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ラブライブ!サンシャイン!! 第13話(最終話)感想

2019年11月10日 | ラブライブ!サンシャイン!!
 今話の名セリフ:「ラブライブがどうでもいいって訳じゃないけど、ここで素敵なが場所だってきちんと伝えたい! そして、0を1にしたい!」(高海千歌)

 「ラブライブ!サンシャイン!!」第13話(最終話)「サンシャイン!!」の感想です。


 真夏の炎天下の中、今日もAqoursのメンバーは、ラブライブ地区予選に向けて練習しており、休憩に入りました。
   
   
「私、夏好きだな・・・。なんか熱くなれる・・・。」
「私も!」
   
 千歌は、そろそろ練習再開しようと意気込みますが、これからさらに暑くなる時間。オーバーワークで倒れやすくなるため、無理は禁物です。
「でもその前に、みんな100円出して!」
「やってきたのですね・・・。本日のアルティメットラグナロク・・・。クックッ・・・。クッ・・・。未来と時が・・・、見える!」
    
「じゃあ、いくよ!」
「じゃーんけーん・・・。」
   
   
「何でいつも負けるのかしら・・・。」
「1,158円です。」
「誰よ! 高いアイス頼んだの!」
    
 そりゃあ、そのヨハネチョキしか出さないなら、負けて当たり前だわ。高いアイスを頼んだのは、たぶん鞠莉じゃね? つーか、皆さん、上手く堕天スルーしてるなあ。(笑)

 千歌達は図書室で休んでいました。
 それはそうと、学校説明会の参加希望者数はどうなっているのか? 今のところ・・・、
   
 相変わらず、参加希望者はいません。
「そんなにこの学校魅力ないかな・・・。少しくらい来てくれてもいいのに・・・。」
    
 その直後、千歌のクラスメイト達が、借りた本を返しに図書室に入ってきました。
「もしかして、今日も練習?」
「もうすぐ地区予選だし。」
「この暑さだよ?」
   
「そうだけど、毎日だから慣れちゃった!」
   
「毎日!?」
「夏休み・・・、」
「毎日練習してたの?」
「うん!」
   
   
「そろそろ始めるよ!」
「あ、うん! じゃあね。」
    
「頑張ってね・・・。」
   
「練習、毎日やってたんだ・・・。」
「千歌達って、学校存続させるためにやってるんだよね・・・。」
「うん・・・。でも、すごくキラキラしてて眩しいね!」
    

 練習が終わった時には、辺りは夕方になっていました。千歌は空を見上げると・・・、
   
 直後、さっきのクラスメイト3人が声をかけてきました。一度は帰ったようですが、千歌達の事が気になって、また学校に来ました。
「千歌達さ、夏休み中ずっとラブライブに向けて練習してたんでしょ?」
「そんなにスクールアイドルって面白いのかなって・・・。」
「私達も、一緒にスクールアイドルになれたりするのかな・・・? 学校を救うために。」
「実は他にも、もっと自分達にも何かできるんじゃないかって考えてる子、結構いるみたいで・・・。」
   
「そうなのですか?」
「はい。」
「統廃合の話、あったでしょ? みんな最初は仕方ないって思ってたみたいなんだけど・・・、」
「やっぱり、みんな、この学校大好きなんだよね!」
    
「だから、学校を救ったり、キラキラしたり、輝きたいのは、千歌達だけじゃない・・・。私達も一緒に、何かできる事あるんじゃないかって・・・。」
    
「千歌ちゃん?」
「どうかな?」
   
「やろう! みんな一緒に!」
「本当!?」
「うん!」
「やった! なんかワクワクしてくるね!」
「楽しみだな! ラブライブ!」
   

 その夜・・・、
「歌?」
「うん! ダンスは無理かもだけど、一緒にステージで歌うとかなら間に合うんじゃないかなって。」
   
「できるの?」
「うん。みんなが歌って、上手くいって、それで有名になって、沢山入学希望者が来れば、学校も存続できるし。」
    
   
「千歌ちゃん、でもね・・・。」
「それと・・・、今は0を1にしたい・・・。」
    
   
「今日、むっちゃん達と話してて思ったの。何で入学希望者が0なんだろうって・・・。」
   
「だって、ここにいる人は、みんなここが大好きなんだよ? 街も学校も人も、大好きなんだよ? それって、ここが素敵な場所って事でしょ?」
    
    
「なのに0っていう事は、それが伝わってないって事だよね・・・。」
   
「ラブライブがどうでもいいって訳じゃないけど、ここが素敵な場所だってきちんと伝えたい! そして、0を1にしたい!」
   
「ち、千歌ちゃん・・・。後ろ・・・。」
    
「おば・・・、お、お、お化け・・・。」
   
「ん・・・。わ! お母さん!」
「お母さん!? そ、その人が!?」
   
   
「そうです。私が高海千歌の母です。あなたが梨子ちゃんね。」
   
「え・・・。いや・・・。はじめまして、こんばんは。」
「はじめまして、こんばんは。美人だね。」
   
「え・・・。いや・・・、それほどでも、あるかな・・・。」
   
 いや、そこは謙遜しとこうよ。「そんな事ないですよ」とか言ってさ。やっぱり、この子、美人は美人でも、残念な美人だわ。(笑)

 千歌の母は普段、東京にいますが、千歌がスクールアイドルをやっているから見てほしいと、一番上の姉・志満から連絡があったようです。
 千歌は、梨子と大事な話をしている最中だと、母を追い払います。
「あ、1個だけいい?」
「何?」
   
「今度は・・・、やめない?」
「うん。やめないよ。」
   
   
「いいお母さんね。」
「え、そうかな・・・。」
    
「とにかく! ラブライブ目指して!」
「うん!」
    

 地区予選の日を迎えました。会場の近くには、学校の生徒達がライブに参加しに集まっていました。
   
    
 千歌は、ここにいる全員がステージで歌ったら学校の魅力が伝わると期待を膨らませますが、梨子が謝ります。
 というのは、歌えるのは事前にエントリーしたメンバーに限るため。それ以外の人達はステージに近付くのも禁止のようです。
 クラスメイト達は、いきなり参加したいと言い出した自分達も悪いと、特に気にしておらず、客席から精一杯応援すると言いました。

 少しして、控室にて・・・、
「実はまだ、信じられないんだ・・・。」
「オラもずら。」
    
「今、こうしてここにいられる事が・・・、」
「夢みたいずら・・・。」
   
「何、今更言ってるの? 今こそがリアル。リアルこそ正義。」
   
「ありがとね・・・。」
   
「さ、あとはスクールアイドルとなって、ステージで堕天するだけ!」
「うん!」
「黄昏の理解者ずら・・・。」
   
    
「いくわよ! 堕天使ヨハネとリトルデーモン! ラブライブに、降臨!」
    

「高校3年になってから、こんな事になるなんてね・・・。」
   
「まったくですわ。誰かさんがしつこいおかげですわね。」
「だね。感謝してる・・・。鞠莉。」
    
「感謝するのは私だよ・・・。果南とダイヤがいたからスクールアイドルになって、ずっと2人が待っててくれたから、諦めずに来られたの・・・。」
    
    
「あの時置いてきたものを、もう一度取り戻そう!」
「もちろんですわ!」
   

「不思議だな。内浦に引っ越してきた時は、こんな未来が来るなんて思ってもみなかった・・・。」
「千歌ちゃんがいたからだね。」
    
「それだけじゃないよ。ラブライブがあったから。μ'sがいたから。スクールアイドルがいたから。曜ちゃんと梨子ちゃんがいたから!」
   
「これからも、色んな事があると思う。嬉しい事ばかりじゃなくて、辛くて大変な事だっていっぱいあると思う。」
   
「でも、私、それを楽しみたい! 全部を楽しんで、みんなと進んでいきたい!」
   
「それがきっと、輝くって事だと思う!」
    

「そうね。」
「9人もいるし!」
   
「9人だけじゃない・・・。いくよ!」
   

「今日は皆さんに、伝えたい事があります! それは、私たちの学校の事! 街の事です!」
    
「Aqoursが生まれたのは、海が広がり、太陽が輝く内浦という街です。」
   
「小さくて人もいないけど、海には沢山の魚がいて、いっぱいみかんが取れて、暖かな人であふれる街。」
    
   
「その街にある小さな小さな学校。今ここにいるのが、全校生徒!」
    
「そこで私達は、スクールアイドルを始めました。」
   
「アキバで見たμ'sのようになりたい・・・。同じように輝きたい・・・。」
   
「でも・・・、」

『作曲!?』
「そう。作曲ができなければ・・・、ラブライブには、出られません!」
『ハードル高っ!』
    
   
「でも、そんな時、作曲のできる少女、梨子ちゃんが転校してきたのです!」
「奇跡だよ!」
    
   
「ごめんなさい・・・。」
『ガーン・・・。』
    
   
「東京から来た梨子ちゃんは、最初はスクールアイドルに興味がなかった。東京で辛い事があったから・・・。」
    
『でも・・・。』
「輝きたい!」
    
「その思いは梨子ちゃんの中にもあった。そして・・・。」
    
「オ、オラ・・・、私・・・、運動苦手ずら・・・、だし・・・。」
「ルビィ、スクールアイドル好きだけど、人見知りだから・・・。」
    
「堕天使ヨハネ、ここに降臨! 私の羽を広げられる場所はどこ?」
    
「こうして6人になった私達は、歌を歌いました。街のみんなと一緒に。」
   
「そんな時、私達は東京のイベントに出る事になった。」
「未来ずらー!」
「人がいっぱい・・・。」
「ここが魔都・東京・・・。」
    
「ここで歌うんだね・・・。頑張ろう!」
    
「でも・・・、結果は・・・、最下位・・・。」
   
「私達を応援してくれた人は・・・、0・・・。」
「0・・・。」
「0・・・。」
「0・・・。」
「0・・・。」
「0・・・。」
   
「0・・・。」
「スクールアイドルは厳しい世界・・・。」
「そんな簡単ではなかったのです・・・。」
    
「やめる? 千歌ちゃん、やめる?」
    
「悔しい・・・。悔しいんだよ、私・・・。やっぱり悔しいんだよ!」
    
「0だったんだよ? 悔しいじゃん!」
   
「その時、私達の目標ができました。」
「0から1へ・・・。」
「0のままで終わりたくない・・・。」
「とにかく前へ進もう・・・。」
「目の前の0を1にしよう!」
    
「そう心に決めて、」
「そんな時、新たな仲間が現れたの!」
   
   
「生徒会長の黒澤ダイヤですわ!」
「スクールアイドルやるんだって?」
「ハロー! エブリバディ!」
   
「以前スクールアイドルだった3人は、もう一度手を繋いで、私達は9人になりました!」
   
「こうして、ラブライブ予備予選に出た私達。結果は見事突破!」
   
「でも・・・。」
「入学希望者は0・・・。」
「忌まわしき0が・・・、」
「また私達に突き付けられたのです・・・。」
    
「どうして0なのー!」
   
「私達は考えました。」
「どうしたら前に進めるか・・・。」
「どうしたら0を1にできるのか・・・。」
   
「そして、決めました。」
   
「私達は、」
「この街と、」
「この学校と、」
「この仲間と一緒に、」
「私達だけの道を歩こうと・・・。」
   
「起きる事すべてを受け止めて、」
「すべてを楽しもうと。」
    
「それが・・・、輝く事だから!」
   
「輝くって、楽しむ事。あの日、0だったものを1にするために・・・。」
    
「さあ、いくよ!」
    
   
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
   
    
   
『10!』
    
   
「今、全力で輝こう! 0から1へ!」
   
    
「Aqours、サンシャイン!」
    

   
   
   
   
「みんなー! 一緒に、輝こう!」
   
   
   
    
   
   

「私達が0から作り上げたものって何だろう? 形のないものを追いかけて、迷って、怖くて、泣いて・・・。そんな0から逃げ出したいって・・・。」
    
    
「でも、何もないはずなのに、いつも心に灯る光・・・。この9人でしかできない事が必ずあるって信じさせてくれる光・・・。」
    
    
「私達Aqoursは、そこから生まれたんだ!」
    
「叶えてみせるよ、私達の物語を! この輝きで!」
   
「君の心は・・・、」

『輝いてるかい?』
    


 以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」最終話でした。

 という事で、今回で「ラブライブ!サンシャイン!!」の1期が終了。なかなか良い締めくくりだったと思います。
 まあ、千歌達がステージに立ってから曲が始まるまでは、Aqoursのこれまでの流れを長々と話していて、「最終回なのに総集編って何なの?」などといった批判が実際の放送後には相次いでいたようですが、内浦が素敵な場所だと感じてほしい、0を1にしたい、学校を存続させたいなどといった思いはすごく感じられて、総集編的な流れはそこまで気にならなかったです。むしろ、「ああ、あったね、そんなの。懐かしい」と感じたほどです。

 最後のセリフも「君のこころは輝いてるかい?」と、Aqoursの最初のシングルのタイトルだったのも、ニクい演出でした。
 また、「叶えてみせるよ、私達の物語を! この輝きで!」というのも、2期がある事を予感させるセリフだったでしょう。それも、1期最終回から2期初回までの間隔が1年くらいしかなかった事を考えると、2期の構想はある程度練っていたように思いますね。
 それゆえなのか、Aqoursが地区予選を通ったのか、入学希望者数はどの程度まで増えたのか、学校は存続できるのか、などといった疑問を残したのでしょう。とはいえ、このあたりも、結論投げっぱなしという点で、批判を強めてしまったようですが。

 1期最終話に不満を感じた視聴者はやや多かったようですが、私は、良い終わり方だったと感じています。
 今は、最終話までの感想を書けた事に満足してますね。まあ、そこまで何か月かけてんだよってツッコまれそうですが・・・。(汗)

 2期は、まだ部分的にしか見ておらず、本格的な視聴はまだですが、近々YouTubeで2期も無料公開されますので、その時に一気に全話視聴しておきたいと思います。
 なお、初回感想は、プリキュア映画の感想を書き上げた後に投稿する予定です。今月下旬になりますかね。まあ、気長にお待ち下さい。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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