましろ。あげは。」




「ずーっといっちょ! ずーっとなかよち!」




今回は、これで終了です。
今回のエンディングは・・・、
「今日は私! キュアマジェスティ! みんな! 私と一緒に踊ってね!」

【まとめ】
という事で、今回は、テレビ番組で結婚式の映像を見たエルが「ツバサと結婚する」と言い出した話でした。
今話視聴前の予告で、エルが「ツバサと結婚する」と言い出すと知った時は・・・、
おーい? なぎツバくーん? キミ、みんなのプリンセスに何を吹き込んだのかな? まさか、毎日エルが寝ている時に「プリンセスはボクと結婚する」って10回耳打ちしてたんじゃねーだろうな? まったく、エルコンプレックスを極めし変態ナイトには困ったものだぜ。
・・・なんて、思ってました。まあ、実際は、全然違ってましたけどね。(当たり前だ(笑))
スカイランドのための勉強に夢中になっているツバサを見て、エルは、もう自分に構ってくれないんじゃないかと寂しさを感じるという内容で、物語の終わりがだいぶ近付いてきているんだな、としみじみ感じました。
それにしても、今話のエルは、Bパートに入ってから、やたら可愛かったですね。Bパートに入って、エルは、全然構ってくれないツバサに腹が立って、本を隠すんですけど、そこが異様に可愛過ぎました。
ツバサ達が本を探している際中に、ひょこって出てくるんですけど、ツバサからは見えないように本を後ろ手に持っているのが良いんですよね。必死になって隠しているつもりでも、あっさり隠し持っている事がツバサにバレるというのが、クスッときました。



何、この可愛過ぎる天使。本格的に本を隠すのなら、どこかの部屋に放置した後に何食わぬ顔して出てくるとか、どこかの部屋の狭い場所で隠れんぼしてればいいのにねえ。
他人の本を隠すという、明らかに悪い事をしているのに、悪い子になりきれていないところが可愛過ぎました。
その後は、プチイヤイヤ期を思い出させる「つばさ、だいっきらい!」。
エルって、「嫌い」とか「嫌」とか言う事に遠慮しないですよね。過去作の赤ちゃんキャラで、ここまで自己主張の強い子っていましたっけ? うーむ・・・。
まあ、でも、幼い子からすれば、本はとっても大事なものだから返してほしいなんて言われたら、自分よりも本の方が大事なのかと感じて、面白くないと思っちゃうものなのかもしれませんね。そして、感情のあまり「大嫌い」と言っちゃうのも、まあありがちな話なのかな、と思いますね。
その後1人になったエルが吐露した言葉は「もっとなかよちがいいのに・・・」。確かに、皆ともっと仲良しでいたいですよね。
エルは、本当の親が誰なのか分からず、1歳の誕生日を迎えるまでは、スカイランド国王と王妃の元ですくすくと育ちましたが、アンダーグ帝国に狙われ、一時は帝国に拉致された事もあります。「運命の子」ってだけで、平穏な時を過ごせていないんですよね。好き好んで「運命の子」になった訳ではないのに・・・。
それゆえに、自分に温かく接してくれるソラ達といつまでも一緒にいたいとか、もっと仲良しでいたいとか、離れたくないといった気持ちは、相当強いんじゃないかと思いますね。ツバサは、スカイランドの賢者として役立てるよう懸命に勉強していましたが、それが、エルからすれば、ツバサが遠くに行ってしまうんじゃないかと感じたのでしょう。それで、結婚すると言って、ずっと一緒にいたいという気持ちを表現したのでしょうね。
アンダーグ帝国をどうにかした後、今度こそ、エルは、スカイランド国王、王妃と共に平和な時間を長く過ごしてほしいものですが、「運命の子」となると、離れ離れになってしまい、ニ度と会えなくなりそうな感じもします。
しかし、そうだとしても、今は、ソラ達と一緒に良い思い出を作ってほしいですよね。最終決戦が終わった後にエルがどうなるのかは、前々から気になっていましたが、今話を終えて、ますます目が離せなくなってきました。物語の終わりがだいぶ近付いてきたと深く感じさせる今話でした。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。