ミセスローゼンの道後日記

四月半ばの雪に目覚めし桜の芽


私はソファにはこだわりがある。
最も好ましいソファは、快適に昼寝のできるソファ。
最も好ましくないのは、寝ころんだ時、頭か足がはみ出すソファ。
今使っているのは、残念なことに、はみ出すタイプ。しかし無理もないのだ。今住んでいる山荘は、私のバケットリストにある「ホビットの家に住む」という項目にチェックできるくらい小さい。小さい家には小さい家具がつきもの。この可愛い小さい赤いソファに寝るたび、次女のまあちゃんが、小学生の時演じたミュージカル「ピノキオ」を思い出す。
幕が開くと小さなソファがある。ママとパパが、ピノキオに、早く寝なさいと言うが、ピノキオは明日から学校が始まるので興奮している。一曲目のTomorrow! を歌い、ソファに寝ると、帽子をかぶった頭と靴を履いた足が、小さなソファからぴんぴん突き出る。それだけで、ピノキオが木でできた人形なんだという感じが出てた。後で聞いたら、まあちゃんは腹筋をめちゃ使って寝てたそうだ。
赤いソファに寝るたび、あのシーンを思い出した。よいソファだった。しかしもう二年も楽しんだ。次女も来年大学生だ。そろそろピノキオは卒業か。
というわけで、新しいソファを買った。今月末に届く。
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