「戦士」
久しぶりに一句一遊に句が読まれた。山梨かたつむり句会の徳さんも下五マジックのいい句を出して選ばれた。めでたい。句友桃瑪さんのFacebookの写真を見て、蘇鉄の花で十句詠んだ内の一句が、地味と言われた私の一句。聞き書き戦士かま猫さんが表記を確認して下さった。聞き書き隊は偉い、みな健気な戦士である。
ところで、最近ニックがチェロ友とスカイプしてて、チェリストのジョンが、俺は兵士だと言い出し、いやお前は兵士じゃない、戦っていない、と言い合いになった。それはチェロの兵士という意味らしいが、どんなんがチェロ兵士かよく分からんが、まあその後、犬の散歩している時私が、私も兵士、カビと闘う兵士、とボケてみたら、マジで、うん、お前は兵士だ、とニックが認めた。今年の梅雨はそれほど黴がひどかった。私の軽自動車のハンドルやシートがある日突然黴びた。運転しようとしたら、車内が黴に占拠されて出来なかった。洗濯小屋の壁一面、風呂場の天井が黴び、日が当たらない側の窓という窓、リビングの掃き出し窓のサッシも黴びた。新しい黴取りグッズを大量消費、黴の帝国と闘う革命の日々が続いた。コロナ節約で雨の日以外除湿機を切ってたのも原因だ。ニックの衣装と革靴だけはカビさせてはならぬのでがむしゃらに手入れしていたら、お前は黴ソルジャー(兵士)、いや黴ウォリヤー(戦士)だ、と褒められた。
