山中湖のキャビンの前を、軽自動車が通れるだけ雪かきして、スーツケース積み込んで新宿へ。諸々用事を済ませ、久々のカラオケで新曲を試す。俳句と同じで、いい曲を作ろうと思ったら、たくさん曲を聞かねばならない。聴けば聞くほどインスパイアされるし、逆インスパイアもされる。自分がどんな曲を作りたくて、どんな曲を作りたくないのか、あるいは作れないのか、がクリアになってくる。歌はいいなあ。歌や踊りのない世界はなんとつまらないものだろう。
カラオケの後で映画に行った。
iPhoneで「俺物語」のチケットを買ったつもりが、「傷物語」というのを見間違えて買ってしまっていた。座席について予告編を楽しみ、本編が始まってそこで初めて気づいた。ヘルシーでハッピーな猛男と凛子のラブコメを見るはずが、
超漫画オタク的なキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと阿良々木暦の吸血鬼青春物を見るはめになった。
この漫画のファン以外には決してわからせない内容で、怖いなあ、痛いなあ、わからないなあ、と思いながらようやく事件が始まった、と思ったらそこで終わった。上映は1時間しかなかった。傷物語は三部作で、次回は夏公開だ。これを続けて3時間見るのは辛いだろう。1時間半でもしんどい、ファンなら別だが。1時間ずつ三部作にするしかないのだろうなあ。館内に明かりがつくと、半分くらいの人が薄ら笑いしていた。もしかして、その全員が「俺物語」と間違えて「傷物語」のチケットを買ってしまったのだろうか。
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