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わんだふるぷりきゅあ! 第21話感想

2024年06月26日 | わんだふるぷりきゅあ!
 今話の名セリフ:「私はユキちゃんともっと仲良くなりたい! ケンカしちゃうかもしれないけど、それでも!」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第21話「まゆとユキのスクールライフ」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日・・・、
「えー、またまた転校生がやって来ました。」
   
「猫屋敷ユキです。よろしくお願いします。」
   
『おお・・・。』
   
「ユキー! ユキも同じクラスで一緒に遊べるね!」
   
「学校は勉強する所ですよ。」
「あ、そうだった・・・。」
   
「こむぎちゃんのお友達なんだ!」
「猫屋敷さんの親戚?」
「そ、そうなの。いとこなの。」
「そうなの!」
   
「じゃあ、ユキさんは、こむぎさんの隣に・・・。」
   
   
   
 おい。まだ開始1分程度だというのに、この状況は一体何なんだよ。前話感想では「多くの生徒を赤面させるくらい、イチャイチャを見せつけてほしいですね!」って半分冗談で言ってたのに、斜め上の事をサラっとやりやがったぞ、この猫は・・・。さすが、食べがいのあるおもしれー女の飼い猫! 一味も二味も違いますな!(笑)

「ユ、ユキ・・・。」
「どうかした?」
「どうって・・・。」
   
〈あ、そうか・・・。ユキにとっては、これが普通だから・・・。〉
   
 いや、いくら隣にいる事が普通といっても、人の姿で同じ椅子に座ったりはしないでしょ。さすがに抵抗や羞恥心を感じるんじゃないかと。
 なのに、この猫は、ポーカーフェイスで、あっさりとこなしやがったからな・・・。さすが、まゆへの愛が重過ぎる子は格が違った! これは、ますます、来世はユキになりたい気持ちが強まりましたね。(笑)

「ユキの席は、こむぎちゃんの隣だよ・・・。」
   
「そこ、どいてくれる?」
「ユキー!」
「ユキ! こむぎは、ここだよ!」
   
 「犬飼こむぎの隣なんざ、死んでもごめんだわ。私は、絶対にまゆの隣に座る・・・」と言わんばかりに、モブ男子に席をどくよう脅すとか、オープニング前からとばすなあ。飼い猫主演の猫屋敷劇場も面白過ぎて、今日もごはんが何杯も進みます。(笑)


~ Aパート ~
「学校の事、私が教えてあげる! すっごーく、わんだふるー! ・・・な所なんだよ!」
「前から気になってたんだけど、その『わんだふる』って何なの?」
   
「わんだふるは、わんだふるだよ!」
「『ワンダフルー!』って気持ちの事を、ワンダフルっていうの!」
   
「何も分からないんだけど・・・。」
   
 大丈夫だ、問題ない。その訳の分からん説明だけで理解できちゃったら、なかなかヤバいヤツだと思うから。まあ、この子も、まゆに対する愛の重さを考えれば、ヤバいヤツだと思いますけどね。(笑)

「ワンダフルには、素晴らしいとか、すごいという意味があるよ。」
「そうなんだ!」
「知らずに使ってたの?」
   
「ユキもすぐに分かるようになるよ! だって、私達、わんだふるぷりきゅあ! だもんね!」
   
「わんだふるぷりきゅあ? お断りよ。」
「え!?」
「どうして?」
   
「私は猫なのに・・・、」
〈ワン!〉
「・・・だなんて・・・。」
   
 そんな理由かよ。飼い主と違ってマジモンのクールなのに、こんな事に嫌がるなんて、飼い主同様、食べがいがあっておもしれーな、と思いますね。(笑)

「じゃあ、何がいいかな?」
   

 その直後、始業のチャイムが鳴りました。
「まだユキに何も教えてないのに!」
「教えてなんて頼んでないわ。人間のフリするなんて簡単よ。」
   
「おおー!」
「か、簡単どころか・・・。」
「すご過ぎだよ、ユキちゃん!」
   

   
「よし・・・。完成!」
   
「わあ・・・。」
「ハァ・・・。刺繍って難しいのね・・・。まゆが、いつも楽しそうに縫ってるから、簡単なんだと思ってたわ・・・。」
   
「まゆって、すごいのね。」
「ユキの方がすごいよ!」
   
「私達のも見て!」
   
「何、それ?」
「クッキーだよ!」
「こむぎだよ!」
   
「え!? こむぎ!?」
   
「うん! 可愛くできたでしょ!」
「うーん・・・。」
「ハァ・・・。」
   
 こむぎ似のおにぎりといい、美的センス大丈夫か、いろはは・・・。悟君、とんでもないのを好きになっちゃったな、と変な笑いが出てきちゃいました。(笑)

   
「すっご過ぎだよ! ユキちゃん!」
   
「い、いつ作ったの、これ?」
「みんなが寝てる間に。」
「え!? よかった、ママにバレなくて・・・。」
   
「人の姿の時は何でも食べられるけど、猫に戻った時は食べちゃタメだよ?」
「当たり前でしょ。」
「え・・・。そ、そうだよね・・・。」
   
「はい。食べて、まゆ。」
   
「じ、自分で食べられる・・・。」
   
「お魚は美味しいし、身体に良いから、沢山食べなきゃ。」
   
「ほら。ついてるわよ、まゆ。」
「あ、ありがと・・・。」
   
 予告を見た時から、ユキがまゆの頬を拭くシーンを楽しみにしてましたが、まさか、まゆに食べさせるシーンの合わせ技だとは思わなかったぜ・・・。ユキまゆの破壊力、マジですげぇ・・・。
 しかも、この猫の事だから、この流れは計算づくなんだろうな。まゆに食べさせる時に、わざと頬に食べかすをくつっけたに違いない。やはり、来世はユキになって、こういうのをサラっとやってのけたいぜ・・・。(笑)

「ユキちゃんは、猫屋敷さんの事が本当に大好きなんだね!」
「そうよ。」
   
 いや、愛が重過ぎて、もはや、「大好き」なんて言葉が生ぬるく感じるのよ・・・。この愛の重さは、まゆが結婚可能年齢になったら、速攻で婚姻届を役所に提出しかねないレベルだと思っています。(笑)

「猫屋敷ユキさん・・・。演劇部に入らない?」
「演劇部?」
   
「その凛としたたたずまい!」
「あふれるオーラ!」
「ボク達、ユキさんみたいな人をずっと探していたんだ!」
   
「お姫様とか、氷の妖精とか、すっごく似合いそう!」
「うんうん!」
   
『ぜひ! 我が演劇部へ!』
   
「まゆは入るの?」
「え?」
   
 お願い事をされてる最中なのに、まゆに食べさせ続けているとか、さすが、まゆへの愛が重過ぎるだけの事はあるなあ。そんな子に演劇部に入ってくれだと? 君達が猫屋敷劇場の劇団員になって、ユキまゆを盛り立ててくれよって感じですね。(笑)

「ひ、人前に出るのはちょっと・・・。」
「じゃあ、私も入らない・・・。」
   
「え・・・。」
「ユキちゃん・・・。」
   

 少しして・・・、
「ユキ・・・。せっかく学校に通うんだし、私以外の人ともお友達になってみたら?」
   
「必要ないわ。私がここにいたいのは、まゆと一緒にいたいから。」
   
「そして、まゆを守りたいから・・・。人の姿になって、まゆとずっと一緒に入れて、嬉しい・・・。」
   
「うん、私も・・・。」
   

 それから少しして、いろは達は、さっきの家庭科の課題だったハンカチの刺繍に取り組んでいました。
「悟君は、どんな刺繍したの?」
「これだよ。」
   
「あ! 大福ちゃんだ!」
「すごく丁寧なステッチ!」
   
「ありがとう! 大福にプレゼントしようと思って刺繍したんだ!」
   
「プレゼントいいな!」
「うん! 誰かにプレゼントするって思うと、やる気出るかも!」
   
「ねえ、刺繍したハンカチ、みんなで交換しない? 私とまゆちゃん、こむぎとユキちゃんで交換するの! どうかな?」
   
「そんな事しないわ、絶対に・・・。」
   
「どうしてダメなの?」
   
   
「私・・・、交換、したいな・・・。」
「まゆ!」
   
「やったー! ユキ、すっごくわんだふるなハンカチ作るから、お楽しみに!」
   

 少しして、いろはは、まゆに聞きたい事がありましたが、まゆは刺繍に集中していました。
「まゆ・・・。」
「すごいね、まゆちゃん! 周りの声も聞こえないくらい集中してるんだ! カッコいいな!」
   
「来て。」
「ユキちゃん? 待って!」
   
「私も行く!」
「ああ、こむぎちゃん! ユキちゃんは、犬飼さんだけ呼んでるんだと思うんだけど・・・。」
   
「ユキちゃん、どうしたの?」
「あなたは・・・、あなたは、あの子と違うのね。」
「あの子?」
   


~ Bパート ~
「まゆには、前の学校でとても仲の良い友達がいたわ・・・。」
   

   
「まゆは、その子の誕生日に、ハンカチをプレゼントする事にしたの。彼女の飼っていたチンチラの刺繍をして。」
   
「誕生日に間に合わせるため、休み時間も刺繍をしたわ。」
   
「でも・・・。」
「ねえねえ!」
   
「まゆは集中すると、周りの声が聞こえなくなるの。」
   
「だから、話しかけてくる友達の声に気付けなくて・・・。」
   
「2人は誤解が解けないまま、友達じゃなくなってしまったのよ・・・。」
   

「私は、まゆにこれ以上傷付いてほしくないの・・・。」
   
「傷付けるなら、最初から近付かないでほしい・・・。まゆをいずれ傷付ける友達なんか、いらない・・・。」
   
「全然分かんない!」
「でしょうね・・・。」
   
「いろはと私は仲良しだけど、ケンカした事もあるよ! ユキだって、まゆとケンカしてたよね!」
   
「それは・・・。」
「いろはとケンカして、悲しかったけど、もっと仲良くなれたよ! 私といろはは、これかも、ずーっと一緒!」
   
「ね!」
「うん!」
   
「明日ケンカするかもしれないからって、今日仲良くするのをやめちゃうのは、寂しいよ・・・。」
「傷付いて、辛い思いをするよりは良い・・・。」
   
「私はユキちゃんともっと仲良くなりたい! ケンカしちゃうかもしれないけど、それでも!」
   
「どうして・・・。」
   
   
「だって、一緒に遊んだ方が、わんだふるー! でしょ!」
   

   
「犬飼さん達なら、すぐ戻ってくるよ。」
「私、集中すると周りの声が聞こえなくなって・・・。もし、いろはちゃん達が話しかけてたのに、無視してたら・・・。」
    
「犬飼さんは、猫屋敷さんの事、集中してすごいって言ってたよ。」
   
   
「大丈夫。」
   

 しばらくして、ガルガルが出現しました。
   
「ユキ! 起きて!」
   
「まだ眠くなーい。おやつ食べるー。お散歩行くー。プリキュアするー!」
   
「悟!」
「あの子は、どうしてあんなに元気なの?」
「こむぎって、眠いと逆に元気になっちゃうんだよね・・・。」
   
「いろは! 起きた? 起きた?」
「起きました・・・。」
   
 ホント、いい性格してるよなあ、こむぎって。オープニング前やAパートでユキまゆがイチャイチャを見せつけても、マイペースに、ユキに声をかけ続けたり、昼食をパクパク食ってましたし。やっぱ、無邪気って、良くも悪くもすごいですね。ああ・・・、無邪気いっぱいの子供の頃に戻りたい・・・。(笑)

 その後、いろはとこむぎがプリキュアに変身しました。
「わんだふる・・・。」
   
 キミ、どんだけ「ワン」を言うのが嫌なんだよ。
 そうか。まゆがプリキュアになってもエンディングに出ていないのは、そういう理由か。エンディングの歌詞には、「ワン」や、犬絡みの言葉が多く入ってますし。女の子からの人気はかなり高そうなのに、エンディングに出ない事で、女の子の楽しみを減らしているとか、なかなか悪い猫ですね。(笑)

「こういうのは、どうかな?」
   

「シャイニーキャッツパクト!」
   
『プリキュア! マイエボリューション!』
   
「目元にきらめき!」
   
「リップはキュートに!」
   
「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!」
   
「仕方ない、構ってあげる!」
    
「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!」
   
「こわくない、こわくない!」
   
『ニャンダフルプリキュア!』
    

『ニャンダフルプリキュア!?』
   
「ダ、ダメかな?」
「いいじゃない。気に入ったわ。」
   
 「ニャンダフルプリキュア!」って、ニャンやねん(だから、お前も合わせるなって(笑))。今作のタイトルを変える気か!? 食べがいのあるおもしれー女どもの勢いがすごくて、手がつけられないですね。(笑)

「気持ち良さそうに寝てるねー。」
「このガルガルは、パンダのガルガルみたいだ・・・。」
    
 眠気を押してガルガルの解析をしなきゃならんとか、悟君、哀れ・・・。悟はプリキュアじゃないから、休ませてもいい気がするんだけどなあ。まあ、でも、これでいろはが振り向いてくれれば安いものでしょう。頑張れ、悟君。(笑)

 ガルガルが眠っちゃうと、周りも眠ってしまう模様。ガルガルを起こせば周りも起きてくれるかもしれないと考え、ワンダフルはガルガルに跳び込みました。
 しかし・・・、
    
「大丈夫!?」
「急に飛び出すと危ないよ・・・。」
   
 このガルガルは寝相が悪く、容易に近付けません。
 そうこうしていると・・・、
   
「リリアン!」
   
「大丈夫? リリアンも私を!」
   
〈この痛みで何とか眠らずにいられる・・・。でも・・・。〉
    
 互いの頬をつねり合って動けない状態を作り出すとか、このガルガル、ユキまゆを理解してやがる・・・。そうか、学校でのユキまゆのイチャイチャっぷりに興奮して、眠気を押して、ここまで来ちゃったんだな。見た目は怖いのに、可愛いヤツだ。(緊迫した状況なのに何言ってんだ、お前は(笑))

「フレンディ! 起きてよ!」
「お散歩はまた後で・・・。」
   
「悟!」
「うーん・・・。パンダ・・・。タイヤ楽しいね・・・。」
   
「そんなに元気なら!」
   

「アミティーリボンタンバリン!」
   
「ニャンニャンニャミー!」
   
「ヘルプ! キラリンアニマル!」
   
「キツネ!」
   
「いくわよ、ワンダフル! コン!」
   
「ガルガルと遊んできなさい!」
「わー! 何、これ!」
   
〈風・・・。私、今、風になってる!〉
    
「すごい・・・。キラリンキツネさんの力で、こんな事が!」
    
  いや、ニャミーがアミティーリボンタンバリンを使うためにリリアンから離れたにもかかわらず、まだ互いの頬をつねり合ってるキミ達の方がすごいよ・・・。今のワンダフルの加速度と同じく、今話のユキまゆの百合度も、とんでもない事になっています。(笑)

   
〈ガルガル、起きて・・・。起きて、ガルガル!〉
   
「ガルガル・・・。まだ、遊ぶ・・・。」
   

 ガルガルに隙ができたところで、アミティールミエール。ガルガルは浄化され、元の姿「キラリンパンダ」に戻りました。
 そして・・・、
   
「おいで!」
   
『お家にお帰り。』
   

 それから少しして・・・、
「うわぁ! すっごく可愛い! ありがとう、まゆちゃん!」
    
「こちらこそ・・・、、ありがとう!」
    
「チョウチョだ! ありがとう、ユキ!」
「それより、これは何?」
    
「雪だるまだよ!」
「雪、だるま?」
   
「あ! ユキ、笑ってる!」
「もう少し丁寧にやらないとダメよ。」
「えー・・・。」
    
「こむぎちゃんとユキちゃん、少し仲良くなったみたいだね。」
「うん! ユキ、楽しそう!」
    
「これからも、もっともーっと仲良くなるよ!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「わんだふるご~!
 知り合いのドッグトレーナーに誘われて、アジリティというドッグスポーツに挑戦するこむぎといろは。
 しかし、こむぎは、障害物をよく理解せずに突っ走ってしまい・・・。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 さて、今回は、ユキが転校生として、いろは達の学校に通った話でした。
 Aパート前半までと、ガルガル対処シーンは、ギャグが濃過ぎた一方、まゆの明かされたところはなかなか重苦しく、ギャグとシリアスの差がすごかったと思いますね。他にも、ニャミーとリリアンの同時変身シーンが初披露となったり、ニコアニマルやキラリンアニマルをニコガーデンに帰すシーンに、ニャミー&リリアンバージョンが出てきたりと、結構密度の濃い話だったと思います。

 ユキは、いろは達と同じクラスになりましたが、3か月の間に3人も同じクラスに転校生がやって来て、しかも、3人とも女子とか、現実で考えれば、とんでもないですよね。性別が同じなのは、まだいいとしても、普通は別々のクラスにするでしょうね。もちろん、話を円滑するためだという事は分かっていますが、やはり、ツッコまずにはいられません。(笑)
 もしかしたら、先生の間でも、転校生は同じクラスに置かせようなんて話があったりして。「まーた転校生かよ、めんどくせー・・・。これはもう、馬場園に押し付けっか」みたいな会話が、馬場園以外の2年生の担任の間にあったのかも。教師達の闇は深い・・・。(お前、女の子向けアニメで、なんつー事考えてんだよ(笑))

 自己紹介は、めちゃくちゃ笑えるのを期待していたのですが、そういうのはありませんでした。クールで賢い子ですので、何事もなく終わってもおかしくないでしょう。
 ・・・って安心してたら、これだよ!
   
 まゆの隣に、しかも、同じ椅子に座っちゃうとか、キャー! 「最初からクライマックス」「公式が最大手」というタグがピッタリな状況でしたね。
 その後の「そこ、どいてくれる?」も、結構興奮させてくれました。猫屋敷劇場、マジでたまんねぇ・・・。(笑)

 予告にあった、まゆの絵を沢山描いていたところは、軽く流されていましたが、あれは、まゆにとっては、赤面ものじゃなかったのでしょうか。そんなまゆを見て、おいしい思い、したかったなあ・・・。(笑)
 あれだけ美麗なまゆを沢山描けるなんて、もうスタッフ様は、まゆの作画を完全にユキに任せちゃって良さそうですね。猫の手も借りたい状況で、モノホンの猫を借りるという、おいしい状況ができて、「わんだふるー!」ってやつですね。(くだらねー事言ってんじゃねーよ(笑))

 昼食時は、ユキが弁当をまゆに食べさせ、まゆの頬についた食べかすをユキが拭き取るという合わせ技を見せつけてくれました。ストーリー解説内の感想でも述べましたが、あの猫、絶対仕組んでたよな・・・。(笑)

 まゆと一緒にいたい。そして、まゆを守りたい。ユキは、学校に通おうと思った理由をそう語ってましたが、「まゆの一番は私よ!」とアピールするのが一番の目的だよな?
 まったくクールなくせして、大胆な事しやがって・・・。ごはんがめちゃくちゃ進みますので、今後も、遠慮なくまゆとイチャイチャして下さい。(笑)

 Bパートに入ってからは、まゆの過去が明かされましたが、なかなか重苦しかったですね・・・。
 まゆは、前の学校でとても仲の良い友達がいたものの、周りの声が聞こえなくなるほどの集中力の高さがすれ違いを生み、誤解は解けないまま、まゆはアニマルタウンへと引っ越しました。
 うーん・・・。人間関係って複雑ですね・・・。それまで仲良しだったのが、ちょっとした価値観の相違ですれ違い、酷ければ、ケンカになったり、互いに口を利かなくなったりもしちゃうのですから。

 まゆの過去の友人とのすれ違いの原因だった、周りの声が聞こえなくなるほどの集中力の高さは、まゆの大きな特徴。いろはをメイクした時といい、好きな事や得意な事にあれほどまでにのめり込めるのって、結構すごい事だと思うんですよね。
 いろはは、そんなまゆの特徴を、まゆの魅力として称えていましたが、誰もが魅力として見ている訳ではないんですよね。物事の価値観は多種多様なのですから。他人の特徴を長所と見るか短所と見るかも、人それぞれです。

 大人達は、あのまゆの集中力をすごいと感じやすそうですが、逆に子供達は、異常だとか変だとか、悪くとらえやすいのかもしれませんね。
 子供達は、周りの声が聞こえなくなるくらいまでの集中力を発揮しにくいと思いますし、何よりも遊び盛りであり、同年代の子達と遊んだり、おしゃべりしたくなるもの。となると、誰かに話しかけても、何か一つの物事に集中していて全然反応してくれないとなったら、集中力のすごさに感心するよりも、無視されている事に嫌気を感じ、近付きたくないとか、変な子だと思っちゃうものでしょう。
 そう考えると、まゆの過去の友人が、まゆから距離を置いたのは、特におかしくはないと思いますね。かといって、友人を喜ばせたい一心で頑張っていたまゆの努力は否定できず、あの出来事は、どちらも責めきれないんですよね。
 互いの心情や性格を理解できていれば、すれ違いは起きず、今も2人は仲良しだと思うのですが、人間はそれほど賢くできてはいないのですから、人間関係って、本当に難しいものだと思いますね。

 まゆは、友人から距離を置かれた事で、ひどく悲しんでいました。人見知りで友達を作りにくいと思うと、ようやくできた友達に嫌われるのは、すごく辛かったでしょうね・・・。
 それも、もしかしたら、まゆの方からあの子に声にかけて友達になったのかもしれないでしょう。人見知りな性格を変えたいために、勇気を振り絞って声をかけたのかも。だとすると、距離を置かれたショックは、なお大きいでしょうね・・・。

 ユキは、そんなまゆを見て、友達ができて仲良くなったとしても、いずれまゆが傷付く恐れがあるのなら、まゆには近付かないでほしいし、友達はいらないと思いました。
 確かに、人間関係は面倒で複雑ですし、互いの心情や性格を理解できるほど私達は賢くないために、今日までは仲が良かったのが、明日突然大ゲンカなんて事は、割と起こるもの。そう思うと、必要以上に親しくなったり、相手の事を知ったりするのは、意味のない事なのかもしれません。

 しかし、この作品は、子供向けアニメ。後のケンカを恐れて、誰かと親しくなる事によって自分の可能性が広がるチャンスを捨ててしまうのは、もったいない事なんですよね。
 大人の付き合いであれば、自分の利益を優先して考えるところがありますので、親しくなる人を選んだりしますが、子供達は、そういう損得勘定ができないですし、幼い頃からそんな計算をして付き合う人を選んでいたら、汚い大人に育ってしまうもの。子供達は、無邪気に、純粋に、色んな友達と仲良く遊ぶのが良いんですよね。
 といっても、ちょっとした出来事からケンカになる事もありますが、仲直りする事だってできますし、ケンカする前よりも仲が深まる事もあります。だから、後の事を考えず、今仲良くなりたい気持ちでいっぱいなのであれば、その気持ちに従うのが一番なんですよね。

 友達は必要ないと思っていたユキでしたが、いろはやこむぎの純粋な思いを聞き、最後の方では、ユキは、こむぎと仲良くなっていました。ユキには、こんな感じで、少しずつ色んな人に心を開いていってほしいかな、と思いますね。

 あとは、まゆと、前の学校の友人が仲直りしてほしいですね。どちらも責めきれないからこそ、仲違いしたまま今作を終えてしまうのは、もったいない!
 6年前の「HUGっと」では、主人公・はなが、前の学校の友人とすれ違ったまま転校してしまったものの、後に仲直りしたという感動的な話があっただけに、今作もそういうのがあってほしいですね。2人が仲直りする事で展開されるワンダフルな光景を、すごく楽しみにしています。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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