今話の名セリフ:「少年だよ! 私にとっては、これからもずっと!」
「ひろがるスカイ!プリキュア」第48話「守れヒーロー! みんなの街!」の感想です。
~ Aパート ~
前話の続きです。
ソラ達の前に現れたカイゼリン・アンダーグは、300年前にキュアノーブルが、カイゼリンの父、カイザー・アンダーグを手にかけたと言いましたが、ソラ達は信じていません。しかし、カイゼリンの目はウソを言っていないように見えます。
「それは、スカイランドの民の噂話から始まった・・・。」
「聞いた話なんだけどさ、カイザー・アンダーグは、何百年も生き続けるらしいよ・・・。」
「え? じゃあ、もしもの話だけど・・・、」
「エルレイン様がいなくなった後、カイザーが裏切ったら、どうなるんだろう?」
「その時こそ世界の終わりだ・・・。」
「お誕生日、おめでとうございます。これ、自分で作りました。」
「これは一体、どういう事だ!?」
「ごめんなさい・・・。」
「これがスカイランドにとって、正しい事なのです・・・。」
「エルレイン! やめて!」
「図ったな!」
「キュアノーブルは、私の命も奪おうとした・・・。だが、スキアヘッドが私を助け、帝国に連れ帰ってくれたのだ・・・。」
「そして、私は復讐を誓った・・・。手始めとして、我らの前に現れたお前を・・・。キュアノーブルが送り出したお前を、この私自らの手で始末すると!」
「私は、この温かいプレゼントを信じる! キュアノーブルがそんな事する訳ないよ!」
「お、落ち着いて下さい・・・。」
「傷を何とかしないと・・・。」
「傷が痛むのではない・・・。心が血を流しているのだ・・・。」
「私には、もう何もない・・・。信じるものも・・・。お父様も、愛する人も・・・。この痛みを癒すものは、もはや・・・。」
「海よ!」
「アンダーグエナジーの海よ! お前に私のすべてを捧げる!」
「なんて事を!」
「スカイランドを・・・、貴様達プリキュアを消し去る事ができるなら、この身がなくなろうと構わぬ!」
「カイゼリン・・・。」
「カイゼリン・アンダーグは、もういない・・・。力! それが我が名なり!」
「みんな、しっかり! アンダーグエナジーとカイゼリンを切り離すよ!」
「プリズムシャイン!」
「うん! 私達、どんなピンチだって、乗り越えてきたじゃん!」
「やろうよ!」
「うん!」
「やりましょう!」
という事で、ソラ達5人はプリキュアに変身。カイゼリンに立ち向かいます。
まずは、バタフライがミックスパレットの力で、スカイ、ウィング、マジェスティの速さを強化。素早い動きでカイゼリンを翻弄し、スカイが一撃を入れました。
カイゼリンに隙ができたところをプリズムシャイン。しかし、光が届かず、カイゼリンのアンダーグエナジーにより、プリズムシャインがかき消されてしまいます。
その後、カイゼリンの攻撃により、ミラーパッドバリアにヒビが入りました。
しかも、そのヒビからアンダーグエナジーが入り込み、スカイランドの街中に多くのランボーグが現れました。ランボーグには、青の護衛隊が対処します。
カイゼリンの攻撃は止まりません。プリキュア全員が束になって、カイゼリンの攻撃の軌道を逸らす事はできましたが、ランボーグはますます増え続け、スカイランドの危機は変わりません。
「スカイ! マジェスティ! ここは、あなた達に任せる! 私は街に戻って、みんなを守る!」
「ウィングも一緒に! バリアを直せるのは、あなただけだから・・・。やれる?」
「はい!」
「カイゼリンは、私達が抑えます!」
「お願い!」
「プリズム! あなたのプリズムシャインで、カイゼリンを照らし出して!」
「でも、カイゼリンには効かなかったよ!」
「それでも! 闇に飲まれたカイゼリンの心を見つけ出す・・・。それができるのは優しい光だけ・・・。ましろん、あなたになら、きっとできる・・・。」
「照らしてみせる・・・。カイゼリンの優しい心を・・・。」
~ Bパート ~
青の護衛隊はランボーグを退治しつつ、街の人達に城への避難を呼びかけました。
城に移った人達は、ヨヨの作ったトンネルでソラシド市に。これで安全です。
しかし、途中でトンネルが消えてしまいました。全員を避難させられるほど、トンネルの力は強くはありませんでした。
青の護衛隊員達はランボーグを撃退していくものの、ランボーグは次々と生み出されるため、キリがありません。
その頃、ウィングは、ミラーパッドバリアの修復に取り掛かっていました。しかし、修復しても、ヒビの進行は止まらず、そこからランボーグが生み出され続けるため、修復が追いつきません。
そして、ウィングの目の前には、大量のランボーグが現れ、万事休すとなりました。
その時・・・、
「俺、KUSEEE!」
「臭っ!」
「へへへへ!」
「カバトン!?」
「見たか! ひろがるオナラガス! 1週間オナラを溜めに溜めるのがポイントなのねん!」
「ミノトン!」
「久しぶりだな。恩返しに来たぞ。」
「その拳は?」
「鍛えたら光った。」
「よく来てくれました・・・。」
「バリアが壊れただろ? おかげで、トンネルを作って駆け付ける事ができたのねん!」
「という事は、あなた達のトンネルで、街のみんなを?」
「もうやっている。」
「僕って、根はいいヤツなんだよな! そう思わない?」
「いい性格をしているな。」
「褒められた! 自己肯定感、上がるな!」
「褒めてないぞ・・・。」
「もっとも、アンダーグ帝国のトンネルも、街の全員を避難させられるほどの力はないがな・・・。」
「気休めにはなるのねん!」
「ありがとう・・・。本当にありがとう!」
「お前は自分のやるべき事に戻れ。」
「はい!」
「やるべき事をするぞ! カバトン!」
「へへっ、俺達、意外とヒーローに向いてるかも!」
〈1人で空を飛びたいって夢見てた・・・。〉
〈その夢は広がって、プリンセスのナイトに・・・。ヨヨさんみたいな賢者に・・・。〉
〈夢が広がる中で、沢山の仲間達と出会った・・・。〉
〈そして今、ボクは、こんな夢を見ている・・・。みんなと一緒に、この世界を守りたい・・・。〉
「ひろがる! バタフライプレス!」
「バタフライ!」
「集中集中!」
「すごい・・・。」
「バタフライ!」
「無茶だ! 身体が持たない!」
「余裕余裕!」
〈そんなはずない・・・。そんなはずがないのに・・・。〉
〈キュアバタフライはさ、みんなを守るプリキュアだから・・・。〉
〈ツバサ君・・・。君の夢だって・・・、守ってみせる!〉
〈あげはさん・・・。〉
〈ボク達なら・・・。〉
「みんなを守れる!」
「やるじゃん! 少年!」
「ここで少年はないんじゃないですか?」
「少年だよ! 私にとっては、これからもずっと!」
「カイゼリン! みんなを守りたい。その気持ちがアンダーグエナジーの力を上回ったんだよ!」
「そうです! これって、力がすべてじゃないって事になりませんか!?」
「良かった・・・。私みたいな弱い者でも、お父様を守れた・・・。これって、力がすべてじゃないって事に、なりませんか?」
「きらめけ! プリズムシャイン!」
「お父様・・・。」
「スカイ!」
「プリズム!」
『プリキュア! アップドラフト・シャイニング!』
「教えてくれ・・・。力がすべてではないのだとしたら、何を信じればいい・・・?」
「私達、やっとお話できますね・・・。」
「何度も教えたはず。力がすべて。それは、アンダーグエナジーの海から生まれた私達にとって、議論するまでもない事だ。」
「カイゼリン・アンダーグ。あなたは最後まで愚かな生徒だった。」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは・・・、
「今日はボク! キュアウィングです! 皆さん、ボクと一緒に踊ってみて下さい!」
次回:「キュアスカイと最強の力」
消え去ったはずのスキアヘッドに胸を貫かれたカイゼリン。
スキアヘッドは姿を変えて、スカイ達をアンダーグ帝国へと誘い込み・・・。
今回も、次回予告直後に、次回作の番宣がありました。ナレーションは前回と異なっていましたが、映像の大部分は前回と同じでしたので、今回は、語りはカットします。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
最終決戦2話目が終わりました。
今話は、多くのキャラが自分のやるべき事に全力を尽くすという熱い展開が繰り広げられ、そして、カイゼリンとの決着がつきました。しかし、ラストに衝撃の展開が・・・。今回も、かなり濃い内容だったと思います。
今話は、自分のすべき事に全力を注ぐキャラが多かったのが印象的でしたが、まずは、プリキュア側から語っていきましょう。
まず、1人目はウィング。ミラーパッドバリアの性質を唯一知る者として、カイゼリンの攻撃により生じたヒビの修復に務めました。
しかし、修復が追いつかず、大量のランボーグに囲まれてしまいます。ですが、バタフライをはじめとした仲間達によって、バリアの修復に集中でき、そして、バリアの完全修復に成功しました。
ウィングがバリア修復中に、空を飛びたいと1人で夢見ていた事が、様々な出会いを通じて広がっていき、皆と一緒に世界を守りたいと夢見るようになっていたと感じていましたが、バリアの修復もそんな感じだったでしょう。ツバサにしかできない事が、予想以上の困難を極めましたが、これまでに出会った者達のフォローのおかげで全力を注ぐ事ができ、不可能だと思えた事を可能にしたのですしね。
やはり、周りの協力で、物事に集中できたり、物事を可能にしたりするのって良いですよね。
2人目は、あげは。ありったけのアンダーグエナジーを取り込んで怪物化したカイゼリンに戸惑ったソラ達を、カイゼリンからアンダーグエナジーを切り離そうと鼓舞しました。
自らが真っ先に立ち上がって、いつも通り頑張ろうと、周りを元気付けたあたり、さすが、年長といったところですね。本当に頼もしい!
プリキュアになってからも、頼もしいところを見せてくれました。ウィングと自分は街の防衛、プリズムはカイゼリンを取り込んだアンダーグエナジーをプリズムシャインで浄化、スカイとマジェスティはプリズムシャインの力を大きくするための時間稼ぎ、と各々の適性を理解した上での指示出しが光っていました。
特に、プリズムに対する指示出しが、かなり見所がありました。プリズムシャインをもう一度放つよう言われましたが、さっき通用しなかったから次も通用しないんじゃないかと弱気になるのは、物語序盤では自己肯定力が低かったましろからすれば、不思議ではないと思いますし、この大一番でアンダーグ帝国の支配者を浄化させるというのは、すごく荷が重く感じる事でしょう。
だけど、バタフライは、カイゼリンの心を照らし出せるのは優しい光だけだと、プリズムを自信付けさせました。これができるのは、長くましろと親しんで、ましろの優しさを重々知っているあげはだからこそ、ですね。「プリズム」ではなく「ましろん」と呼んでいたのも、良かったところだと思います。
街を守りに行ってからも、自分の力を振り絞って、大きなバリアを作り出す事に成功し、ウィングの力と合わせてバリアを完全修復できました。
その後、ウィングの力を見直すのですが、呼び方は「少年」なんですよね。「ツバサ君」と呼んでもいいのに、あえて呼ばないという。
まあ、このあたりが、あげはらしいところであり、ツバサを認めてるって事なんでしょうかね。あげはにとって、普通の年下の男の子は「~君」って呼んで、そこそこに認めている子相手だと「~君」って呼ぶのが照れくさいから、あえて「少年」呼びでごまかしているのかもしれませんね。
前々から、あげはには「ツバサ君」と呼ぶ事を普通にしてほしいと思っていましたが、あえて「少年」呼びするこの距離感が適切だったんだろうな、と感じました。「少年」呼びされる事は誇りにしていいと思うぞ? なぎツバ君。(いや、さすがに、お前は「ツバサ君」って呼べよ(笑))
プリキュア側最後はプリズム。この大一番でアンダーグ帝国の親玉を浄化とか、すごい大役を担いました。300年前のスカイランドから戻ってきた直後に、「夜と朝の間、美しい瞬間に!」と叫んでいた事を思えば、優しさが魅力のましろが、元は優しかったカイゼリンを救いにいくのは、運命付けられたように思いますね。
プリズムシャインは、1回目は失敗に終わったものの、2回目は仲間が時間を稼いでくれたおかげで成功しました。このあたりは、ましろらしくて良かったと思いますね。「ゆっくりと、少しずつ」が、この子の象徴ですし。様々な出来事を通じて少しずつ培った自信と成長がここまで導いたとなると、なんか、すごく感慨深く感じますね。
全力を注ぐ事に感動したキャラは、プリキュアだけではありません! 最終決戦前にプリキュアとの戦いを経て改心した元アンダーグ帝国の幹部3人がプリキュアの助太刀に登場し、コイツらも感動させてくれました!
カバトンがソラとの一騎打ちに敗れ、潔くソラの強さを認めてから約9か月、この時をすごく心待ちにしてたぜ・・・。
まずは、カバトンが、溜めに溜めたオナラで、ランボーグを何体か撃退。
倒したのはいいんですけど、オナラで「スミキッター」は、ねーだろ。どう考えても、あまりの臭さに無念一杯で、澄みきれないと思います。(笑)
すぐに、ミノトンも再登場。拳にはキラキラエナジーがこもっていて、パンチ一発でランボーグを撃退しました。
拳が光った理由は「鍛えたら光った」。そんな単純でいいんすか・・・。まあ、脳筋に、ごちゃごちゃした理由を求めたら負けですね、ハイ。(笑)
バッタモンダーは、ランボーグと戦わなかったものの、スカイランドとソラシド市を結ぶトンネルを作って、スカイランド国民達をソラシド市に避難させました。戦う力は弱くても、ヤツなりにやれる事はやったと思いますね。
これで、「僕って、根はいいヤツなんだよな!」なんて言わなければ完璧だったんですけどねえ(笑)。お前は、ちったあ謙虚になれ。まあ、でも、ヤツが前向きになれてるのなら良しとしましょう。
多くのキャラが全力を尽くした結果、カイゼリンからアンダーグエナジーが浄化され、カイゼリンは元に戻りました。
色んなものを失って、酷く傷付き、その痛みを300年も抱え、私達人間には到底理解できないほどの辛い思いをし続けてきたけど、でも、これで救われたんだ・・・。終わったんだ・・・。その思いでいっぱいでした。
あんなに純粋で健気で優し過ぎる子があれ以上苦しむのは、もうたくさんだ・・・。これからは笑顔でい続けてほしい・・・。カイゼリンの幸せは、これからだ!
そんな未来を信じてた! 信じて疑わなかったよ・・・。
だけど、次の瞬間・・・。
そう、スキアヘッドですよ。ヤツが、カイゼリンの背後から槍を刺してきました。
前話を見終えた時は、なんかあっけなく散ったな、と思いましたが、なるほど、そうきましたか・・・。この展開は、まったく予想してなかったですね。
なあ、スキアヘッド? お前、あんなに純粋で健気で優し過ぎる子に容赦なく致命傷を負わせるとか、ホント、血も涙もないクソ野郎だよなぁ?
お前、カイゼリンを愛してたんじゃないのかよ? カイゼリンを守るためなら、自分の命は惜しくないと思ってたんじゃないのかよ? それはウソだったって事なのか?
それに、カイゼリンは、復讐に駆られて変貌しても、お前の事を想ってたんだぞ? なのに、その想いを無慈悲に踏みにじるとか、貴様というヤツは、どこまで狂ってんだよ・・・。
とまあ、スキアヘッドに対する怒りはあるものの、「今話のスキアヘッドと、前話で消滅したスキアヘッドは、別人なのでは?」とか「エルレインの誕生日の時に、スキアヘッドが何か仕掛けたのかも?」と、疑う気持ちの方が強かったですね。
カイゼリンを愛する気持ちや、守りたい思いがウソだったとなれば、前話の散り様も幻だったという事になりますが、ヤツが消滅する時の目に光がこもっていたように見えたとなると、あれが幻だったとは思えないんですよね。
たぶん、あれは本物のスキアヘッドであり、今話ラストで現れたスキアヘッドは偽物な気がします。本当の黒幕がスキアヘッドの姿になって、カイゼリンに致命傷を負わせ、愛する人に裏切られた絶望を味わわせる事が狙いだったでしょう。
バッタモンダーは、「紋田」として人の姿に化けたり、アンダーグエナジーで幻を作っていた事がありますが、黒幕も同じような事ができるんじゃないかと思いますね。しかも、黒幕は自由に姿を変えられそうな気がします。
そんな能力を持っているとすれば、エルレインの誕生日の席に干渉する事も容易いでしょう。
あの時起こった事について、エルレインもカイゼリンもウソを言っていたとは考えられないですが、しかし、言い分は異なっています。ですが、もし、あの場にいた誰かが、黒幕の作った幻であれば、どちらも言っていた事に辻褄が合うでしょう。
あの場でエルレインが見たカイゼリンとカイザーは、本物ではなく幻だったんじゃないかと思いますね。あそこで3人全員が笑顔を浮かべており、スカイランドとアンダーグ帝国の親交は上手くいっているように見えますが、あれは、アンダーグ帝国に危機が陥っている事を気付かせないための偽の笑顔だったでしょう。
一方、カイゼリンとカイザーは、黒幕が作った偽りのスカイランドに来てたと思いますね。そして、黒幕が生み出した偽のエルレインに会い、カイザーは偽のキュアノーブルに殺害され、エルレインに裏切られたとカイゼリンに思わせたのでしょう。あの場に駆け付けた大量の兵士も、黒幕の作った幻だったでしょうね。
カイザーを殺害したのは、カイザーに対して相当な恨みがあったからでしょう。あの時が、カイザーを殺すにふさわしい頃合いだと考え、自分の手は汚さず、幻に殺害させたと思いますね。そして、カイゼリンを、スカイランドを滅ぼさせる駒に仕立てたのでしょうね。
エルレイン人形も、エルレインが受け取った方、カイゼリンが渡した方のどちらかは偽物という事になりますが、エルレインが受け取ったものが本物で、カイゼリンが渡した方が偽物でしょう。アンダーグ帝国の危機をエルレインに気付かせないのであれば、エルレインに本物を受け取ってもらうのが都合が良いでしょうからね。カイゼリンが渡した方は、カイゼリンが実際の人形を持っていく前に、黒幕がすり替えたのでしょう。
・・・とまあ、ここまで長々と推測事を語りましたが、全然違ってるかもしれないんですよね。今話ラストで現れたスキアヘッドが本物かもしれず、スキアヘッドがカイゼリンの記憶を操作して、エルレインが裏切ったものと思わせたのかもしれません。
真相は次回で明かされるでしょう。その時が楽しみです。
さて、次回は、最終決戦3話目。ここ何年かの「プリキュア」作品の傾向を考えると、次回で最終決戦は終わりでしょう。果たして、どんな決着となるのか?
また、次回のタイトルを見た感じだと、ソラに大きな見せ場がありそう? 楽しみにしたいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ひろがるスカイ!プリキュア」第48話「守れヒーロー! みんなの街!」の感想です。
~ Aパート ~
前話の続きです。
ソラ達の前に現れたカイゼリン・アンダーグは、300年前にキュアノーブルが、カイゼリンの父、カイザー・アンダーグを手にかけたと言いましたが、ソラ達は信じていません。しかし、カイゼリンの目はウソを言っていないように見えます。
「それは、スカイランドの民の噂話から始まった・・・。」
「聞いた話なんだけどさ、カイザー・アンダーグは、何百年も生き続けるらしいよ・・・。」
「え? じゃあ、もしもの話だけど・・・、」
「エルレイン様がいなくなった後、カイザーが裏切ったら、どうなるんだろう?」
「その時こそ世界の終わりだ・・・。」
「お誕生日、おめでとうございます。これ、自分で作りました。」
「これは一体、どういう事だ!?」
「ごめんなさい・・・。」
「これがスカイランドにとって、正しい事なのです・・・。」
「エルレイン! やめて!」
「図ったな!」
「キュアノーブルは、私の命も奪おうとした・・・。だが、スキアヘッドが私を助け、帝国に連れ帰ってくれたのだ・・・。」
「そして、私は復讐を誓った・・・。手始めとして、我らの前に現れたお前を・・・。キュアノーブルが送り出したお前を、この私自らの手で始末すると!」
「私は、この温かいプレゼントを信じる! キュアノーブルがそんな事する訳ないよ!」
「お、落ち着いて下さい・・・。」
「傷を何とかしないと・・・。」
「傷が痛むのではない・・・。心が血を流しているのだ・・・。」
「私には、もう何もない・・・。信じるものも・・・。お父様も、愛する人も・・・。この痛みを癒すものは、もはや・・・。」
「海よ!」
「アンダーグエナジーの海よ! お前に私のすべてを捧げる!」
「なんて事を!」
「スカイランドを・・・、貴様達プリキュアを消し去る事ができるなら、この身がなくなろうと構わぬ!」
「カイゼリン・・・。」
「カイゼリン・アンダーグは、もういない・・・。力! それが我が名なり!」
「みんな、しっかり! アンダーグエナジーとカイゼリンを切り離すよ!」
「プリズムシャイン!」
「うん! 私達、どんなピンチだって、乗り越えてきたじゃん!」
「やろうよ!」
「うん!」
「やりましょう!」
という事で、ソラ達5人はプリキュアに変身。カイゼリンに立ち向かいます。
まずは、バタフライがミックスパレットの力で、スカイ、ウィング、マジェスティの速さを強化。素早い動きでカイゼリンを翻弄し、スカイが一撃を入れました。
カイゼリンに隙ができたところをプリズムシャイン。しかし、光が届かず、カイゼリンのアンダーグエナジーにより、プリズムシャインがかき消されてしまいます。
その後、カイゼリンの攻撃により、ミラーパッドバリアにヒビが入りました。
しかも、そのヒビからアンダーグエナジーが入り込み、スカイランドの街中に多くのランボーグが現れました。ランボーグには、青の護衛隊が対処します。
カイゼリンの攻撃は止まりません。プリキュア全員が束になって、カイゼリンの攻撃の軌道を逸らす事はできましたが、ランボーグはますます増え続け、スカイランドの危機は変わりません。
「スカイ! マジェスティ! ここは、あなた達に任せる! 私は街に戻って、みんなを守る!」
「ウィングも一緒に! バリアを直せるのは、あなただけだから・・・。やれる?」
「はい!」
「カイゼリンは、私達が抑えます!」
「お願い!」
「プリズム! あなたのプリズムシャインで、カイゼリンを照らし出して!」
「でも、カイゼリンには効かなかったよ!」
「それでも! 闇に飲まれたカイゼリンの心を見つけ出す・・・。それができるのは優しい光だけ・・・。ましろん、あなたになら、きっとできる・・・。」
「照らしてみせる・・・。カイゼリンの優しい心を・・・。」
~ Bパート ~
青の護衛隊はランボーグを退治しつつ、街の人達に城への避難を呼びかけました。
城に移った人達は、ヨヨの作ったトンネルでソラシド市に。これで安全です。
しかし、途中でトンネルが消えてしまいました。全員を避難させられるほど、トンネルの力は強くはありませんでした。
青の護衛隊員達はランボーグを撃退していくものの、ランボーグは次々と生み出されるため、キリがありません。
その頃、ウィングは、ミラーパッドバリアの修復に取り掛かっていました。しかし、修復しても、ヒビの進行は止まらず、そこからランボーグが生み出され続けるため、修復が追いつきません。
そして、ウィングの目の前には、大量のランボーグが現れ、万事休すとなりました。
その時・・・、
「俺、KUSEEE!」
「臭っ!」
「へへへへ!」
「カバトン!?」
「見たか! ひろがるオナラガス! 1週間オナラを溜めに溜めるのがポイントなのねん!」
「ミノトン!」
「久しぶりだな。恩返しに来たぞ。」
「その拳は?」
「鍛えたら光った。」
「よく来てくれました・・・。」
「バリアが壊れただろ? おかげで、トンネルを作って駆け付ける事ができたのねん!」
「という事は、あなた達のトンネルで、街のみんなを?」
「もうやっている。」
「僕って、根はいいヤツなんだよな! そう思わない?」
「いい性格をしているな。」
「褒められた! 自己肯定感、上がるな!」
「褒めてないぞ・・・。」
「もっとも、アンダーグ帝国のトンネルも、街の全員を避難させられるほどの力はないがな・・・。」
「気休めにはなるのねん!」
「ありがとう・・・。本当にありがとう!」
「お前は自分のやるべき事に戻れ。」
「はい!」
「やるべき事をするぞ! カバトン!」
「へへっ、俺達、意外とヒーローに向いてるかも!」
〈1人で空を飛びたいって夢見てた・・・。〉
〈その夢は広がって、プリンセスのナイトに・・・。ヨヨさんみたいな賢者に・・・。〉
〈夢が広がる中で、沢山の仲間達と出会った・・・。〉
〈そして今、ボクは、こんな夢を見ている・・・。みんなと一緒に、この世界を守りたい・・・。〉
「ひろがる! バタフライプレス!」
「バタフライ!」
「集中集中!」
「すごい・・・。」
「バタフライ!」
「無茶だ! 身体が持たない!」
「余裕余裕!」
〈そんなはずない・・・。そんなはずがないのに・・・。〉
〈キュアバタフライはさ、みんなを守るプリキュアだから・・・。〉
〈ツバサ君・・・。君の夢だって・・・、守ってみせる!〉
〈あげはさん・・・。〉
〈ボク達なら・・・。〉
「みんなを守れる!」
「やるじゃん! 少年!」
「ここで少年はないんじゃないですか?」
「少年だよ! 私にとっては、これからもずっと!」
「カイゼリン! みんなを守りたい。その気持ちがアンダーグエナジーの力を上回ったんだよ!」
「そうです! これって、力がすべてじゃないって事になりませんか!?」
「良かった・・・。私みたいな弱い者でも、お父様を守れた・・・。これって、力がすべてじゃないって事に、なりませんか?」
「きらめけ! プリズムシャイン!」
「お父様・・・。」
「スカイ!」
「プリズム!」
『プリキュア! アップドラフト・シャイニング!』
「教えてくれ・・・。力がすべてではないのだとしたら、何を信じればいい・・・?」
「私達、やっとお話できますね・・・。」
「何度も教えたはず。力がすべて。それは、アンダーグエナジーの海から生まれた私達にとって、議論するまでもない事だ。」
「カイゼリン・アンダーグ。あなたは最後まで愚かな生徒だった。」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは・・・、
「今日はボク! キュアウィングです! 皆さん、ボクと一緒に踊ってみて下さい!」
次回:「キュアスカイと最強の力」
消え去ったはずのスキアヘッドに胸を貫かれたカイゼリン。
スキアヘッドは姿を変えて、スカイ達をアンダーグ帝国へと誘い込み・・・。
今回も、次回予告直後に、次回作の番宣がありました。ナレーションは前回と異なっていましたが、映像の大部分は前回と同じでしたので、今回は、語りはカットします。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
最終決戦2話目が終わりました。
今話は、多くのキャラが自分のやるべき事に全力を尽くすという熱い展開が繰り広げられ、そして、カイゼリンとの決着がつきました。しかし、ラストに衝撃の展開が・・・。今回も、かなり濃い内容だったと思います。
今話は、自分のすべき事に全力を注ぐキャラが多かったのが印象的でしたが、まずは、プリキュア側から語っていきましょう。
まず、1人目はウィング。ミラーパッドバリアの性質を唯一知る者として、カイゼリンの攻撃により生じたヒビの修復に務めました。
しかし、修復が追いつかず、大量のランボーグに囲まれてしまいます。ですが、バタフライをはじめとした仲間達によって、バリアの修復に集中でき、そして、バリアの完全修復に成功しました。
ウィングがバリア修復中に、空を飛びたいと1人で夢見ていた事が、様々な出会いを通じて広がっていき、皆と一緒に世界を守りたいと夢見るようになっていたと感じていましたが、バリアの修復もそんな感じだったでしょう。ツバサにしかできない事が、予想以上の困難を極めましたが、これまでに出会った者達のフォローのおかげで全力を注ぐ事ができ、不可能だと思えた事を可能にしたのですしね。
やはり、周りの協力で、物事に集中できたり、物事を可能にしたりするのって良いですよね。
2人目は、あげは。ありったけのアンダーグエナジーを取り込んで怪物化したカイゼリンに戸惑ったソラ達を、カイゼリンからアンダーグエナジーを切り離そうと鼓舞しました。
自らが真っ先に立ち上がって、いつも通り頑張ろうと、周りを元気付けたあたり、さすが、年長といったところですね。本当に頼もしい!
プリキュアになってからも、頼もしいところを見せてくれました。ウィングと自分は街の防衛、プリズムはカイゼリンを取り込んだアンダーグエナジーをプリズムシャインで浄化、スカイとマジェスティはプリズムシャインの力を大きくするための時間稼ぎ、と各々の適性を理解した上での指示出しが光っていました。
特に、プリズムに対する指示出しが、かなり見所がありました。プリズムシャインをもう一度放つよう言われましたが、さっき通用しなかったから次も通用しないんじゃないかと弱気になるのは、物語序盤では自己肯定力が低かったましろからすれば、不思議ではないと思いますし、この大一番でアンダーグ帝国の支配者を浄化させるというのは、すごく荷が重く感じる事でしょう。
だけど、バタフライは、カイゼリンの心を照らし出せるのは優しい光だけだと、プリズムを自信付けさせました。これができるのは、長くましろと親しんで、ましろの優しさを重々知っているあげはだからこそ、ですね。「プリズム」ではなく「ましろん」と呼んでいたのも、良かったところだと思います。
街を守りに行ってからも、自分の力を振り絞って、大きなバリアを作り出す事に成功し、ウィングの力と合わせてバリアを完全修復できました。
その後、ウィングの力を見直すのですが、呼び方は「少年」なんですよね。「ツバサ君」と呼んでもいいのに、あえて呼ばないという。
まあ、このあたりが、あげはらしいところであり、ツバサを認めてるって事なんでしょうかね。あげはにとって、普通の年下の男の子は「~君」って呼んで、そこそこに認めている子相手だと「~君」って呼ぶのが照れくさいから、あえて「少年」呼びでごまかしているのかもしれませんね。
前々から、あげはには「ツバサ君」と呼ぶ事を普通にしてほしいと思っていましたが、あえて「少年」呼びするこの距離感が適切だったんだろうな、と感じました。「少年」呼びされる事は誇りにしていいと思うぞ? なぎツバ君。(いや、さすがに、お前は「ツバサ君」って呼べよ(笑))
プリキュア側最後はプリズム。この大一番でアンダーグ帝国の親玉を浄化とか、すごい大役を担いました。300年前のスカイランドから戻ってきた直後に、「夜と朝の間、美しい瞬間に!」と叫んでいた事を思えば、優しさが魅力のましろが、元は優しかったカイゼリンを救いにいくのは、運命付けられたように思いますね。
プリズムシャインは、1回目は失敗に終わったものの、2回目は仲間が時間を稼いでくれたおかげで成功しました。このあたりは、ましろらしくて良かったと思いますね。「ゆっくりと、少しずつ」が、この子の象徴ですし。様々な出来事を通じて少しずつ培った自信と成長がここまで導いたとなると、なんか、すごく感慨深く感じますね。
全力を注ぐ事に感動したキャラは、プリキュアだけではありません! 最終決戦前にプリキュアとの戦いを経て改心した元アンダーグ帝国の幹部3人がプリキュアの助太刀に登場し、コイツらも感動させてくれました!
カバトンがソラとの一騎打ちに敗れ、潔くソラの強さを認めてから約9か月、この時をすごく心待ちにしてたぜ・・・。
まずは、カバトンが、溜めに溜めたオナラで、ランボーグを何体か撃退。
倒したのはいいんですけど、オナラで「スミキッター」は、ねーだろ。どう考えても、あまりの臭さに無念一杯で、澄みきれないと思います。(笑)
すぐに、ミノトンも再登場。拳にはキラキラエナジーがこもっていて、パンチ一発でランボーグを撃退しました。
拳が光った理由は「鍛えたら光った」。そんな単純でいいんすか・・・。まあ、脳筋に、ごちゃごちゃした理由を求めたら負けですね、ハイ。(笑)
バッタモンダーは、ランボーグと戦わなかったものの、スカイランドとソラシド市を結ぶトンネルを作って、スカイランド国民達をソラシド市に避難させました。戦う力は弱くても、ヤツなりにやれる事はやったと思いますね。
これで、「僕って、根はいいヤツなんだよな!」なんて言わなければ完璧だったんですけどねえ(笑)。お前は、ちったあ謙虚になれ。まあ、でも、ヤツが前向きになれてるのなら良しとしましょう。
多くのキャラが全力を尽くした結果、カイゼリンからアンダーグエナジーが浄化され、カイゼリンは元に戻りました。
色んなものを失って、酷く傷付き、その痛みを300年も抱え、私達人間には到底理解できないほどの辛い思いをし続けてきたけど、でも、これで救われたんだ・・・。終わったんだ・・・。その思いでいっぱいでした。
あんなに純粋で健気で優し過ぎる子があれ以上苦しむのは、もうたくさんだ・・・。これからは笑顔でい続けてほしい・・・。カイゼリンの幸せは、これからだ!
そんな未来を信じてた! 信じて疑わなかったよ・・・。
だけど、次の瞬間・・・。
そう、スキアヘッドですよ。ヤツが、カイゼリンの背後から槍を刺してきました。
前話を見終えた時は、なんかあっけなく散ったな、と思いましたが、なるほど、そうきましたか・・・。この展開は、まったく予想してなかったですね。
なあ、スキアヘッド? お前、あんなに純粋で健気で優し過ぎる子に容赦なく致命傷を負わせるとか、ホント、血も涙もないクソ野郎だよなぁ?
お前、カイゼリンを愛してたんじゃないのかよ? カイゼリンを守るためなら、自分の命は惜しくないと思ってたんじゃないのかよ? それはウソだったって事なのか?
それに、カイゼリンは、復讐に駆られて変貌しても、お前の事を想ってたんだぞ? なのに、その想いを無慈悲に踏みにじるとか、貴様というヤツは、どこまで狂ってんだよ・・・。
とまあ、スキアヘッドに対する怒りはあるものの、「今話のスキアヘッドと、前話で消滅したスキアヘッドは、別人なのでは?」とか「エルレインの誕生日の時に、スキアヘッドが何か仕掛けたのかも?」と、疑う気持ちの方が強かったですね。
カイゼリンを愛する気持ちや、守りたい思いがウソだったとなれば、前話の散り様も幻だったという事になりますが、ヤツが消滅する時の目に光がこもっていたように見えたとなると、あれが幻だったとは思えないんですよね。
たぶん、あれは本物のスキアヘッドであり、今話ラストで現れたスキアヘッドは偽物な気がします。本当の黒幕がスキアヘッドの姿になって、カイゼリンに致命傷を負わせ、愛する人に裏切られた絶望を味わわせる事が狙いだったでしょう。
バッタモンダーは、「紋田」として人の姿に化けたり、アンダーグエナジーで幻を作っていた事がありますが、黒幕も同じような事ができるんじゃないかと思いますね。しかも、黒幕は自由に姿を変えられそうな気がします。
そんな能力を持っているとすれば、エルレインの誕生日の席に干渉する事も容易いでしょう。
あの時起こった事について、エルレインもカイゼリンもウソを言っていたとは考えられないですが、しかし、言い分は異なっています。ですが、もし、あの場にいた誰かが、黒幕の作った幻であれば、どちらも言っていた事に辻褄が合うでしょう。
あの場でエルレインが見たカイゼリンとカイザーは、本物ではなく幻だったんじゃないかと思いますね。あそこで3人全員が笑顔を浮かべており、スカイランドとアンダーグ帝国の親交は上手くいっているように見えますが、あれは、アンダーグ帝国に危機が陥っている事を気付かせないための偽の笑顔だったでしょう。
一方、カイゼリンとカイザーは、黒幕が作った偽りのスカイランドに来てたと思いますね。そして、黒幕が生み出した偽のエルレインに会い、カイザーは偽のキュアノーブルに殺害され、エルレインに裏切られたとカイゼリンに思わせたのでしょう。あの場に駆け付けた大量の兵士も、黒幕の作った幻だったでしょうね。
カイザーを殺害したのは、カイザーに対して相当な恨みがあったからでしょう。あの時が、カイザーを殺すにふさわしい頃合いだと考え、自分の手は汚さず、幻に殺害させたと思いますね。そして、カイゼリンを、スカイランドを滅ぼさせる駒に仕立てたのでしょうね。
エルレイン人形も、エルレインが受け取った方、カイゼリンが渡した方のどちらかは偽物という事になりますが、エルレインが受け取ったものが本物で、カイゼリンが渡した方が偽物でしょう。アンダーグ帝国の危機をエルレインに気付かせないのであれば、エルレインに本物を受け取ってもらうのが都合が良いでしょうからね。カイゼリンが渡した方は、カイゼリンが実際の人形を持っていく前に、黒幕がすり替えたのでしょう。
・・・とまあ、ここまで長々と推測事を語りましたが、全然違ってるかもしれないんですよね。今話ラストで現れたスキアヘッドが本物かもしれず、スキアヘッドがカイゼリンの記憶を操作して、エルレインが裏切ったものと思わせたのかもしれません。
真相は次回で明かされるでしょう。その時が楽しみです。
さて、次回は、最終決戦3話目。ここ何年かの「プリキュア」作品の傾向を考えると、次回で最終決戦は終わりでしょう。果たして、どんな決着となるのか?
また、次回のタイトルを見た感じだと、ソラに大きな見せ場がありそう? 楽しみにしたいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。