
今話の名セリフ:「ホント・・・、変な人・・・。」(桜内梨子)
「ラブライブ!サンシャイン!!」第10話「シャイ煮はじめました」の感想です。
浦の星女学院高校は今日から夏休みに入りました。
「サマーバケーションといえば?」
「はい、あなた!」

「やっぱり、海だよね?」
「夏休みは、パパが帰ってくるんだ!」
「マルは、お祖母ちゃん家に。」
「夏コミ!」

「ぶっぶー! ですわ! あなた達、それでもスクールアイドルなのですか? 片腹痛い、片腹痛いですわ!」


「だったら、何だっていうんです?」
「いいですか、皆さん。夏といえば、ハイ、ルビィ!」


「たぶん、ラブライブ!」

「さすが我が妹! 可愛いでちゅねー。よくできまちたねー。」
「がんばルビィ!」

「何、この姉妹コント・・・。」
「コントゆーな!」

いや、これはコントでもあながち間違いではないと思う。ヨハ子、ナイスツッコミ。略して、ナツコミ!(笑)
それにしても、ダイヤさん、「可愛いでちゅねー。よくできまちたねー」って、おいおい・・・。この溺愛っぷりは、あの堕天動画をハレンチと言っておきながら、ルビィの部分だけは相当再生したかもな。コメントもしたに違いない。まったく、このシスコン姉ちゃんは・・・。(笑)
「夏といえば、ラブライブ! その大会が開かれる季節なのです!」

「ラブライブ予選を目指して、Aqoursはこの特訓を行います! これは、独自のルートで手に入れたμ'sの合宿のスケジュールですわ!」
「すごい、お姉ちゃん!」


「遠泳10キロ・・・。」
「ランニング15キロ・・・。」
「こんなの無理だよ・・・。」
「ま、何とかなりそうね。」

「熱いハートがあれば何でもできますわ!」
「ふんばルビィ!」

さっきから、ちょこちょこ動くルビィがやたら可愛くて仕方ないんですが。一家に一匹はほしいですよね、こういうの。(「匹」扱いすんな(笑))
「何でこんなにやる気なの・・・。」
「ずっと我慢してただけに、今までの思いがシャイニーしたのかも。」

だろうな。スクールアイドルは認めないとか言っておきながら、ドヤ顔でμ'sの事を語ってたくらいですし。(笑)
だが、外はあいにくの暑さ。やる気は起きません。
直後、曜は、海の家の手伝いについて話題を出しました。
「そんな・・・。特訓はどうするんですの?」

「残念ながら、そのスケジュールでは・・・。」
「もちろん、サボりたい訳ではなく・・・。」

曜、「サボりたい訳ではなく」なんて言うのは、逆効果な気がするぞ。たいていそう言うと、相手は、サボりたいと受け取っちゃうと思うから。
それにしても、ダイヤは、なんつー顔してんだよ。スクールアイドルがしていい表情じゃねぇ。(笑)
そこで、鞠莉は、昼は海の家を手伝って、比較的涼しい朝と夕方に練習しようと言いました。
また、千歌は、合宿を提案。千歌の家は旅館。一部屋借りれば皆泊まれますし、目の前が海ですので移動もそんなにかかりません。
そして、翌朝4時に海の家に集合する事に。しかし・・・、

「梨子ちゃん、どうかした?」
「え・・・。ううん、何でもない・・・。」

とは言うものの、何かあるのは明白。梨子にはピアノコンクールの話が来ていて、出場するかどうか迷っているためです。
他のメンバーがそんな事を知る由もなく、その翌日・・・、


「結局、遊んでばかりですわね。」
「朝4時に来たら、マル以外、誰もいなかったずら・・・。」


言い出しっぺが来ないとか、ポンコツロードをどんどん歩んでいってるな、ダイヤは。(笑)
「ま・・・、まあ、練習は後からきちんとするとして、それより、手伝いは午後からって言ってましたわね、確か・・・。」


「はて、そのお店はどこですの?」
「現実を見るずら。」
「ボロボロ・・・。」


「それに比べて・・・、隣は・・・、人がいっぱい・・・。」

そうね。しかも、男がいないという。カメラが回っていないところで、スタッフ様が野郎どもを駆逐してんでしょうかね。(笑)
「都会ずら!」
「駄目ですわ・・・。」

「都会の軍門に下るのデース! 私達はラブライブ決勝を目指しているんでしょう? あんなチャラチャラした店に負ける訳にはいかないわ!」

「鞠莉さん・・・。あなたの言うとおりですわ!」

何だろう、この訳の分からん流れは・・・。っていうか、お隣、真っ当な営業してるのに、チャラチャラした店とか、酷い言いざまだな。(笑)
『これ・・・、何?』

「それで、この海の家にお客を呼ぶのですわ! 聞けば、去年も売上で隣に負けたそうではありませんか。今年は、私達が救世主となるのです!」

いや、わざわざ屋根の上で力説しなくても・・・。ヒーローは高い所が好きってやつに従ってんですかね。まあ、そうしたところで、ポンコツ度が徐々に上がっているようにしか見えないんですが。(笑)
「果南さん、トウッ!」

「さあ、果南さんは、このチラシを! 商売もスクールアイドルも、大切なのは宣伝!」
「はあ・・・。」

「あなたのそのグッラーマラスな水着姿で、お客を引き寄せるのですわ! 他の砂利どもでは、女の魅力に欠けますので。」


「なんか、顔が怖いんだけど・・・。」

鞠莉はかなりイケるクチなんじゃないかな。それにしても、こう見ると、果南って結構スタイル良いですね。普段鍛えてるからでしょうか。つーか、男が誰1人いないのに、水着姿で客を釣れるのか?(笑)
鞠莉と曜と善子は料理担当。

「ほい! 美味しいヨキソバ! ヨーソロー!」


「クックック・・・。堕天使の涙・・・、降臨・・・。」

「アンビリーバボー・・・。シャイ煮、コンプリート・・・。」

曜がなかなかの女子力を見せたのに、他2人は、怪しい実験みたいな事しやがって・・・。(笑)
料理だったら、千歌や果南の方ができるんじゃないのでしょうか。私だったら、千歌と果南を料理担当に回して、理事長とヨハ子をリトルデーモン(オス)フィッシング係に回していたかもしれませんね。(笑)
「さあ! これで客がドバドバと!」


「何で来ないんですの!?」

「こんにちわ。」
「あっ、はーい!」

「ここが、千歌達が手伝ってる海の家?」

「私、ヨキソバ!」
「ヘイ! ヨーソロー!」
「みんなに連絡したら、すぐ来てくれたよ!」

「最初からこうすれば良かったのにね。ホーント、ダイヤはおバカさん!」
「ホント、オ・バ・サ・ン!」

「一文字抜けてますわ!」

さっきからダイヤのポンコツっぷりが止まらねぇ・・・。しかも、生徒会長なのに、あいさつされないとは・・・。頑張れ、シスコン姉ちゃん。(応援、適当だな(笑))
そして、夕方・・・、

「さすがに、お店の後だとちょっとキツいね。」


「こ、こんな特訓をμ'sはやっていたのですか・・・。」
「す、すご過ぎる・・・。」

やってたっけ? 記憶にないんですけど。っていうか、「熱いハートがあれば何でもできる」とは何だったのか。ダイヤがだんだん小者化しているように思えてきました。(笑)
夜になり、夕食は、海の家で余った食材をどうにかする事に。ヨキソバはほぼ完売でしたが、シャイ煮と堕天使の涙はまったく売れませんでした。
とはいえ、食べてみたいと思うメンバーは多くいます。という事で、食べてみる事に。
「シャイ煮、美味しい!」
「でも一体・・・、中に何が入ってるの・・・?」

「フッフッフ・・・。シャイ煮は、ワターシが、世界から集めたスペーシャルな食材で作った、究極の料理デース!」

「で・・・、一杯いくらするんですの、これ?」
「さあ、10万円くらいかな?」


「じゅ・・・、10万円・・・。」
「高過ぎるよ!」
「え? そうかな?」

「これだから金持ちは・・・。」

まったくなあ・・・。私の給料の約半月分が吹き飛ぶとか、ホント困るぜ。(そういうリアルな事は語らなくていいから(笑))
次は、堕天使の涙を食べてみる事に。ルビィが口にすると・・・、

「辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い!」

それもそのはず。タコ焼きのように見えますが、入れてあるのはタコではなく、大量のタバスコ。
なるほど。涙を流すほど辛いタ(バス)コ焼きってか。「HUGっと!プリキュア」のさあやが好みそうだなあ。あの子、辛党だし。(笑)
それから少しして・・・、

同じ頃・・・、
「ピアノコンクール?」
「ええ。案内が来たらしいんだけど、あの子、出るとも出ないとも言ってなくて・・・。」
「いえ、千歌からは何も聞いてないですけど・・・。」

しばらくして、皆、千歌の部屋で就寝。

おい、理事長。どさくさに紛れて、セクハラやめーや。(笑)
「やっぱり・・・。この日って・・・、ラブライブ予備予選と同じ日・・・。」


その後、千歌は、梨子を起こして、この事を話しました。梨子は、ラブライブに出るつもりでいます。
「確かに、初めて知らせが届いた時は、ちょっと戸惑ったよ? チャンスがあったら、もう一度って気持ちもあったし・・・。」

「でも、みんなと一緒に過ごして・・・、ここに越してきてから、この学校や、みんなや、スクールアイドルが、自分の中でどんどん大きくなってきて・・・。」



「みんなとのAqoursの活動が楽しくて・・・。千歌ちゃんとの出会いも・・・。」

「自分に聞いたの。どっちが・・・、大切なのか・・・。」

「すぐ答えは出た。今の私の居場所は、ここなんだって・・・。」


「そっか・・・。」

「今の私の目標は、今までで一番の曲を作って、予選を突破する事。それだけ。」

「うん。分かった。梨子ちゃんがそう言うなら・・・。」

「だから、早く歌詞下さい。」
「えー!? 今言う!? それ!」

「当たり前でしょ? さ、風邪引くといけないから、戻ろ。」
「うん・・・。」

翌日も海の家のお手伝い。


そんな中、千歌、梨子、果南は、梨子の家でダンスの相談。
千歌は、出だしだけですが歌詞は書いてきたようです。「大切なもの」がテーマとか。
「大切な・・・、もの・・・。」



「あの曲・・・。」

この日も、シャイ煮と堕天使の涙は売れなかったようで。そこで、曜は、カレーにしてみました。

意外にも美味しいようです。
「パパから教わった船乗りカレーは、何にでも合うんだ!」

「フッフッフ・・・。これなら明日は完売ですわ・・・。」

悪代官みたいな顔すんな。ったく、スクールアイドルがしていい顔じゃねーよ。(笑)
そんな中・・・、

「わっ! 千歌ちゃん、どうしたの?」
「ううん・・・。何でもないよ・・・。ありがとう。」

それから少しして・・・、
「では、これからラブライブの歴史とレジェンドスクールアイドルの講義を行いますわ!」
「今から・・・?」

「だいだいあなた方は、スクールアイドルでありながら、ラブライブのなんたるかを知らな過ぎですわ!」

「まずは、A-RISEの誕生から・・・。ん?」
『ん?』

「鞠莉さん、聞こえてますか? おーい、ミス・マリー?」


「アギャー!」

その直後・・・、

どうやら、ダイヤの叫び声が、姉・美渡の気に障った様子。他の客に迷惑をかけるなと言わんばかりに睨んできました。
という事で、今日はもう寝る事に。

「目が・・・。目が・・・。」

ダイヤさん、あなたは「天空の城のラピュタ」のムスカか。この人、今話だけでどんだけネタ放出してんのよ。(笑)
そして、鞠莉は2夜連続で・・・。どんだけそのポジションが恋しかったんだよ、鞠莉は。いくら感動的なハグで仲直りした間柄といっても、少しは自重して下さい。(笑)
今夜も、千歌は梨子を起こしました。2人は学校の音楽室に。
「梨子ちゃんが自分で考えて、悩んで、一生懸命気持ち込めて作った曲でしょ? 聴いてみたくて!」

「でも・・・。」
「お願い・・・。少しだけでいいから・・・。」

「そんな、良い曲じゃないよ?」

「良い曲だね・・・。」
「千歌ちゃん・・・。」
「すっごく良い曲だよ。梨子ちゃんがいっぱい詰まった。」

「梨子ちゃん。」
「ん?」

「ピアノコンクール出てほしい・・・。」

「こんな事言うの変だよね・・・? めちゃくちゃだよね? スクールアイドルに誘ったのは私なのに・・・。」

「梨子ちゃん、Aqoursの方が大切って言ってくれたのに・・・。でも・・・、でもね!」
「私が一緒じゃ嫌?」

「違うよ! 一緒が良いに決まってるよ! 思い出したの・・・。最初に梨子ちゃん誘った時の事・・・。」

「あの時、私、思ってた・・・。スクールアイドルを一緒に続けて、梨子ちゃんの中の何かが変わって、またピアノに前向きに取り組めたら、素晴らしいなって。素敵だなって。そう思ってたって・・・。。」


「でも・・・。」
「この街や学校や、みんなが大切なのは分かるよ。私も同じだもん!」

「でもね・・・、梨子ちゃんにとってピアノは、同じくらい大切なものだったんじゃないの?」

「その気持ちに・・・、答えを出してあげて・・・。」

「私、待ってるから! どこにも行かないって。ここで、みんなと一緒に待ってるって約束するから! だから・・・。」


「ホント・・・、変な人・・・。」

「大好きだよ・・・。」

以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」第10話でした。
ダイヤの壊れっぷりが酷い・・・。良い意味で!
今話の感想を簡単に述べると、こんな感じですね(笑)。いやー、まさか、ダイヤが、あんなにはっちゃけるキャラだったとは・・・。ドヤ顔でμ'sの事を語ったり、それが全校放送で流れたあたりが、その予兆だったのかもしれませんが、あの壊れっぷりは予想外でした。
おかげさまで、ダイヤの行動一つ一つに大笑いし、ギャグ感想がすごく捗りました。(笑)
まあ、とはいえ、果南、鞠莉も含めて、すごく楽しそうだったのは良かったですね。3年生3人は、約2年前に仲違いしてから、笑顔を浮かべていた事が少なかったでしょうし。
あのきつい練習メニューはこなせずとも、早々と1、2年生といい感じに打ち解けられたのは、良い成果のように思いますね。
ラストでは、千歌と梨子の良い友情を見せてくれました。千歌も梨子もいい感じに変わりましたよね。そして、千歌は、本当に良い子だよな・・・。
梨子は、内浦に引っ越してきてすぐに、千歌からスクールアイドルをやってほしいと何度も言われては断り続けてはいましたが、実際やってみたら、少しずつ楽しさを見出し、Aqoursが自分の居場所とまで感じていました。人と人との出会いが人を大きくする、というのは、こういう事なんだろうな、と感心しました。
一方で、千歌は、今話もリーダーの資質が出ていたように思います。
千歌は、前作の穂乃果のような猪突猛進タイプで、梨子をしつこくスクールアイドルに勧誘してもいましたが、今話では、ラブライブ予選よりもピアノコンクールに出てほしいと、ただのスクールアイドルバカじゃないというところには感心しました。初めのうちはそうだったのでしょうけど、少しずつメンバーが増えて、今は上級生もいる中でのチームリーダーという事で、その自覚はだいぶ強くなっていったように思います。
周りをしっかり見て、スクールアイドル以外にやりたい事があれば、それを応援する。良いリーダーになってきたよな、と成長を感じました。
と言っても、梨子の意思を尊重して、ラブライブ予選に出るという選択肢も間違ってはいないでしょう。もし、他のメンバーがリーダーだったら、それで終わってたかもしれません。
ピアノを優先させたのは、千歌だったからこそできた事だと思いますね。ピアノに行き詰っている事を深く聞いたのは千歌だけ。その時に、ピアノは梨子にとってすごく大切なものだと感じていて、そう思っているのも千歌以外にはいないでしょう。
やってみて笑顔になれたら、また弾けばいい。諦める事はない。そう言っていたのは第2話と、だいぶ前の事ですが、そんな前の事を思い出して、ピアノをやる事に背中を押してあげたのは、素晴らしい友情だと感じました。ホント、ちかりこ尊いわ・・・。(「ちかりこ」とは、千歌と梨子のカップリングの事)
さて、気付けば、1期の残り話数は3話となりました。まあ、その割には、ここまでの感想を書くのに4か月半近くかかってますが・・・。10日に1度の投稿ペースなら、とっくに1期の感想は書き終わってるのにねえ。(汗)
残り3話については、先月プリキュアが放映休止だった時に一気見してきました。残り3話も結構濃い話で、キャプチャー画像数がかなり多くなるかも。そのため、感想作成に2、3週間かかる可能性はありますが、そこは気長にお待ちいただければ、と思います。
今回の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!サンシャイン!!」第10話「シャイ煮はじめました」の感想です。
浦の星女学院高校は今日から夏休みに入りました。
「サマーバケーションといえば?」
「はい、あなた!」

「やっぱり、海だよね?」
「夏休みは、パパが帰ってくるんだ!」
「マルは、お祖母ちゃん家に。」
「夏コミ!」

「ぶっぶー! ですわ! あなた達、それでもスクールアイドルなのですか? 片腹痛い、片腹痛いですわ!」



「だったら、何だっていうんです?」
「いいですか、皆さん。夏といえば、ハイ、ルビィ!」



「たぶん、ラブライブ!」

「さすが我が妹! 可愛いでちゅねー。よくできまちたねー。」
「がんばルビィ!」


「何、この姉妹コント・・・。」
「コントゆーな!」


いや、これはコントでもあながち間違いではないと思う。ヨハ子、ナイスツッコミ。略して、ナツコミ!(笑)
それにしても、ダイヤさん、「可愛いでちゅねー。よくできまちたねー」って、おいおい・・・。この溺愛っぷりは、あの堕天動画をハレンチと言っておきながら、ルビィの部分だけは相当再生したかもな。コメントもしたに違いない。まったく、このシスコン姉ちゃんは・・・。(笑)
「夏といえば、ラブライブ! その大会が開かれる季節なのです!」

「ラブライブ予選を目指して、Aqoursはこの特訓を行います! これは、独自のルートで手に入れたμ'sの合宿のスケジュールですわ!」
「すごい、お姉ちゃん!」



「遠泳10キロ・・・。」
「ランニング15キロ・・・。」
「こんなの無理だよ・・・。」
「ま、何とかなりそうね。」


「熱いハートがあれば何でもできますわ!」
「ふんばルビィ!」

さっきから、ちょこちょこ動くルビィがやたら可愛くて仕方ないんですが。一家に一匹はほしいですよね、こういうの。(「匹」扱いすんな(笑))
「何でこんなにやる気なの・・・。」
「ずっと我慢してただけに、今までの思いがシャイニーしたのかも。」

だろうな。スクールアイドルは認めないとか言っておきながら、ドヤ顔でμ'sの事を語ってたくらいですし。(笑)
だが、外はあいにくの暑さ。やる気は起きません。
直後、曜は、海の家の手伝いについて話題を出しました。
「そんな・・・。特訓はどうするんですの?」

「残念ながら、そのスケジュールでは・・・。」
「もちろん、サボりたい訳ではなく・・・。」

曜、「サボりたい訳ではなく」なんて言うのは、逆効果な気がするぞ。たいていそう言うと、相手は、サボりたいと受け取っちゃうと思うから。
それにしても、ダイヤは、なんつー顔してんだよ。スクールアイドルがしていい表情じゃねぇ。(笑)
そこで、鞠莉は、昼は海の家を手伝って、比較的涼しい朝と夕方に練習しようと言いました。
また、千歌は、合宿を提案。千歌の家は旅館。一部屋借りれば皆泊まれますし、目の前が海ですので移動もそんなにかかりません。
そして、翌朝4時に海の家に集合する事に。しかし・・・、


「梨子ちゃん、どうかした?」
「え・・・。ううん、何でもない・・・。」


とは言うものの、何かあるのは明白。梨子にはピアノコンクールの話が来ていて、出場するかどうか迷っているためです。
他のメンバーがそんな事を知る由もなく、その翌日・・・、


「結局、遊んでばかりですわね。」
「朝4時に来たら、マル以外、誰もいなかったずら・・・。」



言い出しっぺが来ないとか、ポンコツロードをどんどん歩んでいってるな、ダイヤは。(笑)
「ま・・・、まあ、練習は後からきちんとするとして、それより、手伝いは午後からって言ってましたわね、確か・・・。」



「はて、そのお店はどこですの?」
「現実を見るずら。」
「ボロボロ・・・。」



「それに比べて・・・、隣は・・・、人がいっぱい・・・。」


そうね。しかも、男がいないという。カメラが回っていないところで、スタッフ様が野郎どもを駆逐してんでしょうかね。(笑)
「都会ずら!」
「駄目ですわ・・・。」

「都会の軍門に下るのデース! 私達はラブライブ決勝を目指しているんでしょう? あんなチャラチャラした店に負ける訳にはいかないわ!」


「鞠莉さん・・・。あなたの言うとおりですわ!」


何だろう、この訳の分からん流れは・・・。っていうか、お隣、真っ当な営業してるのに、チャラチャラした店とか、酷い言いざまだな。(笑)
『これ・・・、何?』

「それで、この海の家にお客を呼ぶのですわ! 聞けば、去年も売上で隣に負けたそうではありませんか。今年は、私達が救世主となるのです!」


いや、わざわざ屋根の上で力説しなくても・・・。ヒーローは高い所が好きってやつに従ってんですかね。まあ、そうしたところで、ポンコツ度が徐々に上がっているようにしか見えないんですが。(笑)
「果南さん、トウッ!」

「さあ、果南さんは、このチラシを! 商売もスクールアイドルも、大切なのは宣伝!」
「はあ・・・。」


「あなたのそのグッラーマラスな水着姿で、お客を引き寄せるのですわ! 他の砂利どもでは、女の魅力に欠けますので。」


「なんか、顔が怖いんだけど・・・。」

鞠莉はかなりイケるクチなんじゃないかな。それにしても、こう見ると、果南って結構スタイル良いですね。普段鍛えてるからでしょうか。つーか、男が誰1人いないのに、水着姿で客を釣れるのか?(笑)
鞠莉と曜と善子は料理担当。

「ほい! 美味しいヨキソバ! ヨーソロー!」


「クックック・・・。堕天使の涙・・・、降臨・・・。」

「アンビリーバボー・・・。シャイ煮、コンプリート・・・。」


曜がなかなかの女子力を見せたのに、他2人は、怪しい実験みたいな事しやがって・・・。(笑)
料理だったら、千歌や果南の方ができるんじゃないのでしょうか。私だったら、千歌と果南を料理担当に回して、理事長とヨハ子をリトルデーモン(オス)フィッシング係に回していたかもしれませんね。(笑)
「さあ! これで客がドバドバと!」



「何で来ないんですの!?」

「こんにちわ。」
「あっ、はーい!」

「ここが、千歌達が手伝ってる海の家?」

「私、ヨキソバ!」
「ヘイ! ヨーソロー!」
「みんなに連絡したら、すぐ来てくれたよ!」

「最初からこうすれば良かったのにね。ホーント、ダイヤはおバカさん!」
「ホント、オ・バ・サ・ン!」

「一文字抜けてますわ!」

さっきからダイヤのポンコツっぷりが止まらねぇ・・・。しかも、生徒会長なのに、あいさつされないとは・・・。頑張れ、シスコン姉ちゃん。(応援、適当だな(笑))
そして、夕方・・・、


「さすがに、お店の後だとちょっとキツいね。」



「こ、こんな特訓をμ'sはやっていたのですか・・・。」
「す、すご過ぎる・・・。」


やってたっけ? 記憶にないんですけど。っていうか、「熱いハートがあれば何でもできる」とは何だったのか。ダイヤがだんだん小者化しているように思えてきました。(笑)
夜になり、夕食は、海の家で余った食材をどうにかする事に。ヨキソバはほぼ完売でしたが、シャイ煮と堕天使の涙はまったく売れませんでした。
とはいえ、食べてみたいと思うメンバーは多くいます。という事で、食べてみる事に。
「シャイ煮、美味しい!」
「でも一体・・・、中に何が入ってるの・・・?」

「フッフッフ・・・。シャイ煮は、ワターシが、世界から集めたスペーシャルな食材で作った、究極の料理デース!」

「で・・・、一杯いくらするんですの、これ?」
「さあ、10万円くらいかな?」


「じゅ・・・、10万円・・・。」
「高過ぎるよ!」
「え? そうかな?」


「これだから金持ちは・・・。」

まったくなあ・・・。私の給料の約半月分が吹き飛ぶとか、ホント困るぜ。(そういうリアルな事は語らなくていいから(笑))
次は、堕天使の涙を食べてみる事に。ルビィが口にすると・・・、


「辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い!」

それもそのはず。タコ焼きのように見えますが、入れてあるのはタコではなく、大量のタバスコ。
なるほど。涙を流すほど辛いタ(バス)コ焼きってか。「HUGっと!プリキュア」のさあやが好みそうだなあ。あの子、辛党だし。(笑)
それから少しして・・・、

同じ頃・・・、
「ピアノコンクール?」
「ええ。案内が来たらしいんだけど、あの子、出るとも出ないとも言ってなくて・・・。」
「いえ、千歌からは何も聞いてないですけど・・・。」


しばらくして、皆、千歌の部屋で就寝。

おい、理事長。どさくさに紛れて、セクハラやめーや。(笑)
「やっぱり・・・。この日って・・・、ラブライブ予備予選と同じ日・・・。」




その後、千歌は、梨子を起こして、この事を話しました。梨子は、ラブライブに出るつもりでいます。
「確かに、初めて知らせが届いた時は、ちょっと戸惑ったよ? チャンスがあったら、もう一度って気持ちもあったし・・・。」

「でも、みんなと一緒に過ごして・・・、ここに越してきてから、この学校や、みんなや、スクールアイドルが、自分の中でどんどん大きくなってきて・・・。」





「みんなとのAqoursの活動が楽しくて・・・。千歌ちゃんとの出会いも・・・。」


「自分に聞いたの。どっちが・・・、大切なのか・・・。」


「すぐ答えは出た。今の私の居場所は、ここなんだって・・・。」



「そっか・・・。」

「今の私の目標は、今までで一番の曲を作って、予選を突破する事。それだけ。」


「うん。分かった。梨子ちゃんがそう言うなら・・・。」

「だから、早く歌詞下さい。」
「えー!? 今言う!? それ!」

「当たり前でしょ? さ、風邪引くといけないから、戻ろ。」
「うん・・・。」


翌日も海の家のお手伝い。




そんな中、千歌、梨子、果南は、梨子の家でダンスの相談。
千歌は、出だしだけですが歌詞は書いてきたようです。「大切なもの」がテーマとか。
「大切な・・・、もの・・・。」





「あの曲・・・。」

この日も、シャイ煮と堕天使の涙は売れなかったようで。そこで、曜は、カレーにしてみました。

意外にも美味しいようです。
「パパから教わった船乗りカレーは、何にでも合うんだ!」

「フッフッフ・・・。これなら明日は完売ですわ・・・。」


悪代官みたいな顔すんな。ったく、スクールアイドルがしていい顔じゃねーよ。(笑)
そんな中・・・、

「わっ! 千歌ちゃん、どうしたの?」
「ううん・・・。何でもないよ・・・。ありがとう。」

それから少しして・・・、
「では、これからラブライブの歴史とレジェンドスクールアイドルの講義を行いますわ!」
「今から・・・?」


「だいだいあなた方は、スクールアイドルでありながら、ラブライブのなんたるかを知らな過ぎですわ!」


「まずは、A-RISEの誕生から・・・。ん?」
『ん?』


「鞠莉さん、聞こえてますか? おーい、ミス・マリー?」



「アギャー!」

その直後・・・、


どうやら、ダイヤの叫び声が、姉・美渡の気に障った様子。他の客に迷惑をかけるなと言わんばかりに睨んできました。
という事で、今日はもう寝る事に。

「目が・・・。目が・・・。」

ダイヤさん、あなたは「天空の城のラピュタ」のムスカか。この人、今話だけでどんだけネタ放出してんのよ。(笑)
そして、鞠莉は2夜連続で・・・。どんだけそのポジションが恋しかったんだよ、鞠莉は。いくら感動的なハグで仲直りした間柄といっても、少しは自重して下さい。(笑)
今夜も、千歌は梨子を起こしました。2人は学校の音楽室に。
「梨子ちゃんが自分で考えて、悩んで、一生懸命気持ち込めて作った曲でしょ? 聴いてみたくて!」


「でも・・・。」
「お願い・・・。少しだけでいいから・・・。」


「そんな、良い曲じゃないよ?」

「良い曲だね・・・。」
「千歌ちゃん・・・。」
「すっごく良い曲だよ。梨子ちゃんがいっぱい詰まった。」

「梨子ちゃん。」
「ん?」


「ピアノコンクール出てほしい・・・。」


「こんな事言うの変だよね・・・? めちゃくちゃだよね? スクールアイドルに誘ったのは私なのに・・・。」

「梨子ちゃん、Aqoursの方が大切って言ってくれたのに・・・。でも・・・、でもね!」
「私が一緒じゃ嫌?」


「違うよ! 一緒が良いに決まってるよ! 思い出したの・・・。最初に梨子ちゃん誘った時の事・・・。」


「あの時、私、思ってた・・・。スクールアイドルを一緒に続けて、梨子ちゃんの中の何かが変わって、またピアノに前向きに取り組めたら、素晴らしいなって。素敵だなって。そう思ってたって・・・。。」



「でも・・・。」
「この街や学校や、みんなが大切なのは分かるよ。私も同じだもん!」

「でもね・・・、梨子ちゃんにとってピアノは、同じくらい大切なものだったんじゃないの?」


「その気持ちに・・・、答えを出してあげて・・・。」


「私、待ってるから! どこにも行かないって。ここで、みんなと一緒に待ってるって約束するから! だから・・・。」




「ホント・・・、変な人・・・。」

「大好きだよ・・・。」

以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」第10話でした。
ダイヤの壊れっぷりが酷い・・・。良い意味で!
今話の感想を簡単に述べると、こんな感じですね(笑)。いやー、まさか、ダイヤが、あんなにはっちゃけるキャラだったとは・・・。ドヤ顔でμ'sの事を語ったり、それが全校放送で流れたあたりが、その予兆だったのかもしれませんが、あの壊れっぷりは予想外でした。
おかげさまで、ダイヤの行動一つ一つに大笑いし、ギャグ感想がすごく捗りました。(笑)
まあ、とはいえ、果南、鞠莉も含めて、すごく楽しそうだったのは良かったですね。3年生3人は、約2年前に仲違いしてから、笑顔を浮かべていた事が少なかったでしょうし。
あのきつい練習メニューはこなせずとも、早々と1、2年生といい感じに打ち解けられたのは、良い成果のように思いますね。
ラストでは、千歌と梨子の良い友情を見せてくれました。千歌も梨子もいい感じに変わりましたよね。そして、千歌は、本当に良い子だよな・・・。
梨子は、内浦に引っ越してきてすぐに、千歌からスクールアイドルをやってほしいと何度も言われては断り続けてはいましたが、実際やってみたら、少しずつ楽しさを見出し、Aqoursが自分の居場所とまで感じていました。人と人との出会いが人を大きくする、というのは、こういう事なんだろうな、と感心しました。
一方で、千歌は、今話もリーダーの資質が出ていたように思います。
千歌は、前作の穂乃果のような猪突猛進タイプで、梨子をしつこくスクールアイドルに勧誘してもいましたが、今話では、ラブライブ予選よりもピアノコンクールに出てほしいと、ただのスクールアイドルバカじゃないというところには感心しました。初めのうちはそうだったのでしょうけど、少しずつメンバーが増えて、今は上級生もいる中でのチームリーダーという事で、その自覚はだいぶ強くなっていったように思います。
周りをしっかり見て、スクールアイドル以外にやりたい事があれば、それを応援する。良いリーダーになってきたよな、と成長を感じました。
と言っても、梨子の意思を尊重して、ラブライブ予選に出るという選択肢も間違ってはいないでしょう。もし、他のメンバーがリーダーだったら、それで終わってたかもしれません。
ピアノを優先させたのは、千歌だったからこそできた事だと思いますね。ピアノに行き詰っている事を深く聞いたのは千歌だけ。その時に、ピアノは梨子にとってすごく大切なものだと感じていて、そう思っているのも千歌以外にはいないでしょう。
やってみて笑顔になれたら、また弾けばいい。諦める事はない。そう言っていたのは第2話と、だいぶ前の事ですが、そんな前の事を思い出して、ピアノをやる事に背中を押してあげたのは、素晴らしい友情だと感じました。ホント、ちかりこ尊いわ・・・。(「ちかりこ」とは、千歌と梨子のカップリングの事)
さて、気付けば、1期の残り話数は3話となりました。まあ、その割には、ここまでの感想を書くのに4か月半近くかかってますが・・・。10日に1度の投稿ペースなら、とっくに1期の感想は書き終わってるのにねえ。(汗)
残り3話については、先月プリキュアが放映休止だった時に一気見してきました。残り3話も結構濃い話で、キャプチャー画像数がかなり多くなるかも。そのため、感想作成に2、3週間かかる可能性はありますが、そこは気長にお待ちいただければ、と思います。
今回の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。