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ラブライブ!サンシャイン!! 2期第3話感想

2020年01月18日 | ラブライブ!サンシャイン!!
 今話の名セリフ:「だから! 起こせるよ、奇跡! 私達にも!」(高海千歌)

 「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第3話「」の感想です。


 前話の続きです。
 鞠莉は携帯越しに、学校説明会が1週間延期になる知らせを受けました。雨の影響で道路の復旧に時間がかかるため、1週間後にした方がいいとの事です。
 千歌は、その分もっと良いパフォーマンスにできるよう練習すればいいと前向きですが、事はそう簡単ではありません。
 ラブライブが行われるのは、学校説明会の次の日曜日。その説明会が1週延びたとなれば、ラブライブと学校説明会が同日に行われる事になります。

 ラブライブの予備予選会場から説明会会場までは、かなりの距離があり、交通機関も整っておりません。
「空でも飛ばなきゃ無理ずらね・・・。」
   
「フッフッフ・・・。ならば、この堕天使の翼で!」
   
「おー、その手があった!」
「堕天使ヨハネの翼で、大空から会場入りずら!」
   
「ウソよ、ウソ! 常識で考えなさい!」
「そうずら?」
「ふーん?」
    
「アンタ達、わざとやってるでしょ!」
   
 たぶん、わざとだろうな。ま、存在そのものがネタだし、しょうがないね!(笑)

「そうだよ! 空だよ!」
「ええ・・・。」
   
「じゃあ、みんな。次の会場が待っているので。」
「久しぶりデスネ!」
    
    
「ヘリで移動!?」
「未来ずら!」
「カッコいい・・・。」
「スーパースターですわ・・・。」
「何で千歌ちゃんがパイロットに・・・?」
   
 ツッコミが曜しかいねぇ・・・。しかも、ダイヤは、ツッコむ側かと思いきや、まさかの憧れサイドに。大丈夫かな、このチーム。(笑)

「という訳で、鞠莉ちゃん!」
「おー! さすが千歌っち! その手がありました! すぐヘリを手配して・・・。」
   
「・・・と言えると思う?」
「駄目なの?」
   
「オフコース! パパには自力で入学希望者を100人集めると言ったのよ! 今更力貸してなんて言えまセーン!」
   

 空が駄目なら海はどうか? 船を使うという手がありますが、果南の家は、日曜も仕事があるため、使えません。
「じゃあ、曜ちゃんは?」
「私?」
「そう! 曜ちゃんの、お父さんの船で!」
    
   
「おーい!」
「全速前進、ヨーソロー!」
   
「見てー! 私、今、水色の風に乗ってるの!」
    
「捕まえてね、フフッ!」
   
「って、私のその恥ずかしいセリフは何!」
   
 何言ってやがんでい。普通怪獣りこっぴーも結構恥ずかしいと思うぞ?(笑)

「素敵・・・。」
「うゆ・・・。」
「未来ずら・・・。」
「でしょ!」
   
「そもそも、パパの船、そんなんじゃないし・・・。」
「これも駄目か・・・。」
   

 空も海も駄目。ですが、ダイヤは、予備予選にも説明会にも間に合わせるには1つだけ方法があると言います。
 それは、予備予選で1番目に歌う事。演技終了直後であればバスがあるそうで、それに乗れば、説明会にギリギリ間に合うらしいです。それに乗り損なうと、次にバスが来るのは3時間後となり、説明会には間に合わなくなります。

 1番で歌うと言っても、歌う順番を自由に決められる訳がなく、抽選で決める事になります。代表1人が自チームの順番を決めます。
   
 さて、誰が抽選に行くのか?
「Aqours最大のピンチは、堕天使界のレジェンドアイドル、このヨハネが、いきまーす!」
   
「ないずら。」
「ぶっぶーですわ。」
「どうしてよ!」
「だって、ジャンケン、ずっと負けてるし・・・。」
   
 即否定&全員ジト目、ワロタ。ジャンケンで負け続けてるのは、ヨハネチョキしか出さないからだろうなあ。まあ、そのアイデンティディを貫く根性は認めるよ。マネしたくはないけどさ。(笑)

「この前とか、突然何もない所でつまづいて、海落ちちゃうし。」
「マル達がいつもハッピーなのは、善子ちゃんのおかげずら!」
    
 どっちかというと、何もない所でつまづいて海に落ちるのはルビィのような気がするんだが、そのルビィからいじられるなんて、結構やべーな。(笑)

「不運じゃない! 善子言うな! 普段は運を溜めてるのよ! 見てなさい、いざという時の私の力を!」
    
 それを聞いたダイヤは、ジャンケンで自分に勝てたら、抽選の代表に認めると言いました。そして、お互い構えます。
    
   
「じゃあ・・・、いきますわよ・・・。ジャーン!」
「ケーン!」
   
    
『ポーン!』
    
   
「か、勝った・・・。」
   
「すごい、善子ちゃん!」
「善子ちゃんがパーで勝ったずら!」
   
「ってか、ヨハネ! それと、ずら丸、アンタ、今何かしたわよね?」
「知らないずら。」
   
「これは、もしかしたらもしかするかも!」
「分かりました。あなたの力、信じましょう!」
   
「さあ、引いてらっしゃい! 栄光の1番を!」
   

 そして・・・、
「堕天使ルシフェル・・・。そして、数多のリトルデーモン達よ・・・。ヨハネを含む、全魔力をここに召喚せよ・・・。」
   
「ヨハネ、堕天!」
   
    
    
「24番!」
「不死・・・。フェニックス!」
「喜んでる場合じゃないずら!」
   
 いざという時の私の力(笑)。まあ、悪魔的な意味なら、13の方が良かったかもな。(笑)

 という事で、1番は引けず。となると、予備予選、説明会のどちらに出るのか、本気で考える必要があります。
 しかし、皆、どちらも大切。どっちに出たらいいのか結論は出ません。

 その夜・・・、
「梨子ちゃんは、どっちがいいと思う?」
「そうね・・・。ラブライブに出て輝きたい、輝いてみたいってスクールアイドル始めたけど・・・。」
「それができたのは、学校があったから・・・。浦の星があったから・・・。」
「そうよね・・・。」
    
   
「あーあ・・・、何で同じ日にあるんだろ・・・。身体が2つあればな・・・。」
   
   
「やっぱり選べない?」
「そりゃあね。」
    
   
「もう1つだけ方法があるけど・・・。」
「本当!?」
    
「つまり私達は1人じゃない。9人いるって事。」
「9人?」
    

 そして、出た結論は、メンバーを2組に分ける事。5人と4人に分かれて、予備予選、説明会に出るというものです。
 しかし、それでAqoursと言えるのか? 5人で予備予選を突破できるのか? 不安は尽きません。

「本当に良かったのかな?」
「良くはない・・・。けど、最善の策をとるしかない・・・。」
   
「私達は奇跡を起こせないもの・・・。この前のラブライブの予選の時も、学校の統廃合の時も・・・。」
   
「だから、その中で一番良いと思える方法を精一杯頑張る。」
   
「それが私達じゃないかって思う・・・。」
「そうだね。」
   
   
「あ・・・。」
「みかん?」
「もうこんなに実ってるんだ・・・。」
    
「そりゃあ、内浦のみかんは美味しくて、有名だもんね。」
    
「みかん! みかんだよ!」
「千歌ちゃん?」
   
   
「みかーん!」
   

 学校説明会当日を迎えました。ラブライブ予備予選当日でもあります。
 予備予選に出るメンバーは・・・、
   
   
「大丈夫! 花丸ちゃんも言ってたよ! 練習通りにやれば問題ないずら!」
   
   
「それに、今回のルビィちゃんが作った衣装、すっごく可愛い!」
   
「お待たせいたしましたわ・・・。」
「ダイヤさん!」
   
「綺麗・・・。」
「すっごく似合ってる!」
「そ、そうですか・・・?」
    
「ルビィ、ずっとずっと思ってたんだ・・・。お姉ちゃん絶対似合うのにって・・・。」
   
   
「ルビィ・・・。」
   
「良い妹さんですね、ダイヤさん。」
「そんな・・・。」
「もちろん、自慢の妹ですわ。」
    
「さあ、行きますわよ!」
   
「次のステージに向けて!」
   
   

 そして、ステージに立つ千歌達。だが・・・、
    
   
「勘違いしないように!」
    
「やっぱり、私達は1つじゃなきゃね!」
「みんな・・・。」
    
   
「ほらほら、始めるわよ!」
「ルビィちゃん、この衣装、素敵ずら!」
    
「さあ、やるよ!」
「うん!」
    

 ミュージックスタート。曲は「MY舞☆TONIGHT」。
   
   
   
   

    
   
「さあ、行くよ!」
「ここからが勝負よ!」
「花丸ちゃん達、大丈夫?」
    
   
『え?』
「どういう事ですの?」
    
「いっくぞー!」
「みんな! 急いで!」
「も、もしかして・・・。」
「学校説明会に・・・、」
「間に合わせるつもり!?」
    
   
 この会場近く一帯は、みかん畑。
 そして、先日見た運搬機がありました。ちょうど、クラスメイトの1人が、このみかん畑を所有していて、この運搬機を使えるようになりました。
   
 これを使えば、説明会会場まで短時間で行けます。という事で、いざ出発。
   

 しかし・・・、
   
「冗談は善子さんずら・・・。」
「ヨハネ。」
   
 多くの人が乗っているせいか、あまり速度が出ません。
「もっとスピード出ないの!?」
   
    
「取れちゃった・・・。」
   
    
    

   
「時間がありませんわ・・・。」
「間に合うかな・・・?」
「あと少しなのに・・・。」
「ここまで来たのに・・・。」
「このままだと・・・。」
「駄目なのかな・・・?」
「ずら・・・。」
    
    
    
「奇跡は・・・、起こるのかな・・・?」
   
「私、思うんだ・・・。奇跡を最初から起こそうなんて人、いないと思う・・・。」
    
「ただ一生懸命、夢中になって、何かをしようとしている・・・。何とかしたい・・・。何かを変えたい・・・。それだけの事かもしれない・・・。」
   
「だから! 起こせるよ、奇跡! 私達にも!」
   
「起こるかな、奇跡?」
「起こるよ! だって! だって・・・!」
    
    
   
「虹がかかったもん!」
    

    
    
   
    
   
    
   
    
    
    
    
    
    
    
    
   

    
   
「どっちにするかなんて、選べないし、どっちも叶えたいんだよ!」
    
   
   
「だから、行くよ! 諦めず、心が、輝く方へ!」
    
   


 以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第3話でした。

 いやー、すげーわ・・・。すごいものを見せてもらったよ・・・。これが、Aqoursの本気か・・・。
 今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。ラブライブ予備予選と学校説明会が重なるという不運に見舞われたものの、両方に出て、最高のパフォーマンスを披露する、その熱意がすさまじかったと感じています。
 特に、予備予選出場後、説明会会場まで走っていたシーンが多かったのが、大きな見所だったと思いますね。予備予選のパフォーマンスでもそれなりに体力を使ったと思うのに、あそこから懸命に走って、説明会でのあの活き活きとした演技はすごいとしか言いようがないわ・・・。何としてでも学校を存続させたい意気込みが伝わりました。
 2期全体を漢字2字で表すと、「本気」「真剣」「熱血」。そんな事を2期初回の感想で述べましたが、今話はそういったのを初めて感じたために、2期全話の中で評価高めの回となりました。

 また、楽曲も結構良かったと思いますね。
 まず、ラブライブ予備予選の時の曲「MY舞☆TONIGHT」は、和テイスト。「アイドル」と聞くと、「和」の雰囲気は連想しにくいだけに、意外性を感じましたね。
 ですが、かなり聞き応えのある良い曲だと感じました。雨漏りの音をこの素晴らしい曲に繋げたと思うと、興奮しますね。

 学校説明会の曲は「君のこころは輝いてるかい?」。Aqoursの最初のシングルで、1期最後のセリフにもなっていたもの。
 昨年11月、12月のYouTubeでの無料公開期間中、「スクスタ」の広告で、しょっちゅうこの曲を聞いてましたが、やっぱ良いですね。それが、奇跡を起こそうと必死に走った直後に流れた曲となると、神曲だと感じますね。
 いやー、本当に良いタイミングで流してくれたと思います。このあたりも、今話の評価を大きく上げてますね。

 さて、次回は、1期10話を彷彿とさせるギャグ回。またしても、ダイヤの壊れっぷりが良い意味で酷く感じます。(笑)
 次回はギャグ感想が多めになりそうですので、ツッコミの準備体操をしっかりしておきますかね。(笑)



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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